『因果応報』恋愛編💖💖💖〜リフレインが叫んでる〜
『因果応報って何?』から始まる長いタイトルの小説スレの恋愛編です🙇
【リフレインが叫んでる
…どうしてどうして
ボク達は出逢ってしまったんだろう…🌾
ワタシ達離れてしまったんだろう…🍂
🙏僭越ながら、
別途…感想、おしゃべりスレ🌹がございますので、お気軽にお立ち寄り下さい🙇
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『ぎゃーっはっはっ俉』
『ハァー昉アカン、お腹イタイ昉』
『もうアカン…んーー昉
クックップップップヮーッハッハ煜獷煜獷獷クッサーイ、クサスギル昻昻昻』
ベランダ越しに聞こえる
大爆笑。
『プフッ』…思わずツラレて笑ってしまう。
親友のハルが住む3階からの笑い声だ。
一階に住む私の部屋まで、丸聞こえだ。
はる、私、サル吉、キヨシ
男2人、女2人。
恋愛感情全くなし!!
でも、私の長い長い片想い戓~叶う晥まで、知ってて知らんぷり!していてくれた…
大切な彼と大切な仕事を捨ててまで、突っ走ってしまった…
恋があんなにも苦しくて、女としての悦びがあんなにも快楽で、裏切られた時の悲しみがあんなに辛くて悲しい。
そう。。。
恋愛の全てを初めて教えてくれたヒロ…。
この人に振り回される私をいつも癒してくれた…
4人組だった。
ゴメンナサイ
主より皆様へ。
早速、読んで下さっている方々…誠に申し訳ございません珵
【感想スレ】は、新しく設けず、下記のスレまで、
宜しくお願い申し上げます。
『因果応報』って何?
言うなら、あのクソ女に言えよ!!の感想スレ
まで珵珵珵
高3の卒業前~短大卒業するまで、サテンでウエイトレスのバイトをしていた。
バイト仲間のナオ、えっちゃん…店のスタッフ全員に一体感があった。
顔は地味。
お人好し。
お店の店長…シゲオ。
当時、シゲオと付き合っていた。
5歳年上で、全てが私のペースだった。
付き合った当初から、トキメキなんてなかった。
ただただ優しい…甘えきっていた。
付き合って2年が経ち、
私は、保育園に就職が決まった!
『ヤッター!』
夢だった…保母さん溿
可愛かった子供達…。
おそらく、あの時…小ちゃい叔母ちゃんから言われた『因果応報』は、この後の私のとんでもない誤った、人生の選択の事だったんだ…。
保育園に少し慣れ始めた
5月の週末。
ナオから、
『遊びに行こ勛僴』とのお誘い。
てっきり、居酒屋だと思い
『いいよ~晥いつもの所に6時やんな?』
『レイコ、カラオケパブ僴って知ってる?』
『知らん…何それ蓜』
『んじゃ、そこ行ってみぃひん蓜』
『う、うん…ナオに任せる俉』
連れて行かれた所は、
薄暗い広い空間に、黒色のテーブルが綺麗に並べてあり、部屋のコーナーに照明がバーン!と照らされていた。
そこに立って歌うのだ瀨
2千円で2時間半。
飲み、食べ、歌い放題。
当時、2人とも実家暮らしだったし、時間が限られているのは安心できた。
『ドリンク…何になさいますか?』
今でも笑えるのですが、
この大学生丸出しのスタッフが…
サル吉…だったのだ!
『モスコミュールとカシスソーダ劜お願いしますよ昻煜』私が言うと、そのスタッフ(のちのサル吉煜)は、
マジ顔で、
『かしこまりました!』
ドリンクが来る…
『どうぞ、ごゆっくり』
『………』
言葉が出ない。
鼓動が止まらない。
『カッコいい…』
当時マネージャーとして、たった一人だけ…
スーツ姿の硬派な…
大沢たかお似の…
ヒロとの出逢いの日。
安易に娯楽と快楽の人生の方のレールに…
乗ってしまった日。
完全なる一目惚れだった。
毎晩、顔だけでも見たかった…
彼氏は私の変化にすぐ気付いていた。
名前さえ知らないあの人の事を、ナオと私の間でだけ『たかお戓』と名付けて、毎週末通うようになっていた。
あっという間に帰る時間が来る…。
『レイコ…蓜蓜蓜』
まだ、飲んでいるテーブルの中で、女性客が手を降っている…ユユ、ユミエ瀨
お互い、別々の高校へ行き連絡が途絶えていた…
あの俉(小説スレ、感想スレ両方に登場していた)
大親友の
ユミエだ俉(実話)
しし、しかも…
後ろから
『なんや(笑)ユミちゃんの友達やったん…』
『たかお戓』が、すっかり和んだ表情で、ユミエと私の話をしている!?
