…幸せな退屈…

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2009/09/02 06:24(更新日時)

いざスレをたててみると
何から書いていいのかかなり考えてしまいます😣

ボチボチ書いて行きたいと思いますので よろしくお願いします🙇🙇🙇

No.1159477 (スレ作成日時)

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No.1

それは…
私、あみが14歳、 中学2年生の時のお話…



休み時間…
教室のあみの席、
親友のマリコと2人、もうあと2週間後に迫っていたクリスマスを
どう過ごすか?
色々話していた。


せっかくのクリスマスなのに
あみとマリコの2人きりでは
クリスマスパーティーと言うより
いつもの遊びと変わらなくなってしまう。
毎日のようにお互いの🏠を行き来して遊んでいたから…

No.2

マリコと話していたあみの所へ隣のクラスのスミコがやってきた。
『あぁ~みぃ~😃あっ、マリコも~😃2人で何楽しそうに話してるの~❓』

ニコニコしながら近寄ってきて あみの髪を撫でるように触れながら近くの誰かの椅子に座るスミコ。
あみ『いやさぁ。もうすぐクリスマスじゃん⤴パーッと派手に騒ぎだいよね~って話になって どうする❓ってさ☺』

マリコ『2人じゃいつもと変わらないし…ってねぇ』

あみ『そう😃スミコはどうしたの❓』

スミコ『えっ‼それクリスマスパーティーだよね❓あたしも参加したーい✋😃』

と手を上げている。
『それは勿論OKだよ😁』

あみとマリコは声をそろえて言った。

あみ『じゃこれで3人は決まって~、他には誰誘う~❓😃』
とあみが言うと
3人共顔を見合わせてニヤニヤしだした。


☺☺☺☺☺☺☺☺☺そうなったらやっぱり女だけじゃ面白くないよねぇ⁉
☺☺☺☺☺☺☺☺☺

という意見にまとまり、男3人を誘って6人でパーティーをしよう という事になった。

No.3

マリコ『それよりスミコ、何か用事があって来たんじゃないの❓』

マリコがそういうと
スミコ『あっ⁉そうそう‼次音楽だから教科書借りに来たのを忘れてた💦』

といいながら3人がいる教室の時計に目をやると
次の授業はとっくに始まっていて周りには誰も居ない。

あみとマリコは同じクラスで次の授業は体育、他のクラスメートは体育館かグラウンドへ移動したのだろう…


3人はこれから移動しても先生に怒られるのは目に見えていたので そのままクリスマスパーティーの話を続ける事にした。

No.4

誰を誘うか❓
いつにするか❓
どこでするか❓


上がるテンションを抑えつつ 話していると
教室のドアがガラガラガラ~っと開いた。

No.5

3人は一斉にドアの方を向く。

そこに居たのは
ヤンキーの純と誠だった。


何してんの❓お前ら😃


と言いながら近寄って来る2人を見ながら私達は どうやら同じ事を思ったようだ。
スミコとマリコの目がそう言っていた。

No.6

あみ『うちらクリスマスの話してたんだけど3人でパーティーするより人数多い方が盛り上がるから他に誰を誘うか考えてたんだよ~😃』


というと

純『何それ❓😃楽しそうじゃん😃いつやんの❓』


マリコ『まだ日にちとかは決めてないよ⤴メンバー決まってないんだもん😫』


誠『俺らが集めてやる❓😃』


私達はそれぞれの顔を見合わせて嫌がっているのは誰も居ないようだったので即誠達にお願いした。

No.7

普段誠達が連んでいる5~6人の中の誰が来るとか 誰はダメだとか どこでいつやるとか…
2~3日のうちに決まり
23日の昼間から誠の🏠でする事に決まり その日までに誰が何を用意するかとか話しているだけでもかなり楽しかった。

No.8

当日


それぞれに誠の🏠に集まり、 それぞれが持ち寄ったお菓子やジュースを飲んだり食べたり
音楽を聞いたり色々話をしたり
それなりに楽しかった。

夕方になってきた頃に誰かが

酒飲みたくねぇ❓


と言い出したのがきっかけで みんなのお金を集めてコンビニへ買い出しに行く事になった。

No.9

コンビニは誠の🏠から自転車で10分位の所にしかない💧
クリスマス時期の夕方ともなれば 外はかなり冷え込んでいる。
酒は皆飲みたいが買い出しには行きたくない。

じゃんけん大会のはじまり😁


負けたマリコとあみ⤵⤵⤵
しぶしぶ買い出しに向かおうと靴をはいていると
そこへ純がやってきて
純『可愛い女子2人で危ないから😉』

と付いてきてくれた😁

No.10

寒い中
3人は夢中で自転車をこいでコンビニを目差した。


当時は
今みたいにうるさくなかったし
純もあみも中学生には見えないほど大人びていたので
アルコールを買う事は案外簡単だった。

3人共
もの凄くドキドキしてたのに(笑)

