学習しないバカ男

レス19 HIT数 6502 あ+ あ-


2015/02/18 15:44(更新日時)

最初に、、、これは実話です。

こんな最低、最悪な男が
いるんだなと思うような話です。

思い出しながら書いていきます。
文章、表現力が下手ですが
よかったら読んで下さい。

俺→上田聡(仮名

15/02/17 02:49 追記
すみません。
自分専用にします。

ゆっくり、ゆっくりしか
進みませんが興味ある方は読んで下さい。

かなり長編になると思います。

読まれてる方が多いようでしたら
感想スレも立てようかと思います

よろしくお願いします。

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No.2187055 (スレ作成日時)

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No.1

終わった。

No.2

待ってます(^^)

No.3

ある日の11月14日PM11時45分
俺は産まれた。

いや、産まれてきてしまった。

俺には姉が3人もいる為に
父、母、近所の人らまで
喜んだ。

ずっと女ばっかだった為に
「また女だろう」と思い
流産しやすくなる薬とか
運動とかを母はしてたらしい。

昔は今と違って男か女か
ハッキリ判断する事が出来なかった。
(昭和40年代)

そんな親の思いを裏切り
俺は産まれきてしまった。

No.4

母は「なんで流産しないんだろう」
と思ってたらしい。

今思えば、流産したかったよ

俺が産まれて「男」だとわかった
母は喜んだ。

父も仕事中だったのに
早退してまで見に来てくれた。

近所の人らまで、、、、

まぁ田舎だからね〜笑

名前は「聡」とつけられた。

何でもお寺の坊さんに
お願いしてつけてもらったらしい。
(何で坊さんだよ!)

俺は家族から溺愛された。(らしい)

父、母はもちろん、姉3人からも
溺愛された(らしい)

まあ姉3人らはオモチャ扱いで
俺と遊んでたらしいけど、、、

俺に女モノの服を着せたり
おままごと?させたりね。

まぁその時の記憶は無いけど、、

No.5

そんな溺愛?されながら
スクスク育っていった。

母は流産する薬なるものを
何度も飲んだり、お腹を叩いたり
してた為、無事に育ってくれるかが
気になってた。(らしい

1歳になり歩き、カタコト話し、
普通に育った。

3歳になった。
普通に育った。

この頃になると普通に話しが
出来るようになった。

近所に歳が近い子供もいて
一緒に話したりしてた。

何か違和感を感じた。

No.6

それは、、、

言葉がつかえる

頭では言葉が浮かんでるのに
口に出せない

俺だけ、、、

言語障害ってやつ?

母は「小さな時はよくあるんだよ、
気にしないで!そのうち治るから」

そう言われてた。

例えば、「僕の名前は聡です」って言いたいのに

「ぼ、ぼ、ぼ、僕の名前は、さ、さ、さ、聡です」ってなる。

俺は母の言う
そのうち治る!を信じてた。

やがて幼稚園に行くようにまで
スクスク育った。

まだ普通に話せなかった。

案の定、俺は幼稚園で
イジメにあう、、、

普通に話せないのは俺だけ
みんな俺の真似をして笑われてた。

母はまだ言う!
気にするな、そのうち治るよって
頭を撫でてくる。

No.7

俺も信じてたよ
それでも治らない。

姉3人は何ともないのに
何で俺だけ?、、、、

イジメられながらの
幼稚園時代はほとんど覚えてない。

ただ今でも覚えてる事がある。

現在でも今まで生きてきた中で
1番嬉しかった出来事、、、、

当時仮面ライダーなるものが
爆発的に流行ってた。

その仮面ライダーの自転車が
発売された。

俺は欲しくて欲しくて
たまらなかった。

でも裕福じゃない家庭だったので
買ってもらえなかった。

ある誕生日の日、幼稚園から
帰ってきた。

「今日は誕生日だから仮面ライダー自転車置いてあるかも?」と少しワクワクしながら家についた。

玄関を見渡す、、、

何もない、、、母と姉3人の自転車だけか、、、

落ち込みながら玄関を開けて
居間の方へ歩いていった。

No.8

「か、か、母ちゃん、ただいま〜」

「おかえり〜」

居間から母の声がする。

居間の襖を開けてびっくりした!




仮面ライダー自転車が
居間の真ん中に置いてあった!

俺は発狂した!

わぁぁぁあーーーー!

「か、か、か、母ちゃん!
こ、こ、これ僕の?」

興奮状態だった!

