紅の空模様
凝りもせずまたお話書いてみます。
下手くそなんで長い目で見て下さい😂
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序章
世の中には自分とそっくりな人が3人いるとか…。だがこの広い宇宙にはもっといるのである……。魂は広い宇宙に自分の欠片をバラまきバランスをとっていた。しかしたまにその欠片が出会う事もある…。
20XX年地球は全体的に異常気象よって壊滅状態になっていた。地球の空は紅く染まっていた…。
しかし人はそれでも生きていた。そして物語は始まる。
ビービービービー
船内の計器が異常を示し警報を鳴らす。
『おいおいどうなっているのだ…。』その男は何が起こったかわからず戸惑っていた。
《磁気嵐の為、軌道がズレました。近くの惑星に着陸します》船のコンピューターがそう話す。愛称はCPと言う。その船は軌道を外れてしまってしまった。宇宙空間にある磁気嵐に巻き込まれたようだった。
『ちきしょう!コントロールがきかない。』その船は赤い惑星に今突入しようとしていた。
『うわわわーーーっ!』炎に包まれ真っ直ぐに地表目掛け落ちていく。どんどん地表は近づく。そして激しくぶつかり土埃を巻き上げながら地面を滑って止まった。まだ辺りは埃が漂っていた。その辺りは昔街だったのかビルが幾つも並んでいるが、ほとんどが崩れていた。
>> 1
瓦礫と化したビルから1人の男が体に付いた埃を叩きながらフラフラと出て来た。
『ゴホゴホ!凄い音だったな!何か落ちて来たようだったが…』そう言いながら煙の立ち上がる方を見て驚いた。
『なんだありゃ?アメリカが作った秘密兵器か…?それとも隕石か?』目の前には見たことのない得体のしれない物体があった。長さは10mほどあり、楕円形で色はシルバーだろうか?所々黒っぽくなっている。まだ少しだけ煙が上がっている。地面を見ると引きずった痕がかなり続いていた。物体の周りの地面は盛り上がっている。男は物体に近づき恐る恐る触ってみた。
『あちっ!まだ熱い!』男は耳朶を指で挟んだ。
『一体これはなんだろうな?』男が見ていると音がした。音の方を見ると物体の横から扉のような物がせり出し階段になった。
プシューッ……
ガチンガチャガチャ
中からは明かりがもれていてそこに人影が見えた。その人影はゆっくりと出て来た。
『参ったな…ここはどこだ…?軌道がズレてこんな所に来てしまったが…』その物体から出て来た者は我々と変わらぬ姿をしていた。ただ違うのは耳が尖っているのだ。
>> 2
‐出逢い‐
その耳の尖った男は降りて辺りを伺った。そして瓦礫から出て来た男と目が合った。
『なななっ!?何だお前は……?えっ…お前は和馬か…?』瓦礫から出て来た男は驚きそうきいた。耳の尖った男はチラッと腕時計のような機械を見て触りながら答えた。
『カズマ…?俺はその者ではない。シュティー……シュティー・ライズだ!グラビアから来た…。』
『シュティー?グラビア……?本当に和馬じゃないのか!?しかし似ているな……。俺はサトシ、山神サトシだ。ここは日本だよ。いや…だったかな…。もしかして日本を知らないとか言うなよ!』サトシは頭を掻きながら言うと、シュティーは知らないのか頭を横に振った。
『サトシ…ニッポンと言うのか…しかしここは凄い状態だな。』そう今ここは廃墟になっている。サトシは生き残った1人であった。
『おいこれは何なんだ?飛行機か…?にしては翼がないな!どうやって飛ぶのだ?』
『これはスターシップだ!リトリュウムと言う石の力で浮いて飛ぶ舟。宇宙空間を飛び越える事も出来る。我らはジータと呼んでいる。ここには無いのか?』シュティーは辺りを見回しながら言った。
>> 3
当然だが辺りは崩れたビルがあるだけだった。シューティはサトシに聞いた。
『この辺りに修理のできそうな場所はないかな?あのジータが壊れてしまってな…直らないと帰るにも帰れない…』
『修理ねぇ…そういえばこの近くに車の修理工場があったけどな!?』サトシはそう言って工場のある方角を指差した。
