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日本を巡る気になるニュース4⃣2⃣

No.187　16/04/17 09:06
匿名あ+あ-

・「日本には哲学がない」

そのヒントとなる文章が、3月25日付の『慶北日報』（電子版）に載せられていた。国立安東大学の哲学が専門というシン・サンヒョン教授は、「日本人の劣等意識」と題して、次のように述べている。

「日本がまた独島（竹島）領土主権を露骨に強化し始めた」。「日本はアジア最高の先進国を自任しながら」、「ドイツのように過去を払いのけることが出来ない」のか。その理由は「日本には哲学がないからだ」。
そのため「反省的思考や批判的態度がないという意味で、ある事理を問い詰めるに当たって、客観的法則や妥当性を基準に定めない」。「低級な段階の正当性を実践する態度が」日本の「侍文化」だ。

この日本に対抗するには「国際水準の感覚で最後まで我々の主張を広げ」、「国際社会の同志たちを外交的戦略に引き込まなければならない」。
「どんな方法をとっても日本の『侍意識』が国際的に通じないことを」、「彼らが自省するまで我々は客観的な態度で日本式劣等意識の非人間的行為を日本が悟る時まで徹底的に暴く勇気を持たなければならない」。

・ルネサンス以前の論理

日本が竹島の領有権を主張するのは、日本の領土の一部が韓国に侵奪され、国家主権が侵されたからである。それにシン教授は日本とドイツを比較し、日本には反省が足りないとした。だが、韓国が比較の対象としなければならないのはドイツではなく、フランスである。

戦後、フランスは韓国のように公海上に李ラインのような宣言をして領土の一部を侵奪し、ドイツの漁民を拿捕抑留して密入国者や犯罪者の釈放を求めただろうか。フランスにあるドイツ側資産に対する財産請求権を放棄させるため、拿捕抑留した漁民らによる人質外交を行なっただろうか。日本が竹島の領有権を主張するのは当然である。

シン教授は、韓国キリスト教哲学会の会長でもあるというが、その詭弁（きべん）と山法師然とした論理は、ルネサンス以前の世界である。

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