「もちろん聡のよ!幼稚園頑張って
行きよるけんご褒美たい」

母は笑顔で言った。

俺は「あ、、ありがとう」

そう言ってすぐ
仮面ライダーになり
試運転?に出かけた(おバカ

この流れはオッさんになった
現在でもハッキリ覚えてる。

幸せだった、、、この時は。

No.9

そして小学生になった。

小さな体に真新しい制服、帽子、靴
不安でいっぱいの小学校生活に入った。

ここで俺の容姿、、、
顔は女だらけの家庭だった為か
女みたいな顔をしてた。

身長は低め、色白、
そんな容姿のクセに短気!笑

No.10

そんな容姿、話しにつまる、
やっぱりイジメられ始めた。

特に女子からが
馬鹿にされた。

障害者〜!オカマ〜!など
言われ笑われてた。

入学して間も無く俺は
学校に行かなくなった。

母もイジメに気付いてたのか
何も言わなかった。

3日くらい休んだ頃に
母が近所に住む婆ちゃん(母の母)
の家に俺を連れて行った。

婆ちゃんの家には
デカい神様の像があった。

婆ちゃんは
その神様と話しが出来る。

そんな事を母から聞いてた。

鬼子母神という神様。

毎日色々な悩みを抱えた
人らが訪ねて来ていた。

例えば。

最近家族に悪い事ばかり起きる
何かあるのでしょうか?

No.11

はあ??

No.12

そんな悩みを聞かされた
婆ちゃんは名前、生年月日を聞き
鬼子母神様?の前に座り
お経を唱える。

お経は10分くらい、、、

お経が終わると婆ちゃんは
「フー」った溜め息をつき
ゆっくりと話し始める。

「最近、どこか山へ行かれましたか?」

「え?、、、、、えーと先週○○の山へハイキングに行きましたけど、、、それが何か?」

「あなたその山で大きな木にオシッコしませんでした?」

No.13

「え?、、、、、」
しばらく考えて
「そういえば、ハイキングの帰り道に
我慢できずに、、、、何で知ってるんですか?」

婆ちゃんは悲しそうな顔になり
「○○さん、木には精霊などが宿っています。全ての木とは言いませんが
○○さんの用を足された木には神様がいました。神様が怒っています」と言った。

「本当ですか?、、、、」
何やら信用していない顔

「今、○○さんの娘さん、原因不明の高熱が続いてますよね。」と婆ちゃん

「今からすぐに○○の山へ行かれ、
その木にお供え物を持って行き、
手を合わせて来て下さい。そうすれば
娘さんの高熱もすぐ下がります」
婆ちゃんは笑顔で言った。

原因不明の高熱で藁にもすがる思いで
来たであろう○○さん

「わかりました。すぐ行ってきます!
ありがとうございました。料金はいくらでしょうか?」

「お代は娘さんの熱が下がってからで結構ですよ。それに料金は気持ちですので、いくらでも結構です」
と婆ちゃんはまた笑顔で言った。

後日、娘さんの高熱も下がり、
○○さんは婆ちゃんの手を取り
何度も何度もお礼を言ってた。

こんな話しを聞いても
俺は「本当かよ!」って感じだった。

そう、俺は信用してなかった。
神様なんかいるかよ!
そう思ってた。

母「聡も学校帰りに婆ちゃん家に行って毎日手を合わせてきなさい」
と言われてた。

No.14

でも行かなかった。

いや、最初の何回かは行ったが
何の変化もないので「はいはい」
みたいになり行くのをやめた。

そんな俺を見てた母
「聡!最近行きよらんど?ちゃんと信用して一生懸命お願いしないから治らんとたい!」て言われてた、、、

子供ながら
「は?何で俺だけ?こんな体になったの俺のせい?バカらしい、、」
そう思ってた。

そんな態度で学校にも行かなくなったもんだから無理矢理連れて来られた。

婆ちゃん家の中へ入り
鬼子母神様のある部屋へ行くと
婆ちゃんが笑顔で待ってた。

婆「お〜聡かい!久しぶりね!
今日はアタシが参ってやるけんね!
聡も一生懸命にお願いせなんよ!」

俺は頭をかきながら
「は〜い」とテンション下がり気味で返事した。

婆ちゃんの横に座るよう言われる

もちろん正座!