『そうかその方向にあるのだな…行ってみよう!その前にアイツを隠さないとな…』そう言うとジータに近づいてボタンを押すとみるみる姿が見えなくなった。
『うっわーなんだ今のは……見えなくなった!どこに消えたんだ?』サトシは驚いた。10mぼどの物が一瞬にして目の前から消えたのである。
『あははは!カムフラージュの機能だ!これでしばらくは誰にも気付かれずにすむ。』
『なんか凄いな!!もしかしてアンタ宇宙人だったりして…!?あははは…』しばらく2人の間に沈黙が流れた。
『おいおい…まあ良い!さてその工場に行くとするか!』
『なら俺が案内してやるよ!』サトシがそう言うとシューティは頷いた。
『そうして貰うとありがたい!』そう言ってサトシとシューティは工場へと向かった。
>> 4
サトシはシュティーを連れて瓦礫の中を歩いていく。
『確かこっちだったはずだけど……あれっ違ったかな…?』サトシは歩きながらそう言った。辺りは瓦礫だらけだ。わからなくなるの当たり前だ。
『なぁ…本当にこっちであっているのか?』
『うむ~あっているはずなんだが?この辺りに消火栓があってそこを南に行ったらあるんだけど…?』サトシはキョロキョロしながら言った。
『ショウカセンとはなんだ?』
『消火栓とはな…こんな形を……!?』サトシは目の前にあった物を指差した。
『あっこれだ!』サトシは駆け寄った。シュティーもそれに続いた。
『これがショウカセンと言う物か…』シュティーは消火栓をパンパンと叩いた。サトシは周りを見渡していた。
『よしこっちだ!』サトシは半分ぐらいしか倒れてないビルの方に向かって歩き出した。そこは昔デパートであった。看板らしき物にデパートと言う文字だけがはっきり残っていた。
『本当にあっているのか?』
『大丈夫だよ間違いないって!多分……』サトシは頭を傾げている。それを見てシュティーは呆れている。そうは言ってもサトシに付いて行くしかなかった。
>> 5
デパートだった所を過ぎ歩いているとシュティーがサトシに尋ねた。
『さっきカズマとかに似ていると言ったがそんなに似ているのか?』
『えっ?あぁさっきの話かい…そっくりだよ!その耳と服装以外は瓜二つだよ!』サトシはポケットから財布を取り出すと中から写真を出してシュティーに手渡した。シュティーはそれを見て驚いた。確かにサトシが言っているようにそっくりだった。
『本当に私にそっくりだな!で、彼は今どこにいるのだ?』
『和馬はどこにいるかわからない…友達も家族もどこにいるのかまったくわからい…』サトシは少しうつむいた。泣いているのか体が小刻みに揺れていた。
『すまん!つらい事を思い出させたようだな?』
『いや…気にしなくて良いよ!いつか会えると信じているからな!』サトシは右手を弱々しくあげた。するとサトシ急に立ち止まった。
『あった、あった。あれだよ!』サトシが指差す方を見ると車が山積みしてありその横に工場らしき建物があった。門のような物がありそこには【栗野自動車修理工場】と看板が立っていた。
『誰かいるかわからないけど、行ってみよう!』サトシとシュティーは工場に入って行った。
>> 6
『すみません!誰かいませんか?』大きな声で何度か声をかけるが誰も出てくる様子がない。
『おい、誰もいないようだが…とりあえず中を見させてもらおうか?』
『そうだな!』シュティーは工場の中に入り色々調べだした。車を修理するレンチや上げ下げ出来るパワーリフト、あと工場の隅には棚がありいろんな部品が並んでいた。見た感じあの大地震のあと整理されたようである。しかし今は誰も居ないようだった。
『まあ修理する為の道具はあるみたいだが肝心の部品がないな…それにすべてが原始的だ……』シュティーはガッカリしたのか近くにあったタイヤに腰掛けた。
『これでは目的だったサランに行けないではないか……』
『サラン?またどっかの国の名前か?』シュティーは頭を横に振った。
『サランとは…我らの先祖が100年前に調べた青く美しい惑星だ。我々の住んでいる惑星と全く変わりがなく移住するには最適の惑星だったのだ。今我々の惑星は消滅しようとしているのだ……それで私は先遣隊として30人の仲間とその惑星を目指していたのだ…』シュティーは先遣隊の話を話しだした。
