最低女の知られざる過去

レス297 HIT数 51318 あ+ あ-


2009/02/19 19:37(更新日時)

世の中最低だと思う女性はどんな女性でしょう??
理由はそれぞれあるとおもいますが最低の中でも酷い女です。
その最低でバカな女
七奈美の人生です。
フィクションかノンフィクションか…皆さんのご想像にお任せします。
(そう言えば盛り上がるからか?!💦)
不倫についての内容も入ります。
色んなご意見があるでしょうし、嫌な気持ちになる事もあるかもしれません…何卒よろしくお願い致します😳

No.1158380 (スレ作成日時)

新しいレスの受付は終了しました

投稿順
新着順
主のみ
付箋

No.151

三時間で最初から読みましたよ。また始まったのに気付いて良かったです。楽しみにしてます。

  • << 153 ハルさんレスありがとうございます坥 この二人の付き合いが、私にとってはとても色々な事があった期間でとても書ききれなかったので…こうして別に書く事にしました坥 相変わらず文才なくて…話を上手に繋いで行くのはいくら実話でも難しいものですね昉昉昉 何年も前の事なので記憶を辿りながら書いていますが細かい部分は曖昧な箇所も出て来るかもしれません昉昉昉 とにかく頑張りますのでこれからもよろしくお願いします珵珵珵

No.152

>> 150 七奈美さん 元気ですか? 続いてたの知りませんでした。 また 読んでくからね。 パンダさん坥
お久しぶりです兊
レスありがとうございました、返事が遅くなり申し訳ないです珵珵珵
今まで生きて来た中で、政治との付き合いは本当に長く、色々な意味での勉強をさせられた期間だと思っています…
ただあまりにも長くなりそうでかなり省略していたので今回はこの二人の付き合いの期間だけを書いて行こうと思いました。文才だけは相変わらずないですが昉がんばりますのでよろしくお願いします溿
更新ゆっくりになる時もあると思いますがお許し下さい珵珵珵昉

No.153

>> 151 三時間で最初から読みましたよ。また始まったのに気付いて良かったです。楽しみにしてます。 ハルさんレスありがとうございます坥
この二人の付き合いが、私にとってはとても色々な事があった期間でとても書ききれなかったので…こうして別に書く事にしました坥
相変わらず文才なくて…話を上手に繋いで行くのはいくら実話でも難しいものですね昉昉昉
何年も前の事なので記憶を辿りながら書いていますが細かい部分は曖昧な箇所も出て来るかもしれません昉昉昉
とにかく頑張りますのでこれからもよろしくお願いします珵珵珵

No.154

そして次の日。

目が覚めると政治はまだ寝ていた。―――――――
――――

この時私は実はコンパニオンの仕事をしていた。
前働いていた店の先輩が、店を辞めてコンパニオンの会社を始めた。
そしてそこで働いてくれと言われ、給料もよかった為、頑張ってた。

この日も宴会が入っていて夕方から仕事だった。
空の事もあるし…

何より昨日の今日だ。


“そっとしとこぅ…”


静かに
起こさない様に

簡単に片付けてから
そっと店を出て帰った。

No.155

朝―――
家に帰り、空を起こして用意させ、保育園へ連れて行く。

“眠たい…”

当たり前だ。
店で寝たとは言え、2、3時間程の事…
それも散々浴びる程飲んでからの話だし。


保育園から帰ると、メイク落とすのも忘れ、寝ていた―――。。。

No.156

ピピッ ピピッ ………

携帯の目覚ましが鳴る。

―午後3時―
“起きて用意しなきゃ”
遅いけど………
私の毎日はいつもこんな感じで始まる。
大体3時スタート(笑)。


この日は18時~宴会。
21時~お店。
携帯を見ると、政治からの着信が入っていたが、メールはなかったから急用ではないだろうし何より時間がなくてほったらかしにしてた。

いつもと同じ様に、夜中1時に仕事が終わる。

………と同時に政治に電話をかける。。。

No.157

「ごめんね~結局家帰ってもダウンでギリギリまで寝ちゃってたよ!…電話くれてたよね、どしたの?」

「いや、特に用事があったわけじゃないんだけどね…起きたらいなかったし無事か?!と思って(笑)」

「大丈夫大丈夫♪若いから(笑)」
………
そんな会話してるうちに、政治が今日も店に来てくれと言い出した。
“昨日のお礼がしたい”
と言う理由でお金もいらないからと言われ、
“タダ酒できる♪”
なんて思いつつ、政治に会いたくて…
連チャンで寄り道は気が引けたが結局行く事にした。