驚きのあまり、トイレに走った…。
心臓のドキドキが、はっきり聞こえてる昉
あぁー埈出られへん、私
『コラッ俉レイコ俉
大丈夫かぁー蓜』
酔いが回って、しばらく
目を閉じていた…。
『レイコー、飲みに行くべー♪♪♪』
『たかお戓』が笑っている瀨
トイレから出ると、
『たかお戓』が穏やかな笑顔で、冷ンヤリおしぼりを渡してくれる…
『気分悪くないですか』
『ハイ昉ありがとう
ございます珵』
何年か後に、彼はこの時の私の事を懐かしみながら
『純粋で、性格良さそうなお客さんやなぁ~って、思ってたなぁ~溿』
て、言ってたのを覚えている。
ユミエ達と一緒に店を出てすぐ近くにお薦めの店があるから、ゆっくり話しよっかー勛と連れて行かれたお店…。
カウンター10席だけのスナックに連れて行かれた…
このお店が、のちにパブスタッフ達と私達との溜まり場として大切な場所となる…
レイコ 21歳だった。
狭いカウンターで、1人で細々と経営する年配のマスターと私は、すぐに仲良くなった。
それより何より!
『ユミエ…あの人何で知ってるん蓜』
私の心の中は、親友との再会の乾杯勛よりも…
あの人の事を聞きたくて、頭はその事でいっぱいだ。
『何や、アンタ(笑)ヒロやん目当てで、ピノキオに通ってたん蓜』
カラオケパブの名前は、 『ピノキオ』だ。
ユミエと私は、ケンカ越しに会話するのが、『コミュニケーション』。そのノリが悪いと、悩み事?と心配してみるのが暗黙の了解だった。
『ヒヒ、ヒロやん!?瀨』
夜、眠れなくて
ご飯も食べれない程まで
好きになっているなんて、まだ言えない!
彼女がいるのかどうか…
ココ、コイツは、間違いなく知っている!
『ユミエ~溿会えてよかったな~溿』
抱きつく
『気持ちわるっ昤暑苦しいねん俉』
出ましたよ溿…このノリ溿
そ、そんなんどうでもエエんじゃ昤
彼の名前は?年齢は?
朝方まで、ユミエはゆっくり全てを教えてくれた。
名前は、ヤマグチヒロユキ
年齢は、24歳
彼女なし
一匹狼タイプで、イエスノーをはっきり言う。
人の悪口は絶対に言わない
ピノキオスタッフ内では
断トツ人気。
誠実なヤツやで!
7股かけてた事あったけどなっ(笑)
やーめた!
相手にされへんわ昉
しかし、忘れかけた頃に
ナオから誘いがかかる。
開き直ると、お店に行っても楽だった。
タンバリンが異常に上手い大学生がいた…
それが俉キヨシだ。
すっかり、店のスタッフとも打ち解けていた。
歌っていると、厨房から
マッチャンが出てきて、フライパンを叩いて、
『ハッ♪そ~れそ~れ♪』
と、一瞬で去って行く。
ある日、衝撃な話を耳にした。
ヒロが店を辞める…と。
『レイコ先生、最近
給食食べてはれへんのと違う?』
先輩先生からの心配の声。
『ただの遊びすぎデス…』
3人担任で、教育実習でお世話になった保育園からの優先採用。
大切だった…
幸せだった…
大好きだった…
でも、私は夜の世界の楽しさにドップリ浸かり始めていた…。
私は中学の頃から、図画工作が大の苦手だった。
保育園の仕事は、ほとんどが造作作業だ。
センスがないと、得意でないと、大変な事は実習の時から教授に聞かされていたが、この保育園の先輩先生方や園長先生は、
『複数担任で、不得意分野はフォロー出来るから、心配無用!レイコ先生は、音楽リズムが得意だから、充~分やっていけるよ!』と言ってくれていた。
私なりに頑張った。
8月の園だよりは、私の担当だった。
この下書きの時期、他の先生方は、すでに運動会の打ち合わせに入っていたので、私一人の鉛筆のセンスで取り組むしかなかった…
園だよりの審査は、姉妹園の本園長先生のオッケーが下りるまで、書き直しては却下!!書き直しては却下!!どこが悪いのか、教えてもらえない…。
どうして…
どうして私はあの時自分がうつ症状になっている事に気付かず、逃げてしまったんだ!!
