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No.26 06/10/30 00:10
クリス ( wkdU )
あ+あ-

⑤「クリスは副操縦席に、姫様は後ろのシートに席をついてシートベルトをして!!」
①「操縦か・・・・久しぶりだな。」
③「は、はい。」
⑤「クリス、どこへ向かうつもりだ?」
①「ピンタゴ星雲のウマンダ星へ!!」
⑤「ウマンダ!?だっつあそこは」
①「発進!!」
クリスは横から発進ボタンを押す。急上昇した宇宙船は頑丈な屋根を突き破った。
もちろんハークが小屋の呪文を解いていたからたやすく破れたのだが。
⑤「相変わらず強引な奴だ。」
ふぅとため息をつき自慢のゴーグルを装着すると顔つきが変わり、一変真剣になった。
セレナは窓から必死にハークを見つめている。遠くに見えるセロの小屋が吹き飛んだ。
③「いやぁ~!!!!ハーク~~~~~~~!!!!」
セレナの声が宇宙船中に響きわたる。宇宙船は無事に宇宙に到達した。セレナは絶望と混乱で泣きじゃくっていた。
①「セレナ・・・・気を強く持ちなさい!!あなたはいっ、一国の姫君です。ハークがなぜ杖を渡したか。何が何でも生き抜きなさい!!私が必ずあなたを守りますから。」
そんなクリスも苦しそうに顔をゆがめている。セロはパイロットとしての責任感から必死に気を強く保っていた。
⑤「姫君今からピンタゴ星雲にワープします。敵の追跡を避けて一度別の星に逃げ込んだ方が良いと思うが、どう思う、クリス?」
①「確かに。あそこには水とエルフの住むの惑星シーラ星がある。そこではどうか?」
⑤エルフか・・・・エルフ族は苦手なんだよなぁ。」
③「エルフ、確か滅多に人間には姿を現さない高貴なる心をもつ種族。」
まだ涙声のセレナが言った。
①「はい。そうです。あそこならエルフ族の食料レンバスを手に入れられる。」
⑤「レンバスは貴重だな。しょうがない・・シーラ星に行くか。それならオリオン星雲にワープセット!!」
①「座標確認良し!!星雲確認。宇宙ゴミ除去装置作動確認!!」
⑤「姫様、しっかりつかまっててください。」
③「わかりました。」
セレナの声に姫の自信ある声が戻った。それを聞き、クリスは前をしっかりと見つめなおした。
⑤「コスモ・ワープ!!」
周りの景色が歪みものすごい震動がおこった。必死に吐き気をこらえるセレナ、しかし途中で
気を失ってしまった。

⑤「姫様・・・・姫様!!」
③「うっ。私は・・・・・。」
①「気を失っていたのですよ。」
③「そうでしたか・・・。」
セロは冷たいタオルをセレナに差し出した。クリスは操縦慣れにセロの操縦席に座っていた。
③「ありがとう、えっと・・・セロ様?」
⑤「ははははは!!聞いたかい、クリス?様づけされるなんて初めてだよ!!セロで良い。お姫様。」
③「あ、はい。セロ。私はダンテスティン王国第一王女セレナです。セレナと呼び捨ててください。」
⑤「えっ!!いいのかい?姫様だぜ?」
③「これから共に戦う仲間として呼び捨てにして欲しいのです。クリスもそうしてください。」
①「確かに・・・身分がばれては困るからな。セレナ、そう呼ばせてもらうよ。」
3人は固い握手をしあった。

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