妊娠12週 体重管理は自分に合った方法で母子に無理のないように

自分に合った体重管理をしよう

妊娠して体重が増加するのは仕方ないことです。 胎児の重さだけではなく、胎盤羊水、血液、水分、皮下脂肪、バストのサイズアップなどがあり約8㎏増加すると言われています。 この増加体重は、妊娠前の体型により変わってきますが多過ぎても少な過ぎてもよくないのです。 確かに太り過ぎれば、妊娠糖尿病、妊娠中毒症、産道にも脂肪がつき胎児が通過しづらくなるので、難産になる可能性も出て来ます。 しかし、体質的に太れない人や太りやすい人などもいるので、担当医と相談しながら体重管理を行っていくと良いと思います。

妊娠中のダイエットの危険性

「小さく産んで大きく育てる」昔から、よく言われていました。最近は、2500g未満の低出生体重児が増加傾向にあります。 低出生体重児とは、栄養失調の状態で生まれてくる赤ちゃんを指します。 低出生体重児が多くなって原因に妊娠中のダイエットがあげられています。

妊娠中にダイエットをして、胎児を小さく胎内で育てて出産をラクにした、妊娠中も綺麗でいたいので太るなんてもってのほか、産後、増加した体重を戻すのが大変なので妊娠中からダイエットをしておくなど、女性ならではの理由があげられています。 出産は、大変です。命がけで新しい生命を生み出すのです。それは、お産がラクなことに越したことはありません。 太りたくない、綺麗でいたい。これも充分に理解できます。確かに、そういう意識を持つことは女性として大切なことです。 しかし、あくまでも胎児に影響を与えないレベルに抑えてくださいね。

妊娠中の過度なダイエットは、胎児に様々なリスクを与えます。 栄養が足りない為に、発達遅延が起こりやすく、免疫力が弱いので感染症にかかりやすくなります。 低出生体重児で産まれると成人してから、糖尿病、高血圧など成人病にかかりやすくなるというデータもあります。

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