どうして!!
どうして!!
これが…
この後の選択肢が、間違っていなければ…
盆休みの休暇中
私は
最大の罪を犯す。
実家から
保育園から
教え子達から!!
逃げた…
こんな私に携帯小説を書く資格なんて無い。
この罪は一生、
許される事はない…
すでに、一人暮らししていたハルの部屋に行った。
ハルは、スナックで働いていたが、服装も髪型も化粧もカジュアルそのもので不思議に思っていた。
『ママがレイコが良ければ働いて欲しいって。とりあえず会ってみる?』
『ありがとう…行く』
その日が、真由美ママとの運命の出会いの日。
私とハルがコンビで、働く事になった。
たった7歳上のママ。
私とハルの絶妙なやりとりで、お客さんがどんどん来ては、大爆笑だった。
何より当時はバブルの絶頂期だったから。
ママは、気遣いさえ忘れなければ、水商売っぽい女の子より、笑い中心の私とハルの様なコンビの子を待っていたらしく、毎日、お客さんに負けない位、涙を拭きながら大爆笑していた。
ハルの動きを見ているだけで、水商売の仕事は完璧に覚える事が出来た。
まさか、ママが当時某プロ野球コーチの彼女だったなんて瀨
ハルと私のコンビに会いたい…と、バカでかい有名選手が次々とお店に登場する事になるなんて。
ハルのバカ笑い声に
何も聞かないハルに
ハルの笑顔に
心から感謝していた。
1時閉店後、ママが言う。
『3人でレイコの歓迎会しよか蓜』
ハルを見る…。
『行っとこかー勛煜』
『レイコが言うてた店俉
近くやんな蓜
そこ行こ俉』
『ピノキオ』は店から近すぎる事に、とっくに私は動揺していた。
最後に行ったのは、
1ケ月前…。
ママの大声と勢いに、
私の弱気な心が負けた。
『何屋さん蓜煜
えーっ瀨
前で歌ってええのん蓜
舞台ってかー煜
ぎゃーはっはっは獷獷獷』
ハァー昉店は目の前だ。
『ん蓜ここか蓜
ここでええのん蓜
ほい俉レイコの店やろ俉 案内しておくんなはれ煜んー…プワッハッハッ獷』
2人は笑いっぱなしだ。 私は、こんなに足が
震えているのに!
どうか、ヤツは居ません様に猤
心の底から願っていた。
『♪いらっしゃいませ♪』
この日が…
ハル、私、サル吉、キヨシの4人組の結成日だったのだろう。
サル吉とキヨシが出迎える
『こんばんは俉
ママどぇーす煜』
『三波ハルオでゴザイマス
ぅわーっはっはっは煜煜煜』
サル吉とキヨシは
大爆笑だ。
???
あれ!?知らないスーツ姿…
スーツ姿は、絶対1人のはず…って事は!?
よよ、よっしゃーっ煜
ヒロはいないっ!
あ"ぁぁー煜楽しめる昉昉
♪♪♪♪♪瀨瀨瀨
ハルがすでに歌っていた…
普通の顔で…
♪みちのくひとり旅♪を。
サル吉もキヨシも
手を叩き、立ってられない程笑っている。
私もママも、コイツの選曲には慣れていたけど昉
世間一般の方は、笑って
当然だと思った。
ママが叫んだ!
『レイコとの素晴らしい出会いに俉乾~杯~勛』
オードブルを3人で取りに行った。
『れこサン…今日は、遅いっすね!』
『サル吉…今度キヨシ君とご飯行ける?』
サル吉は、すぐに私の表情を悟ってくれた…
『いいっすよ…』
ハルとママがお皿を持って微笑みながら、私の側から離れない。
『サル吉!紹介…せんでもエエな(笑)アホとは、お知り合いになりたないやろ煜』
『ハルオさんとママさんですよね(笑)』
ハルが言う
『ノー、ノー、マイネイムイズ、ハ~ル俉』
『もう、ハルオでええがな昤』
初対面で、サル吉がそんなツッコミを入れるなんて煜
ハルは凄い!!