『お前やっぱり宇宙人なのか?』今更ながらサトシは気が付いた。
>> 7
どこまで鈍感なんだろうとシュティーは思った。
『なぁどんな部品が必要なんだ?』
『口では説明しにくいのだが…CPの一部品がショートして使えなくなっているんだ!』
『聞いても良くわからないな…』なら聞くなとシュティーは思った。
『あっそういえばこの先にパソコンショップがあったな!そこに行ってみるか?』そんな事話していると後ろに気配がした。
『お前達ここで何している…ここはワシの工場だ。すぐここから出てけっ!』サトシ達はビックリして転けそうになった。
『すみません!何度か声をかけたのですが誰もいなかったので勝手に入りました。』サトシは丁寧に答えその工場主を見た。
『あっおじちゃん!俺だよ俺…サトシだよ!』
『おぉ山神んちのサトシかい!大きくなったなぁ!』サトシと工場主は知り合いだった。
『なんだここはおじちゃんの工場だったのか!』
『おぉここは俺の工場だ。あの地震でかなり壊れたがここまでなんとか立て直した。立ち話もなんだからコーヒーでも飲みながら話そう。』そう言うと奥の部屋に案内された。携帯コンロでお湯を沸かしてコーヒーを作って出してきた。
>> 8
ボロボロになっているテーブルがあり、そこに囲むように座りコーヒーを飲みながら話をした。
『山神は無事なのか?』工場主はそう聞いた。
『あれ以来皆を探しているのだが今の所わからないのですよ…』
『そうか…まだ会えていないのか……私は家族を失った…あまりにも突然だったから何も出来なくて…俺はたまたまあの穴の中で修理をしていて助かった…』サトシ達は何も言えないで黙っていた。
『すまんすまん暗くなってしまったな!』
『大丈夫ですよ…おじちゃんこそ大変でしたね!』サトシがそう言うとニッコリ笑った。
『ところでその人は誰かな?』
『紹介が遅れました。シュティーと言います!』シュティーは軽くお辞儀をした。工場主はシュティーの顔をジロジロ見ながら不思議そうな顔をしている。
『君もどこかであった事なかったかな?』
『おじちゃん多分それは違うよ!俺も間違えたんだ!』
『間違えた?』
『おじちゃんが会った気がするのも仕方ないよ!俺の友達の和馬に似ているのだよ!』
『おぉそうだ和馬に似ているのか!』工場主はサトシと同じように間違っていたのである。シュティーはその和馬に会ってみたくなった。
>> 9
『人の事より自己紹介していなかったな…私は栗野 与一朗だ。よろしくな!』手を挙げ挨拶をした。
『ところでここに何の用事で入って来たのだ?』その質問に少し困った。何故ならシュティーが宇宙人である事を説明して大丈夫だろうかと言う事だ。
『はい、私の宇宙船が壊れてしまって修理をする為に場所を探していたのです』
『ほう宇宙船が壊れたか…それは大変だな!その宇宙船はどこにあるんだ?』サトシの心配をよそに話が進んでいる。栗野は宇宙船と聞いてなんとも思わないのだろうか?もしかしたらわかってないのだろうか?そう思っているとシュティーが立ち上がった。
『それならあそこに在ります。見ていただけますか?』あっさりとシュティーは工場の方を指差した。シュティーは何を言っているのだろう?さっき隠して置いてきたはずだが…と工場を見るとなぜか宇宙船があった。
『えっえーっ何故にここに?』
『言ってなかったかな?ただカムフラージュしただけで一緒に来ていたのだよ!』サトシは自分勝手に置いてきたものと思っていたのだった。あのシルバーの機体は目の前にあり少し浮かんでいた。
>> 10
3人は工場の方に向かった。しかしどんな仕組みなんだろうか?今のサトシ達にとっては未知の世界であった。
『おぉ―なかなかスマートだな!なんと言う名前だ?』
『名前?名前と言うか呼び方はジータと言います。』
『なるほどジータね…良い名前だ…』栗野は上や下を見回していた。
『ところで中にはどうやって入るのだ?』
『中には……こうやって入ります』そう言ってボタンを押し扉を開いた。
プシュー
ガチャガチャガチン
『こちらにどうぞ』
