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‡迷宮手帳‡

レス209 HIT数 7496 あ+ あ-

いぬマン( 6FpT )
06/08/11 00:39(更新日時)

こんばんは。
◇アヌビス◇
とかいうアホ系ストーリー のスレ主です。
~('.')~
今回はソフトホラーを書き込む…
いえ、妄想したいと思います。

よろしければ、暇つぶしに覗いてやって下さい。



>アヌビスヲ ミテクダサッタ カタガタヘ
※今回はゆったりとスレをワイドに使って、長期的な手で書き込みたいと考えていますので、レスの更新スピードはアホスレより遅くなります。御了承を。

(*_*)…チョウキテキナ テ?

      (`ヘ´)
    …コレモアホケイカ?

       シッコクノアホ
      いぬマン

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No.165469 06/06/24 00:25(スレ作成日時)

新しいレスの受付は終了しました

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No.51 06/07/01 23:52
いぬマン ( 6FpT )

第25ページ目

レスティ
「あっあれ?
また違うとこに出たよ!!」

逃げ切った三人を待っていたのは全く新しい場所だった。

レスティ
「入って出た
だけなのに何でこうなるんだ…?」

そこには扉から一直線に細い道が続き、周りは石壁に包まれている。

テトラ
『解らぬ………
だが、ここには複数のエリアがあり、
扉や門をくぐる際に様々にとばされるらしいな。』


スレイド
「…」

二人の話をさえぎるように、スレイドはその場に腰をおろす。


スレイド
「……休憩だ。」


‥テトラはスレイドの言葉に自分が激しく息をきらしていることに気付いた。

No.52 06/07/02 16:20
いぬマン ( 6FpT )

第26ページ目

テトラとスレイドが魔人宮に入って、既に※数時間の時が過ぎたように感じられた。

魔人宮…それが何を意味しているものなのかは依然判明していないが、テトラの中で確信があるのはそれが人により建てられ、また人により祭られたものであるということだった。

それは、先の礼拝堂。…そして悪霊に取り憑かれた死人達の姿が物語っている。

死人の中には帝国騎士達の姿もあったが、その殆んどが一般服、ドレス等と戦闘員とはとても思えない身なりをしていたからである。
…つまりは以前ここで、探査や戦闘を目的としない日常的な何かを行っていた者達がいた。と推測出来た訳だ。

さらに、時間の流れも中と外はデタラメのようである。

騎士団が入る以前いつ立ち入ったか知れぬはずが、死人の腐敗はある一定の所で止まっているのだ。




※数時間
=この場合、5・6時間の意を採用しています。

No.53 06/07/02 18:17
いぬマン ( 6FpT )

第27ページ目

レスティ
「へぇ…
外では一週間も
過ぎていたんだね。
僕はせいぜい2・3日だと思ってたよ。」

テトラ
『この中では外の理屈は通用しないと考えた方がいいようだな。』
3人は休息を取ることとして、テトラは※結界をはることにした。

結界は4つの力の1つ「光」と呼ばれる力である。

それは結界を築く範囲を四角形として、その角四隅にテトラのつくり出す光のオーブ(玉)を配置する。
そうして結ばれたスペースには、魔の者が手出しはできない。


※範囲の広さは術者の能力により異なる。

No.54 06/07/02 19:32
いぬマン ( 6FpT )

第28ページ目

レスティ
「でもわからないと言えば、テトラちゃんの4つの力…
TETRA(4つ)?
 ああ!それでテトラなんだね!?
小さいとき、※テトラポットちゃんとか呼ばれなかった?」

テトラ
『お前も胴と頭が離れ離れになってもよければそう呼ぶがよい。
‥グウゼン ダガ

…《ちゃん》も同様にな。』

レスティ
「…ゴメン‥υ」

テトラ
『魔人殺しの力を使うのに必要なのは、
イメージすること…
そして願うことだ。
…逆に言えばそれだけで発動してしまう‥』

レスティ
「…なんか過去がありそうだね‥υ
詳しくは聞かないよυ
でも、現にこの力で僕は救われた。
素晴らしい力じゃないか!!」

レスティは時が過ぎてきえぎえになった剣の炎に目をやった。

テトラ
『ふふ…だがいっぺんに使い過ぎた。
スレイドが止めてくれなければ直ぐにバテていたかもな。』

テトラはそういってスレイドに微笑みかける。

スレイド
「お前は常に力み過ぎている…
相手が強力で得体が知れぬ時ほど冷静でなくてはなるまい。」


テトラ
『ああ…そうだな。』

※テトラポット
護岸用ブロック。海にあるやつ。
TETRA=4つ(ギリシャ)

No.55 06/07/02 19:40
いぬマン ( 6FpT )

>¢§+,+§о<
♪テトラの叫び

さんまさん
久々見るとめちゃ面白ぉおおおぅい!!!

~('.')~<…オモシロイ!

‥あ、でも
※マルコ・ポーロ物語見過ごした↓

  ♪⌒¢§+,+§о


※ちびま〇子ちゃん

No.56 06/07/02 19:46
自由人56 

いつもお疲れ様です。(´∀`)

No.57 06/07/02 20:19
いぬマン ( 6FpT )

>> 56 こんばんは。

自由人56さん
レス有難う
  ございます。

いや~、ここまでアホ系レス以外説明くさくてすみません!(爆)

ファンタジアは一つずつ説明が必要でメンド……いやっ!!
難しいです。(笑

でも取り合えずレスは繰りかえそうとおもいます。~('.')~

有難う
ございました。


      シッコクノアホ
      いぬマン

No.58 06/07/03 00:14
いぬマン ( 6FpT )

