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🌠宇宙警察SPD🌠

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汚れキャラ
08/03/11 17:35(更新日時)

🌠SPD《Special Police Dekarenger》…熱いハートでクールに戦う5人の刑事達…彼らの任務は地球にはびこる悪の犯罪者をデリートし、地球の平和を衛る事である…👮✨


【この小説はあの東映スーパー戦隊シリーズ第28作、《特捜戦隊デカレンジャー》の最終回から数年後の世界を描いた完全オリジナル小説である…】

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No.619188 07/11/08 07:51(スレ作成日時)

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No.101 08/02/24 15:25
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>> 100 ✏トート星からのブンターの特殊部隊が洞窟内部を隈なく捜索していた…玄馬は一人少し離れた岩場に座りじっと頭を抱えて考えていた…
『ゲン……』
肩を叩かれたその背後には後から駆け付けたバンとセン、それに特キョウチーフのリサが黙って立ちすくんでいた…
『相棒達に何があったんだ?』
バンは肩を落とす玄馬の横に静かに座った…
『ジャスミンにウメコ…それにマリーも消えている…』
センが腕組みをしながら目を閉じた…
『……』
『貴方みんなと行動を共にしていなかったの?』
リサがため息を付くように厳しい口調で背後から問い掛けた…
『…みんなと離れた場所で少し眠ってた…一時間、いや二時間…』
玄馬はバンに試験管に入った液体を差し出した…
『何だ…これ?』
『昨晩ジャスミン達が飲んでいた漢方薬だ…脱獄して捕らえたアリエナイザーの兄弟が作ったのをアイツラ全員飲んだんだ…俺は要らねぇって突っ返したが…』
『こ…これはッッ!』
リサが鑑識グローブを付け臭いを嗅いだ時思わず叫んだ…
『レムナート25…宇宙法で禁止されている漢方薬よッッ!』
『な、何ですってッッ!』
『この漢方はかなりの毒性の強い薬で一時的に猛烈な眩暈と神経障害を引き起こすの…』

No.102 08/02/24 15:45
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>> 101 ✏『つまり…ゲンだけはそれを飲まずにいた為…助かったという訳だね…』
センがゆっくり顎を撫でた…
『チッ…チキショッッッ!騙しやがって、あんの低俗猿野郎ッッ!やっぱり俺達を利用したんじゃねぇかァァァッッ!言ったじゃねぇかジャスミン…だからあれ程人を信用すんなって…チッ、チキショ、チキショ、ブッ殺すッッ!アイツラ絶対に俺がこの手でブチ殺してやるッッ!』
玄馬は半狂乱に陥ると拳を岩場の岩に向かって何度も打ち付けた!
『や、やめろゲンッッ…落ち着けッッ!落ち着くんだよッ!まだみんな殺されたと決まった訳じゃないんだからッッ!』
暴れ狂う玄馬をバンは必死に押さえつけた…
『とにかく最悪な状況になったわね…鉄幹だけでなく四人のスペシャルポリスまで失踪してしまったんだもの…』
リサの力無い言葉に一同口を閉ざした…
『捜そう…みんなをッッ!』
バンは立ち上がった…
『捜そうったって…手掛かりがないんじゃ…』
『大丈夫だよッッ!こっちには強い味方が二匹ついてるんだぜッッ!』
『に…ひきぃ?』
バンが口笛を吹くと風のように瞬く間に二頭の警察犬が現れた…
『紹介するよ…俺の今の相棒マーフィK9とクラレンスK9…どちらも最高に優秀な宇宙警察犬だ!』

No.103 08/02/24 16:13
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>> 102 ✏『コイツラは初めて臭う残留臭を嗅ぎ分ける事は苦手だけど脳回路に以前からインストールされていた臭いにはかなり敏感に反応する事が出来る…』
センは閃いたようにポンと手を叩いた…
『そうか、なるほど!…つまり過去に接した親しい人間の臭いには頗る敏感だという訳…かッッ!』
バンは頷き、苦笑いを浮かべるとポケットからウメコのハンカチを出してマーフィに嗅がせた…
『さぁマーフィ…お前ならこの臭い解るよな?…お前の事ずっとずっと一番に大好きでいてくれた臭いだぜッッ…』
マーフィはクンクンと臭いを嗅ぐとワンッ!と一声雄叫びをあげた…
『だ…大丈夫なのか?…そんな犬っころ信用して…』
玄馬は不思議そうにバンの行動を見つめていた…
『まぁ手掛かりはないんだ…後は彼のウメコへの愛情を信じてあげるしかないんじゃない?』
センが優しく玄馬に言葉をかけた…
『…お前らに…任せるよ…』
玄馬はバンにそう言うとマーフィとクラレンスの顔を眺めていた…
『しかし…犬っころに捜索を託すとは…ハァ~…宇宙警察もハイテクになったもんだなッ…』
センとリサはそれもアリじゃない?と微笑み合った…
『よし!みんな…一気に行くわよッッ!』
リサの掛け声とともに全員がガッチリと握手をした…

