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日本を巡る気になるニュース4⃣2⃣

No.274 16/05/10 06:43
匿名
あ+あ-

≫273

そのため南高梅の畑(園地)には、必ず一定の割合で他品種の梅を植え、早春に養蜂家を園地へ招く。ミツバチが他品種の花粉を、南高梅のめしべに運ぶよう計算してのことだ。こうして果肉が大きく厚く、柔らかいという最高級の「梅の実」が大量にできる。

 では、この南高梅の種を庭に埋めれば、芽が出て木になり、いずれ肉厚で柔らかい南高梅の果実が実るのだろうか。答えは「否」だ。
 生えてくるのは南高梅と別品種がかけ合わさった交雑種であり、大きな実をつけるといった優れた特質はほぼ失われている。南高梅は世代を重ねて自生することは決してない、一代限りの品種なのだ。

 接ぎ木と果樹

 種を植えても、親と同じ木は生えてこない。これでは梅農家は、素晴らしい実を着ける「お宝の木」を1本しか持てないわけで、経営が成り立たない。
そこで梅農家が南高梅の園地をつくる場合、接ぎ木で増やす方法を採る。第一世代の特質をそのままに木の本数を増やす、今風に言えば「クローン」を量産するのだ。

 果樹農家にとって接ぎ木は基本だ。愛媛や和歌山の温州ミカンは、とびきり優秀な木を“親木”として、すべて接ぎ木で増やされてきた。
温州ミカンの場合、台木(根の部分として用いる木)は育ちが早く病害虫に強いカラタチを使う、といった果樹品種ごとの栽培理論も確立している。

 この「自家不和合性」を持つものとしてはバラ科やナス科、アブラナ科が有名だが、なかでもバラ科のソメイヨシノは、「自家不和合性」が極めて強い品種だ。
つまり実と種(サクランボ)が出来ても、その種は別品種の花粉(遺伝子情報)を受けた雑種だ。
ソメイヨシノも一代限りの品種で、増やす場合は接ぎ木で行う。ソメイヨシノの親がソメイヨシノの子をうむことはないため、自生もしない。

続きます

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