第29ページ目

剣の炎が消え失せた…

レスティ
「消えた‥

凄く大切に手入れしてるみたいだし、この剣はテトラに返すよ。」

…しかし彼女は隣で寝息をたてている。

レスティ
「お疲れか…。」

スレイド
「それは
貴様が持っていろ……
それとも
死にたいのか?」

レスティ
「君に言われると
言い返せないな。
…  ‐そうだっ!
君二本剣あるなら一本貸してよ!」

レスティはスレイドが普段いぬくことのない金の刀剣を示す。

スレイド
「……断る。
この剣は俺以外には指一本触れさせぬ‥」

レスティ
「なんで…?」

スレイド
「戦火の下くち果てた我が唯一の友との誓いだからだ。」

レスティ
「そうなんだぁ…
よくは解らないけど‥
ごっ‥ごめん…υ」

スレイド
「…フフフ‥
ここには居る気がする…
この俺の命を消すことのできる強者がな…」

スレイドはにやりにやりと奇怪な笑みを浮かべた。
その鋭い眼光をギラギラ光らせながら‥


スレイド
「俺が金のつるぎを
 抜くのは
これが最後時と
   覚悟した時…


‥ただ
  その時だけだ…。」

No.59 06/07/03 02:51
高校生13 

お久しぶりです。高校生13です。アヌビスに引き続き、いつも楽しく読ませて頂いています。
物語の複雑さに、とても驚いています。続きが気になる作品ですね。
大変でしょうが頑張って下さい。勿論アホ系も楽しみにしています(^-^)笑

No.60 06/07/03 19:46
いぬマン ( 6FpT )

>> 59 こんばんは。

高校生13さん
レス有難う
  ございます。

お久しぶりです。
そして、返事遅くてすみません。
     ~('.')~

なんか完全に文字だけ(しかもルビをふれない)、ということを把握せずに書き込みを始めたので、予想外の難しさを感じています。(笑

下地になる設定的な部分はこれぐらいにして、ここからは話をどんどん進めていく展開でいきたいと思います!(敬礼)

有難うございました。

      シッコクノアホ
      いぬマン

No.61 06/07/03 20:05
高校生9 

おいっす(`∀´)
テトラも結構お茶目ですなぁ、あんな落書きしまくって(笑笑)
確かにルビ振れないのは大変そうですね。でも読んでる方(俺視点)としてはおかしく感じませんから、バリバリやっちゃって下さい(´∀`)
これからも頑張ってくだせぇ(・ω・)/

No.62 06/07/03 20:42
いぬマン ( 6FpT )

>> 61 こんばんは。

高校生9さん
レス有難う
  ございます。

お久しぶりです。
ちょっと安心しました
(笑
本みたいにさし絵とかがあれば一発で表現できるのになぁ。とか考えながらやってます。(笑

ここからも、そういったモノの対応として、比喩や造語。また普段使わない言い回しなど所々出てくるかもしれませんが、意味は分かる範囲で頑張ります!(爆)

有難うございました。

      シッコクノアホ
      いぬマン

  • << 66 またしばらくレスは控えようと思ったけど一言 挿し絵がないからこそっていう場合もありますよ。今回のお話も絵がないからこそ引かれるのかもしれません(・ω・) まぁ俺達は(勝手に複数)いぬマンさんに引かれたっていうのもありますし、のびのびやってくれると読む方も楽しいですo(^▽^)o それではまたただの読者に戻ります。さらばじゃっ(`∀´) P.S.いつかアフォックスと語ってみたいな笑

No.63 06/07/03 22:43
いぬマン ( 6FpT )

第30ページ目

それからまた少しの時が経過し…

石のブロックに包まれたその細い空間で、テトラは夢をみていた‥



‐【テトラの夢】‐

…そこは
真っ黒な世界。


      そして
   彼女の目の前には
    一人の男性が
   浮かんでいる‥

テトラ
『何者だ…?』

ウィヘルム卿
「テトラ…
   私だよ‥」

…それは
彼女の父親だった。

テトラ
『父上‥
…何故このような
ところに!?』

ウィヘルム卿
「お前が
心配だからさ…


さぁ、ここは危険だから一緒に帰ろう。

私はね、ここの出口を知っているんだよ。」


テトラ
『……』



     ウィヘルム卿
     「さぁ…」



テトラ
『……お断りします。

お言葉ですが、私にしかその危険を取り除くことは出来ません。

…《魔人殺し》の力を持つ者として、いかなる絶望にも屈するわけにはいかぬのです!』



ウィヘルム卿
「魔人殺し…






    …そうか‥





そういえば‥
お前がまだ小さい頃、

…ふふっ。






私はお前の炎に腕を焼かれてしまったっけ‥








 お陰でそれ以来
半身が動かなく
 なってしまった。」








…それは今から12年前の出来事だった…






彼女はいつの間にかあの幼き自分に帰っていた…

No.64 06/07/04 00:24
いぬマン ( 6FpT )

第31ページ目

テトラ
『…………え?

パパ…‥


‥どうしたの?

……………え?

   ‥テトラが?

  …なんで‥?

…イヤ‥

  ……なんで‥?』

ウィヘルム卿
「それはね…

テトラがお願いしたからだよ‥

私が憎い…
私を燃やしてしまいたいと…。」

テトラ
『違うっ!
テトラはそんなこと思って無いもん!!


…だけど‥
パパがピアノでぶったから‥』

ウィヘルム卿
「わかっているよ。
…あの時の稽古は厳しくしすぎたからね。

お前にそう思わせた私が悪いんだ。

‥でもあの炎で私の魂は大きく傷ついてしまった…

お前の緑水で治せないかい?」

テトラ
『やってみる!!』




ウィヘルム卿
「あ…待ちなさい。
どうやら奴が来たみたいだ。」

テトラ
『やつ…?』

ウィヘルム卿
「魔人だよ…ほら
見て御覧‥」

…彼が指し示す先には、真っ暗な視界の中にぽつりとこちらへ向かって来る光が見えた‥

ウィヘルム卿
「結界は間に合わない…

闇の力を使うんだ‥
…封印の力をね。」



テトラ
『やみ?…
‥わからない‥


‐テトラやみ
   出来ない!』



…向かって来る光はすぐそこまで来ていた。

No.65 06/07/04 00:39
いぬマン ( 6FpT )

>¢§-.-§ρ
ζテトラの落書き

◇いぬマン
   VS
   アフォックス

*二回戦*
アフォの討論対決
   [その一]

議題
【〇ザエさんのオープニングで、最後横一列で前進してくる時の歩き方について】

いぬマン
『キレてんの?』

きつねマン
「キレタァナイッスよ!!!」

いぬマン
『まず俺が疑問に思うのは、あの歩いている時の首の振り方だ。
 ♪   ♪
♪ デレデッ!デレデッ!
  デレデッ!デレデッ!
 ♪   ♪  ♪
っていう音楽と共に威圧的に行進して来る様は真に脅威だ!』