No.11

難なく
アルコールを手に入れ
つまみなども買い
また
寒い中
誠の🏠に戻った。

No.12

ビール、日本酒、つまみをセッティングし みんなで改めて乾杯し ませガキ達のチョー背伸びしたクリスマスパーティーが新たに始まった😁


その時点で時計は夜の8時をまわっていたかな😺

No.13

誠の🏠は
一軒家で普通だが
誠の部屋だけプレハブだったし、その日誠の親は親戚の🏠に泊まりで出掛けていて留守だったから みんなやりたい放題だった。


当時流行っていた曲を代わる代わる流し、酔っ払ってキャーキャーワーワー騒ぎだい放題😁

No.14

あみはアルコールが合うみたい☺
マリコもなかなか😁スミコはダメだったみたいでグッタリしていた😁

純も誠もイケるらしく飲み続けていた。


初めて『お酒に酔う』事を覚えてしまった14歳のクリスマスでした。

No.15

大満足のクリスマスパーティーを終えた私達は
その日以来何度も飲み会をした。


マリコの🏠に泊まると嘘をつき
泊まりがけで飲んで騒いで遊んでいた(笑)
お酒の味なんて分かりもせず ただ酔って騒ぐ事を楽しんでいた。

No.16

大晦日


地元の小さな神社に皆で集まる。
純、誠、マリコ、スミコ、あみ、他の学校のタツ、アツシ…その他数人(笑)

何をする訳でもなくただしゃべっているだけ。

よくもあの寒さの中で何時間も遊んでいられたものだ(笑)

今じゃ考えられません(笑)

No.17

あの頃よく皆が聴いていた音楽はBO0WY
誠の🏠に行くといつもBO0WYの曲がかかっていて いつの間にか自分の部屋でもBO0WYを聴くようになっていた🎵

No.18

冬休みが終わって
3学期が始まっても よく誠の🏠に遊びに行っていた。



三者面談で授業が午前中で終わり
いつものように マリコとスミコと3人で誠の🏠に行くと 純も既に来ていた。

程なくして大晦日に神社で会ったタツとアツシが4~5人で 誠の🏠に来て、誠と庭でこちらをチラチラ見ながら話している。

気になったのだろう、純も誠達の所へ出ていってしまった。
部屋の中にはマリコとスミコとあみの3人だけ…

No.19

しばらくすると誠と純が部屋に戻ってきて 庭に居たタツ達は帰っていた。


戻ってきた誠と純に
何事❓
どうかしたの❓


聞いても2人ともはぐらかして答えてくれないので
まぁ私達には関係ないし それ以上に興味もなかったので
その話は終わった。

No.20

>> 19 3年になってからも始めのうちは 誠や純達とよく遊んでいた。学校サボって朝から誠の部屋で話したりBO0WYを聴いたり…

あみは誠の事が好きだったから 一緒に居るだけで充分だった。

付き合っていた訳でもないし、誠の気持ちも分からなかったし🙈


純とは🏠が同じ方向だった事もあり、よく一緒に帰ったりしていたなぁ…
純とあみは、小学5年生の時同じクラスになって隣の席になったのがきっかけで 仲良くなった。
それからずっと仲がいい。

