光と影
どうしたら君を忘れる事ができるんだろう…
私は君とは違う道を歩んでいるのに…
月日ばかりが流れて…
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君と初めて知り合ったのは暇潰しにした出会い系サイト
誰でも良かった…
ただ… 私をこの孤独から救い出してくれさえすれば……
友達から聞いたサイトを私は見ていた。
投稿者を何となく見ていて1人の人にメールを送ってみた。
別に彼氏とかが欲しい訳じゃない。
ただ…淋しい気持ちを紛らせたかった…
メールを送るとすぐに返事がきた。
【初めまして✌セイって言います😁名前教えて🙇】
私はメールの内容を見ながら(チャラそうな感じだな…)と思いながらも返事を返す事にした。
名前か…
実名じゃなくてもいいか…
私は適当に名前を考えセイに返事を返した。
1分もしないうちに返事が返ってくる。
(遊びなれてんな…)
セイは写真つきで返してきた。
写メをみても私は何も思わなかったが一応【格好いいね💕】みたいな感じで返信した。
正直…私はメールが嫌いなほうだ。
メールするぐらいなら電話ってタイプなんだが今は、どう返信するか考える事で……
現実から目をそらしたかった…
泣いても泣いても…もう戻ってくる訳じゃない事ぐらい分かっていた。
失ってしまった大切な命…
もう二度と会えない事は解っていても…
あなたを忘れる事ができない…
自分の不甲斐なさを呪いたい程…
今の私は自分を嫌いだった…
何度も自殺未遂を繰り返しても死なない自分を…
殺したかったのかもしれない…
セイとのメールは他愛もない内容であったけどメール嫌いな私には時間潰しになっていた。
【電話してもいい?良かったらワンギリして✋俺からかけ直すから😊】
正直、会った事もない相手に番号を教えるのには躊躇した。
何を話せばいいかもわからない…
悩みに悩んだ末…セイに電話をかけた。
すぐにセイから着信があり電話にでた。
「もしもし❓セイだよ✌今、大丈夫❓」
「うん。眠れなかったし大丈夫だよ」
「めぐは本当に彼氏いないの❓俺、立候補しよっかなぁ⁉」
私はセイの話に合わせながら会話していた。
「ありがとう。考えとくよ」
(軽すぎる…皆に言ってんだろうな…)
セイとの初めての電話は何を話したかも覚えてないぐらい内容が薄かった。
電話の後に【おやすみ💤】とメールがきたけど私はダルくて返さなかった。
私はチャラい男は好きじゃない。
(単なるメル友だから…)
自分に言い聞かせながらセイとのメールは続けていた。
何度か【今度会おうね💖】ってメールがきては【そうだね💕早く会いたいね💕】っと心にもない言葉を返していた…
私はセイと会う気はなかった。
まだ私の心には元彼がいたからだ…
赤ちゃんの事で彼とは別れていたけど…
私は彼とやり直したかった。
彼には好きな人がいて私の元に帰ってくる事がないって解っていても気持ちが追い付けない…
赤ちゃんを失った悲しみが私の心を覆いつくしていた…
支えて欲しかったのかもしれない。…
赤ちゃんの父親だった彼に悲しみを理解して欲しかったのかもしれない…
彼は失った命の重さを理解する事なく、哀しみに打ち菱がれる私を残して行った。
私に残ったのは孤独だけだった…
誰かに今の孤独から救って欲しかった…
そう…誰でも良かった…
その相手がセイだった…
セイの第一印象は軽い…
遊び人…
そんな感じだった。
だから彼を好きになるなんて思いもしなかった。
あの日までは…
半年メールだけで会う事をしなかった私はやっとセイと会う気持ちになった。
人恋しかったのかもしれない。
セイはメールとは違って意外と真面目だった。
私が元気ないのをメールで何となく感じていたようで私を笑わせようと必死に盛り上げてくれた。