No.158

そう言えば政治一人での開店。。。

政治も淋しかったんだと思う。
不安だったと思う。

ただ…
お店に来ているお客さんは、ほとんどが政治のお客さんだったから
今日はそこまで暇って感じでもなかった。

私が店に着いてしばらくしたらなん組か来て、平日なのに少し回転してた。
何故か政治は男のお客さんを多く持っていた。
前職が某営業関係、営業所長と言う仕事柄か…
年輩の男性のお客さんも多かった。

この日も、そんなお客さんが飲みに出ていて、その帰りに寄った…そんな人が多く、居合わせた私も一緒に騒いだりしながら過ごした。
私も水商売のはしくれとは言え…おじさんと一緒にお酒飲むなんて全く違和感ない話だった。


そんな風に何時間か過ぎ、お客さんも帰り、閉店の時間―――。


政治も私も、いい加減酔っぱらいになっていたが………
この後の出来事は酔った勢いなんかじゃない……


そう信じたい――――。

No.159

またもや酔っぱらった私は図々しくもちゃんとソファーに横になり寝ていた。

目が覚めると―――――

そこには政治の顔があった………。
驚き過ぎて声もでない。
動けない。
どうしていいのか解らない。
そして記憶を辿る―――――

他のお客さん達と騒いで…みんな帰って行って…
そう言えばまた二人で飲んだ気がする…
でも何を話したかは覚えてなかった。

ただ二人の間には何もなかった、それだけは確信があった。

それにしても隣で寝ている理由が解らない…

そうして動揺しながらも寝たフリを続ける私。
寝ている間は“知らない事”にしていれば隣にいられると思ったからだった。
私はこれが
“叶わない恋”
“叶ってはいけない恋”だと言う事が分かっていたからだった。。。

No.160

そして―――
色々考えてる間に
安心感からか、お酒がまだ残っているからか、寝たフリのつもりがいつの間にかまたウトウトしていた。

その時
私の唇に 何かが触れた


でもそんなの一瞬で分かる。
今のは物が当たったわけじゃない…
ちゃんとしたキスだ……

安心感から一転、胸が高鳴り、このまま心臓が止まるのではないかと言うくらい脈拍数がすごかったと思う…。

だけど…
突然の事だったし、ほんの一瞬の間で
“無かった事にしよぅ”
なんて思った。

政治も男だ。
酔っぱらって、隣に女が寝ていたからちょっとした出来心だったんだろぅ…
そう思った。…と言うよりも、そう自分に言い聞かせていた感じだった。


どのくらいの時間が経っただろぅ…
起きているのに寝たフリをするのは結構苦痛だった。。。


タイミングよく、政治が起きて片付けを始めたので、その音で起きたフリをし、普通に接し…そして時間が来たから家に帰った。

No.161

家に帰るが
その日は寝れなかったと思う。
あの後私もいつも通りに振る舞ったが、政治もそうだった。
“無かった事”―――
それは
お互いにそうしなければいけないと思ったからだろう…。
複雑な想い―――
でもこの頃の私なんてまだ子供だ。
好きだったから嬉しい…そんな想いがすごく強かった気がする。

No.162

そしてその日。


またいつもの1日が始まり、何事もなく仕事を終える。
ただ…やっぱり政治から電話が鳴っていた。
そして折り返す。

「ごめんな毎日…今日は話しがあって…。来れる?もちろんお金もらわないし…。」

仕事が終わったら政治の店に行く。何となくそれが日課になりつつあった。

「お疲れさまぁ!!」
店に入る。
「何飲む??」
「…びぃる♪」

仕事中に飲むのとは違い、リラックスして飲める。
仕事の後のビールは格別♪♪♪


「話しって…何?」
切り出したのは私の方からだった。

No.163

政治は真面目に、そして少し緊張した表情ではなし始めた。


「いや…あの…
昨日の事…覚えてる?」

この瞬間、封印しなきゃと思っていた昨日の事を思い出すが…寝たフリだった事を言っていいものかどうか迷い、でも正直に私も話した。
「昨日の事って…酔っ払って寝たよね…?」

「いや…その後の事。」

「…うん。起きてたよ」

政治は続けた…。。

「ごめんな。もぅどうしても抑えられなくて。兄ちゃんみたいに慕ってくれる“可愛い妹”だって言い聞かせて来た。やっぱりお客さんである事には変わりなかったから…。でも欄の時も、彼女と別れた事よりも、仲間に裏切られたショックの方が大きくて…いつも七奈美ちゃんと事しか頭になくて。。。
だから…

