恋をしてもいいですか?
生まれて初めて小説を書いてみます😃
ストーリーを考えたりで更新は遅めだと思いますが頑張って書いていくつもりです✋
よろしくお願いします😊
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私…山下あや23才。
職業は普通のOLやってます。
容姿は…普通。
いや!地味です、めちゃくちゃ地味!
ハッキリ言って周りが可愛い子ばかりなので浮いてます…ハイ…。
もちろん彼なんかいません。
でも…好きな人はいます…。
私の好きな人は同じ職場の井上孝行さん、27才。
1年片思いしてます。
すごくもてるわけではないけど優しくて人気者。
彼の周りにはいつも人が集まってます。
彼女はいないみたい。
会社でよく話す子もたくさんいるけど彼を好きな人はいないみたいでちょっと安心…。
けど私の事なんか全く興味ないだろうけど…。
と言うか私の事知ってるのかな?とまで思ってしまったり…。
だって地味~でメガネで男性とは仕事以外で話せないし。
よくクラスに一人はいるでしょ?
メガネの優等生で地味な子、あの子名前何だっけ?と言われる子。。
まさにそれです、優等生じゃなかったけどね(笑)
こんな私でも高校からの親友がいます。
麻里とみゆき。
なんで私なんかと友達してくれるのか不思議なくらい可愛い!
麻里にはもう4年付き合ってる彼が。
みゆきはただ今募集中。
私の片思いはこの二人には内緒にしてます。
そんな中麻里から旅行の誘いが…。
「私の叔父が小さいペンションやってるんだけど連休に手伝いにきてくれと言われてるの。それでできればたくさん連れてきてて言われてるから一緒に行かない?」と麻里。
「それって宿泊費は…」とみゆきが興味ありありで聞く。
「タダよ、でも結構手伝いはキツいけどね~。あ、裕介とその友達二人もくるみたいよ」
「裕介くん」とは麻里の彼。
彼募集中のみゆきはどうやら裕介くんの友達に興味がわいたらしい…。
「私、行く!ね、あやも行くよね?ね?」
「え~私は…」
行かないよ、と言いかけたけど麻里に遮られた。
「暇でしょ~、お願い、手伝って!ほら、それにあやも出会い求めなきゃ!みゆきを見習ってさ」
「出会いは別にいらないけど…。でもどうせ暇だしタダだし手伝ってあげるよ」
「ありがと~♪二人とも恩にきるわ♪」
何だかんだと私も手伝いとは言え三人で旅行ができるのが楽しみだった。
少したってから麻里の彼、裕介くんが友達二人をつれて到着した。
「あ、裕介」
麻里は嬉しそうに裕介くんの方に駆け寄る。
私達も近くに行った。
ふと友達の方に目をやった。
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え?………嘘だよね!?
そうパニックになってる傍らで自己紹介が始まってた。
「え~、小笠原裕介です。麻里がお世話になってます。
で、斉藤正志と井上孝行」と裕介くんの紹介で軽くお辞儀をする二人。
「じゃあ、女子組も。
河原麻里です、裕介がお世話になってま~す♪
で、親友の上田みゆきと山下あやです♪」
私達も軽くお辞儀をする。
チラッと井上さんを見ると目があった…!
(…わかっちゃった!?)
焦る私とは反対にニッコリと微笑みながら井上さんは言った。
「初めまして、頑張ろうね!」
え?(ハジメマシテ)?
私に全く気づいてない?
ううん。違う。
気づいてないんじゃない。
毎日同じ職場なのに私の事なんか覚えてないってこと、か…………。
軽く目眩がする。
「ごめん、ちょっと車に酔ったかも…」と部屋に戻った。
コンコン…。
ドアがノックされた。
麻里とみゆきだった。
「大丈夫?」
「顔色悪いよ?」
二人とも心配してくれた。
「で、本当は何があったの?」
二人が心配そうに聞いてきた。
‐本当は?‐
予想外の質問にえ?と思いながら二人の顔を見る。
「車に酔った、訳じゃないんでしょ?」と麻里。
「あの人がどうしたの?」とみゆき。
「何年親友やってると思ってるの?」
「言いたくないなら無理には聞かないけど」
「麻里…みゆき~」
私はポロポロと泣いた。
そして井上さんの事を話した。
「そっか、それはショックよね」と麻里。
「でも今日はコンタクトだからってのもあるんじゃない?
だって私が見てもすぐはわからないもん」とみゆき。
「そうかなぁ…」と考えてる私は二人の好奇心の視線に気づいた。
「え?な、何?」
「好きな人、かぁ~」
「へぇ~」
とニヤニヤ笑う。
「ここで会ったのも縁だよ!どんどんアタックしちゃいなよ!」
「そうそう、頑張って、あや!」
二人は心底応援してくれた。
でも私は
「お願い、彼には私の事は何も言わないで」と頼んだ。
二人はキョトンとした顔で
「え?どうして?」と聞く。
「うん、何て言うか…。
今日の私は本当の私じゃないでしょ?