寂しさに明け暮れていた私は久しぶりに笑う事ができた。
セイは私を気遣いながら優しく接してくれていた。
引きこもりがちだった私は久しぶりに人の優しさに触れた気がした。
「何があったかは聞かないけど俺で気持ちが少しでも軽くなるなら、いつでも話聞くからね」
私はセイのその一言に思わず涙が溢れた。
セイは何も話さず、ただ私の手を握っていてくれた。
ただそれだけの事が私には嬉しかった。
誰かの前で泣くのは久しぶりだった。
いつの間にか私は心に鍵をかけて人と向き合う事から逃げていたのかもしれない…
「さて…今日は飲みあかしますか⁉」
突然のセイの言葉に私は思わず吹き出した。
「こういう時って普通、優しい言葉をかけるものじゃない❓」
「そうかもしれないけど…。俺がいくらうわべだけの言葉を並べても嘘臭いじゃん。」
セイの言葉を聞き、私は成る程…最もだと納得した。
「仕方ないから付き合ってあげますか?」
「そうそう…って違うっしょ⁉」
私は心から笑う事ができた。
セイと出会った事で私の心の氷がほんの少し溶けたような気がした。
久しぶりのお酒は私の思考回路を壊してしまっていた…
私は目が覚めると隣にはセイが眠っていた。
私は昨日を思いだそうとしたが記憶があやふやで思い出す事も出来なかった。
【とりあえず…服は着てるからヤってはいないよね…?】
私が1人考えているとセイが目を覚ました。
「おはよう。めぐ、かなり酔ってて家分かんないからホテル連れて行くしかなくてごめんね。」
「えっ…私こそ迷惑かけてごめんね…」
何となく気まずかった…
そんな雰囲気が嫌で私はタバコに火をつけた。
「うっ…」
【喉が痛い…お酒のせいかな…?】
「どうかした❓」
私の様子に気付いたセイは私を心配していた。
「何か喉痛くて…タバコがキツイ…」
「風邪引いたのかもしれないよ。昨日は雪降ってたし…」
そう言いながら私に近付き額を触った。
セイは額に触れた後すぐ私から離れた。
電話を手にすると
「体温計ってありますか❓じゃあ、お願いします」
【?????】
私がキョトンとしているとセイは私に飲み物を渡してドアの前に行った。
「ピンポーン」
と鳴るとセイはドアを開け何か受け取り私の元に来た。
「はい。熱あると思うんだけど測ってみて」
私はセイが心配してるので体温計を受け取ると熱を測ってみた。
「ピピピピピ」
程なくすると体温計が鳴り私がみていると
「どう…❓大丈夫❓」
私は体温計をセイに渡した。
「やっぱり…熱があるじゃん‼大丈夫❓動けそう❓」
「うん…大丈夫。」
「大丈夫な訳ないでしょう⁉39度あるんだよ‼病院行こう‼」
セイは私の体調を気遣いながら病院に連れて行ってくれた。
病院にいる間、セイはずっと私の傍にいては寒くないように上着をかけてくれたりしてくれていた。
病気の時ほど人の優しさが身に染みてしまう…
診察の結果…私はインフルエンザにかかっていた。
私を家まで送るとセイは何処かに電話をかけていた。
「今日帰る予定だったけど友達が体調悪くて、一人暮らしで心配だから帰るの遅くなるけど心配しないで‼」
「私なら大丈夫だよ…お家の人に悪いから帰っていいよ…」
「俺はいいよ。めぐの方が心配だから…」
【こんな時に優しくしないで…引き留めたくなっちゃうよ…】
そんな気持ちを押し殺しながら…
「ありがとう。気持ちだけで十分だよ。もう大丈夫だから本当にいいよ…」
私が退かないように見えたのかセイは渋々帰って行った。
本当は傍にいて欲しかった…
何気ない優しさに触れて私はセイに少しずつ惹かれていた。
セイが帰った後、もう一度体温を測ると40度をこえていた…
【本当にヤバイかも…薬飲まなきゃ…】
私は重たい身体を動かし冷蔵庫を開けた。
「はぁ…飲み物買ってこないと行けないなぁ…」
ただそれだけの事だけど何故だか涙が溢れてきた…