俺の女になって欲しい」

元々営業マンだからか…
熱い目をしていた。
訴えられている、強い気持ちがあると、感じた。

そして私は答えた。
「うん…私もずっと好きだったから。私でいぃなら…」
でも恥ずかしくてそれ以上は何も言えなかった。

No.164

実はこの時…
まだ政治に家庭があると言う事を知らずにいた私………

ただ客とマスターの関係だと言う事…
そして政治は頭が良く、色恋営業はあまり好きじゃないと言う事を知っていた。
だから男性客が多く、女性客と言えばこれまたママクラスの少し年を重ねた方が多かった。
若い子もなかにはいたが…政治目当てだったと思うがその辺りは上手にかわしていた様に思う。


話しがずれたが、だから私は政治をお兄ちゃんみたいだと慕っていた。
“あなたに恋愛感情はない”とアピールして、その上仲良くいられると思ったからだった。

だから私の中では政治とは叶わない恋だったし
叶ってしまう事で、やきもちやきの私の負担が大きく、苦しむのは分かっていたから叶ってはいけない………


そう思っていた。。。

No.165

そしてその日は私達二人の付き合った記念日になり…
憧れの人が私の彼氏になった。

最高に幸せな気分で、また二人で飲み…

お客さんも来ていたが、帰り…
閉店時間になると鍵を閉め…
再び二人で朝まで飲み明かした。

もちろん相変わらず酔っ払い、二人ソファーに仲良く並んで寝た。


そして…
この後私は地獄に突き落とされる―――――。

No.166

結局その日は何もなく、
“この人なら私を大切にしてくれるかもしれない…”
なんて更に嬉しくなり、二人の未来に期待していた。


そしてまた、1日が始まる―――。
空の保育園。
相変わらず半泣きの空。
将来マザコンにならないのか…???
そんな事考えながらも家に帰り、用事を済ませる。
いつも以上に飲んだハズだが…気分がいい。

頭の上で花が咲いてるんじゃないかと錯覚しそうなくらいだ。

ご機嫌な私は、いつも以上に念入りに身支度をし、仕事へ向かう。

店に入るも、この時ばかりはセクハラおやじも腹が立たない。
“私は政治のものよ♪”
なんて思いながら上手にかわしちゃう♪♪

いつもと同じ事をしているのに
心は天国だった。

No.167

そしてまた政治の店へと向かう。
もう日課になっていたのかもしれない。
家に帰っても空も家族も寝ている…
それにお金がかかる話しでもない。
私が払うと言っても逆に怒られるくらいだ。
会えるなら何でもいぃ。

それだけを楽しみに政治の店に入る…。

「お疲れさまぁ♪」
…「あぁ…うん、お疲れ様♪」

何となくだけど…
暗い感じがした。

「ねぇ…、どしたの?もしかして何か言いたい事ある?」
少しの沈黙の後で何かを決断した様に突然口を開き、話し始めた。

No.168

>> 167 「騙すとかそんなつもりはなかったんだけどね…タイミングなくて言ってなかったけど…
バツイチって言ってたけど…
それ、 嘘なんだ 」







耳を疑った

嘘???

嘘ってどゆ事???

どんな嘘???

そもそも結婚した事がなぃと言う事なのか
それとも…………

一瞬にしていろんな想像をした。

「ん…???何それ???」

No.169

「俺…家庭あるんよ。子供三人、離婚してない。だからこそ七奈美の事は“お兄ちゃんみたいな存在”として近くにいようと思ってた。。。
でも限界やった。無邪気で素直で可愛い七奈美に気持ちに嘘つけれなかった。」


私は何が何だか分からなくなり………
ずっと無言で聞いていた


「でも…それを黙って付き合うって事は七奈美を騙す事になる。俺は七奈美と一緒にいたい。七奈美が好きだ。だから…
今更ながらちゃんと伝えておこうと思ったんだ。………黙っててごめんな……。」