『れこ蓜久しぶり坥休憩行っててん。こんな時間にどうしたん…』
ママッ俉ハルッ俉
何か、しゃべって昤
『ヒロ…』
ママが枝豆を両手交互に素早い速さ昻で食べながら言う。
『そこへ、お座り~煜』
28歳…上品で綺麗なママの枝豆を食べるリズムは変わらない(笑)
私は、そんなサバサバした、時々オッサンになるママのそういう仕草が大好きだった。
私のお酒を持つ手の震えはいくら止めようとしても止まらない昉
必死に会話をした!
『私、仕事を…』
ハルがフォローに入ってくれた
『ヒロさん蓜蓜蓜マジで、大沢たかおに似すぎやしぃぃーぅわっはっはっ煜』
ハルの笑い声って言うのは笑い袋みたいな感じで、必ず誰もがツラレて笑ってしまう。
人を惹き付ける笑いだった
気がつくと、あの無表情のヒロを、周りを気にせず、『お腹イタイ、お腹イタイ昉』と顔真っ赤で大爆笑させるハルを見て
『私も、こんなキャラやったらなー』って羨ましく感じた。
ヒロも、次々出てくるハルの歌のイントロ♪が鳴る度に、ズッコケ昉ていた。
その日、ヒロからメモを渡された。
何かあったんやろ?
連絡待ってます。
ヒロより…
時間は2時になろうとしていた。閉店は、5時なのに?看板が消えた!
客席で、ヒロが上着を脱ぎネクタイを外している姿を見て思った。
『やっぱりこの人が好き
好きになるだけなら
私の自由だから…』
ヒロが初めて規則を破り、
今から貸し切りにしろ!
と言ったらしい。
みんな、ママには気遣いを忘れない見事な接客をしながら、スタッフ6人と私ら3人は順番に歌って飲んで、朝まで盛り上がった…。
サル吉がハルのパシり昻になってしまっていた煜
ヒロは、笑いながらずっとみんなの事を見守っていた…時折見せる淋しそうな目も、カッコ良かった…。
ママは感じていたらしい。
『ヒロは、絶対レイコを好きになり初めているな!』って…
眠くなっていった順番から寝てしまっていた渧
『お前はトラック野郎か』
昨夜誕生したお笑いコンビの声で、次々とみんなの目が開いていく。
ヒロ、私、ママ…スタッフの男達が、寝起き丸出しの顔、ガラガラ声。
『オハヨウ』『オハヨーゴザイマス』
どこからか聞こえるやりとり、皆…寝ぼけながらも笑っている。
ハルが、店の厨房の裏にホースを持って行って、シャンプーと洗顔をしていた。
サル吉が、何やらハルと口喧嘩をしているようだ(笑)
見に行ったメンバーが、
手を叩いて、死ぬ程笑って戻ってくる。
私、ママ、ヒロが一斉に見に行った…。
サル吉がホースを持たされ…ハルの頭は泡だらけ。
おまけに、2人とも長靴履いてるし…。
前から、ママ、私、ヒロの順に重なりあって、ハルとサル吉のバカ姿を笑いながら見ていた…
私の背中を、強く抱き締める大きな胸は、鍛え上げられていた大きくて、男らしい…ヒロの腕溿
イタイねんけど昤
私は騙されへんし!
今日から、
ヒロは私の友達やで!!
