本との出逢い

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2018/04/07 17:41(更新日時)

古典文学、ライトノベル、ノベライズなど本を語り合う場。


16/08/25 09:06 追記
今年読んだ本で感動した本、よかった本。
『ゲゲゲの女房』
『お遍路ガールズ』
『仮面ライダーオーズ』(小説です)
『輝天炎上』

16/09/23 06:14 追記
海堂尊『ブレイズメス1990』 あとがき解説は西尾維新さんが書かれています!

No.2320131 (スレ作成日時)

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No.251

考え方が変わる兆しはふつうの小説を読むということ。
この土壌は若い頃の『世にも奇妙な物語』のノベライズを読んだことがきっかけと思う。
この作品以降ドラマや頴娃がのノベライズを意識しながらラノベなどを読んでいく。
次のきっかけは海堂尊先生の『桜宮サーガ』シリアス。
デフォルメされた人物や架空の舞台設定の桜宮市を中心とした物語。医療問題のありとあらゆるところを切り込みながら端的に描写し物事の本質を貫く。
等身大の人物だけどデフォルメされてる魅力。
次のきっかけは『Advance OF Ζ ティターンズの旗の下に』と『サイボーグ009 完結編 GOD’S WAR conlution』。
『ティターンズの旗の下に』は物語の半分は裁判だからこの辺は『桜宮サーガ』の一部に通じる。
軍事と医療裁判はまたちがうけど硬派に書かれる物語は共通してる。
『009 完結編』は“神”について考えるきっかけ。石ノ森章太郎先生の作品は『仮面ライダー』の漫画、他小説などで土壌はこちらもあったけど『009』の00サイボーグ戦士、ギルモア博士、多彩なゲストたちが物語を構築しあとがきの亡き石ノ森先生と書き手である息子丈氏が物語にいたるまでの経緯。
これは作家の人生が伝わったあとがき。

No.252

『GODZILLA 怪獣黙示録』を読むと破滅願望や人類滅亡説というのが人間の内につくづくあるものと感じる。
ことごとく怪獣たちに蹂躙される世界各国。
日本の描写はおもしろかったところのひとつ。軍隊に徴用されるよりはマグロ漁船に乗って船酔いする若者たち。
だけど怪獣の被害がないわけではないが水産資源は回復していたという描写もまた興味深い。
また『インデペンデスディ・リサーシェス』にも通じる友好的な異星人に対して懐疑的な人が『怪獣黙示録』にもいるが主人公は彼らを嫌悪していた。
けど『怪獣黙示録』では人類が万や億単位で消えていくスケールは怖いこと。
さながら第三次世界大戦ともいえなくもない。

No.253

むかしNHKで放送された『ニコニコ日記』は漫画原作なんですね。
ノベライズがあるかと思ったらないみたい。
ざんねん。

No.254

本を読んでの感動は私はゆっくりじっくり入ってくる方と思う。
最初の読みは物語の流れや展開、人物などの情報などで頭がいっぱいになるから。
二度三度何度と繰り返して内容が頭に入ってきてからじっくりくる。
感想は何度も繰り返し読んでからあるもの。

No.255

少し前の放送の番組『セブンルール』でオードリー若林さんが他人におすすめの本は?と話題をふられてましたが自分がおすすめする本をすすめても他人は何も感じなかったという感想。
自分で選ぶのがいちばんというオチ。
本のどこにどう感動や感激するのはひとそれぞれで無数にあるから。
自分で探して自分が興味持つ作家さんや本を開拓していく以外にない。

No.256

「あさが来た」の原作小説を見かけたけどたまに手に取るには躊躇いある。
まだまだ読む本のジャンルの垣根を取るのはむずかしいもの。

No.257

『GODZILLA 怪獣黙示録』のガバラの章で出てくる褐色の少女ミラはミニラではないでしょうか。
ミラ、ミニラとニを抜いただけ。
人間に味方するところを見たら妖精か人間の姿に擬態したミニラぽい。

