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🎭ある暗黒卿の気紛れな呟き🎵+⚡✒🐱

No.44 17/03/20 20:27
ヨーハン・シュミット親衛隊大将 ( 40代 ♂ MLdWxe )
あ+あ-

≫43

更に欲を言えば、ロシア正教に対する理解-頭だけでなく、その世界をある程度体験する事-がラフマニノフ理解に重要な気がする。

ロシア正教は、ギリシャ正教のロシア版-正教会の複雑な概念はここで簡単に説明できないが、とにかくカトリックより古く、キリストのルーツである中東に近いキリスト教だ!


ただ中世の東ローマ帝国(ビザンツ帝国)のギリシャ正教が、神秘だけでなく、かなり複雑な哲学を好んだのに対して、ロシア正教は、教義は同じだが、複雑な哲学より無垢を重視する傾向。

ラフマニノフの協奏曲2番の出だしは、まさに正教会の鐘そのものだし、その後で現れる第一主題は、重く陰鬱なロシアの雰囲気そのもの。

だが暗く哀しい現実世界の根底には、本来、神化されるべきオプティミズムが隠され、次第にそれが姿を現し、最後は深い感動と勝利(神との一体化の陶酔みたいな)で曲を終わる。


特に3番なんか、肉体的にも長い、時にはあちこち迂回するような世界を経て、時々「光」が見え隠れし、最後に巨峰に登り、世界を見渡すような感動の世界で終わる。
これは(ロシア)正教会の日曜日の聖体礼儀(礼拝)に似ているとも思われる。まあ専門家(神学者や聖職者ら)は、違う意見かも知れないが、私の個人的こじつけで(笑)

とにかく文学ならドストエフスキーがロシア正教世界を一番よく表現しているのは、もう定説だが、音楽ならラフマニノフがそうだと思える。

特に彼の協奏曲を聞けば(さらに弾く体験も加われば最高)、正教を知らない人でも、これに感動する事を通して正教の本質にもうかなり関わった事に成ると思う❗


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