『おぉすまん!しかし素晴らしい!』そう言ってシュティーと栗野は中に入って行った。後を追ってサトシも中に入って行った。中は意外とスッキリしていて前の方に操縦席があるだけだった。すると突然声がした。
《お帰りなさいシュティー!そして皆さん初めまして。私はCPと言います。以後お見知りおきを…》その声はジータのホストコンピューターだった。機械的な声ではなく普通の人の声と変わらなかった。シュティーが操縦席の何かのスイッチを触ると操縦席の一部分が動いた。するとみるみるうちに人型のロボットになった。サトシは驚きのあまりに口をポカンと開けたままだった。
>> 11
CPは近くの操作パネルにケーブルのような物を繋ぎ話し出した。
《シュティー軌道を修正するメイン基盤がショートしています…後は操縦レバーの一部が壊れているようです》
『そうかわかった!まずは基盤を出してくれ』
《わかりました!》そう言うと操作パネルの一部分を開き基盤を取り出した。それはA4ぐらいの大きさで、CPはそれをシュティーに渡した。
『これはこの惑星にある部品で直せそうか?』
《さっきこの辺りを調べましたがなんとかなりそうです》
『そうかなら一緒に来て探してくれないか?』
《わかりました!》そう言うとCPは変形して飛行タイプになった。サトシはそれを見てまた口をポカンと開けていた。
『それでは皆さん行きましょうか?』
『しかし凄い技術だな!どこの国の技術だ?』やはり栗野もシュティーが宇宙人とは思っていないようだった。
『これはグラビアの技術です。110年前オセワニ博士が発見したリトリュウムと言う石により発展しました。それにより宇宙空間への移動も簡単になりました。まぁここに来れたのもこの技術のおかげなんですが…』シュティーは淡々と話をしたが栗野はそう不思議に思っていなかった。
>> 12
『ほう110年前にそんな技術をなぁー!そんな昔に凄い!まさか宇宙人か?あははは…』サトシは栗野もやっぱりわかっていなかったと思った。
『おじちゃん…シュティーはその宇宙人だよ!』
『えっ宇宙人だったのか…こりゃ気づかなかったわい…あははは…』栗野は頭をポンポンと叩き笑った。
『それでこれからどうする?』
『そうですね…まずは食事でもしますか?』シュティーの意外な言葉にサトシ達は転けそうなった。
『実はずっと何も食べなかったですから…まずは腹ごしらえをしてからと思って…』シュティーは照れくさそうに言った。
『残念だがこの辺りで食料を探すのは大変だぜ…!』実はサトシもここ何日間かまともな食事はしていなかった。すると栗野が言った。
『それなら大丈夫だ!大した物は出来ないがある程度の食べ物ならあるよ!サトシ手伝ってくれか?』
『いいよ!俺もお腹ペコペコだから食べさしてくれるなら…』そういうと工場の隣にある家の中に入って行った。中はあらゆる物が倒れている。それを避けるように奥にある台所に入って行った。そこには缶詰めや米袋など色々置いてあった。それを使っていくつかの料理を作った。
>> 13
出来上がった料理をテーブルに並べ食事を始めた。料理はカレーライスとスープとサラダだった。男の料理だけあって雑ではあったが結構上手く出来上がっていた。
『ほうこれがこの惑星の食べ物ですか?』
『あぁそうだよ!それはカレーだ!』
『では食べてみますか…ウムウム……上手い!!』シュティーは美味しそうに食べ始めた。それ見てサトシ達も食べ始めた。久しぶりに腹一杯食べた食事は本当に美味しかった。
『シュティーの所の食べ物はどんな物なんだ?』
『我々の惑星では…』そう言いかけシュティーはポケットから何かを出した。
『これだよ!これを普段は食べている!たまにはこの料理ような物も食べるがな…』シュティーの手のひらにはカプセルの錠剤があった。
『そんなんで腹は膨れるのか?』
『中に満腹中枢を刺激する物質も入っているからその部分は大丈夫だ!』
『それなら1つ俺にくれないか?』
『別に構わないが…大して美味しい物ではないぞ…』そう言ってシュティーはカプセルをサトシに1つ渡した。
『ただ今は食べない方が……あっ!』言うのが遅かった。サトシはすでに飲み込んでいた。シュティーを見てニコッとした。