No.21

ある日の帰り道



その日は誠の🏠には寄らずに真っ直ぐ帰る事にしていたから あみは自分の🏠に向かって歩いていた。
隣では純が いつものようにふざけながら歩いている。

いつも別れる道を過ぎても純はあみと一緒に歩いている…

あみの🏠の前に着いても 帰る気配がない。

あみの🏠は住宅街で隣近所は人が多い。 純と門の前で話しているのは結構目立つ💧

No.22

純には帰る気配がない
でも あみの部屋に上げるのは何故か抵抗があった

あみは 自分の🏠のある住宅街を抜けた所にある小さな公園へ向かって歩きだした…

No.23

公園に着くと純が話し始めた…


純『あのさぁ…
実は俺、ずっと前からあみの事好きだったんだよねぇ…』

❓❓❓
あみ『❓❓❓
えっ❓そーなの❓😲』

純『うん😃』

あみ『…気持ちは嬉しいけど、今あみが誠の事好きなのは、純も知ってるよね❓』

純『知ってるよ⤴
やっぱ無理だよな(笑)』

あみ『…だよ(笑)
なんで今❓』

純『吹っ切りたいから…次イケねぇからかな😁』


そう言って笑って純は帰って行った。

No.24

そうこうしながら
あっという間に受験‼

見事合格‼
そして中学卒業😺


誠は就職
純は…❓思い出せない⤵
かなり昔の話なので許して下さい🙇🙇🙇

No.25

高1


いろんな期待に胸を膨らませて あみの高校生活が始まりました😃

憧れていた高校生
それはそれは楽しみだった😃


友達もできて彼氏もできて順調だった
成績も良かったしね😁

No.26

彼の名前はヨシ


背が高くてお尻が小さくて足が長くて肩幅が広くてスタイル抜群だった💓
あみの初めてのひとになったヨシ🙈
ヨシに夢中だった…

No.27

ヨシとの四年間…


高校に入学して
やっと慣れてきた5月の始め
あみの一目惚れだった💓
友達とじゃれ合いながら登校するヨシの姿を見て 可愛いひとだなぁ…って思った☺
それからどこにいてもヨシを探すようになっていつも目で追ってた💖


ある日
気持ちを伝えたくなって帰りに呼び出して告白した。

ヨシはあみを知ってて気になってたみたい。付き合う事になった💓
嬉しかったなぁ💓💓💓

No.28

付き合いだして半月経った頃
ヨシの部屋で
あみとヨシはひとつになった💏
大好きなヨシだから凄く幸せだったよ💖
逢う度に、ヨシの部屋に行く度に、あみとヨシは体を重ねた。
何度も 何度も…

No.29

夏休み



夏休み間近のある土曜日

ふと、教室の窓から校門に目を向けると、こちらへ歩いて来るおばさんがいた。
よく見てみると そのおばさんは ヨシの母親だった。


何かあったととっさに感じたあみは
1階の玄関まで走っていた…

No.30

いたっ‼
やっぱりおばちゃんだっ‼


あみ『ヨシのお母さん‼』


そう言いながら走って近づいて行くと おばちゃんはあみを見て微笑んだ。


おばちゃんから話を聞いてビックリした💦
ヨシが同じクラスの男の子とケンカして全治2ヶ月の怪我を負わせて⤵⤵⤵
退学の手続きに来たと…

No.31

退学って…
この2~3日 顔見ないし連絡取れないから おかしいな~と思っていた矢先…


ヨシが退学…
この学校から居なくなる…

⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵
ショックでした…
⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵

No.32

一通りの話を聞き
おばちゃんと別れた。


その後の事はあまり覚えてない…



ヨシとはその後一度も逢わずに
電話で一方的にふられた😠


好きな女が出来て同棲するから😃つか、もうしてるけど😃



………………
………

悲しい夏休みを迎えた…

No.33

いつまでもウジウジしてても仕方ない‼

必死で自分を奮い立たせて


何とか笑えるようになった頃



季節は秋になっていた…

No.34

文化祭


周りに悟られないように 作り笑いをしながら生活していたが…

耐えられなくなっていた…

ヨシにふられたショック で
あみの体重は8キロも減っていた………



何をしていても
どうでもよかった

ヨシが居ないこの場所に
あみが居る意味などないのだから……


文化祭の次の日
あみは退学した……

No.35

退学後


ヨシの事が忘れられずに
苦しかった…


寝ても覚めても
ヨシの事を想ってしまう……

何もする気にならなかった…


今で言えば完全な
引きこもり
だったと思う(笑)


