注目の話題: 50代バツイチ同氏の恋愛; どう思いますか？; ピルを飲んで欲しい

彼氏にデブと呼ばれてしまう

No.27　18/06/21 23:19
通行人26 ( ♂ ) あ+あ-

私の学生時代でした。

学食の券売機前で、女性の友人Ａ子と居合わせました。

「ねぇ、Ｂ(私)君。このランチ、何カロリーあるの？」

「いやぁ、判らない」

「学食のメニューってファミレスのと違ってカロリー書いてないのよね。あたしこの前買ったスカートもうウエストがキツくなっちゃって、体重計ったら51kgだったのが53kgになってんの。もうやんなっちゃう～」

Ａ子は眉間にシワを寄せて困惑顔でした。

そこへクラスの中でもイケメンのＣがやってきました。

「よぉ！」

「おぅ！」

するとＡ子は、それまでの困惑顔から一瞬にしてスマイル顔に変わり
「あ～Ｃく～ん」
と両手を振ってにこやかに挨拶をしました。

次の瞬間、Ａ子は私の肩を叩いて
「ね、Ｂ君ちょっと来てくれる？あたしＢ君と２人っきりになりたいの。来て！」

Ａ子は私の手を握りしめ、学食の裏へと連れて行きました。

「ここなら誰もこないわね」

「うん多分ね」

「さっきのさ、あたしの体重が51kgから53kgになったとか、この前買ったスカートがもうキツくなったとかいう話、Ｃ君の前では絶対言わないでよ。あたしとＢ君との間柄だから話したことなんだからね。２人だけの秘密よ。ね、約束よ！」

Ａ子は握りしめていた私の手に小指と小指を絡めて、秘密厳守の約束を交わしてきました。

「あとＣ君の前ではあたしの体重は45kgっていうことになっているからね。口裏合わせといてね。あたしＢ君にだからホントのこと話したんだからね」

Ａ子と私とは友達以上でも以下でもないのですが、にわか仕立てに一気に友達以上恋人未満のレベルに持っていき、私に秘密厳守を誓わせたのです。

後日私は、Ｃが身長158cm、体重51～53kgばかりのＡ子の体重を45kgと信じていることも判りました。

しかしにあそこまでＡ子から秘密厳守の誓いを交わされてしまった以上、私は終始Ｃに真相を語ることはできませんでした。

私はオタク系非モテ族です。

女性は私を男として認識していないので、聞きもしないのに日常会話の中で平気で体重をカミングアウトするのです。

私はこうして女性芸能人の体重が捏造値であることに気付いたのですが、イケメンのモテ男に対しては、女性は本当の体重を隠すので、案外本当の体重を知らないものなのです。

因みにＡ子はごく普通の体型です。

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