お経が始まる、、、、

俺は手を合わせてお願いする
「どうか治りますように」

一生懸命にお願いした。

10分経過、、、、

心の声
(あ〜まだ終わらんとかな、、、足が痛いやんか、、、あ〜今日の夕飯何かな〜、、、、、、、アッ❗️余計な事を考えてしもた、、、、どうか治りますように❗️、、、、あ〜足が痛い、、、あ〜帰りて〜、、、、、)

やっとお経が終わった。

長いわッ‼︎‼︎‼︎
と心の中でツッコミをいれた。

婆ちゃんはニコニコしながら
俺に「聡!神様にお願いする時は信用してないとダメよ!しかも聡は身内だから尚更!」

何と俺の心を読まれた、、、

それでも俺は信用してなかった。

No.15

婆ちゃん家を出て家に帰った。

速攻ふとんに入った。
(あ〜あ、死にたいな〜)

小学1年で、もう死にたい願望が
芽生えてた。

その日は、そのまま熟睡した。

次の日の朝、母に叩き起こされた!

嫌がる俺を強引に手を引き
学校へ連れて行く母、、、、

泣きながら抵抗したが
母の力には勝てなかった。

学校の中へ入ろうとする母に
「わ、わ、わかったけん、ち、ち、ちゃんと、学校行くから!か、か、母ちゃんはもう帰ってよ〜!み、み、みんな見てるた〜い!」

そう母を説得して帰した。

俺は腹を、くくって学校へ
1人で行った。

やっぱりイジメられたよ。

でも何人かの男友達は
喜んでくれた。

それだけが救いだった。

その日から学校へ行くように
なった。

相変わらず女子からは
イジられるけど、男友達が
かばってくれた。

婆ちゃん家には
行かなかった。

神様なんかいない、、、、

あの日までは
そう思ってた。

No.16

当時俺らの田舎では
コックリさんたるモノが
流行っていた。

俺は、そんな超常現象みたいな事は
信用しないので「バカやな〜!誰かが動かしてるに決まってるじゃん」
そう思ってた。

コックリさんとは?
紙に「あ」〜「ん」までの五十音順をかく。紙のどこかに10円玉を起き
人差し指で10円玉を押さえる。
例えば3人でやるなら3人で押さえ、1人なら1人で押さえる。

押さえたら北の方角をみて(南だったかな?)「コックリさん、コックリさん、いらっしゃったらお入り下さい」とか言う。(あんま覚えてない)

次に「コックリさん、コックリさん、いらっしゃっいますか?」と尋ねる。

すると押さえてる10円玉が
勝手に動き出し、紙に書いてある
「はい」「いいえ」の「はい」の
上に移動する。(ありえん)

次からは聞きたい事があれば
コックリさんに質問すると
10円玉が文字に移動して教えてくれるとゆう遊び。

ちなみに、俺はした事なかった。

でも姉らはしてた。

そして、ありえん事が起きた

No.17

ある日の事、

俺は家の前で近所の子供らと
遊んでいた。

家には2歳上の姉の友達が
2人遊びに来ていた。

俺らが外で遊んでると
家の中から「キャーーーー!」
という悲鳴が聞こえた。

俺らがびっくりしてると
家の中から姉と姉の友達1人が
裸足で外に飛び出してきた。

「助けてーーーー!」と
姉は叫んでる。

その日は日曜で父も外にいた。

姉らは父の後ろに走って隠れた。

父は、ただならぬ姉らの形相を見て
「どうした?何があった?」

震える姉は
「コックリさんしてたら、、、○○ちゃんが、○○ちゃんが〜

No.18

泣きじゃくりながら
一生懸命言おうとしてるが
何だかわからない、、、、

すると、家の中から
その○○ちゃんがゆっくり裸足で
出てきた。

俺らは○○ちゃんの顔を見て
びっくりした。

目は真っ赤に充血し
口は耳くらいまで裂けたような
感じになってた!

「うわっ!」
俺らは後退りした。

何やら言ってる

「俺を殺せ〜、俺を殺せ〜」

まるで地獄から聞こえるような
低い声で言ってた。

もう○○ちゃんじゃなかった。

○○ちゃんは
父の方へゆっくり近づいて行く。

「殺せ〜!早く殺せ〜」

父は近くにあった木の棒を
握りしめ言う
「来るな!来たら殴るぞ!」

「お〜殺してみろ〜」

母もやってきた。
母はすぐ異変に気づき

「聡!婆ちゃん呼んできて!」
俺を見つけた母はそう叫んだ。

No.19

俺は「何で婆ちゃん?」
そう思いながらも
走ってた。

婆ちゃん家についた。

婆ちゃんは神様のある
部屋に座ってた。

俺は身振り手振りで
言葉につまりながら
説明した。

すると婆ちゃんは
何も言わず神様のとこに
置いてあったタバコのカートンを2個つないだ様なフワフワしたものを
持ち、「なら行こうか」
と笑顔で俺に言った。

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