>> 14
『た、食べてしまったのか…?』シュティーの顔が青ざめた。
『うむ…あまり美味い物ではないな…えっ何どうしたの?』
『物を食べた後にそれ食べると……』
そう言いかけた瞬間サトシが呻きだした。腹を押さえてうずくまり苦しみ出した。
『やっぱりな…!食べた後に食べると倍増してしまうからな…お腹が破裂しそうなぐらいになってしまう』
『は、早く言ってくれよ…!くう、苦しい……』
『人が言う前に食べるからだよ!自業自得でしょう!』
『そ、そう言わずなんとかしてくれよ…!』
『仕方ない…ならこれを飲んで…!』シュティーはまたポケットの中からカプセルを取り出しサトシに食べさせようとした。サトシは退きながら首を横に振る。シュティーは笑いながら言った。
『大丈夫だよ!さっきのとは違うから!消化を早める物だから…』シュティーはサトシを捕まえ口の中に無理やり押し込むと鼻と口を押さえた。サトシは我慢しきれず飲み込んだ。しばらくはもがいていたが急に苦しさがなくなったのか静かになった。
『うう…死ぬかと思った…!』サトシのそんな様子を見てシュティーと栗野は大笑いした。サトシはお腹をさすりながらフラフラしていた。
>> 15
『とりあえずそこのソファーに座って落ち着かしたら良い!』栗野のがそう言ってから工場の方に出て行った。
『サトシ本当に大丈夫か?』
『まぁなんとか落ち着いてきたよ!心配してくれてありがとう!』
『人の話を最後まで聞かない罰だろうけどな!』シュティーは笑った。それを見てサトシは膨れっ面をした。
『まあ自業自得だから笑われて仕方ないけどね…』
『わかっているならそれで良い…しばらくゆっくりしたら良くなるよ!』シュティーはそう言うとCPと話し始めた。先ほどジータから取り出した基盤を見ながら何かを話しているようだった。CPは先ほどの飛行タイプから人型に変わっていた。サトシはCPが後どんなタイプに変わるのだろうかと思っていた。ここは1つシュティーに尋ねてみようと思った。
『あのさ…CPって他にも変形出来るのか?』そのサトシの言葉に反応したのはCPだった。
『私は色々な物に変形が可能です。走行タイプ、飛行タイプ、水中タイプその他色々変われます。私の1つ1つの部品が1つのロボットになっています。もし半分になっても半分サイズの私になります。例えばこんな感じに…』そう言ってCPは半分に分かれ個々に小さな2つCPが出来た。
>> 16
小さくなった2つのCPが1つずつが飛行タイプと4足型に変形した。しばらく動き回ると元の1つのCPになった。
『このように如何なる形にもなります。そして私がジータと一緒になる事で機能もUPするのです。私はグラビアでの最高の技術なのです。』サトシは相変わらず目を丸くしてCPを見ていた。
『サトシわかってもらえたかな?』
『えっあう…わかったよ!』シュティーはサトシの肩を叩いた。
『しかしこの惑星にもこれぐらいの技術はあるのでは…?』
『ないない!単なるロボットならあるだろうけど…そこまでの技術はないよ!』
『やはりかなり技術が遅れているようだな…』シュティーはそう言って後ろを向いた。
『なぁそう言えば100年前にこの地球に来たんだよね…』
『あぁそうだ!それが何か?』
『その頃はこの惑星がどうだったのかと思ってね!』サトシはシュティーにそんな事を聞いた。
『……その頃の事は詳しくは知らないがヤマトと言う国があったらしい…その国では戦があって原始的な武器で戦っていたようだ。ユミ…カタナ…確かそんな名前だった!』それは戦国時代の日本の事ではと思った。
>> 17
なんと言う事だ。グラビアでの100年は地球での約400年と同じなんだ。もしかすると1日が長いのかしれないし、公転の日にちが多いのかもしれない。それだけ技術の差がある事だけはわかった。
『もっと詳しく教えてくれないかな……?』
『別に構わないが出来れば先に部品を探したいのだが!』シュティーが申し訳なさそうに言った。
『話はまた今度でいいや!先に部品探しに行こう!』そう言うと外に向かって歩いて行った。続くようにシュティーとCPも出て行った。工場では栗野が車の修理をしているようだった。栗野がサトシ達に気づき呼び止めた。