No.104 08/02/25 10:43
汚れキャラ0 

>> 103 ✏ホージは薄暗い部屋で目を醒ました…無機質な窓もないコンクリートの壁に囲まれた場所で両手足を拘束されているのに気がついた…
『…こ…ここは……』
ホージのすぐ隣にジャスミン、ウメコ、そしてマリーの姿があった…彼女達もホージと同じく太い木の柱に身体を拘束されていた…
『おい、ジャスミンッッ!ウメコッッ!マリーッッ!大丈夫かッッ!』
ホージの声に反応して三人がゆっくりと顔を上げた…
『…私達…どうなっちゃったの?』
ウメコが辺りを見回しながら不安そうに呟いた…
『…フゥ~…どうやら…罠にハメられたみたいだわね…あの猿人型アリエナイザーに…』
マリーが必死に縄を解こうと身体を揺さぶったが手足に食い込んだ縄はびくともしなかった…
『…あのスープか…まだ頭がジンジンするぜ…』
ホージがチキショッッ!と声をあらげた…
『……ご…ごめんなさい…私が…全て私の責任よ…ちゃんと彼らの本心を調べもしないでただ善良なアリエナイザーだと自分勝手に独断で決め付けてみんなをこんな事に巻き込んで…ごめんなさい…ほんと、ごめんなさい…』
ホージ達三人はジャスミンを非難する事もせず黙って地面を見つめていた…

No.105 08/02/25 11:08
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>> 104 ✏『ライセンスはッッ!?ポケットにSPライセンスはあるかッッ!?』
ホージは思い出したように三人に聞いた…
『…ない…ないわ…たぶん…奴らに押収されたみたいね…』
マリーはため息をついて頭を垂れた…
『ライセンスがないと変身も出来なけりゃ地球署のボスやバン達にも連絡すら出来ない…こりゃまずい事になったな…』
『んも~ジャスミン…そんなに落ち込まないでッッ!過ぎた事は仕方ないじゃん…これから先の事頑張って考えよッ?ね?』
ウメコがうなだれるジャスミンに優しく声をかけた…
『しかしここは何処なんだ…俺達は何処へ連れてこられたんだろ…』
ホージは薄暗い部屋を虚な目で何度も見回した…
『おそらく…ブリッツ達のアジト…あの洞窟は初めから宇宙警察を騙す為のダミーだったのよ…』
マリーの言葉にジャスミンは自分のしでかした失敗を悔いるように静かに唇を噛み締め微動だにしなかった…その時目の前の重い扉が開いた…
『!ッッ…き、貴様ラァァッッ!』
ホージの声にジャスミンが顔を上げた…
『!…ッッ…ジャグラ…ピエトロッッッ!』
そこにはジャスミン達と行動を共にしていたルサ星人の兄弟が立っていた…

No.106 08/02/25 16:50
汚れキャラ0 

>> 105 ✏ジャグラとピエトロの兄弟は俯きがちに捕われたホージ達を黙って見つめていた…
『…おいッアリエナイザーッ!何とか言ったらどうなんだッッ!』
『そうよッ!あんだけ親切にしてもらったくせにこの仕打ちはないんじゃないのッッ!?信じらんないッッ!さぁ、早く縄を解きなさいッたらッ!』
ホージとウメコはルサ星人の兄弟に怒鳴りつけた…ジャグラとピエトロは顔を見合わせポソリと呟いた…
『…ごめん…こうするより他に…僕らや星の住人を救う方法がなかったんだ…』
『!な、何だとッッ……きッ!』
ホージの言葉がジャスミンに遮断された…
『…ジャグラ…ピエトロ…貴方達…』
ジャスミンがゆっくりと二人を見た…
『…貴方達…ブリッツに脅されたのね?そうなのね?』
ルサ星人の二人はひざまずき泣き出した…
『…ウグッ…ご、ごめんよお姉ちゃん…グッ…ぼ、僕らの星…ブリッツ達に占領されて…だから僕達が何とかしなきゃって…星には家族がいる…大好きなルサ星を守る為に…ウッ…』
『星を守る引き換えに地球署のスペシャルポリスを捕まえろ…ブリッツにそう言われたのね?』
二人は小さい肩を震わせながら頷いた…

No.107 08/02/25 20:53
汚れキャラ0 

>> 106 ✏『ククク…ぶざまなモノだな…地球署のスペシャルポリスのボンボン達…!』
その時ルサ星人の背後から声がし一体のアリエナイザーが現れた…
『…だ、誰だ貴様ッッ!』
ホージがその不気味な雰囲気を持つアリエナイザーに向かって怒鳴りつけた…
『…我が名はウローク…スラカ星出身のアリエナイザー…リバーシア星人ブリッツ様の参謀だッッ!』
そこにいたのは真っ黒な身体に無数の不気味な羽を付けた鳥型のアリエナイザーだった…
『貴様かッッ…宇宙警察訓練学校を襲撃させた首謀者はッッ!』
『ククク…いかにも…私がブリッツ様の命を受け宇宙警察訓練学校を破滅に追いやった張本人さッッ!』
ウロークはゆっくり歩を進めるとホージ達の前に立ち止まった…
『そ~し~てッッ!コイツらルサ星人を使ってお前らを騙すよう指示したのもこのわァ~たァ~しッ!ククク…ガハハッ!』
『何が可笑しいのよッッ!馬鹿にすんなッこのカラス野郎ッッ!コノッコノッ!』
ウメコが必死に凄んだがウロークはただ高らかに笑っていた…
『…なぜ私達をあっさり殺さないの?…』
マリーがウロークを睨み付けた…
『ブリッツ様の命令だ…まだ使い道はあるってな…イヒヒ』

No.108 08/03/11 17:35
マツコ ( iwmA4 )

主様
ご苦労様です。
ワクワクするなぁ

主様…間違ってたらゴメンナサイ。
もしかしたらキイロですか?

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