きつねマン
「あれは、ただ単に健康のためだと思いますが?」
『ほう、健康のため?
貴方それは確証があって言ってますか?
ちゃんとデュークさんに確認はとったのですか?』

「デュークさん…
 うぐっ‥それは…
大体この議題が不適切ですよ!
それよりも※マルコに出てくる、メガネかけてる「はなわくん」が好きな彼女の犬でしょう!!
何故あんなに賢いんですか?
あれでは完全に犬の形をした人間ですよ! 」

『ふ…フフふ‥
……ぶははははは!!! アフォックスさん、それなら〇ザエさんのタマもでしょう。』


*いつかに続く→


※ちびま〇子ちゃん

No.66 06/07/04 00:57
高校生9 

>> 62 こんばんは。 高校生9さん レス有難う   ございます。 お久しぶりです。 ちょっと安心しました (笑 本みたいにさし絵とかがあれば一発… またしばらくレスは控えようと思ったけど一言
挿し絵がないからこそっていう場合もありますよ。今回のお話も絵がないからこそ引かれるのかもしれません(・ω・)
まぁ俺達は(勝手に複数)いぬマンさんに引かれたっていうのもありますし、のびのびやってくれると読む方も楽しいですo(^▽^)o
それではまたただの読者に戻ります。さらばじゃっ(`∀´)
P.S.いつかアフォックスと語ってみたいな笑

No.67 06/07/04 19:44
いぬマン ( 6FpT )

>> 66 今晩は!(バージョンアップ)

高校生9さん
有難うございます。

出てくるものが大体空想的なものばかりなので、視覚的な表現が必要なのかなぁ‥
→と思っていたので、かなり安心しました。有難うございます。

それぞれのイメージで読み進めて頂けるように、今後も努めて行こうと思います。
有難うございました。

    シッコクノアホ
    ~('.')~
    いぬマン

No.68 06/07/04 23:16
いぬマン ( 6FpT )

第32ページ目

テトラ
『駄目だ!

  ‐出来ない!!』


レスティ
「……………え?」


‥向かって来た光は魔人宮の灯火…
現実への夢の出口だった。

テトラ
『あ‥ああ。
  夢か…。』

スレイド
「…体力は
  大丈夫か‥?

‥ずいぶん楽しそうな
夢を見ていた
    ようだな‥」


テトラ
『………ああ。
  もう平気だ。』

鼻で笑っているスレイドにテトラは凜として平然と応えて見せる。

テトラ
【私の手に余る相手が現れたら…

闇… 封印の力か‥】

レスティ
「それじゃあ…
そろそろ先を
   急ごうか!!」


三人は横目で軽く合図すると、再び歩き出した。


細く続く先の小さな
《闇》に向かって…


テトラ
【大丈夫…

  出来るはずだ。

‥ただ経験が
    無いだけだ。】

No.69 06/07/05 00:47
いぬマン ( 6FpT )

第33ページ目

細道をどの位歩いた頃だろうか‥

その道のりに終わりを告げるものかは定かではないが、古くさい木の扉が静かに三人の到着を待っていた。


テトラ
『………この臭いは‥』

レスティ
「ああ。
僕はここに来てからもう嫌という程かいだよ…」

…それはあのユラユラと押し寄せてくる死人の群れと同じ臭いだ。

レスティ
「テトラ頼むよ。」

レスティはテトラに剣を差し出し、彼女はそれに炎を宿す。

テトラ
『スレイドも…
無事にここを後にするまでは三人で一人前だ。』


スレイド
「……………いや。

お前ら二人で
  一人前だ。」

テトラ
『…?』

スレイドは一人先に扉へと向かいながら静かに言葉を発した‥

スレイド
「俺とお前と
ここに来た理由は別…
‥俺は俺の目的で剣を振らせてもらう‥。」

テトラ
『お前…
何を言っているのだ?』

…その質問への答えは帰って来ない。

しかし、スレイドの言葉はいかなる反論も受け付けぬ強い力をまとっていた‥。

No.70 06/07/05 23:29
いぬマン ( 6FpT )

第34ページ目

  ガシャ‥

    ギィィィィ…




テトラ
『暗いな‥』

‥扉の先は灯りがないのか、細道からこぼれた光がぼんやりと入口周りを漂い、後は暗闇が霧のように広がっていた。

スレイド
「…いくぞ。」

三人は足下を確認しながら歩を進める‥

どうやら何処かに飛ばされた様子もなく、依然としてあの臭いが辺りに立ち込めている‥

レスティ
「あ~‥
この臭いがしない所に飛ばしてくれるんじゃないかと少し期待してたのに‥」







その時だ…


 レスティ
  「うわっ!!」

言葉を口にしたレスティに対して脅かすかのように急に灯がともった‥

テトラ
『…何かいる‥?』


少しずつ…

三人の歩みにあわせるかのように、進むにつれて灯りがともり
辺りの様子が明らかとなっていく‥






テトラ
『ここは…






  …処刑場か?』

No.71 06/07/05 23:58
いぬマン ( 6FpT )

第35ページ目

  ‐【処刑場】‐

…そこには左右にギロチン台がずらずらと並び、その周りには首のない死体がまるでボロ人形の塊のように、積み重なって捨てられている‥


レスティ
「ぁああ゛っ!!

   ‐ここは…!!」


テトラ
『…知っているのか?』

レスティ
「ああ…
ほら言っただろう?