「1人は淋しいなぁ…」
私は止めどなく流れる涙を感じながらもとめる事が出来なかった…
辛くて…寂しくて…自分だけが世界に取り残された気分だった…
「ピンポーン」
誰か来たみたいだけど動く事が出来ずにいた…
ゆっくりとドアが開き、そこには帰ったはずのセイがいた。
「どうしたの❓何で泣いてるの❓」
何も答えない私をセイは抱き締めた。
「大丈夫だよ…ごめんね…勝手に入ってきて…何か心配でほっとけなくて…」
私はセイが帰ってきてくれた事と、セイが言った言葉で余計涙が溢れた…
「本当は…」
「うん?」
「行かないでって…1人にしないでって…」
「大丈夫…ここにいるから1人じゃないよ…大丈夫」
私はセイの言葉を聞き安心したのか眠ってしまった…
私は目を覚ますと気ダルイ身体を起こした。
いつの間にか外は暗くなっていて何時間寝ていたのか分からなかった。
部屋の電気をつけるとセイはいなく、さっきのは熱で夢でも見ていたんだと思うと、また涙が溢れた…
【駄目だな…弱ってると人恋しくて…】
涙を拭きながら冷蔵庫を開けると、なかったはずの飲み物が置いてあった。
【夢じゃなかったんだ…】
私は熱のせいで喉が渇いていたためポカリを手に取り飲んだ。
【うっ…喉が痛くて水分を摂るのもキツかった】
「ガチャ」
っという音がしてドアが開くとセイが入ってきた。
「気がついたんだ⁉良かった…」
帰ったと思っていたはずのセイの姿を見ると何故だか安心した。
「えっ⁉あぁ…ごめん」
セイは私を見るなり抱き締めていた。
「1人にしてごめんね…大丈夫だから泣かないで…」
私はいつの間にか涙を流していた。
「ごめん…何でかな…?涙が勝手に溢れてきて…」
「大丈夫だよ‼めぐが熱下がるまでいるから心配しないでいいよ😃」
セイは私にそう言うと、もう一度強く抱き締めた。
優しくされればされる程、私は安心してセイに何もかも委ねたくなってしまう…
「部屋に戻ろう…具合悪いんだからさ!」
セイに促され私は布団に入った。
私は体温をもう一度測っているとセイは私に冷えピタを貼ってくれた。
「冷たくて気持ちいい…ありがとう。」
「どういたしまして😃」
そう言うとセイは台所に向かった。
私は何をしているのか気になったけど……測り終わった体温計をみて力をなくしてしまった。
【41度ある…身体中の関節が痛くて正直しんどい…】
バイト先にインフルエンザで、しばらく休むと連絡をして私はまた横になっていると…
「お待たせ‼お粥出来たよ😃」
セイは私の為に、ご飯を作っていたみたいだ。
誰かにご飯を作ってもらったのは久しぶりだった。
セイは何故ここまでしてくれるのだろう…
メールだけの付き合いとはいい会うのは初めてなのに…
まるで今までずっと一瞬だったかのように…
私はセイがいてくれる事で安心していた。
こんなに安らかに眠れる日は本当に久しぶりだった…
私は3日寝込んでいたけどセイはずっと傍にいてくれた。
本当に心配してくれていて私はセイが帰ってしまう事を考えるのが嫌だった。
「明日…帰るんだよね…?」
私は泣きそうな声で聞いた。
「そうだね…めぐも良くなったみたいだし、明日の朝には帰るよ。」
私は黙っていた…
「…何?もしかして…淋しいとか?」
セイはわざと私の顔を覗きこんで言う。
「別に…」
そう言いながら私は布団に潜ってしまった。
【ありがとう…って言いたいのに素直になれない。また…1人になるのが怖い…】
「めぐ…?泣いてるの?」
セイは私の布団を捲ると私の頭を撫でてくれた。
「めぐは泣き虫だね…」
「違う…目にゴミが入ったの…」
そう言いながら私は涙を拭いて起き上がった。
「お風呂入ってくるね。熱でずっと入ってなかったし。」
私は着替えをとるとシャワーを浴びに行った。