自分に言い聞かせた。
店を出ると、すっかり外は明るい朝を迎えていた。
その日、私は正式に彼氏と別れ話をする為、会う約束をしていた。
大勢で歩きながら、私だけは空を見上げて独りで歩いていた。
知らない間に、ヒロがバッグの中に、自分の家の電話番号を入れていた事にも、気付かずに…。
『絶対、俺は別れるつもりはないから』
『無理なんよ。私がこんないい加減な状態では、早かれ遅かれ絶対、別れる事になるって!!』
『気が変わったら、連絡してきて欲しい』
実際はもっと詳しく説明させられた。
あの日、逃げずに挫折を乗り越え、この人と結婚するという正しきレールを選択していたなら、神様は私に子供を授けてくれただろうな…と、現在、天涯孤独に暮らす日々の中で思う事もあった。
自分の気持ちが落ち着くまで、ヒロに電話を入れるつもりはなかった。
でも、ヒロが『ピノキオ』を辞めるまで、
あと1ヶ月。
後悔したくはなかった。
だから、毎日のようにママとハルと『ピノキオ』で一杯笑って、苦しく感じてしまっていた片想いに蓋をして、愛されなくてもいいから…ありのままの自分をさらけ出して、楽しかった幸せだった『ピノキオ』のヒロとの思い出を一杯作ろう!って、決めた。
私は、この頃すでに…ヒロに愛されはじめていたなんて全く気付いていなかった。
周りのメンバーだけは、気付いていた事は、何年後かに聞かされた。
3年間も遠回りをし、途中に仲間内で何組のカップルが出来た事か瀨
でも、お互いが同じ気持ちだった
振られて失う位なら、
友達のままでそばにいたい…と
ハルと同じマンションの一階へ引っ越しをした。
ハルも
☆因果応報…小説スレで登場している。留年後の一年の時~の仲良し4人組の1人だ…。
入居してすぐ、ユミエが遊びに来てくれた。
ユミエだけには、すぐ!
ハルを紹介したかった。
ユミエが『ピノキオ』開店当時からの常連で、
現在残っているスタッフは、
ヒロやん、タケル。
厨房のマッチャン、ヨシボー。
あと、2人は就職で辞めたんだけど、
ユミエの友達 サワコは、別のスタッフの学生と18歳でデキ婚し、1年後に離婚。
『なるほどね~』
私もハルも、高校の時は夜遊びに出た事なんてなかったから、
『ヘェー』
『なるほどね~』
を繰り返し続けて
ユミエがキレた!(笑)
アンタら、聞いてんか昤
ハルが言う。
『ユミチャン…気付いてナカッタ?煜話がナガスギル(笑)』
またもや、ハルの虜になったヤツが増えた(笑)
ユミエは、以前連れて行ってくれたスナック『ダンケ僴兊』にハルを連れて行った。
マスター(愛称ボクチン)は、ハルにイジラレまくっていた(笑)
ボクチンは
『この子オモロイ!オモロイ!サイコー!』
はい俉ハルちゃん…
またまた、ハート戓を
射止めちゃいマシタ昉
ボクチンが言った!
『れこちゃんの家の
電話番号、ヒロやんに教えたけど、ええやろ坥』
『あーっ?オッサン今なんて 言うたのカナⅣ』
『えっ瀨…アカンかった蓜
れこちゃ~ん
ゴメンナ! ゴメンナ!』
『あ~ぁ昉
ボクチン…知らんでぇ🌀』
ユミエが椅子に座り
足をブ~ラブ~ラ兊しながらイタズラに笑っている
『やってくれましたな~ ボクチンさんよ~昤』
私は、完全に!
オッサンになっていた…。
翌日お店に出勤する途中、ヒロが『ピノキオ僴』の前に立っていた…。
『おはよう…れこ!ハル』
『おはよーっす…』
敢えて、普通に接した。
『今日、貸切りで来るんやろ…』
『誰が???』
ヒロが、笑いながら私を指差す…。
笑顔を見せるな昤
やっぱり、大沢たかおにソックリな雰囲気たっぷりなヒロを見て、自己嫌悪と会えた嬉しさがグチャグチャ!になっていた。
ハルが居ない!?
先に、出勤しやがった…。
『ママさんが、早くに来てくれてさ…今晩12時から団体で予約入れてくれはってんけど…聞いてない?』
『聞いてましぇーん俉
遅刻するから、行くわ昻』
『複雑やけど…待ってるから。』
この時、ヒロの目と表情をしっかりと見て相手の気持ちが読める程私は大人じゃなかった。
これも、後になってヒロから聞かされた…
『あの日、私と楽しくしている野球選手を見て、気分が悪くて眠れなかったんやで…』と
猛ダッシュ昻で、店まで走った!
『おーはよーさん坥』
『お"ばよ"ーゴジャイマす!!遅くなりまじだ昉』
アチコチに飾ってある綺麗なお花達…
数えキレないグラスの数…
『遅れるんなら電話してくれへん昤ネー、ママ!』とハルが言い、
『アンタ昤それ全然オモロない昤』と私は怒鳴る。
綺麗な和服姿の幸せそうなママを見て…
『あっ!!…瀨』
『ママ!ママ!彼氏!?彼氏!?が、いよいよ来はるんですか!?』
『貴様は、喋るな昤』
とハルが言い
『お前は、ホンッマに!
