覚知

レス3 HIT数 1162 あ+ あ-


2013/08/31 01:27(更新日時)

自己覚知

人と人とのやりとり(人間関係)には自分と相手という主体が存在します。
自分と相手という2つの主体がそれぞれに同じものやことを見たり聞いたりしたときにその感じ方は同じでしょうか❓同じではなさそうですね。

たとえば一匹の鳥がいたとします。同じ鳥でもある人は大きい鳥と思いある人は小さい鳥とおもうかもしれません。

またある人は可愛いと思いある人は怖いと思うかもしれません。
それは誰かが正しく誰が間違っているのではなくどういうものとおもうかという捉え方の違いです。

この物事の捉え方を認知といいます。

自己覚知とはこのような物事の捉え方=認知について自分にはどのような傾向があるかをしることです。

じこは人間関係を築くうえで大変重要です。とりわけ介護従事者が支援を必要とする人と信頼できる人間関係を築いていくためには自分がどのような認知傾向があるかをしることが必要です。

なぜなら自己覚知によって自分の考えを相手に押しつける危険を避けることができ、本当に必要な支援を行いやすくなるからです。

たとえば主にベッドで生活している高齢者の介護をする場合を想像してみましょう。

先程の例で自分は鳥をこわいものと思う性質で利用者は鳥を可愛いと思う人だとします。

利用者のベッドから見える庭で鳥が遊んでいる状況を考えてみます。

自分が鳥を怖いと思う傾向にあることを自分でわかっておらず、それが普通で正しいと思い込んでいると利用者に何も聞かずに鳥を追い払ってしまうかもしれません。

利用者が鳥を可愛いと思い変化の少ないベッドの生活のなかで鳥が現れた事を喜んでいる場合には気分を害するかもしれませんね。

この例には介護従事者が自分の認知の癖を知らなかったために利用者に自分の価値観のを押しつけをしてしまうことになります。

もし自分には鳥=こわいものと考える傾向があると自己覚知できていれば、追い払う前に利用者に鳥がいますね。
どうしましょうか❓と聞くことができるでしょう。
利用者は鳥をそのままにしておくことを望み久しぶりに楽しい時間を過ごせるかもしれません。

自己覚知ができていると相手の認知に対する思いやりがうまれ受け入れやすくなるのです🙇

皆さんはこれ読んでどうおもいましたか❓

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No.1994693 (スレ作成日時)

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No.3

簡単に言えば、自分のものさしじゃ他人は計れないよ、ということでしょ?

ミクルには多いからねぇ、他人を自分のものさしでしか計れない、視野の狭~い人達が(笑)

No.2

要するに、自分が物事に対してどんな主観的な考えをしているかを知ることが大事なんですね。
客観的に自分を見つめると、冷静に判断できる。

No.1

言われるまでも無い、ごく当たり前の事…と思った。

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