普通に考えれば、この時別れを選ぶ…と言うか無かった事にするべきだ。

でも当時の私は若く幼く不倫の意味も、これからどうなって行くのかも…考える事すらなかった。

七奈美18歳の終わり頃だった(…と思う)。

No.170

間違ってたら ごめんね。 七奈美さんって 過ぎてしまった事を 悩んでも仕方ない! って 割り切れるタイプの人なのかなあ? 私は 石橋を叩いても渡れない・・・過ぎた事を いつまでも悩む・・・ そんな 性格でした。 だから とても平凡に生きて来ました。 (平凡だと思っているのは自分だけかも)別に それが嫌なわけではないです。 ずっと読んできたのは 私とは全く 違うタイプの人だったからなのか と ふと思いました。

No.171

>> 170 パンダさん昕いつも読んでいただいてありがとうございます溿
何か今情緒不安定なのか、何も考えられずしばらく更新できませんでした淸本当にゆっくりになるかもしれませんが、かける時には書いて行きますのでよければまた来て下さいね煜
ちなみに…私もどちらかと言うとけっこう引きずるタイプですよ昉せっかく忘れていても何かのキッカケで思い出してへこんでしまう時もありますし
でも何でしょう…何かあるんでしょうね焄
ここでの出会いでなければパンダさんとは善きお友達になれていたでしょうね兊
スレ通じてのやり取りではありますが…
これからもよろしくお願いします溿

No.172

秘密?を打ち明けられた所で…
二人に変化はなく…

そのまま二人の付き合いは始まっていたのだった
――――
――――――

そしてここからが不倫の始まりである………。

No.173

最初の頃は、“不倫”について深く考える事はなかった。

不倫をしていると言う罪悪感や、自分に対してブレーキをかけると言うよりは………
“好きな人と付き合う事ができた”
と言う嬉しさ。
“好きな人と一緒にいられる”
と言う喜び。
そんな気持ちの方が強かった様に思う………。


二人で食事に行ったり、ドライブしたり………

最初の1ヶ月くらいは仕事の後、そんな生活が続いてた。

毎日一緒にいても、特にケンカする事もなく、普通のカップルとほとんど変わらない…
そんな生活をしていた。

No.174

そんなある日………


いつもの様に二人でお酒を飲み始めた時、政治は言った。


「一緒に店しないか?」

店をするだなんてそんな唐突に、理解できない。


「どう言う事??」


「今俺一人でしてるから…嫁サンからも言われた。七奈美と一緒にしたらどうかって…。」

私の事は、奥さんには伝えていた。
もちろん彼女だなんて言ってる訳ではなく、よく来てくれる妹みたいな存在のお客さんだと伝えていた。

だからそれは聞いてた。
私も水商売になれつつあり、仕事としてどれだけやれるのか…

やってみたくなった私は、政治の店で働く事に決めた。。。

No.175

こうして政治のお店
“クリスタル”
は二人のお店となった。


政治はもちろんマスターで
私は従業員。ホステスとして働く。


お客さん達には兄弟であると言う設定にし、始めた。

その時私が働いていたラウンジのママにも、その旨説明し、クリスタル開店時間には帰らせてもらうように承諾を得た。


元々はメンズだったクリスタルは開店時間が遅い。私の勤めるラウンジが8時~1時に対し、クリスタルは1時~5時だった。

本来掛け持ちなんてもってのほかの夜の仕事だが、状況的にはお客さんをクリスタルに引っ張る事でアフターにもなる感覚。。それでママも快く理解してくれた。

No.176

早速、お客さんに営業電話やメールをした。

私に好意を持ってくれてたお客さんも、マスターが兄弟である事を信じて疑わず、どちらの店にも通ってくれていた。

私の生活は、夕方起きて空を保育園に迎えに行き、家事をしたりご飯を食べさせ、合間を見てメイク等の準備をする。
空をお風呂に入れ、後は寝るだけの状態にしてから家をでる。
そこからはラウンジを開け、用意をし、開店からラストまで。ラストの時間が来ると、片付けなどはママ達に任せてクリスタルに向かう。
それが終わると家に帰り、空を保育園に送り、迎えの時間まで寝る…

そんなハードな生活を続けていた―――。

No.177

はじめまして🐱❤
にゃぁサンお体の調子はいかがですか?寒くなってましたし無理はしないでください💡

今は辛いかもしれませんが、過去があってこそ今なんですから、乗り切ってください🐤🌱陰ながら応援させていただきますね🐱❤

  • << 180 みぅリさん昕はじめまして溿 とても有難いレスでした。。。 体調は時間と共に回復していってる感じです焄 夜中や朝方は本当に冷え込みますね昉昉 みぅリさんもお身体には気をつけて下さい昕 そしてまたいつでも遊びに来て下さい溿 更新は遅いと思いますが、書ける時には進めて行こうと思います兊 こうして応援して頂く事が何よりも支えになっています。 これからもよろしくお願いします珵珵珵