みんな殺された場所だよ……

僕はここから逃げていたんだ‥!!」


テトラ
『では…
   魔人が……?』


スレイド
「それは…

あそこに居るのが
  そうか‥?」

    テトラ
    『!!』




 ズズズ‥  ズッ‥

・・ズズズズ・・…‥


スレイドが指し示す
奥に残る漆黒から音が聞こえてくる‥


何かを‥




  とてつもなく
   重いものを
 引きずるような…



レスティ
「……こうなったら
やるしかない‥!!」


…そして、とうとうその重いものの正体が明らかとなった。

それは血液がべたべたと染み込んだ
巨大な まさかり…


それを持つのは6本指の腕に人間の身体を遥かに超越した巨人…


テトラはその巨人の不気味に盛り上がった一つ目に圧倒されていた‥

No.72 06/07/06 00:25
いぬマン ( 6FpT )

>¢§-.-§ρ
ξテトラの落書き

いぬマン
   VS
   アフォックス

◇アフォの討論対決
   その2

いぬマン
『監督!!』

きつねマン
「ぅぃやぁ~ぅ
ァアシュケェエ‥
    ナカタぁ
  アェェ‥
イナモト‥

    ァアシュケェエ~‥
ヤナギサワ…」

ζζζζζζζζζζζ

いぬマン
『…では、サザエさんのタマについてから話を続けようじゃないか』

きつねマン
「ですから、あのタマは駄目ですよ!
だってタラちゃんかお母さん以外の人が近寄るとすぐ逃げるじゃないですか!!!
しかも
  プシュルシュルシュル~‥
みたいな効果音と一緒にですよ!!!」

『うぐっ…
そっそれは‥υ』

「それに効果音といえば

《超真利男兄弟物語》

…も気になりますね!!」

『え…?
ちょう‥まりお…
それってスーパーマリ〇のことでしか?』
>    ̄

「ははは!!
《しか?》って
   プッ‥ブフゥッ!!

…といいますか、あれは真利男と留唯治(ルイジ)でしょう!!」

いぬマン
『な、なんで二人とも日本人みたいな名前(?)なんですか!?』

きつねマン
「行くぜ!
 真利男!!

       ‐へっ!     遅れんなよ!
    留唯治!!!


…みたいなぁ!!!」


*いつかに続く→

No.73 06/07/06 23:53
いぬマン ( 6FpT )

第36ページ目

【……………!!】

巨人
「グゥススススス…‥」

奇声と共にまさかりがフラりと上昇し、巨人はトカゲのような尾をうねらせながら
振りおろす先に狙いを定めている‥

テトラ
【‥動けない‥】




「‥フフ‥
  デカイだけか‥」


スレイドの余裕にあふれた声にテトラはハッとした。
落ちてきた刃はそのまま獲物を逃して地面に突き刺さる‥

テトラ
『なんという
  怪力か!!』

振りおろされた衝撃で飛び散った破片が、三人を襲ってきた。
‥どうやらこれが巨人の攻撃の本質のようである。

スレイド
「…成程な‥
 だが標的が鈍い分
  狙いやすい‥」

スレイドは魔人が弾く破片の刃をかいくぐり、一振りでまさかりを持つ腕を斬り落とした。





…しかし‥

No.74 06/07/07 00:23
いぬマン ( 6FpT )

第37ページ目

ズンと音をたてて乱れ落ちた腕は、地面をズルズルと這い戻り、瞬く間にもとの腕へと治まっていく。

  スレイド
  「……」

スレイドの力はいつも圧倒的だ。
しかし何度斬りつけても巨人の体は直ぐに元の通りに戻り、まるで堪えた様子すらない。
さらに問題はそれだけに止まらず、テトラの炎‥またそれが宿ったレスティの剣も同様に通用しないのである。

テトラ
【やはり私が
何とかしなくては‥

  闇の力‥

     黒の牢獄】

その時、願い続ける彼女に巨人の尾が押し寄せて来た。

テトラ
『!!』

  レスティ
  「ぁ危ない!!」








…彼女は瞬間何が起きたか分からなかった‥

ただ、物凄い力で地面に身を叩きつけられ、そのお陰で魔人の脅威は空を切って通りすぎていった。

No.75 06/07/07 23:53
いぬマン ( 6FpT )

第38ページ目

テトラ
『ぅッ………!!』






スレイド
「悪いな‥
‥だがあれに当たるよりはマシだろ‥?」


彼女を助けたのはスレイドだった。
‥そしてそこにレスティも駆け付ける。

レスティ
「あれを見ろ!!」

テトラ
『!!…
   …いったい‥

 ‥何をしたのだ?』

彼が指した先で魔人が苦しみうずくまっていた。
‥見ると脇腹の辺りにスレイドが斬りつけたのであろう傷があり、そこから人魂のような小さな※オーブが漏れ出している。

そこは巨人の体の袋状に少し膨らんでいる部分で、人間の心臓が脈打つように ドクンドクン と小刻に震動していた場所である。

スレイド
「‥あの傷だけは再生に手間取っている‥

あの雑魚の弱点らしい。」


…そこで魔人が仕切り直すようにこちらに向きを変えた。



スレイド
「‥俺とレスティで
 道を開けるぞ。


後は何をするか‥

  わかってるな?」

テトラ
『………

   ‐ああ。』



※円形の(霊的な)光

No.76 06/07/08 00:41
いぬマン ( 6FpT )

第39ページ目

弱みをさらした巨人を浄化させるのは、然程難しくは無かった。

巨大なまさかりを持つ腕をスレイドが斬りつけ、尾をコントロールしている足にレスティが攻撃する。

そして、巨人が大きくバランスを崩したところでテトラの炎が止めを刺した。

脈を打つ脇腹に命中した紫光は炎舞と化し、その巨体は灰の様に散っていく…







レスティ
「よっしゃ!

…これで帰れる!!」


     テトラ
     『………』


レスティ
「……………あれ?

どうしたんだい?」


スレイド
「‥残念だったな。
  どうやらまだ
 終りではない。」

そう言ったスレイドの足元に、巨人の体から出てきた‥あるいは発生したと思われる球体の石が転がっている。

レスティ
「なんだこれ…?

少し赤く光ってるみたいだけど‥。」

テトラ
『とにかく、もって行く方が良さそうだな。

…この世界を作り出す大本を潰した訳では無さそうだ。

スレイドの言う通り‥
まだ先があるぞ。』





魔人宮の世界は何事も無かったとでも言うように、ただ一つの歪みもなくそこに存在している。

No.77 06/07/08 01:03
いぬマン ( 6FpT )

>¢§+,+§о
Υテトラのお遊び

いぬマン
『ふぅ~・‥戦闘とかってストーリーがあんまし進まないのに書くこといっぱいだぜ!』

ドッカノアフォ
「話が進まないのは、オメェさんが落書きばかりしてるからじゃないのかね。」


¢§+,+§о<‥ソウダ!


