理系男子の科学者への道

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2022/08/13 08:43(更新日時)

おはよう!」
俺の名前は諸岡拓也。中学一年生だ。
「おはよう!沙織!」
彼女は大原沙織。俺の彼女だ。
「なぁ、沙織、今日の放課後図書館で勉強しようぜ」
「いいよー」

キーンコーンカーンコーン♪

「やべ、授業始まる」
一限目は理科だ。
「確か、第一理科室だったな」
「ねぇ、拓也。今日の実験って何だったっけ?」
「今日は酸素の発生方法だ。二酸化マンガンに過酸化水素水を加えるんだったっけな」

キーンコーンカーンコーン♪
「始めましょう」
「気をつけろよ沙織。過酸化水素水は手につくとやばいからな」
「分かってるって」

俺は思いもしなかった。この普通に勉強して、下らない話をして、部活をする他愛もない日常に史上最悪の試練が課される日常になるなんて。

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No.3604760 (スレ作成日時)

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