普段はメガネの地味じゃない?
それにメイクだって二人がしてくれたし…。」
二人は黙って聞いてくれた。
「今日の私はよそ行きの私で…。
普段のメガネの私が本当の私で…。
だからね…」
最後を言おうとした時に二人が言った。
「普段のメガネのあやを見てほしいんだね」
「本当に好きなんだね、あや」
二人はわかったよ、という優しい笑顔をしていた。
「私達は何も言わないから頑張って!」
「裕介にも言っておくから大丈夫」
「ありがとう…」
おしゃべりは一旦終わらせ手伝いに戻った。
オーナーである麻里の叔父さんに謝る。
「大丈夫かい?まだ休んでてもいいんだよ、まだ暇な時間だしね」
と優しい笑顔で言ってくれた。
やはり麻里の叔父さんであり優しい。
「ありがとうございます。でももう大丈夫です。ご心配かけました」
「じゃあ、無理しないで、よろしくね」
私は返事をすると仕事に向かった。
いつもは机に向かったりコピーやらお茶くみやらの仕事だから
接客などの仕事が新鮮で楽しい。
いつも以上にはりきり、そして楽しんで働いていた。
そんな私に麻里たちが
「何かイキイキしてていいね!」
「笑顔ですごくかわいいよ♪」
と言ってくれた。
自分でも気付いてなかったけどこんなに笑顔で過ごしたのは久しぶりだ。
‐そんな私を見てくれてる視線に私は気付いてなかった‐
「なぁ、裕介」
「ん?何?孝行」
「お前の彼女の友達のさ…」
「お?何?気になる子いるのか?」
裕介はちょっとからかうように言う。
「ちょっと待てよ!
俺も気になる子いるんだけど!」
と、正志が焦って話しに入る。
正志は緊張な顔で孝行に聞く。
「お前の気になる子って…。
み……みゆきちゃん…?」
正志は息を飲みながら孝行の顔を祈るように見る。
「いや…ちが…」
孝行が言い終わらないうちに
「そっか~違ったかぁ~
いや~よかった!な?孝行~♪」
よほど嬉しかったのか安心したのか正志はニコニコしながら
「な、じゃあさ、お互い協力しようぜ!
裕介、彼女に色々情報聞いてくれな!」
「わかった、けど麻里の親友だからな!
泣かすようなことは…」
「わかってるよ!
俺は本気だよ!」
と正志は真面目な顔で言う。
「孝行は…あやちゃんなんだよな?」
「うん…。
俺、一目惚れって絶対有り得ないと思ってたけど…どうやらそうみたいだわ」
「そっか、
うん、二人とも頑張れ!応援するわ!」
と裕介は二人の肩をポンと叩く。
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そんな会話がされてるとは私は夢にも思わなかった。
1日目が無事に終わった。
慣れない仕事だけど楽しくできた。
疲れたけど心地よい疲れだった。
「ねぇ、叔父さんが裕介グループと一緒に歓迎会してくれるって、行かない?」
「あ、いいね!行く行く!井上さんもいるしもちろんあやも行くよね?」
「う…うん。でも何か恥ずかしいような…」
私は二人に井上さんに同じ職場なことなど言わないようにお願いした。
「初対面、てことでいいんだよね?」
麻里が聞く。
「うん。
手伝いが終わってまたいつもの日々に戻ったら…」
…………
「本当の私で頑張ってみる!」
「わかった、協力するね」
「裕介とも初対面だしこっちが言わなければわからないしね」
「ありがとう」
私達はオーナーが用意してくれた場所に向かった。
「お、こっちこっち」
オーナーが手招きをする。
私達を座らせると
「今日はオレのオゴリ。
ただしまた明日からビシビシ働いてもらうよ」と言い行ってしまった。
気をきかせてくれたのだろう。
「じゃあ、みなさん、飲みますか?」
と麻里がみんなにビールを回す。
“かんぱ~い!”
みんなで乾杯をした。
麻里の彼氏がいるからか年が近いからかすぐ話始めた。
初めて会ったとは思えないほど盛り上がった。
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1時間くらい経った頃だろうか。
「あの…みゆきちゃん?」
と正志が声をかけた。その声にみゆきは正志の目を見る。
「あ、あの、よかったらちょっと散歩でも行かない?」
「うん」
みゆきは嬉しそうに返事をした。
(あの二人…うまくいくといいな)
そう思ってふと見ると麻里がいない…。
「あれ?麻里?」
キョロキョロしてると
「祐介と散歩するって今出ていったよ」
(麻里…気をきかせてくれたのかな)
………………。
(井上さんと二人きりだよ~どうしよう)
沈黙をやぶったのは井上さんだった。
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