No.178

読ませて頂きました。

私は、自分の過去を思い出せば『後悔』の二文字しか浮かびません。何より、両親や友人、恋人を平気で裏切ってきた私は、最低です。そして自分の価値さえ分からず、自分を大切にはできませんでした。
主さんの今までを拝見させて頂き、過去を振り返る大切さを改めて感じました。

私の事を、長々と申し訳ありません。
読ませて頂き本当に良かったと思いました。 これからも拝見させて頂きたいと思っています✨

ぉ体に気をつけて、くださいね。

No.179

>> 178 松ユキさん昕レスありがとうございます溿
後悔ばかり…ですか…。
今は幸せですか?
何があったのかは分かりません…でも、年齢を拝見するとまだ21歳ですよね珵逆にその若さであんな事が言えるなんて本当にすごい事ですよ溿
私なんて過ちに気付くどころか…周りの見えてないまだまだ子供でしたから淸
もちろん過去は逃げずに振り返る事も大切だと思いますが、大切なのはそれをステップにして前に進む事だと、区切りをつけて、新しい自分で歩いて行く事だと思います昕
松ユキさんには必ず幸せが訪れると思います溿
これからも書いて行きますので、また遊びに来て下さいね!

No.180

>> 177 はじめまして🐱❤ にゃぁサンお体の調子はいかがですか?寒くなってましたし無理はしないでください💡 今は辛いかもしれませんが、過去があってこ… みぅリさん昕はじめまして溿
とても有難いレスでした。。。
体調は時間と共に回復していってる感じです焄
夜中や朝方は本当に冷え込みますね昉昉
みぅリさんもお身体には気をつけて下さい昕
そしてまたいつでも遊びに来て下さい溿
更新は遅いと思いますが、書ける時には進めて行こうと思います兊
こうして応援して頂く事が何よりも支えになっています。
これからもよろしくお願いします珵珵珵

No.181

そんなハードな毎日を過ごしていたからだろう……

元々体が弱かった私はついに高熱が。。。
扁桃腺が腫れた上、膿までできていて、喉がカリフラワー状態になっていた。

そんな事にも気付かず、“寒い”“何かだるい”
と思いながら仕事へ行き………
気付いたのはクリスタルへ出勤後だった。


「絶対に熱!しかも高い!」

私の額に手を当てた政治が言った。

「病院に行かなきゃなぁ…でも店空けるわけには行かないから……
とりあえずこれでタクシーで病院へ行きなさい!それでどうなったか連絡入れて!」


そう言ってお金を渡された。
確かに…言われて見れば目がショボショボするし…睡眠不足かと思ってた。
喉が痛くて昨日から何も食べれなかったのは…ただの喉風邪なんかじゃなかったのかも…。

色々考えながら、政治にタクシーを呼んでもらい、病院に向かった。

運良く、私が店をでるまでお客さんは一人も来なかった。

No.182

診察を受けたが、やはり扁桃腺で、喉はカリフラワー…

点滴をする事になり、政治に電話を入れ、説明する。
………
「そっかぁ。。。点滴、どのくらい時間かかる?」

「ん~…一時間くらいって言ってたけど…。。」


この時既に3時前。
閉店時間は5時。
私が出た後すぐにお客さんが何人か来たらしいが、少し語ってすぐに帰ったらしく、今は誰もいないと言っていた。

「5時まで病院にいさせてもらえるか?」


「多分大丈夫だと思う………。」

電話をきり、すぐに看護婦さんに確認をとった。
点滴が終わってもお迎えが5時くらいになるからそれまでいさせてほしいとお願いし、快くベッドまで貸してもらい、5時までそこで寝る事にした。。

