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蛇にピアスの伝えたい事

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おしゃべり好きさん
20/01/03 18:03(更新日時)

過去に芥川賞をとった蛇にピアスという映画を覚えていますか？
当時あの映画を見た時、ただ痛々しいだけの映画としか思えなくて何が伝えたいか分かりませんでした。
ただつい最近身近で特に生きていてやりたい事がない、楽しみもない、生きている意味が分からない、ただ死にたい理由もないけど何か刺激が欲しくてしてしまうと言った理由で自傷してる子を見ました。
普通自傷するのって悲しかったりする時に自傷することで精神が安定すると言うのは聞きますが、空虚感からしてしまう人っているのでしょうか？
その女の子も自傷代わりにピアスをよく開けていて、ピアスを開けることだけが今唯一の生き甲斐みたいになっている、初めはピアスを沢山あければ大人しそうに見られないだろう、かっこよく見えるといった理由で開けたらしいのですが、開けたら開けたで自分のしたい目的が達成されてただ虚しくなった。今ではもう虚しくなる度ピアスを何度も開け直してしまう。と話していました。
私には理解があまり出来ないのですが、身近にこんな女の子を見て、あぁそういう人もいるんだな。と思うと同時に、痛みを感じて生きていってるというところが蛇にピアスの主人公と彼女をシンクロさせてしまったのですが、無理にシンクロさせてしまい過ぎかもしれませんが、蛇にピアスの伝えたかったことって、毎日に満たさないで特に生きる希望もない若者達の中では痛みによって生きてる実感を得ている人の心情を描いたストーリーでいいでしょうか？
そういう若者ってこの映画の中でだけしかいないと思っていたのですが、実際リアルにもそれなりにいるのでしょうか？
ただ思うのが、痛みによって生きてる実感を得たいというのが生きてる実感なんてそんなに誰でも感じないと思うのですがどうして自傷という形で、生きてる実感を得たいとわざわざ思うのでしょう？そういう人たちって自傷して虚しい気持ちがなくなるんですかね？