オメェ ダロウガ!‥>~('.')~


   \コノォ‥!!/
 ξ⌒¢§+,+§о


いぬマン
『なっ!何を投げ
 やがったぁああ!!! 』


       ◇完◇

No.78 06/07/08 23:27
‥いぬマン!! ( 6FpT )

第40ページ目

◇テトラのメモ

>   ∮魔人解説∮

◇◆◇◆△▽▲▽▲▽▲

  1.プルス巨人

▲▽▲▽▲▽△◆◇◆◇

プルスとは、脈拍や脈。
=パルスのドイツ発音

全長約4メートル。
トカゲのような尻尾と大きな一つ目の巨人で、巨大なまさかりを持っている。

‡背景‡

魔界の死刑執行人とされており、まさかりは囚人の首を斬り落とす為のものとされている。
処刑された囚人の魂を腹にため、それをもとに巨大化した下級の鬼と言われる説もあるが、明確には知る者はいない。

(※迷宮図書館より)


◇テトラのコメント

力は強いが、動きは鈍い‥
また驚異の再生能力のせいでガードという動作がほとんどなかった。



※実在する図書館ではありません。

No.79 06/07/09 00:45
‥いぬマン!! ( 6FpT )

第41ページ目

巨人が潜んでいた暗闇の奥には道が続いているようだ。

三人は柱で燃えている松明を取ると、それを明かりに先へと進んで行く。


テトラ
『…これは‥』


血肉と化した帝国騎士達が魔人宮の火に照らされ姿を現した‥

レスティ
「酷いな‥
僕もうまく逃げ果せなければ今頃は…。」

テトラはなるべく踏まぬよう気を付けて歩き続ける。



…すると‥



  レスティ
  「あれ?
  行き止まりだ‥」



行き着いた先には石のブロックでふたをされていたのだ。

テトラ
『…待て‥




     もし‥


この状態で、
  背後から
   襲われたら‥』

No.80 06/07/09 01:27
‥いぬマン!! ( 6FpT )

第42ページ目

「‥石を

  貸してみろ。」





‥テトラが不安になる時はいつもスレイドの言葉が飛んでくる。

テトラ
「石…

あの巨人の
  石のことか?」

彼女が石を手渡すと、彼は松明の明かりを一点に向けた‥

そこは丁度石がはまりそうな穴があいている。

レスティ
「うわっ…

大衆演劇で見たことがある‥。」


スレイドが石をはめこむと、程無く地面が揺れはじめ、
石のふたが開かれていく…



‥三人の前に灯に照らされた長い階段が現れた。


レスティ
「さすがだなぁ‥

頼りになるねぇ
  君は…。」


スレイド
「‥俺としては
雑魚が来ようが構わんが‥。」

そういって、彼はテトラの方を眺め‥



スレイド
「大丈夫か‥?」




テトラ
『…………』





‥彼女はスレイドの存在に疑問を感じていた。

No.81 06/07/09 03:33
高校生13 

こんばんわ。今回の話も段々複雑になってきましたね。読んでいてとても興味深いです(^-^)
それはそうと78レスから微妙にハンネが変わっていますね?!笑

No.82 06/07/09 13:16
‥いぬマン!! ( 6FpT )

>> 81 今日は!~('.')~

高校生13さん。
レス有難うございます。

最近ハンネにメリハリが感じられない!!
→と思っていたので、本当にただメリハリだけをつけてみました!!(笑

  ¢§+,+§о
   ハンネニ メリハリッテ
    ナンヤネン‥

‥話の方はこれからもっと盛り上がっていけるように、書き込んでいきたいと思っています。

有難うございました。


      シッコクノアホ
      いぬマン

No.83 06/07/09 23:14
‥いぬマン!! ( 6FpT )

第43ページ目

【何故だ…‥

彼奴はまるで死を望んでいるかのように強者を求め、

私との協調を拒んでおきながら
いざの時には先頭にたって指揮を務めて来た‥



‥いや…



  そればかりか
   まるで‥



常に守られている
ような‥   】




レスティ
「ぁわあ‥
  凄いなぁ‥」


‥階段を登ると、そこには中身のつまった本棚が立ち並び、まるで客をもてなすようにランプで照らされたテーブルが用意されていた。

スレイド
「…どうやら不穏な気配は今のところはないようだ…。」

レスティ
「じゃあ休憩しようか。

…ここで何か情報が手に入るかもしれないし、さっきの戦いで皆ちょっと怪我してるみたいだしさ。」


テトラ
『………ああ‥』


レスティ
「……どうかしたの?」


テトラ
『あ‥いや。
  わかった。
 ‥結界を結ぼう。』


テトラはちらりとスレイドの方を見る‥






‥彼はいつもの微笑を浮かべている。

No.84 06/07/09 23:48
‥いぬマン!! ( 6FpT )

第44ページ目

  ‐【図書室】‐

三人は有力な情報を求めて室内を手分けして探し、それぞれに収穫を持ってテーブルに集合した。


テトラ
『…』

彼女が手にした本にはこう書かれていた‥

◇◆◇▲▽△

《既に失われし歴史‥
太陽と月は互いにぶつかりあい、太陽が月を飲み込むと
この大地には月の民は居なくなった‥

太陽は協調と発展を重んじる者…

月は征服と破滅を重んじる者である。》


テトラ
『太陽が人間‥

そして月を魔人‥?