あみ
16歳の冬……

No.36

年が明け

このままじゃいけない
親も心配してくれてるし兄弟も。



ひとりの男にふられた位でクサってどうする‼
見返してやる‼
逃した魚は大きかった⤵
そう思わせてやる‼
……
………
あみは仕事を始めた。

No.37

朝9時~夜7時まで あみの🏠から自転車で10分位の所にある スーパーのレジ係りだ。



仕事はとっても楽しくて 先輩方も可愛がってくれたし 分からないことは丁寧に教えてくれた😃


帰りに若い先輩方で食事をして帰ったり ドライブに連れて行ってもらったりボウリングに行ったり…カラオケにいったり…


少しずつではあったが
ヨシの事を思い出す機会は減っていった

No.38

そんなある日



いつものように仕事を終え、🏠に帰り母と妹と3人でご飯を食べていた……

No.39

リンリンリン☎


☎が鳴っている…

母が出た
『はい○○でございます……はい……はい、少々お待ち下さい😃

あみ‼
あみにだよ!☎😃』

あみ『だれから❓😃』

母『○○くんだって⤴』


………………
…………
ヨシからだった……

No.40

一瞬のうちに
いろんな事を思った…

やっと落ち着いてきたのに

どうして今頃になって❓

なんで☎なんか掛けてこれるの❓

何の話があるわけ❓


そんな事を頭の中で思ったけど

嬉しくて嬉しくて心臓がドキ💓ドキ💓ドキ💓ドキしていた。

No.41

あみ『もしもし…』

ヨシ『おぅ⤴あみ😃元気にしてた❓😁』

あみ『……』

ヨシ『あれ❓もしもし❓あみ❓』

あみ『ん❓雑音入って聞こえなかった⤴何❓どうしたの❓😃』

ドキドキを知られないように 平然を装いながら 明るく落ち着いて話した。

No.42

>> 41 ヨシ『いやさぁ😃昔の写真見てたら懐かしくなって☎してみた😁最近どおよ❓😃』


あみ『最近どおよって(笑)毎日毎日仕事と🏠の往復だけど楽しく働いてるよ~⤴』


ヨシ『⁉はぁ❓お前働いてるって高校どしたの⁉😲😲😲』


あみ『あっ😁そうだよね(笑)知るわけ無いもんね⤴』

ヨシ『❓』

あみ『あみ辞めたの、高校😃今はスーパーで働いてるんだよ~⤴』

ヨシ『はぁ❓マヂで⁉』


あみ『うん😃マヂで(笑)』

No.43

>> 42 ヨシ『知らなかった』

あみ『だよね😊で❓』


ヨシ『久しぶりに逢って話さない❓⤴』

あみ『………いいよ⤴』


逢う約束をして☎を切った。

思いがけない☎だった…
久しぶりに聞いたヨシの声💖
今でも好きだなぁって…
改めて確認してしまった☎だった…

No.44

ヨシと逢う日



朝いつもより早く目が覚めてしまい、今夜ヨシに逢う為に
何を着て行こうか❓考えていた💓💓💓



楽しみがあると
仕事をしていても 時間が経つのがとても早くて

気がつけば時計は5時になろうとしていた。


今日は運良く早上がりで5時までなのだ😊

No.45

仕事を終え、真っ直ぐ🏠に帰り、すぐにシャワーを浴びに お風呂へ向かった。


シャワーを浴び髪を洗いながら
ヨシに逢うのはどの位ぶりなのか考えていた…



夏休み前から逢ってないから…


約1年ぶり❓
10❓9ヵ月ぶりだ…

お風呂から上がって
あみの部屋に戻り
ドライヤーで髪を渇かしながら
付き合っていた時の事を思い出していた……

No.46

待ち合わせは6時半
○○市の○○駅のファーストフード店の前だ。


支度を終えて 🏠を出て最寄り駅に向かい、🚃で3駅で○○駅に着く💓


もう直ぐヨシに逢える⤴
9ヵ月ぶりの再会💓
緊張する…


○○駅に着いた。

No.47

改札を出てエスカレーターに乗り 一階に降りる。


降りて右にちょっと行けば、 そこに待ち合わせのファーストフード店があるのだ。


あみの緊張はマックスになってきている 💓💓💓💓💓💓💓💓💓

エスカレーターを降りて歩いていく



ここだ‼


ヨシはまだ来ていないようだ💓


時計を見ると 6時23分だった………

No.48

はぁ……


ドキドキする……



もう直ぐヨシが来る………


緊張する……

No.49

一人の男が
あみの前を横ぎって行った……



…………⁉


ヨシだ‼


そう思って近付こうとする あみだったが
緊張からなのかとっさに足が動かなかった……


ヨシらしき男は周りを見回しながら歩いている……

No.50

あみは

深く息を吸い

ヨシらしき男へ向かって 歩きだした……

時計は6時半を少し過ぎていた…



その男は壁に寄りかかって立っていた

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