冬とはいえ3日も入っていなくて髪もゴワゴワだったので丁寧に身体を洗った。
「ねぇ…俺も一緒に入っていい?」
突然の言葉に私は驚いた。
「やだ!恥ずかしいし…そういうのは彼氏じゃないと…」
「冗談だよ‼彼氏とね…めぐは彼氏作らないの?」
セイは笑いながら私に話しかける。
「………………」
私は何て答えたらいいのか分からなかった。
確かにセイに惹かれているのは事実だけど…まだ誰かと付き合うなんて……。
「ごめん…何か変な事聞いたね…」
「怖いから……」
「何が…?」
私はたどたどしくだけどセイに話した。
「裏切られるのが…怖くて…」
「そっかぁ…話してくれてありがとう…。でも無理しなくていいよ…めぐのペースでやればいいさ」
私の答えにセイは優しくそう言う。
無理に聞いたりしないのが有り難かった。
私は服に着替えるとドアを開けた。
セイは私を見つめている。
「何か変…?」
「いや…別に…」
セイの態度に何かムカついてしまう。
「何!?何か言いたい事あるならハッキリ言え!」
そう言いながらセイに掴みかかると、いきなりキスされた。
「!?」
「俺もシャワー浴びてくるわ」
そういうと放心状態の私を置いてシャワーを浴びていた。
【何で!?キスしたんだろう…どういうつもり何だろう?…」
【やっぱり遊び人なのかな?】
でも…私を好きでしたとか…
単なる挨拶…?
考えれば考える程、頭は混乱してしまう…
「どうかしたの❓」
いつの間にかシャワーを浴びて出てきていた。
「なっ…!?どうかしたの?じゃないし!どういう……」
そこまで言いかけて私は口をつぐんだ。
【聞いて…どうするの?きっと何とも思ってないよ…やめよう…】
「何でもない…」
「何で言いかけてやめるの❓」
【すっとぼけた顔してムカつく!!私をからかってるんだろうな!】
「ねぇ❓もしかしてキスした事怒ってる❓」
私はその言葉に反応してセイを見た。
「したかったからしたんだよ。」
「そう…」
【私の事バカにしてるんだ!!したかったからって…私…何、期待してたんだろう…セイが私を好きならって…
私…バカだな…】
1人で生きていこうって決めたのに…
もう恋なんてしないって…
なのに何で…また人を好きになるんだろう…
私は何て弱いんだろう…
1人が寂しくて誰かにすがりたくて…
好きになってしまった…
幸せにはなれないかもしれない…
けど…もう気持ちをとめる事ができない…
私は一歩踏み出さなきゃいけないのかもしれない…
「したかったら誰にでもするの?」
私は勇気を出して聞いてみた。
「そうじゃないよ‼めぐだからしたかった」
私はその言葉を聞いてホッと安心した。
「嫌だったよね…?」
「違う!嫌じゃなかった…ビックリしたけど嬉しかった」
私がそう言うとセイは笑顔になった。
セイは私にもう一度キスをして私も受け入れた。
その日に初めてセイと抱き合った。
甘い夜だった。
私は幸せでセイと出会えた事を本当に良かったと思っていた。
セイは朝、荷物を纏めて帰ろうとしていた。
「帰っちゃうんだね…」
私が淋しそうに呟くと
「また、すぐ会えるよ」
そう言うとセイは帰っていった。
部屋に残された私は言い様のない寂しさに襲われた。
【また1人か…】
その時、携帯が鳴りメールが届いた。
メールを開くとセイからだった。
(めぐの事だから、また泣いてるのかな❓すぐまた来るから泣くなよ‼好きだよ💕)
私はメールを見てまた泣いてしまった。
そして、すぐに返事を返した。
(私達、付き合ってるんだよね?私もセイが好きだよ…)
セイはすぐにまた、返事を返してきた。
(付き合うのはいいけど…幸せにできるかわからないよ…)
意味が分からなかった…
好きだけじゃ駄目なんだろうか…
幸せになんて出来るかわからない…
何か深い意味があるんだろうか…