だとすると、遥か昔にこの双方の間で戦争があったと読みとれるのだが。』


スレイド
「成程‥

人間は互いに協調‥
つまりは意思疎通を目的に文字や言葉をつくり出し、また各々の役割で支え合うことで、町や国家が活きている‥

しかし、今の太陽(人間)は同じ太陽の中で征服を意思として争い、また敗者に対しては意味のない殺戮を繰り返している。

まさに今や人間は月‥

《魔》そのものだ‥」

レスティ
「‥そっか。
じゃあ、心の天秤が光より闇に傾いたとき‥

それが正に今だってことだね。





…あの礼拝堂の
ステンドグラスのように‥ 」

No.85 06/07/10 23:22
‥いぬマン!! ( 6FpT )

第45ページ目

テトラ
『光と闇…

それは紙一重なのかもしれない。
人間は発展を願う中で征服と殺戮という魔の心を生み出した。』

レスティ
「ん~‥僕には
難しい話だなぁ。


‥それより
   これを見てよ。
 《闇色の術書》

‥ていうんだけどね。
さっきテトラが言っていた人間と魔人の戦争っていうのと関係があるのかな‥

《古(イニシエ)の太陽の民は4種類の太陽術により月の破滅をくい止めた。》

‥これってテトラの
《魔人殺し》の力のことだよね?」


テトラ
『…‥

   ‥それで!?』

テトラは彼から乱暴に本を取り上げる…






テトラ
『………これは‥

  本当なのか?』


‥そこにはテトラの知識には無いことが書かれていた‥

No.86 06/07/10 23:56
‥いぬマン!! ( 6FpT )

第46ページ目

 《闇色の術は
 他の3種の太陽術
  (紫・緑・黄金)
 ‥と異なり、
  複数の術者がいて
 初めて発動する。》


テトラ
『そうか…
そういうことだったのか‥

‥私が以前に調べた文献やどの資料にも※闇の力を使った者のことは記されていなかった。
…これがそのことを意味しているのか。』

※‥今までの魔人殺しの歴史上に一つの世に二人以上の術者が重なったことはない。



レスティ
「…

 ……イヤッ でもさぁ、
少なくともこれまではそんなの(封印)
無くても何とかなってたんだし‥

きっと大丈夫さ

‐あの巨人も
   倒せたしね!」

   テトラ
   『…』


スレイド
「…闇の力は
   忘れろ‥

‥真実がわかって
 よかったんじゃ
     ないのか?
…後は今ある力で
お前の目的と戦をすればいい‥。」



テトラはスレイドをジッと眺める‥


テトラ
『…お前を
 頼りにしても‥

 いいのか……?』


スレイド
「……… フフ‥

  したければ
 すればいい…‥。」

‥彼はそう言って自分の手にした本のあるページを開き、それをテトラの目の前までテーブル上を滑らせた…


《古の力を持つ者は、我が神殿の最大の客人としてもてなす》

No.87 06/07/11 00:37
‥いぬマン!! ( 6FpT )

>¢§-.-§ρ
ζテトラの落書き

◇いぬマン
   VS
   アフォックス

*アフォの既に討論とは言えないが、とにかく対決!!
    その3

いぬマン
『キレてんの?』

きつねマン
「ァアシュケェエ‥

 キぇタナぃスよ!!」

ζζζζζζζζζζζ


いぬマン
『アフォックスさん、あなたねぇ…
ちび〇る子ちゃんをマルコ・ポーロっていったり、マリオとルイージを真利男と留唯治って呼んだりなんなんですか!?』

きつねマン
「ほ~‥そうきますかぁ…
じゃあ、貴方はなんで『いぬマン』なんですか?
‥大体あなた犬飼って無いでしょう!!」

いぬマン
『う‥うぐっ…
そ、それは‥υ

‥わ、私は人が飼ってる犬を可愛がるのが好きなんですよ!!!』

きつねマン
「ほう…
それじゃあ‥

その‥えっと‥υ」

いぬマン
『何です?
  …公算ですか?』
>   ̄ ̄

きつねマン
「こ…公算って‥

…プッ‥ブフフゥッ!!!

 ‐字が違いますよ!!」

いぬマン
『な‥
  ぬぅあぁああ゛!!!
  しまったぁ!!!』


  カァアアン!!!



‥その時戦いの終りをつげるベルが鳴った‥



*いつかに続く→

No.88 06/07/12 01:16
‥いぬマン!! ( 6FpT )

第47ページ目

テトラ
『………なんだ
 これは‥』


その時だ‥






  「…フフフ‥」



‥耳元で囁かれているように‥

 いや‥脳に直接響くようにとでもいうのか、静かにその不気味な笑い声が聞こえた。


レスティ
「あれ‥

 だっ…誰だ!!」


三人が気付く頃にはその声の主はテーブルの側に立っていた。
…それは胸まで達した長い白ひげを垂らし、分かり易い法衣をまとった老人である。


パレドレ
「私はパレドレ‥

‥古の力を持つ客人をお待ちしておりました。」


老人はそう述べると、静かにテトラを見つめた。
その瞳は不自然に白く‥一目で人間の者ではないと判断できる。


テトラ
『そのようなことが‥

私の結界内に入り込んで来たというのか…?」


パレドレ
「フフフ‥
時として例外というのは生まれる者ですよ。

赤毛の勇者よ‥

 …貴女のように。」

スレイド
「魔人宮‥ この神殿の僧侶か…。」


パレドレ
「私の役目はその小さな勇者を我が魔神の祭壇にお連れすること‥

  ‥どうぞ‥

この門をお通り下さい。」


パレドレがそこまで語ると、図書館だったその空間が霧に包まれるように闇一色の世界へと一瞬のうちに変わった。

…そして、僧侶の背後には彼のいう門だけが立っている。


テトラ
『‥魔神の祭壇…?

どういうことか‥

‥考えれば考える程
訳が解らぬ!!』


パレドレ
「考えても解らぬのなら、進んでみることです‥。」

そしてパレドレはスレイドの方に向きを変え…


パレドレ
「役目を抜きに個人的には、その方に興味があるのだがな。」


スレイド
「…そうか‥

  残念だが
 俺は貴様に等
  用は無い‥。」


パレドレ
「フ‥フフフ…
  ハハハハハ!!」


パレドレは不適に笑い飛ばしながら姿を消していった‥




背後の門を残して…

No.89 06/07/12 23:15
‥いぬマン!! ( 6FpT )

第48ページ目

レスティ
「どうなんだろ‥?

 これって
 罠だったりして‥」


テトラ
『…………罠?』


レスティ
「いや、きっと
 そうだよ!!

