ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れると、エンジンの機種によっては時折加速時に、一瞬「カラカラ」というノック音が出ることはあります。

これはレギュラーガソリンの使用により、ノックセンサーが自動的に点火時期を遅らせ、その後も随時テストモードで点火時期を早めるために起こる現象です。

このテストモードで再びノッキングが発生すれば、一瞬早めた点火時期は再び遅らせるので、その後しばらくはスムーズに走れます。

このテストモード時に断続的に一瞬発生することがあるノック音を我慢すれば、ハイオク仕様車にもレギュラーガソリンは使えます。

ただ点火時期を遅らせるということは、エジソンのパワーは若干ながらも低下した上、燃費も悪化しています。

燃費の悪化に伴い、レギュラーとハイオクの燃料価格差は事実上帳消しになり、メリットはありません。

それを承知の上で、敢えてレギュラーガソリンを使用することは可能です。

私は新車の陸送関係の仕事に携わったことがあります。

新車納車前に入れてある約10Ｌのガソリンは、レギュラー/ハイオク仕様車の如何を問わず、レギュラーガソリンばかりでした。

もし全く使えないものでしたら、例え暫定措置としても使用はしないはずなのです。

あと41年以上前の触媒のない時代の旧いハイオク仕様車には、ノックセンサーがついていません。

これらの車にレギュラーガソリンを入れると、加速時には頻繁にノッキングを起こします。

即刻壊れるわけではありませんが、永い目で見て、エンジンのためには決して良くはありません。

<< 7 横レス失礼します。そんなに昔の古いハイオク指定車の場合、現在のガソリンはハイオクガソリンでも、そのままでは使えませんよ。当時は有鉛ガソリンなんで、バルブシートを対策品に打ち替えするか、添加剤を使用しないとバルブから圧縮漏れを起こしてしまいます。ノックセンサー云々以前の問題です。

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No.6 2016/03/16 19:12
匿名さん6

国産車でも、
トヨタ2ZZ-GEや1LR-GUE
日産VR38DETT
ダイハツJC-DET
等のごく一部の高性能エンジンはレギュラー厳禁になっています。

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No.7 2016/03/16 19:32
匿名さん6

>> 5 ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れると、エンジンの機種によっては時折加速時に、一瞬「カラカラ」というノック音が出ることはあります。 …
横レス失礼します。

そんなに昔の古いハイオク指定車の場合、現在のガソリンはハイオクガソリンでも、そのままでは使えませんよ。
当時は有鉛ガソリンなんで、バルブシートを対策品に打ち替えするか、添加剤を使用しないとバルブから圧縮漏れを起こしてしまいます。
ノックセンサー云々以前の問題です。

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No.8 2016/03/16 20:06
匿名さん5 ( ♂ )

>> 7 おっしゃる通りですが、現実問題、現在生き残っているハコスカなどの殆どが、最低限１度はエンジンのオーバーホールを経験し、その際にバルブシートの無鉛化対策は施してあるだろうということを前提に書きました。

ただその際にも圧縮比だけは、そのまま高圧縮比になっている場合もあり、この場合、レギュラーガソリンを使うとノッキングをするという意味合いでレス致しました。

でも旧車雑誌などを見ると、中には走行距離が極端に少なく、新車時から１度もオーバーホールをせずに生き残っているハコスカなどもあります。

こうした場合にはバルブシートの無鉛化対策は施されておらず、おっしゃるように、添加剤の注入が必要です。

ご指摘いただき、ありがとうございます。