世間知らずだった

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名無し
2018/01/23 12:41(更新日時)

高校生の時、付き合った人に結婚しようといわれました。私はウェディングドレスに憧れていたので、なんとかウェディングドレスを着るための費用を貯めようとそれから5年、必死で働いて結婚費用を貯めました。友達に遊びに行こうと言われても我慢して、洋服やランチ代も節約して何とか自分たちだけで結婚費用をまかなえるくらいためました。
いざ貯まったら彼に結婚式はしないと言われました。見世物みたいだから嫌だと。私はどうしてもウェディングドレスが着たいと説得しましたが、嫌々されても気分が悪いので結局結婚式はせず、籍だけいれました。
その資金はマンションの頭金になり、専業主婦だったため、名義は旦那になりました。
結婚後も彼は家事育児は一切手伝ってはくれず、仕事はすぐに辞め、私や子供たちに暴力を振るうようになり、耐えられずに20年目に離婚しました。
マンションは旦那の名義だったため、家は渡さないと言われて、子供たちの親権だけもらい、あとは着の身着のままで家を出ました。
すべて自分の決めた道なので後悔はしていません。ただ、今考えると私は本当に世間知らずで、考えが甘かったんだと反省しています。もっと自分の将来をしっかりと考え、自立した女性にならなくてはいけなかったと。
子供たちは当時の私より何倍もしっかりしています。自分の子供に教えられる毎日で、こんな母親からよくこんなしっかりした子供たちが育ったなと感心しています。親馬鹿かもしれませんが。　
私は今、穏やかな毎日を過ごしています。今からでも遅くない。自分の人生をしっかりと歩んで行こうと思っています。