‥‥奏‥‥

レス10 HIT数 1753 あ+ あ-


2008/10/03 13:56(更新日時)

言えなかった気持ち

ずるい自分

ホントに笑える日は来るのかな…


【読んでくれる方へ】

誤字・脱字、あったらすいません💧

中傷・批判がある方はスルーお願いします💦

No.1158631 (スレ作成日時)

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No.1

私を怒らない。

彼氏からやきもち、嫉妬を感じない。

今までの彼氏はほとんど同じ。

多分私も同じだったからかな。

『ホントに俺の事好き?』
このセリフを聞く度に辛かったなぁ。

5人は私に言ったっけ…。

いやいや、好きだよ?遊びでもないし二股でもない。

ただプライドが高いだけ。

ふられるのが怖いだけ。

17歳の時大好きだった彼氏に、こっぴどくふられてから。

No.2

ホントはすごくやきもち焼きで

甘えたいしベタベタしていたい

それがみんな普通なんだと

『お前のしてる事、男は嫌うよ』

その一言で私は簡単にふられた…


だから私は男に甘えないし
やきもちやいても笑顔でかわす

そんな女になっていきました…

タカヒロと出会うまでは

No.3

私は世間一般で言うイイ男と付き合った事がない…

タカヒロはいわゆるイケメンで

飲み屋の店長

その店の従業員ゴウちゃんを気に入ってるアサミに誘われて

最初の印象は
軽そうな男…
冷たそうな男…

私は当時いつもの様に自分を隠しながら、付き合ってる彼氏がいました

それでもやっぱり他の男には興味はありませんでした

No.4

私も同じ水商売でホステスをしてました

アサミは3歳年下の同僚
遊んでて気を使わないしすごく気が合いました

だから仕事が終わると、ほぼ毎日の様に

タカヒロの店に顔を出し私、アサミ、ゴウちゃんと

朝までバカ騒ぎしてました

アサミがゴウちゃんを気に入ってるのを

タカヒロは知ってたので席にはゴウちゃんが接客してました

ある日、早くにお客が引いてタカヒロが

いつも飲みに来てくれるから、お礼におごるからと

私、タカヒロ、アサミ、ゴウちゃんと飲みに行く事になりまし

No.5

初めてタカヒロの店に行った日以来

私はタカヒロとまともに話しをした事なかったから

4人で飲みに行く事最初は戸惑ったけど

家には帰りたくなかったし…

おごりだし、まぁいいっかって軽い気持ちでした

ゴウちゃんとアサミはイイ感じでキャーキャー言いながら歩いてました

ゲッ!タカヒロと二人で何話せばいいんだろ…

変な緊張感で酔いが一気に冷めていくのを感じました

黙って歩く私にタカヒロは私に話しかけてきました

No.6

>> 5 『あぁ~早く店に着かんかなぁ、居心地悪いなぁ』

そう思ってるやろ(笑)

タカヒロは私に問いかけた

【うわっ、バレてる!】

そう思いながらも

『そ、そんな事ないよ。けどあんまり話した事ないから、何か話さんとなぁとは思ってたけど』

と、ごまかした

『ごめんね、急に誘って。彼氏に怒られん?時間とか大丈夫?』

そう切り替えしてきた

『うん、平気。いつもの事やし』

そんな話しをしながら歩いて3分の距離が、私には長く感じた

多分私、顔も引きつってた…


タカヒロの先輩の川田さんの店に着いた

私達は常連のお客さんだと紹介され

4人で乾杯した

【来る途中で酔い冷めたしなぁ…】そう思いながら私はビールを一気に飲んだ

No.7

『さや姉の飲みっぷりもいい事やし、いつものゲームやるか!』

ゴウちゃんが言い出した

いつものゲームとはスマスマでやってた指スマ

負けたらショットグラスに入ったビールを飲むってゆうゲーム

それを1時間以上もやって4人共、酔いがイイ感じに

『ねぇ、ちょっと休憩しよう~酔いが回ってきたぁ』

アサミが言った

一番誰が負けた?なんて話してると

みんな私を見た

そう…私はゲームが苦手

ゴウちゃんが
『さや姉って見た目しっかりしてそうで、頭も良さそうなのに結構おっちょこちょい?』

みんなが私を笑った(笑)

ここに来る前の酔い冷めはどっかに吹っ飛び、場も馴染んできた

そんな時アサミが
『私の知り合いにね、彼氏が浮気したり朝帰りしても、笑って許せる心の広い女がいてるんやけど~。
いつも彼氏が俺の彼女は大人やからって嬉しいそうでなぁ。私もそんなになりたいなぁ』

私の事だ…

アサミはいつも私にそう言ってた

するとゴウちゃんが
『それって…男からしたら都合いい女やん?』

…うん、ゴウちゃんの言う通り

カッコいい女でもない、ただのプライド高い弱虫な女…

無言だったタカヒロが話し始めた

No.8

『ホントに好きなら浮気されて笑ってられる人って何人おるんかな』

みんな黙った

『俺の彼女大人やからって…。そんなん褒め言葉ちゃうし。彼女にとったら、いらんプレッシャーや』


……ドキっとした。

またまた顔が引きつってきた

その女が私だと気づいたのか、気づかないのかタカヒロは

『まぁ、恋愛感は人それぞれ!休憩終わり~!ゲーム再開!』

私は笑顔を作ったけどドキドキが治まらなかった

この瞬間からタカヒロへの印象が変わった

No.9

今までの自分をタカヒロなら理解してくれるかな

えっ!?理解してもらって、私どうするんやろ…

私はだんだんタカヒロが気になり始めた

彼氏がいたから"好き"って気持ちを

自分で認めたくなかったのかも…


やっぱり私ってかわいくないなぁ

No.10

それでも"大好き"ってゆう程でもなくて

タカヒロともっと話したい

もっと知りたいって思い始めた


飲み始めて数時間
そろそろ帰ろうかってなって

私達はタクシーを探しに表通りまで出た

ゴウちゃんとアサミはまだまだ飲み足りないらしい

二人はまたまたキャーキャー言いながら

ビル添いのプリクラがある所へ行った

『おれらも行く?』

そう言われたけど、さっきと違って

別のドキドキ感があって…

『私は帰るよ』

そう言ってしまった…

『じゃあ俺も帰ろ~』

そう言うと又表通りまで二人で歩いた

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