『お前らどこに行くんだ?』
『部品を探しに行こうかと思ってね!』
『ならコイツに乗って行け!』栗野はサトシにキーをなげ、今まで修理をしていた車をバンバンと叩いた。それは4駆のオフロード向きのとあるメーカーの車だった。
『えっ使って良いの?』
『こういう事もあるかと思い、手入れしていたんだ。ガソリンも満タンだし、かなりの距離走れるぞ!』栗野は自慢げにしている。シュティーは珍しいのか色々と見ている。さっきのサトシと一緒だった。全員乗り込むとサトシはキーを回した。
>> 18
マフラーから心地よい音が響きエンジンが掛かった。
『おじちゃん、この車最高じゃん!』
『当たり前だ!俺が手塩にかけて手入れした車だ!』栗野は大声で笑った。
『じゃーちょっと行って来るよ!』
『おお気を付けてな!』栗野のに見送られサトシ達は部品を探しに出かけた。瓦礫の転がる道をサトシ達は部品を探していた。
『CPどの辺りにあるんだその部品は?』サトシはそう尋ねた。
《この近くに反応があったのですが…そこを右に曲がった辺りです》
『ここだな!』そう言って右に曲がった。
『確かこの辺りは昔大きな電気店があったな…』
《ここです。停めて下さい。》サトシは言われたように車を停めた。サトシ達は車を降りると近くの建物を見上げた。ほとんど崩れてはいるが1階の部分は崩れていなかった。あの大地震の後、俗に言う火事場泥棒などが持ち出しているかもしれない。まあこの状況で電気製品なんて使える訳ないから意味はないのだろうが…。中に入ってみる事にした。色々な物が床に転がり散乱していた。CPは2つになり個々に飛行タイプになり店の中を飛び回って部品になる物を探していた。最初に思っていたより品物は持ち出されてはいなかった。
>> 19
CPは部品を見つけたのか電化製品を分解して何かを取り出していた。
『これがこの惑星の技術か…これは何なんだ?』シュティーが指差したのは冷蔵庫だった。扉を開けて中を覗いている。
『それは冷蔵庫だよ!』
『レイゾウコ?何に使うのだ?』
『簡単に言うと食べ物などを冷やしておく物だな!』
『ほう…なるほど食べ物が腐らないようにする物か!』初めて見るのか不思議そうに眺めていた。
『お前の所にもあるのだろ?』
『いや…無いよ!物を冷やす必要がないからな!技術の発展で腐らないようになった!それにさっきのカプセルがほとんどだからな!』サトシはさっきの事を思い出しお腹をさすった。
『う~さっきのを思い出した!しかしシュティーにとっては珍しいのだろうな…?』
『そうだな…歴史館にあった物がほとんどここにあるよ!』シュティーはよほど珍しいのかその辺りを調べ回っていた。サトシにとっては今は使えないただの電化製品だった。しばらくするとCPが元の大きさになって戻ってきた。
《シュティー部品が見つかりました。戻りましょうか?》
『そうか…わかった戻ろう!サトシ帰ろうか?』サトシは頷き外に向かった。すると外が少し騒がしかった。
>> 20
サトシ達は何事かと表に出るとそこには10人ぐらいの人だかりができていた。覗き込むとそこには瓦礫に挟まれ動けなくなっている人がいた。助けようとはしているのだが、動かせないようだった。サトシはシュティーに聞いた。
『人が瓦礫に挟まれ動けなくなっているようだ!助けられないかな?』
『あれならCPでも動かせられそうだな!』シュティーはそう言うとCPに瓦礫を動かすように言った。
《すみません。皆さん下がって下さい。》そう言われ人だかりの人達はCPに驚きながらもどいた。CPは瓦礫の前に立ち変形した。パワーリフトのような形になり瓦礫を持ち上げた。
《今のうちに出て下さい》瓦礫の下で挟まれていたのは女性のようだった。CPに言われ這い出て来た。辺りで拍手の音が響いた。その女性は足に怪我しているのか足を押さえていた。するとサトシが近づき女性の足の怪我を見て手当てを始めた。こういう事に慣れているようだった。
『応急処置だが、これで大丈夫だ。この近くに医療のテントがある…そこでもう一度見てもらった方が良いな!』サトシはそう言うと車の方に歩き出した。するとその女性が呼び止めた。
