【DV(ドメスティック・バイオレンス)・暴力】離婚理由に多いDV
離婚理由DV(ドメスティック・バイオレンス)と暴力
暴力的行為の種類 DVや暴力と一口に言っても様々な種類があります。配偶者や子供などに暴力を振るう行為、暴力により支配しようとする行為をDVと呼んでいます。
経済的暴力
- 生活費や必要な経費を極度に制限して与えない。
- 借金を無断で繰り返す。
- 家にある金銭を勝手に持ち出し使う。
- 仕事をするにあたり制約をしてくる。
社会的隔離
- 携帯電話のチェック、自分以外の相手と連絡を取ることを禁止。
- 外に出ることを厳しく制限してくる。
- 近親者や友人などとの接触を制限してくる。
身体的虐待
- 掃除や洗濯をしない。
- 食事の制限、身体によくないものを敢えて提供する。
- 衣服を季節関係なく制限してくる。(寒くても、衣服を与えないなど。)
- 病院に行くのを制限してくる。 暴力行為を行う。
性的虐待
- 異常なほどに嫉妬をしてくる。
- 性交を拒絶、強制する。
- 相手が嫌がる行為を強要する。
- 妊娠や中絶をさせない。
統計調査では、被害者は女性が98.8%。 DVの72.8%が、婚姻関係にある男女となっています。 対策 DVで離婚をする場合は、傾向的に相手が執拗に追跡してくる可能性が高いです。ですので、相手が不在のときに第三者の協力を得て引っ越しをするなどの算段が必要になってきます。場合によってはシェルターなどにお世話になる方法もあります。現状では、警察に通報、住民票を非開示にしていても殺人や障害などが多々、起きています。警察も民事不介入という壁があるため、対応に限界があります。
客観的な証拠
DVで離婚をする場合は、調停や裁判になる可能性が高いです。DVの場合は、相手が話し合いに応じることが少ない為、勝訴するためには客観的な証拠が必要になります。
- 怪我をした写真 医師の診断書
- 暴言などの録音テープ
- 暴れた状況の室内の写真
- 強迫メールや電話 暴力を受けていることを証明してくれる人
- DVの状況を書いた日記
※編集できないので写真はフィルム、録音はテープが好ましい。
財産を証明できるもの
夫婦の共有財産を証明することで慰謝料や養育費などを勝ち取る為に必要になってきます。
源泉徴収、給与明細など収入を証明できるもの
- 通帳の残高
- 不動産の登記簿謄本
- 貴金属など高額な資産の領収書
- 株や有価証券
- 生命保険の解約返戻金
配偶者の定年が近い場合、退職金や退職年金の金額がわかるもの。
- 厚生年金の番号
- 財産に関する資料
絶対に必要な持ち物一覧
- DVの証拠品
- 財産の証拠資料
- 現金、キャッシュカード
- 健康保険証(コピー可)
- 母子手帳
- 常備薬
- 運転免許証
- パスポート
- 携帯電話
- 自分と子供の身の回りの必需品
状況に応じた相談は、支援センターが力になってくれるはずです
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