満ちて廻る

レス1 HIT数 1533 あ+ あ-


2014/04/09 21:33(更新日時)



32歳、子持ち主婦、会社勤め。

家族の為に主婦業をこなし、正社員として勤めることは決して楽なことではない。

大切な旦那や子どもの為に、そして自分自身の幸せの為に私は今の生活を守っていきたいと思っている。






年下の男。

背が高く筋肉質な細身の身体に長い手足。
小さな顔と華奢な首筋。

冷たい眼差し。
馬鹿にした口調。
優しくないsex。

苦しいだけなのに求めてしまう月に一度の時間。







No.2080693 (スレ作成日時)

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No.1

あの人とどうなりたいかなんて解らない。

ただもう逢えなくなるんだと思うと考えるより先に言葉が出ていた。

「電話番号教えて?」

「いいよ。もちろん」

私は急いでレシートの裏に自分の番号を書いた。

手先が震えて上手く書けない。

赤面し全身が震える程緊張していた。

自分が書いた数字に間違いがないかを確認し彼に手渡した。

「すぐに連絡するから」

そう言い残して彼は職場に戻った。

私は今日で転勤になる。

といっても自宅から通える範囲での職場移動なのだが、ここに勤める彼と逢えるのは今日が最後になるところだった。

彼が去った後、休憩室にある鏡で自分を見た。

恥ずかしいぐらいに赤面している。

まだ震える全身をなんとか落ち着かせ無理矢理思考を働かす。

「私はどうなりたいの?何を望んでるの?」

答えは出そうになかった。

ただ私の本能は呆れる程正直に反応し、触らなくても解る程に濡れていた。

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