No.258

眉村卓先生の『時空の旅人』を再読してるけどもし歴史改変されたらどこかの歴史の流れで消えてしまう人物や出来事などあると感じてしまった。
小説『仁-Jin-』も南方先生が怪我した子どもを助けたがために歴史を変えた変わったかもしれないと悩み葛藤する場面があったと思う。
ドラマ『仁-Jin-』では医療技術が現実の歴史と少し違えた形で改変されたけどあの歴史の流れでなくなった人物や出来事もあると思うんですよね。良心的に解釈したら別な人物や出来事としてあらわれるかもしれないけどIF(もし)という可能性としかいえない。
映画『本能寺ホテル』で堤真一さんが演じてた織田信長は歴史改変を望まなかった。
歴史改変を望む者望まない者のちがいはなんだろうと考える。

No.259

『時空の旅人』によると時間は主軸と潜在的な流れのふたつがある。
歴史が修復するのと改変する力のふたつ。
これを人生のループに当て嵌めたらループしてる間は主軸か改変のいずれか。亡くなってないことを考えたら主軸な流れだろうか。
パラレルワールドはおそらく見えない壁の向こう側に存在しパラレルワールド側からしたらこちらの世界も壁の向こう。
無数に存在してるだろうけどそこには自分が存在してない別次元もあるはず。
生きてる限りはこの世界にとって何らかの役割を持って存在してるかもしれない。

No.260

『時空の旅人』では記憶を消された人間にとっては時間旅行をした者は夢であったというニュアンス。
これは夢であると感じさせられてるだけであり記憶を消されたに過ぎない。
だとすれば寝てる間の夢は当時の記憶を喚起しているかもしれない。
寝ている間の夢は異なる時間や次元の流れの別な自分と繋がっているのではないか。
あちらの世界にはこちらが夢、こちらにとってはあちらが夢。パラレルワールドが合わせ鏡のような世界なら無数の異なる自分と繋がっている?
『時空の旅人』ではわざと曖昧にし複雑にし時間や次元の流れをぼかしている。わざとわからないところはわからないくし読者に委ねている。

No.261

角野栄子さんの『魔女の宅急便』をようやく読みはじめた。
原作小説の方がジブリ映画より描写が細かい。
またキキの両親やジジについても冒頭触れらている。
魔女は『魔女の宅急便』の世界では衰退している一族なんですね。
水木しげる先生の『ゲゲゲの鬼太郎』の妖怪にも通じるところはあります。

No.262

小説『機動戦士ガンダムUC』7、8巻が欠けてたけどとりあえずブックオフに残りあったので購入。
福井晴敏先生は『キャプテン・ハーロック』を読んだけど『ガンダムUC』文章や描写がより細かい。
人物や描写を淡く書く作家もいれば逆にこと細かく人物や物語のディテールの端々まで書く作家もいる。

No.263

小説『ガンダムUC』の一巻二巻の袖付きと財団の取り引き。
アメリカと北朝鮮の対話政策にも似た不穏な空気が似通う感じがする。私がいま神経過敏だからだろうか……。
現実もフィクションにも世界には表と裏がある。

No.264

ガンダムUC二巻であらかじめ答えらしい言葉や表現は断片的に示されているぽい。
ニュータイプの在り方なども含めて……。
“灯台もと暗し”とはまさにこのこと📝。

No.265

海堂尊先生の『ブラックペアン1988』が『ブラックペアン』としてドラマ化。
桜宮サーガシリーズの過去編にあたる物語。
時代がまだ昭和から平成になるかならないかの物語。
若き日の世良先生を主人公にし彼が見た医療現場の一端というか一時代というか。
小説の方では世良先生が若き日の花房先生と「となりのトトロ」を見に行った場面があったけどドラマではたぶん割愛されるでしょうね(苦笑)。

No.266

『ガンダムUC』のフル・フロンタル、自らを“器”と称してたけどどこまでオリジナルの自己や自我を保ってたのか。
明らかにいくぶんはシャアの記憶やデータなどをもとに作られた強化人間であろうことは理解できるがフロンタル自身の自我や性格がいつまで存在しいつ消えたか……。
小説を読む限りにシャアである部分そうでない部分に解離がわずかか少し程度は見られる感じ。あくまで感じる範囲。
だけど物語後半に箱の真実を知った上で妄執に駆られたシャアの人格を自覚したか受け入れたかしたようにも感じられて素直にこわい。

