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きまぐれ澪たんロード②

No.483　22/07/21 10:07
澪（みお） ( NFUqye ) あ+あ-

産業革命後、貧困問題が深刻化していく現象を受けて、資本主義そのものを否定して生まれたのが「社会主義」である。

一方で、「貧困は怠惰の罪ではなく、社会構造によるもの」と理解し生まれ変わったのが「社会保障、社会福祉付き」の資本主義なのだ。つまり、社会保障や社会福祉によって資本主義の致命的な欠陥を埋め合わせし貧困問題の改善を図り、国力を回復させようとしたのが現在の資本主義なのである。

「ベルリンの壁」の崩壊などを見て、「資本主義こそが、正義！」と勘違いしている人が多いのではないだろうか。

正しく理解していれば、「社会保障や社会福祉が充実した資本主義こそが、正義！」なのであって、それがない、あるいは脆弱な資本主義は「社会主義以前に、貧困が深刻化して崩壊している」という歴史をまず知るべきだと思う。

現在の日本は、社会保障を背負いきれない。
さぁ、どうする？と、待ったなしとなった時代だ。

自民党は、社会保障にまつわる国の責任を軽減させて、富む者を富ませよ。国民が貧しくなっても自己責任という考えだと思う。
富豪層以外の国民から搾取すりゃいいじゃん！社会保障を軽減していきゃいいじゃん！である。人口減で搾取できる相手がいないなら、海外から貧しい労働者を連れてくればいいじゃん！なのだ。

私がわからないのは、なぜ政府のその政策姿勢を
富豪層でもない一般国民が支持するのか？ということだ。