注目の話題: 昔のびっくりするくらい塩にまみれたシャケをご存知の方; 30代。自分の老いを受け入れられない。; この誘い方って好意が見えてしまっていますか？

アイドルを応援する心理をおしえて下さい

No.29　18/04/28 03:57
通行人29 ( ♂ ) あ+あ-

「ったくよ、ＡＫＢ、ＡＫＢって騒いでるからよ、どんな女が揃ってんのかと思ったら大したことねぇじゃんよ。

ゆきりんなんてデッケェ鼻してやがるし、指原なんてハッキシ言ってブスじゃんよ。

あの程度の女だったら、そこらへんにいくらだっているだろ。

なんだってあの程度の女共と、たかが握手するのに聴きもしねえＣＤ何十枚も買うんだよ。

ホントわかんねえよ。」

↑これはモテ族ならではの話です。

恋愛格差社会の中、その底辺に位置するオタク系非モテ族にとって、そこらへんの娘、即ち同級生、同じサークルの娘、同じバイト先の娘こそが天空高く雲の上に位置する、手の届かない存在なのです。

そんな中、まさに「そこらへんの娘」のような女性と疑似恋愛できるのがＡＫＢ48なのです。

ＡＫＢ48は昨今の恋愛格差社会の中、ファン層のターゲットをオタク系非モテ族に徹底的に絞ったプロジェクトです。

そして、そのビッグプロジェクトは大当たりしました。

そもそもオタク族は、男同士、それも極一部のオタク族同士でなければ対話や行動を共にすることが成り立たないぐらい、物事に対する興味、関心事が狭い範囲に限られています。

現実の世界で生身の女性相手に共通の話題や趣味が全くなく、事務的なことを除けばプライベートな場での雑談など、およそ会話が成り立ちません。

もし現実の世界で生身の女性と一緒にふたりきりでいようものなら話題に困り果てた挙げ句、ただただ気疲れするだけに終始し、ちっとも楽しくないのです。

その緊張感は例えて言えば、怖い先生や先輩、気難しい上司や顧客と一緒にいなければならないときのそれに相通じる程と言っても過言ではありません。

その点、アイドルのファンになることは変に相手に気遣いする必要もなく、気軽に楽しめるものなのです。

成り行き任せにしていても自然に彼女に加えて複数の女友達までもが次々と出来てしまう、話題豊富でコミュニケーション能力旺盛なモテ族の立場からするとナンとも理解し難い話なのでしょうが、これこそが恋愛格差社会の厳しい現実なのです。

これを書くと非モテ族を上から目線で、バカにしているように思われるかもしれません。

実は私自身が、オタク系非モテ族です。

私自身は特定のアイドルのファンというわけではありませんが、非モテ族の気持ちは骨身に染みて判っているつもりです。

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