No.267

小説『ガンダムUC』五巻でマリーダからバナージが彼が“強化人間かもしれない疑惑”を伝えてるが直後に彼女は否定してますね。
造られた強化人間とふつうに生を受けた人間のちがいということでしょうか。
この辺の会話はガンダムシリーズ特有の生々しい会話ですが複雑。

No.268

小説『ガンダムUC』オードリーことミネバはもちろんだけど主人公バナージそしてよきライバルたるリディ、このふたりもまた血に縛られた一族の系統はある意味ガンダムシリーズらしい。
だけど血に縛られた生き方自体に共感や好感は私にはない。
しかし血や家に縛られるのはむかしのドラマからよくあるお約束。
だけどこれらをどう受け止めるかで心、気持ち、感性はおろか人生さえ変えるかもしれない……。
ガンダムシリーズもまたゴジラシリーズ同様にある種の呪縛はあると思う。呪縛のない長期シリーズなどもしかしたら存在しないかもしれない。

No.269

小説『ガンダムUC』各人物たちの背景や細部が細かいぶん少々わかりづらいところある。
ロンド・ベル、連邦、ピスト財団、袖付きなどの各勢力や宇宙世紀になってから『UC』本編までの背景など凝りすぎな描写。そこが好きというひともいるかもしれないけど理解はしづらい作品かもしれない。
世界は陰謀で満ちているみたいな表現は福井晴敏先生にはなんというかわざとらしい表現みたい(苦笑)。
それだけ世界には表と裏があると言いたいか伝えたいのどちらかでしょう。
ただガンダム作品あるいはガンダムラノベにしてはわかりづらい作品。
ラプラスの箱を巡ってバナージ、オードリー、リディ、フル・フロンタルなど各勢力の人物たちがまた多い。
ジンネマンなどある程度できた人物もいるのはまた魅力はある。
文章や表現の端々に宇宙世紀ガンダムの(富野由悠季氏の『∀ガンダム』を除けば)総決算なところはある。

No.270

『ガンダムUC』のラプラスの箱の在りかを段階的に示していく物語。
はじめはかつて爆破されたラプラス官邸その次は『Ζガンダム』劇中の舞台にもなったダカール。
『逆シャア』で壊滅したラサから再び遷都されたというのもなんとも因縁深い地。一方では連邦政府の悪辣さも肌に感じてしまう。
ガンダムシリーズは必ずしも連邦が絶対正義ではなく潜在的な悪の一面を内包しそこにジオンやジオンの残党などが戦いを挑む物語でもある。
連邦政府への不信感は現実における国々の不信感にもつながるところあるからかんたんには言いあらわせない点はある。
福井晴敏先生は事細かに描写してる点は読みにくいところもあるけどまあ伝わる方。一回で理解できないのは言葉や表現の難しいところ。

No.271

小説『ガンダムUC』では言葉は言葉でしかなくうつろいやすいものとしてとらえられている。
だけど伝わる者たちに伝わればいいともいう。
ジオン共和国は宇宙世紀100年をもってニュータイプ神話と共にジオンの名と共に歴史から消えた。
オリジナルの碑文そのものは連邦政府を縛り偶然にもジオン・ダイクンのニュータイプ論と結びつき宇宙世紀100年の時代を呪縛していった。
オリジナルの碑文が宇宙世紀の早い時代や段階で明かされていたらその後の悲劇はなかったかもしれない“別の世界”。
富野氏の『∀ガンダム』でもディアナやキエルは言葉により戦いをなくそうと伝えてはいるが聞く者もいれば聞かない者たちもいる。
その意味では『ガンダムUC』『∀ガンダム』は同じ。
碑文や月の女王の言葉でさえ絶対ではないということかもしれない。
あとラストにフル・フロンタルにオリジナルのシャアの意識が憑依したかあるいはシャアに代表されるシロッコやハマーンなど宇宙世紀の悪役たちの怨念や残留思念がフロンタルという器に憑依したかもしれない。
シャアやフロンタルを器や礎にして……?