No.183

「七奈美♪」
起こされたのは政治の声だった。

点滴が効いたのか、まだボーっとはするものの…
少し楽になった気がしていた。。。

私を迎えに来る為にお酒飲まずに仕事してくれた………申し訳ない…。。


「いったん店に帰るか。」

荷物も置いて来ていたし…店に戻った。

そして………
しんどくて座るのも辛い。ソファーに横になった。
「横になっとくから政治片付けてていいょ…終わったら教えて……」

片付け終えた政治がこっちに来た。
「大丈夫か??」

心も弱っていたんだと思う。何だかすごく甘えたかった。
私は政治に抱きつき、

「このままでいたい」

そう言った。。。

何故だか分からないが、付き合い初めて1ヶ月以上も経つ不倫だと言うのに…まだ二人は結ばれていなかった。

エッチがしたい…そんな簡単な単純な気持ちはなかった。
ただそばにいたい。
抱き締められたい。
愛されていたい。

そんな気持ちだった。

そしてそんな私の甘えに応えてくれた。
優しく抱き締め、優しくキスをして――――――――
―――
二人は結ばれた。

No.184

今思えば
“何で初めてがそんな時だったんだ?!”
なんて思うけど………

当時の私は

子供の私は

例え不倫でも
誰が何と言おうと
本気で恋愛してた。。。

No.185

そしてその日は
もちろん私が自分で運転して帰れる訳もなく
政治に家まで送ってもらう事になった。

朝、いつもより遅く8時頃帰宅。

もちろん母親は起きていたので、政治と顔を合わせる事になる。

“ばれたらどうしよぅ”

なんて不安もありつつ、でも送ってもらったのに黙って帰ってしまうマスターなんて余計怪しい。

「おはようございます。娘さんにはいつも頑張ってもらっています。今日は体調が悪いと言う事で病院だけ行かせたんですが…僕が店を空けるわけにはいかず送って来るのが遅くなってすみません…」

そんな感じで挨拶してたと思う。

“やれやれ…”

多分政治も同じ感じだったのかな、マスターと従業員の振りをし、政治は帰って行った。

No.186

今は、幸せだと思ってます。
きっと今までも幸せだったと思います。それに気付かず、今まで自分は不幸だと自暴自棄に好き勝手してきました。

今は、看護師です。
人が『生きる』『死ぬ』ということを目の当たりにして、色々な事を考える様にもなりました。

何度思い返し、泣き後悔するか・‥。それは、きっとこれからもです。
嫌でも時間はすぎる。だから今がある。私は、そう思って毎日過ごしてます。

主さん、優しい言葉ありがとうございます。
私が応援してる立場なのに・‥苦笑。


また 覗きにきますね✨

No.187

>> 186 松ユキさん昕ありがとうございます溿
看護師さんなんですね俉
私の友達も看護師になり、毎日悪戦苦闘していると聞いてますが…
やはり人の生死に関わる仕事…その子も悩みながら看護師続けています溿
でもだからこそ尊敬していますよⅨ
うちの空くんは小児喘息が酷く、何度となく入、退院を繰り返しましたが…看護師さんにはいつも頭の下がる思いでした溿

こちらの話でごめんなさい昉でもそんな松ユキさんですから溿
何と言えばいいのか分からず申し訳ないですけど…
ただ応援してます猤
頑張って下さいね淼

またのお越しをお待ちしてます昕
引き続き読んでやって下さい兊

No.188

ここから私は更に最低最悪な女になって行く。

政治とは、何でも言い合える様になり、その分ケンカの数もかなり増えて来た………

そんな頃。。。


店に朝美と言う女が、政治の男性客に連れられて来た。
自己紹介する訳じゃないが、私の身長は152センチ。
体重は43キロ。
どちらかと言えば小柄な方だったと思うが………

その朝美と言う女は私より少しだけ背が低く、体重は多分5キロ近く軽かったと思う。
…が、ガリガリって感じじゃない。
明らかに“小さい”。
自分の事を名前で呼び、男性から見れば“守ってあげたい”タイプの女性なんだろうな…
って感じだった。

朝美は、その時一緒に来ていた男性客が通う、クラブのNo.2だと紹介を受けた。。。
女の私に対しても優しく喋り、可愛いけど酒の場では盛り上げるのも上手だった。
言う事ない。

でも………
朝美が政治を気に入ったなんて事は一目瞭然。
女の私にはすぐわかる。
政治も満更ではない様子…これも半年間付き合いをしてきた私にはわかった。

案の定―――
男性客がトイレに行った隙に、ちゃっかり番号交換をしていた。。。

No.189

番号交換なんて仕事のうち。
今までだって、例え男性であろうと女性であろうと普通に私の目の前でしていた。
もちろん若くて可愛い女の子だっていくらでもいた。
ただ私は妬かなかった。
少しは嫌な気持ちもあったが…
でもそれはお互い様。
それに、付き合ってる以上、それが原因で仕事に支障をだしたくなかった。。。