この門じゃなくて暗闇の何処かに本当の道が隠れてるんじゃないかなぁ‥。」


スレイド
「‥本当の道か…

   …フフ‥。」


レスティ
「スレイド…‥?」


スレイド
「考えてみろ…

魔人宮はその気になれば俺達を半永久に閉じ込めることが出来る‥

ここまで揺さぶられながらも、特に迷いなく進んでこれたのは何故なのか‥。」


テトラ
『…確かにそうだ‥

これは…パレドレとやらが言ったように招待されているということなのか‥。』


テトラは門の先を見通してみる‥
そこは広い崖状の穴が空いていて、その上を古臭い吊り橋がかけられていた‥。


テトラ
『………行くしかないか‥。』




スレイド
「‥怖いのなら
 俺のマントに
  掴まって歩け‥」



‥スレイドが先頭に立ち、二人もそれの後に続いた。

No.90 06/07/12 23:52
‥いぬマン!! ( 6FpT )

第49ページ目

またも飛ばされた様子はない‥

‥三人は何事もなく門をくぐり、吊り橋を渡り始めた。


レスティ
「テトラぁ、
 もう少ししっかり
 歩いてよ~。」


テトラ
『だまれ‥

 ワタシはコレだけは
ダメなんだぁ…!!』


レスティ
「高所恐怖かぁ‥。

‥でもさぁ、
テトラそれ掴む場所間違えてるんじゃ…。」


彼女が掴んでいたのはマントではなく、スレイドの長い髪の毛だった。


テトラ
『あ‥ス…すまない!!

‥しかしハナせぬυ』


スレイド
「 構わぬ‥
 好きな場所を
  掴め‥。」


レスティ
「お‥
  男らしぃ~υ」


‥そしてそのまま吊り橋の中程まで進んだ頃‥

  スレイド
   「…」

‥彼が突如足を止める。

テトラ
『何だ?
‥もう着いたのか?』

スレイド
「…………囲まれた。」


ゆらゆら‥
   …ユラユラと‥

前方と後方‥両側から死人の群が現れたのだ。

レスティ
「ちょっとぉ!!
 やっぱり
 罠じゃないか!!」


スレイド
『‥話は後だ。』


スレイドは銀の剣を抜いて押し寄せて来る亡者達に備えた…


 ブチ ビチィ‥!!


その時‥




吊り橋のロープが音をたててちぎれ
三人はまっ逆さまに崖の底へと落ちていった‥

No.91 06/07/13 00:10
‥いぬマン!! ( 6FpT )

>¢§'-'§ρ
σテトラの報告

いつも有難う
  ございます。

ここから少しの間はテトラとレスティ。
そしてスレイドと
二つに別れる展開になり、書き込みとしても最初にスレイド側、次にテトラ側と分けて投稿させて頂きます。

※前後に書き分けますが、二つが話の中の時間として、平行に過ぎていく出来事と捉えて下さい。

※現在まだ内容の中で不明のままのものがありますが、今後一つ一つ解明されていくように努めていきたいと考えています。


※アホ系は引き続きアホなだけとなります。
        (爆)


グサッ †⌒¢§+,+§о
 ~('.')~
 ギャアアァ!!

No.92 06/07/13 00:51
☆アイスクリーム☆ ( Y5Of )

>> 91 こんばんわ☆
いぬマンさん!あなたは凄いですね!!
こんなに話を書けるなんて………しかも、かなり面白いし…

あたしにはマネ出来ましぇんf^_^;)


いぬマンさん!頑張って下さい♪
ホントに楽しみにしています☆

  • << 94 今日は!!!~('.')~ アイスクリームさん レス有難う    ございます。 いやいや、自分も アイスクリームさんのような文章は絶対書けませんから!! (爆)(爆)(爆発)←(?)      ↑      (?) 自分はあくまで 妄想専門(?)で、それ以外はダメです。(笑 しかぁし!! これからも頑張りますので、 アイスクリームさん も、頑張ってください。 有難う   ございました。     シッコクノアホ     ~('.')~     いぬマン

No.93 06/07/13 00:54
高校生9 

最近寝る前に迷宮手帳を読むのが日課になってます(´∀`)
テトラの闇の力、スレイドの真意、アフォックス対いぬマンは本当に決着したのか!?謎だらけでワクワクします笑
これからも応援してます。それでは三分たったので星に戻ります、デュワっ(○○○ラマンは"では"って言えないのか!?と思う今日この頃)

  • << 95 今日は!!!~('.')~ 高校生9さん レス有難う    ございます。  デュワ!!!      イヤァア!! トゥア!!     ダァア!!!     ↓    〔通訳〕 喜んで頂けてとても嬉しく思います!! これからも、なるべく毎晩更新出来るように頑張りたいと考えています!(敬礼) ‥それにしても、アフォックスといぬマンは、いったい何を勝負してるんですかねぇ。(爆発) 有難う  ございました。     シッコクノアホ     ~('.')~     いぬマン

No.94 06/07/13 13:25
‥いぬマン!! ( 6FpT )

>> 92 こんばんわ☆ いぬマンさん!あなたは凄いですね!! こんなに話を書けるなんて………しかも、かなり面白いし… あたしにはマネ出来ましぇんf^… 今日は!!!~('.')~

アイスクリームさん
レス有難う
   ございます。

いやいや、自分も アイスクリームさんのような文章は絶対書けませんから!!
(爆)(爆)(爆発)←(?)
     ↑
     (?)

自分はあくまで
妄想専門(?)で、それ以外はダメです。(笑


しかぁし!!
これからも頑張りますので、
アイスクリームさん も、頑張ってください。

有難う
  ございました。


    シッコクノアホ
    ~('.')~
    いぬマン

No.95 06/07/13 13:39
‥いぬマン!! ( 6FpT )

>> 93 最近寝る前に迷宮手帳を読むのが日課になってます(´∀`) テトラの闇の力、スレイドの真意、アフォックス対いぬマンは本当に決着したのか!?謎だ… 今日は!!!~('.')~

高校生9さん
レス有難う
   ございます。

 デュワ!!!
     イヤァア!!
トゥア!!
    ダァア!!!
    ↓
   〔通訳〕
喜んで頂けてとても嬉しく思います!!