No.272

小説『ガンダムUC』最終巻でフル・フロンタルがアクシズ・ショックで宇宙の深淵を見たという発言。
たぶんにシャア本人の残留思念や意思が憑依したと考えられるけどガンダムシリーズには木星圏まで行った人物は多々いる。シャリア・ブルやパプティマス・シロッコ、ハマーン・カーン、ついでに木星圏にいるジュドー・アーシタ。
ジュドーは前向きなキャラだから悪しき怨念や情を生き霊としても残し憑依する可能性は極めて低い。
シャリア・ブルは『ガンダム』(アニメと小説共に)で天才的なニュータイプとそれなりに歳を重ねた出来た人物として演出されてたと思うから闇は少ない人物と思いたい。たぶんに木星圏でヘリウム調査や回収などで部下が悲惨な目に遭う場面は見てるでしょうけど。
むしろシロッコやハマーンの方が闇を抱えている一面があり結果的に『逆シャア』でシャアはハマーンと同じ愚行をおこなっている。
シャアが『Ζ』時期に連邦をエゥーゴ(とカラバ)という武力をもって連邦を変えようとしたが失敗に終わりミネバをハマーンのもとから救出しその後新生ネオジオン創立に向かう。
『Ζ』時期後半や描かれてない『ΖΖ』時期に連邦の闇を見て『逆シャア』でアムロに戦いを挑むも敗北。そしてアクシズショックで見てはいけない宇宙の深淵を見てしまい闇にとらわれた。
フル・フロンタルに何らかの形でデータや催眠、投薬などでオリジナルシャアの記憶やデータがつくられ移され彼が生まれた……。
フロンタル自身がつくられた人間いわば強化人間であることから何らかの不安定さを持ってたとしてもふしぎはない。
シロッコのデータはネオジオンが持ってるのはいささか考えにくいがハマーンのデータや記録は残ってるでしょう。ハマーンを通してシロッコの記録はあるかもしれない。
フル・フロンタルの内にシロッコやハマーンあるいはプルシリーズを含みまた異なる強化人間のデータがあったかもしれない。どこかでアクシズショックのシャアの意識を拾ったか掴むかしたのだろうか……。
フル・フロンタル自身は理解に苦しむ人物ではある……(--;)。

No.273

最近は『ガンダムUC』ばかりの話題なので購入したDVDのお話しを。
最近は『ゴジラ』『インデペンデス・デイ』そして『踊る大捜査線 THE movie 2 レインボーブリッジを封鎖せよ』など中古DVDの購入がマイブーム。
『ゴジラ』も本来はノベライズあるはずですがあいにく未入手。だけど『インデペンデス・デイ』や『踊る大捜査線』シリーズはあらかじめノベライズを読んでる。
DVDがだんだんと中古価格が安くなってるので見やすくなったのもある。
『ゴジラ』はもちろん古い作品ですが『インデペンデス・デイ』『踊る大捜査線』などは小説と比べるとまたちがうおもしろさがある。
映画DVD鑑賞という新しい趣味ができる感じもある。

No.274

小説『宇宙戦艦ヤマト』『さらば宇宙戦艦ヤマト』購入。
ただいまの時代に人類愛、地球愛、宇宙愛など申し訳ないけど空々しく聞こえる。
『六神合体ゴッドマーズ』も藤川圭介先生が関わっていてテーマ的には『ヤマト』とほぼ同じ。
いまの時代はなにかとぎすぎすしてるからおおらかでもない世の中。
七十年代みたいな時代にはなかなか戻れない。

No.275

コバルト文庫『宇宙戦艦ヤマト』二冊、『銀河鉄道999』、あと『六神合体ゴッドマーズ』『ルパン三世 カリオストロの城』絶版なってからかなり経つのになんとか手に入る。
『ヤマト』は諦めてたところあったから。

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