だけど今回ばかりは
何となく嫌な予感がしていた―――。。。

No.190

それからと言うもの、朝美は毎日クリスタルに足を運び、お金を落として行った。。。
自分のお客さんを連れて来て、お金を払わせたりもしていた。

政治も酔っ払うと、嫌いなハズの色恋営業に近い様な事もしてた。
要はカウンターなのに隣に座ってみたり、顔を近づけたり。
私もいい気はしなかったが………
仕方ない。。。

朝美ももちろん私達が恋人だなんて知らない。
政治が既婚だと言う事も。そして私の事は政治の妹だと信じて疑わない。


1ヶ月が経ち、計算してみると………
朝美が店に払ったお金は1ヶ月で20万を越えていた。

私の地域ではもちろん繁華街ではあるが、うちは小さなスナック。
料金設定はかなり安く、一人で月に20万以上も…なんてかなりの上客になってた。

仕方ない。。。

例え色恋だとしても……

この世界だ。
政治の話術を持ってしても、時にはそんな営業もしなければならない時だってあるよね…。

どちらかと言うと、そう言い聞かせてた感じだった―――。

No.191

そんな毎日を過ごしていたある日―――

女の勘と言う物だろうか…何故か小さい頃から鋭く、父親にも「お前は何か持ってるんだろうなぁ…」なんて言われていた。。。


だからと言う訳どはないが…その日は無性に胸が騒いだ。
特に何かあった訳ではないが………

この時政治とは付き合って数ヵ月は経っていたと思う。

いつものように売上の為にきちがいみたいに飲んで泥酔し、政治は寝ていた。
私はと言えば、それなりには飲んでいたが、片付けたりしている間に酔いは覚めてた。

最後に拭き掃除をしようと雑巾などおいてある場所に目をやる。
シンクから少し離れた流しの隅っこの辺り。

私の目に入って来たのは

政治の携帯電話。。。

No.192

それを見つめながら
私は何とも言えない気持ちになっていた。

ここに置いてあるのはきっと、誰かに営業電話をかけたのか、かかってきたのか…で、
他のお客様の前で電話するわけには行かないから裏に入って話しをした。
それでそのまま置いて出たんだろう………

でも政治は店の隅のソファで寝ている。
これだけ爆睡していればしばらく目を覚ます事もないだろう。

そして私の中の好奇心なのか、疑う心なのか…

“中身を見てやりたい”

そんな衝動にかられていた。

No.193

恐る恐る…

携帯を手にとり…

ただ迷いもなく、一番にメールの受信を見た。

そして

息が止まりそうになった。


名前の所に
“あさ”。
誰だか説明するまでもない………。

なぜ“あさ”なのか…
まず店ではそんな風に呼んだ所は一度もなかったのに…………。

それを意味するのは、政治が私に
“何かを隠している”
そう感じながらも内容を読む。

“昨日は楽しかったぁ♪またせぃちゃんとエッチしたいな炻”

…………言葉はない。

これが一番衝撃的なメールだった。

他にもたくさん入っていたが………

ショックが大きすぎて…
覚えていない。

日付を見ると
その日は店が休みで
政治は家の用事があると言っていた日だった。

No.194

引き続き―――

次は送信メールを開く。

次々と“あさ”に送られているメール。。。

決定的な内容を見つけた



“俺ってダメな彼氏だなぁ…。。。ごめんなぁ………。。”



なるほど。

あんたは“あさ”の彼氏なんだな。

私は怒りを通り越し、情けなくなっていた。

そして…私の勘と言うか胸騒ぎ………
“やっぱり…”
と言う落胆した心。


すぐそこで寝ている政治を叩き起こす様な気力もなく
いつも通りに隣で寝た。


“疲れたぁ…”。。。

No.195

酔っぱらい、疲れ果てて店で寝てしまうなんて日課みたいなもの。

起きる時間も決まっていて、目覚ましかけてる訳じゃなくても、決まった時間に目が覚める。


この日もいつもと同じ感じ……違うのは私の心だけだった。


二人共、起きたのはほぼ同時だった。

まだ寝ぼけている政治だったが…
こっちに近寄り、機嫌の良い政治を見ると

何故か突然怒りを覚えた。。。

(寝る前は疲れ過ぎていただけなのか…?)