>> 21
その女性はサトシの顔を見ている。すると何かに気づいたように話出した。
『もしかしたらサトシ君?私よ私、ユリよ、ユリ!』サトシはしばらく考えた。
『あっユリちゃんか!うわ―懐かしいな…何年ぶりだよ!』
『小学校の頃だから15年ぶりじゃないかな?』
『そんなに経つか!それにしても久しぶりだな!』サトシとユリは幼なじみだった。久しぶりの再会に話が弾んでいた。
『ところでその人は?』
『えっとこいつがシュティーで、こっちがCPだ!』シュティーは軽く頭を下げた。それを見てユリも頭を下げた。
『シュティーさんはどこの国の人なの?アジア系の顔をしているからお隣の韓国かしら?』
『私はグラ……!!』サトシがシュティーの口を押さえた。
『そうそう韓国のソウル出身なんだよ!なぁっ!!』サトシはそう言った。シュティーは合わせるように頷いた。
『やっぱりそうなんだ!よろしくね!』
『よろしく!』
『何をしている人なのかな?科学者か何かかな?ロボットもいるし?』サトシは良く質問するなと思った。
『そ、そうだよ!ロボット工学の学者さんだよ!実は俺も助けてもらってね!』
『そうだったんだ…!』一応は信じたようだった。
>> 22
『だからそのロボットさんが私を助けてくれたんだね!でも凄いねこのロボットさん!』
《すみません。私には名前がちゃんとあります。ロボットさんは止めてもらえないでしょうか…》CPはロボットながらに誇りがあるのかそう主張した。
『ごめんなさいね…CPさんだったね!』何故かCPは満足げであった。
『ところでサトシ達は今からどうするの?私達は隣街の方に非難しているのだけど…一緒に来る?』サトシはしばらく考えてから答えた。
『俺達はちょっと用事があるから、それを先に済ませないといけないんだよ…』
『そうなんだね!なら私は先に行っているから後から来なさいよ!』
『うん、わかった!済んだら行くよ!』
『それじゃね!また後で!』そう言うとユリは人だかりの方に歩いて行った。サトシは大きく息を吐いた。話を誤魔化すのに精一杯だったのだろう。額の汗を拭いてシュティーを見てホッと溜め息をついた。
『何故さっきは嘘を言ったのだ?』シュティーは不思議に思っていたのだろうそう聞いてきた。
『それは粋なり宇宙人ですと言っても信じてもらえないだろう?だからとりあえずああ言ったんだよ!』サトシは近くの瓦礫に腰を掛けた。
>> 23
『なるほどね!しかし栗野さんには教えたじゃないか…?』
『あの時はそれの方が良いと思ったからな!現に工場を借りれる事が出来るようになったろう!』
『なるほど、サトシ何も考えてないようで考えていたのだな…』
『なるほどってどういう意味だよ!!』サトシは立ち上がり手をゴキゴキ鳴らしながらシュティーに歩み寄った。シュティーは殴られるかと思い身構えた。しかしサトシは近寄りシュティーを見て殴る気も失せ逆に笑った。シュティーは殴られると思ったのに殴られ無かったからキョトンとしている。
『さあ帰ろうかな!』
『あ…ああ…』サトシ達は車に乗り込み工場へ帰る事にした。来た道を帰っているとシュティーが何かに気づき言った。
『あれは何だ…?』シュティーが指差していたのは薄汚れた犬だった。瓦礫の上に立ちこっちを見ていた。
『あれは犬だよ!グラビアにはいないのか?』
『イヌ…?我らの惑星には人間以外の動物はいない…』
『人間以外はいない?』サトシは車を停めた。シュティーは窓の外を眺めながら言った。
『120年前に全て居なくなったんだよ……』サトシはシュティーの話を黙って聞いた。
>> 24
シュティーの話によると惑星グラビアには人以外の動物は120年前に絶滅したらしいのだ。この地球と同じく自然破壊や環境汚染など色々が重なりグラビアは砂漠化が進行したのだった。
動物の生息地もどんどん減っていき気が付いた時にはグラビア全体が砂漠化してしまったのだった。それによって動物も絶滅した。
