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No.3 07/02/22 18:02
アル中0 ( 30代 ♂ )
あ+あ-

≫2

祖父は、山道を歩き小さな小川を軽くジャンプする。

「おっとと…早く、こんか…日が暮れてしまうぞい。」

砕は、澄んだ水を手でくんで飲むと、頷いた。

(70歳過ぎてるのに、達者すぎだぜ…若い頃はそうとう暴れたらしいが…)


祖父の家に着いたころには、辺り一面真っ暗闇になっていた。街からは山一つ離れた奥地に二人は住んでいる為、砕はいつも嫌でたまらなかった。

祖父はランプに火を灯すと、自分の木製チェアーに腰掛けると、椅子を漕ぎ出した。

「なあ爺ちゃん、何で街に降りないんだ?」

「ふっ儂は一匹狼が好きだからの…」

「何、訳分かんねぇ事言ってるんだよ!不便でしょうがねぇよ。」

「何事も自然から学ぶのじゃ…砕よ!」

「信じられるのは、昔の仲間とこの妖刀…そして、お前じゃ。」
「サムソンと儂の娘、沙羅は良い夫婦じゃった…じゃが国の仕事で無理やり未確認の惑星探索に行かされ…」

ズズズ

「お前の五才の時に両親が、行方不明になって10年か…早いものじゃわい。」

祖父は、椅子を漕ぐのを止めうつむいた。

「爺ちゃん…」

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