そしてその瞬間、
私は政治に矢を向けた。
今から思えば馬鹿らしい話しだ。
奥さんがいる政治には、私は浮気相手なのに。
それを棚に上げて怒っている自分は何なのか。

まだ十代の子供には難しい事だったのかもしれない――――。

No.196

「携帯見たよ」

これが寝起きの私の第一声だ。

「え…???」

政治はまだ状況が読めない感じだった。

「ダメな彼氏なんだね。…それは私に対してだろうね。」

「………。」

政治は無言のまま。
そしてそれが余計に私を苛立たせた。

「エッチできて楽しかったみたいね。気持ちよかったみたいで良かったねぇ。でもすごいや!尊敬。私だったら罪悪感やら好きな人じゃないっていう拒否感で、しようとしても頭の中は彼氏で埋めつくされてて出来ないかも!」

嫌みタップリな私に
政治がようやく口を開いた。


「違う!正直したけどもちろん一回だけだし、その時も最初全然その気になれなくて諦めかけたくらいなんだよ!」

…私の事を考えてた、とでも言いたいのか。
だけどした事は同じ事。
段々と腹が立ってきていて、自分でも止められなくなって来た………。

No.197

私は段々エスカレートして行った。


「はぁ?!何言ってんの?!立たなかったから許せって事かぁ?バカじゃねぇ?お前家に嫁いるだろうがよ!それで満足できず外で私と言う女作って、それでそろそろ飽きて来て物足りずにまた女か?!」

元ヤン丸出し。。。
口調も態度もめちゃめちゃ。わかっていても誰にも止められない。
もちろん自分でも。


「ごめん。言い訳はしない。俺が悪い…」

ダメ男なら逆切れする奴もいるだろうに…
政治はこうして自分を認め、頭を下げた。

それなのに私は許すどころか、落ち着くどころか更にヒートアップして行った。


「ごめんじゃないだろうが!!」

怒りは究極まで達し

政治の髪の毛をひっぱり壁に打ち付ける。
ガンガン…ドンドン…

「ごめんで済むなら警察はいらねぇんだよ!!!」


もちろん…
男にこんな事したのは産まれて初めて。
私は女子高だったから、女同士の髪のひっぱりあい、叩きあいなんて日常茶飯事だったが…
男に しかも彼氏に対してこんなになったのは初めてだった。

No.198

“私は何やってんだ…”


そこまでしても
ひたすら頭を下げて謝る政治を前に…

そんな気持ちになった。


何時間もこんな状態が続いたが―――


私も落ち着き…
顔を腫らせた政治と話しをしていた。

何故付き合ったのか?
何故体の関係を持ったのか?
今までいつ会っていたのか?


細かい事まで知りたくて仕方ない。


そして

政治は全てを包み隠しなく話してくれた。

No.199

まず
付き合う事になったのは
言うまでもなく向こうからの猛烈アタックによる物だった。
本当にしつこかったと言う。
そして本来プライドにかけてもしたくない色恋営業だったが………
売上の事等を考えてしまって自分に負けてしまった。

ただ体の関係を持ってしまうと客としては短期で終わってしまう…それは私達水商売では駆け引きの様な感覚の為か、基本だと言われていた。
それなのに何故か??

付き合い出してから1ヶ月経っていたが、なかなか手をだしてこない政治に

「ホテル行こう!」

向こうから誘って来たと言う。

そもそもの目的は店に通わせる事だ…
ここで断ってこじらせてしまうと来なくなるかもしれない…

そう考えた政治は相手の誘いに乗ってしまった。

そんな状況だった。

ただ…
いつ会っていたのか?
それはプライベートで会ってしまうとその分店に来る回数が減ってしまう為、店に来させ、私が朝家に帰った後食事をしに行った事が数回ある程度だと言っていた。。。

No.200

本当の
“本心”
の部分はわからないが…

状況的な事などはほとんど信用した。
嘘はついていない…と。

正確には
“嘘つけれない”
かもしれないが。。。

彼女は私の事を“妹”だと思っている。
それは政治にとってもそう思ってもらわないと困る話しだ。

だが、その妹に対して政治が嘘つく事はあっても、彼女は嘘つく必要がない。

逆に政治が彼女に
“七奈美には何もいうなよ”

と口止めしたとしたら…
間違いなく彼女は疑いを持つだろう。


私にはその確信があり、客として付き合うならば許すと言った。

ただ体の関係だけは許せないと正直に話した。

この時に
“別れ”
が頭になかった訳じゃない。
でも仕事の事があり、それよりも何よりも、私が政治から離れて行ける自信がなかった。


そしてまた
相変わらずの生活が始まった。。。

投稿順
新着順
主のみ
付箋

新しいレスの受付は終了しました

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