これからも、なるべく毎晩更新出来るように頑張りたいと考えています!(敬礼)

‥それにしても、アフォックスといぬマンは、いったい何を勝負してるんですかねぇ。(爆発)


有難う
 ございました。


    シッコクノアホ
    ~('.')~
    いぬマン

No.96 06/07/14 00:17
‥いぬマン!! ( 6FpT )

>¢§+,+§о
ζテトラのお遊び

◇アヌビス◇

いぬマン
『あ~…人って特に明確な理由も無しに気が乗ってかない時があるよね~。』


アヌビス
「どうしたんですか?
いぬマン…。」


いぬマン
『いや、なんつ~か
ボーッとするというか、何というかさぁ。』

アヌビス
「いぬマン、そういう時は静かにするのもよし…

しかし、イザというときに気分を高めるのに必要なのは、貴方自身の意志と取り敢えずの行動…。


‥さぁ!!
先に行きたいのなら行くのです!
  いぬマン!!!」


いぬマン
『アヌビス…

‥真面目なこと
いってんじゃねぇ!!! 』

…いぬマンはキレた。

いぬマン
『…しかし、確かにそうだ‥よし!!』

いぬマンは自分の心にカツを入れた!!!


『俺はいぬマン
  なんだぞぉオ!!!』


‥するとどうだろうか‥なぜかみるみるとちからがみなぎってくる!!

なぜかここがひらがなであるように‥

…いぬマン復活した。

いぬマン
『俺の今の心は
ストイックで、デンジャラスだぜ!!
  …エキサイティング!!!』


ドッカノアフォ
「…すげぇ!!
あいつ独り言で立ち直りやがった!!!」


¢§+,+§о
サスガ アホダ!!

      ◇完◇

No.97 06/07/14 00:40
‥いぬマン!! ( 6FpT )

第50ページ目

 ◆◇◆△▽▲▽▲▽△
゜。゜。゜。゜ο◯

 ‡スレイドside‡

  ◯ο゜。゜。゜。゜
△▽▲▽▲▽△◆◇◆

  ピチョリ………。



スレイド
「………………。」



‥スレイドは滴り落ちる水滴に起こされると、辺りをぐるりと見渡した。


そこは
地下なのであろう。
洞窟のようなごつごつとした岩の壁に囲まれ、所々に装飾が施された棺桶や※悪魔主義的なデザインの像が立っている。


スレイド
【…地下墓地か?

‥どうやら落ちた際にここに飛ばされたらしいな‥。

‥あの二人とは別に。】


  スレイド
   「…」


…立ち上がった彼は一瞬表情をくもらせた。
外傷があったわけではないが、ただ一つ大きな痛手をおっていたのだ。


銀の剣が‥

中程からへし折れ、その先は無くなっている…。


スレイド
「 …フフ‥
 雑魚には丁度いい
  サイズだ。」


スレイドは半分に折れた剣を鞘におさめ、ゆっくりと歩き始めた…。


※悪魔主義
=悪魔チックなものに美を感じるような考え方。

No.98 06/07/14 22:20
‥いぬマン!! ( 6FpT )

第51ページ目

…しばらく地形にそって歩を進めて行くと、少し開けた場所へと抜け出た。





【ここを登れと
  いうことか‥】


道と思われるものはそこで終っていて、周りを囲んでいる岩の上には魔人宮殿の通路が通っているようだ。

更によく周りを観察すると、地面の一部に人が丁度一人入り込める程度の穴が開いている。
‥しかしこれはかなり深いようだ。
まるで底が見えない。


スレイド
【さて…
 どちらを選ぶか】


…そう彼が選択に時間をかけていると‥


   ダァアァン!!!


‥何かが上から落下して来たようだ。


  スレイド
 『……………。』


それは
人の形をしていた。
次々に人形のように頭部から落下しては、ユラユラと起き上がってくる。


スレイド
「もしや‥

 ‥これで俺を
  囲んだつもり
  …なのか?」


スレイドが抜いたのはやはり折れた剣の方である。


スレイド
「お前らが
束になったところで
俺に※《イタチ》を抜かせることは出来ぬ。」


※イタチ=金の剣

No.99 06/07/14 22:53
‥いぬマン!! ( 6FpT )

第52ページ目

 ‡テトラのメモ‡

◇スレイドの剣
《イタチ》について◇

正式名称
 『月光滅刃』
 (ゲッコウメツジン)

スレイドが父から形見として受け取った剣 (刀)。

元は異国の刀剣で、満月を恐ろしい悪魔と信じた武将が、月を斬り落とせる刀をと名工につくらせたものである。

‥失敗は死罪と脅された名工は、知り合いの僧侶達に相談したところ、※鎌鼬(カマイタチ) を生み出すイタチの妖怪を、不思議な術で刀に封じ収めたという。

しかし‥

そうして出来上がった刀を抜いた武将は、妖怪に体を支配され、
その場の者を全て斬り殺した末に姿をくらましたと伝えられる。

…また、斬られた者達の魂は刀に吸収され、その妖力を高めるともされている説もある。

(迷宮図書館より)



※鎌鼬=つむじ風により空気中に真空部分が発生し、それに触れた皮膚等が裂ける現象。
‥といわれている。

No.100 06/07/14 23:44
‥いぬマン!! ( 6FpT )

第53ページ目

…死人が迫ってきた。

スレイド
「…………鈍い。」


スレイドは素早く死人を刻む曲線を描いていった。

‥彼の動きには引きが無く、相手の動きに対して常に先手をとっている。

そのため、死人達が次々に落ちてきては向かって来ようと、その全てを斬るのに然程の時間はかからなかった。





スレイド
「…登るか‥。」


‥静寂が戻ったところで彼は崖を登ることにし、そしてゆっくりとその荒い岩肌に手をかけた…。


   スレイド
   【…?】


‥その瞬間に目の前にそびえていた崖は姿を消し、いきなり辺りに空間が広がっていった。





…なんだ‥?

今までとはまるで別の景色がスレイドを包んでいる‥

‥火が見える‥

しかし、彼には確かにその火に見覚えがあった…。


スレイド
「戦場の炎だ‥

 ‥あの時の…。」


‥彼はそう言って辺りを観察する。
どうやら先程発見した穴はそのまま残っているようだ。

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