うっとしいねん昤』 と、私が怒鳴る。
『ギャーはっはっは獷煜』
もう、ハルは無視!!
『今日はな、○○監督がようけ選手さん連れてきはるから、よろしくね…』
ママの口調も和風に変わってる煜
『ママ!私ら服どうするん!?』
『アンタらは、いつも通りに好き勝手にやってくれたらええんや(笑)』
『はい俉ミーティングするから女の子集まってねー獷』
いきなり、3人の漫才がスタート昻を切る!
ママが叫ぶ!!
『番号!!』
『いち!!』『にっ!!』
首を傾げるママ…
再度!『番号!!』
『いち!』…『2人やっちゅうねん昤』
ツッコミは、私担当だ。
『あー…そやったな スマン! スマン!』
『ママ~!今日は、おっさん言葉禁止やで煜』
ママが言う。
『ウチの店は、女…を売る店じゃないから。おさわりも一切禁止!!何かあったら必ず!ママー!!と呼ぶ事!後はいつものように、私がフォローするからね』
『チリリーン愰』
店の扉が開く!!
『まいどⅧ』
顔なんて、見てる暇はない
ハルと私の、カウンターでバッチリのリズミカルな動きがスタートする。
オーラ昀昀昀だらけの、紳士がママにおっしゃる…
『噂のコンビはこの2人か?』…聞き覚えのある声。
ママが言う。
『ハル、れこ、おいで~』
あの衝撃の瞬間は、今でも現実だったと思えない。
『真由美ママが、好きそうな女の子やな…』
ハルと私は
『直立不動瀨』だ。
監督は、本当にいい方だった溿
『みんな俉水割りは自分で作れ!!カラオケ僴はノートに番号を書け!!』
さっそく、若手選手さんが3人登場昻
ハルと私の、特技が絶賛獷されていた。
ハルが両手を使って見事な速さで氷を放り投げる→私は右手にお酒、左手にお水!量は当然均等だ! それを、お客様と話をしながらするのだ…
拍手を頂きながらも、
2人の手、目、口は動いている。
ママが、満足そうに私達を横目に接客をする。
ウチの店はママが主役だったから、皆さんが座って水割りを飲み始める頃には、お客様はママの美しさ、可愛らしさに見とれている…
ママからの
『今日もキミ達完璧!!』のウインク戓が来たら、
一旦ハルと私は、タバコを吸って一服する。
小声でハルが言う。
『今日も決まったナ!』
見えない所で握手をした。
『お疲れ様やったな~』
優しい笑顔…
さわやかなTシャツ姿…
黙って、『何飲みたい?』と、目で訊くその殿方…溿
この方が瀨ママの彼氏や俉
ハルと私が見つめ合う…
『プーッ昉昉昉』
堪えきれず、吹き出したハルの頭を、思いっきり真剣に叩く私。
ママが来てくれた~昉
『シャンパン劜みんなで頂いてもいいでちゅか凞』
『10本出して俉俉俉』
さすが、ママはプロ瀨
お酒はしっかり仕入れ済Ⅴ
シャンパングラス劜劜劜も、 増えまくっている瀨
ハル俉チェンジして俉俉
私は、シャンパン劜の味も準備も知らない澈
ハルと私は、仕事中に初めて酔っ払ってしまった(笑)
私達の羞恥心はすっかり無くなり、ダンスが特技だったハルと私は初めて!
店でダンサー嵂になった昉
ママが叫ぶ声で
私の酔いが一気に冷めた澈
『もっと、広い店予約してるから、行く人ーⅨⅨⅨ』
『れこ!ハル!
お前ら、最高やな俉
オモロいわー、
可愛いいわー、
スタイルええわー、
ときたら、男に不自由せえへんのー煜
この超一流人気選手に
褒めて頂き、ハルと私がお互いに、
『調子乗んなって昤』
と喧嘩をするたび、
その選手様は笑い転げていた…。
でも、私はこれからの時間を想像するだけで、
恐ろしかった。
ハァ~昉
無事に楽しく飲めますようにぃー…猤
総勢30人。
続々と『ピノキオ僴』へ入って行く。
ママが私に耳打ちした。
『ヒロ君へのこの前のお礼やからな。思っきり売上に貢献してあげよなⅤ』
『マ~マ~(涙)だいずぎぃー炻』
『ヨシヨシ溿』
ママは優しく抱き締めてくれた。
その向こうに、ヒロがいた…明らかにヒロが私を見る目の感じが違ってる!?
