追い出し部屋

今は追い出し部屋はないと思います。

まず会社がリストアップした社員にコンサル(人員整理専門)会社が面談し
今辞めるメリットや次の会社への紹介や転職に向けてバックアップを約束します。

辞めさせたいリストの半分が辞める状態を作ると45歳以上対象の早期退職者公募が始まります。

注意点
最初に面談された会社が最も辞めて欲しい人が退職条件が良く
45歳以上の全社員を対象とした早期退職者募集は面談された人の条件よりは劣ります。

現在、早期退職者募集の希望人数は予定数をはるかに上回る状態です。

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>> 1 早期退職者のその後のリアルを知っているから、おいそれと上手い話には乗れない

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辞めて欲しい社員を知り合いの他社に良い社員ですよ～って紹介するの？ 良い社員なら手放さないでしょ！

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正社員であろうと契約社員であろうと社員を辞めさせることは業績悪化や規模縮小などの理由がない限り法律でできません。

追い出し部屋など作らなくても他部所や地方や海外へ飛ばすことは可能です。

これが前提です。

どうして業績悪化や規模縮小してる会社に残りたいのですか？さらにリストアップされてるのでその小さくなる会社で出世なんてできないのですよ？
その会社は数年以内に消滅して退職金もないような状態になる可能性すらあります。

能力はリストアップに関係ありません。その会社が現在や近未来に必要がない人がリストアップされます。
違う会社で能力を発揮することは可能なのですよ？

転職が上手くいかなかった人がいるのは当然です。確率は転職して良かったか失敗したかの5割なんで。
リストアップされ転職しなかった人がその会社に残り良い人生になる確率はもっともっと少ないでしょう。

そしてサラリーマンの9割は自分の能力がどれだけあるのかを知りません。引き抜きにあったり積極的な転職会社などに登録して面談し査定してもらう以外、自分の能力を知ることができないのです。

コンサルはリストアップされた一人当たり最低20時間、多い場合は100時間面談しそこを査定します。

知り合いの会社に紹介するのではなく本人の能力にマッチする会社を探し紹介するのです。

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実際あった事例を紹介しましょう。
計測機器の会社です。

販売商品のメンテナンス業務は8年後終了と各方面にアナウンスしました。理由は低価格化が進み修理して使うメンテナンス部門規模縮小です。

現在50代年収400万台のIT技術者Aさんはメンテナンス部門は無くなると8年前に知ってましたが自分がリストアップとは考えてませんでした。でもリストアップされてしまいます。

最初の面談で会社に残りたい意向でしたが定年で貰える退職金の120%の退職金と転職先確保を条件で合意しました。

面談を重ねAさんのIT技術者としての能力は並み以下と判明。時代についていけてないと寸評されました。

コンサルは計測機器会社の現在販売中の製品も古い化石のOSで動いてることに気づきます。
　
容量もスピードもセキュリティも求めないデジタル表示するだけなので保守切れでも何の問題もないから古いOSのままでした。

Aさんは口下手なのに当時開発にいた90年代のWindowsやTRONの話しは上機嫌で長い時間話しました。
その中であの頃のOSは癖がある、癖を見抜いて料理するのが俺たちだったと語りました。

最新OSに古いOSを現在部分使用している大企業に向けてAさんを売り込みました。

Aさんは給料は倍増し在宅勤務も勝ち取りました。
Aさんは新しい会社で出世することはありませんが充実した人生を手に入れたと考えています。

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