この時、もう少し考えていれば、あんなに悲しい出来事は起きなかったのかもしれない…
けど…今の私にはセイと恋人同士になりたいがため深く考える事なんて出来なかった…
(私はセイと付き合いたいよ。セイの事、本当に好きだよ…)
(分かった。じゃあ、これからは彼氏、彼女だね💕よろしくね💕)
私はセイと付き合えた事で周りが見えていなかった。
それから、私は毎日セイと連絡を取り合った。
一週間後、私はセイに会うために電車に乗った。
やっと会える事が嬉しくて私は浮き足だっていた。
電車を下りるとセイが待っていた。
私は嬉しくてすぐに走って行った。
「久しぶり!」
照れながらそういうとセイは私の手を握って歩きだした。
セイは私にいろんな所を案内してくれた。
その後、友達に電話をかけてセイの友達の家に行った。
ドアを開けると女の人が出てきた。
【誰だろう…】
私がそう思っていると
「俺の悪友の淳子ね」
っと紹介してくれた。
「こんにちは、めぐみです」
私が恐る恐る挨拶すると、
「そんな怖がらないでよ‼よろしくね😃」
見た目と違って優しそうな人だった。
「俺、ビール買ってくるね」
そういうとセイは出ていった。
「めぐしゃんはセイと何処で知り合ったの?あいつ遊び人やよ。」
淳子さんは驚く事を私に話した。
「あの…メールで…。……セイ……遊び人何ですか?」
「敬語使わなくていいよ‼タメなんだし😁遊び人だよ!聞いてない?私が知るなかでは人妻に手を出したり二股、三股はよくしてたよ‼」
内心、驚きを隠せなかった…。遊び人?人妻?二股?じゃあ…やっぱり私も遊びなのかな…?
「ただいま‼淳子、めぐ虐めてないだろうな😁⁉」
セイは明るく帰ってきた。
「あんたと違って、めぐは真面目なんやから‼」
セイが私を騙しているんだろうか…?
それとも淳子さんが嘘ついてて本当はセイと付き合ってるとか…
私は考えれば考える程、頭が混乱した。
「淳子さんはセイと付き合ってるんですか?」
私は訳が分からなくなり突拍子もない事を口にしていた。
二人共、私の問いに目が点になっていた。
「あり得ない‼絶対こいつとだけは付き合いたくないわ‼」
二人して同じ事を言っている。
「あんた、めぐに変な事を吹き込んだやろ⁉」
「めぐ、何聞いたか知らんけど淳子、彼氏いるから。」
セイは私の誤解を解こうとしている。
【信じて大丈夫なんだろうか…。セイを信じたい…。けど、怖い…また裏切られたら…】
その日はモヤモヤしながらもお酒で誤魔化した。
考えても考えても不安になるだけだ…
そんな中でセイに抱かれても虚しさが残った。
私は不安に押し潰されそうな中でセイの携帯を見ることにした。
本当は見ちゃいけないって頭では分かっているのに真実が知りたくて、見てしまった。
セイの待ち受けには綺麗な女の子の写真がしてあった。
誰だろう?
メールを開くと1人の人に沢山メールをしているのに気がついた。
見なければ幸せでいられたのかもしれない…
セイは私以外にも彼女がいた。
愛してる、結婚しよう、沢山のメール…
私は悲しみと嫉妬で自分が醜くなるのが分かった。
でも、携帯を見た事をセイは知らない。
私は騙されてる振りをしよう…
私が知らない振りをすればセイは私と一緒にいてくれるはず…
私は、この日から自分を見失ってしまった…
打ち明けれない本音は私を醜い女の嫉妬で渦巻いた。
「ねぇ…何か変やない❓何か淳子に聞いた❓」
私は顔には出さないように少しずつセイの本性を探ろうとした。
「セイが遊び人とか…?いろいろ聞いたよ。けど…信じない。だって今は私の…私だけの彼氏だもん。」
「そっかぁ。信じてくれて嬉しい。」
セイは安心しているのだろうか…?
私を騙して平気なんだろう…
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