考えすぎやな昉
また言い聞かせた。
ママがまずマイクを持った
『ピノキオ僴』のスタッフ君達ぃー
サインとか写真撮りたかったら、今やでー
遠慮しやんと、おいでやぁー
私も気付いていなかった有名選手さん達は、
本当に気分良く、サル吉他スタッフ君達からの要望に応えて下さっていた…。
みんな、いい人溿
1人を除いては昤
『キャー!ママ~だずげでぐれ"~』
さっきの超一流有名☆☆選手が、私の頭をシェイクしている△●※○×(*_*)
トイレに避難した昉
しばらくして外に出た。
あの選手さんは、他の選手さん達と盛り上がっていた俉ひとまず、安心溿
サル吉は、ホールに夢中彼は高校球児だったから…
私は、オードブルを取っていた。
『イタイ俉』
強い力で手を引っ張られた
『大丈夫なんか???』
冷たいおしぼりを持った
大きな手が私の頬を包んでくれている…ヒロの手。
『気持ちイイ~溿』
『ヒロやん!?シゴト!シゴト!』
私は、ヒロの手を強く握ってウィンク戓し、席まで走った。
当時はトシチャンの
『抱きしめてTONIGHT』をカラオケで聞かない日はなかった。
ハルと私は振付けを覚えてお客さんが歌う度、後ろで踊っていた。
たまたまその日は、2人共ダンス用のへそ出しルックを着ていた。
ママは、このダンスをするといつも大喜びだった。
イントロ憘が鳴った瞬間、ハルと私が前に出た。
『出た~!』
『ィヤッホーィ兊兊兊』
ほろ酔い…だったのが幸い
ヒロに見せる最初で最後のダンス…
心を込めて踊った。
『アンコール兊
アンコール兊』
選手さん達は、わざとダンスビートの曲を歌う昉
M-ジャクソン、ピンクレディー
ハルと私のダンスライブを誰も止める事はなく、朝まで選手さん達みんながノリノリだった。
私とハルの仕事は、
『お客様が笑顔、満足で楽しんで下さる事!』だった
途中、☆☆選手が私を抱き締めてキスをしようとした時、ハルがお皿で思いっきり頭を叩いて無言で去っていった瀨
監督が締めの挨拶に立った
そこからの光景、言葉は
今でも私の頭と心の中に焼き付いて離れずにいる。
『真由美ママ…素晴らしいスタッフに出会えて幸せです!って言うてたけど、想像以上のいい女の子達に今日は本当に楽しませてもらった!…ありがとう!!』
そう言った後、鳴ったイントロは…
『いちご白書をもう一度』 だった。
ママ、ハル、私は
溢れる涙を拭う事もせず
真っ直ぐに監督の上手すぎる…甘くて切ない歌声を大切に大切に聴いていた…
【皆様へ】
今日久しぶりに、別スレの
私が初めて執筆した
『因果応報って何?』から始まるタイトル名だけ!やたら長い小説を読み返しておりました…。
何ゆえ、ド素人が挑戦した小説だった為ガッカリさせてしまった方…ゴメンナサイ珵
…ですが、今の私にとってあれ以上の更新パワーをこの『恋愛編』で出せない。
更新の手が止まってしまっている次第です。
申し訳ありません。
更新に時間を頂きたいと思っております…
レイコ
ヒロが私を見つめてる!?
気のせい、気のせい
モテる男の視線なんて、
あんなものだ!
でもやっぱり好きだから
心にしまっておこう…
30人ものバカでかい男性陣が店を出るだけで、何分かかった事か!!
『ヒロ、今日はありがとう』と言おうと近付いていった
何でそんな思わせ振りな目をするかな~?
ややこしいなっ昤
と思いつつ嬉しくて仕方なかった。
見つめられるだけで…
同じ空間で同じ空気を吸っているだけで幸せだった!
ヒロが小声で言った。
『帰ってから電話するから…』ポン!と肩を叩かれた。
ハァー…溿
私、元彼をこんな風に思えた事一度もなかったな…
私は、完全にヒロの虜になってしまっていた…。
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