人類は新たに住める惑星を探しだした。砂漠化により植物も育たなくなりそして動物もいなくなった惑星は食料危機に陥った。そこでペットとしていた動物を食料としてしまったのだ。しばらくして食料はカプセルにかわりなんとかなるようになったが、同時に惑星の生物は人以外いなくなった。
それが120年前だった。だが惑星グラビアの人はその事に気づくのが遅かったのだ。しかし砂漠化は悪化を辿り人類絶滅まで秒読み段階になっていた。ところが以前より探していた惑星が見つかり惑星グラビアの人々は宇宙船で新しい惑星を目指す事になった。
グラビア人は惑星を捨て新たな惑星を目指した。その先発隊がシュティー達の宇宙艦ヤクトであった。航行は順調に新たな惑星を目指していた。そのヤクトの中で人は生まれそして死んで行った。そしてまた新たに生まれる。
>> 25
ヤクトは動く惑星のような物で中では人は普通に生活していた。そんなある日、不運にもヤクトは流星群の激突にあい航行が不能になった。修理などの為しばらく停滞する事になった。
そこでシュティー達の部隊が偵察の為先行してその惑星に向かっていた。しかしまた不運にも磁気嵐にあい制御が不能となりこの地球に墜落したのであった。もしかしたらシュティーが不運の元かもしれない。
『なるほどね!シュティー達も大変だったな!』
『私はグラビア自体知らない世代ですから大変も何もないな!苦労したのは私の祖父の代だな!』
『シュティーの話を聞いて今更ながらこの地球も同じ事態になりつつある…その前に大地震が起きてこの状態になった…復活にどれだけかかるのだろう?』サトシは急に不安がよぎった。シュティーはそれを見て言った。
『まだこの惑星はまだ間に合う!人が私欲を無くしこの惑星と共存したら素晴らしい世界が戻ってくるはずだ!』
『俺もそう思う!地球との共存が実現出来るようにしないといけない!まあ1人が思ってもダメなのかもしれないが…』サトシは溜め息混じりに言った。
>> 26
『そんな事はない!それが少しずつでも増えていけばいつかは…』
『……そうだな!』サトシ達はそんな事を話し合っていた。
『それにしても俺らしくない会話だな!』
『たまには良いのではないかな?』
『そうかもな!あははは…』サトシ達は笑った。
『シュティーそろそろ戻ろうか?』
『そうだな!帰ろう!』シュティーはポケットに隠し持っていた食料を犬に投げ与えた。犬は警戒していたがそれをくわえるとどこかに消えて行った。サトシ達は来た道を戻り栗野の工場に着いた。するとそこには栗野が腰に手をあて立っていた。
『おう帰って来たか!部品は見つかったのか?』
『はい!見つかりました!これで修理が出来ます』シュティーは車から降りながら言った。
《早速修理に取り掛かります》
『わかった!後は任した』CPはジータの中に入って行った。
『おじちゃん?』
『なんだ?』栗野は作業している手をゆるめこちらを向いた。
『おじちゃんはここからは動かないつもりかい?』
『ああ…そのつもりだがどうした?』栗野は不思議そうな顔してサトシを見ている。
>> 27
『俺は隣町の方に行ってみようかと思んだ…一緒に行きませんか?』
『そうか…それも良いかもな!だが俺には待つ人も誰もいない…だがここにはコイツらがいる!だから死ぬまでここにいるつもりだ!』栗野は車を叩きポケットの中から写真を取り出し見つめている。この大地震で家族を亡くしていた。たまたま自分だけが助かったのだった。
『おじちゃん!宇宙船が直るまではここにいさせて下さい』
『ああ…それは構わんよ!好きなだけ居たらよい!』サトシ達は言葉に甘える事にした。
『おじちゃん、何か手伝う事あったら言って!』
『ならそのレンチ取ってくれ!』栗野は工具のカートを指差した。サトシはどれだかわからないでいる。
『サトシまだか?』栗野のがわざとらしく言うとシュティーが近づいてレンチを取った。
『栗野さんこれで良いですか?』
『ああそれだ!』栗野はニッコリ笑って受け取った。
『シュティー邪魔するなよ!』サトシは少し悔しがっていた。シュティーは工具見ながら言った。
『本当はメカニックになりたかった…しかし代々パイロットの家系で親がそれを許してくれなかった…実はCPは私が作った物だ』サトシは驚いた。
>> 28
サトシはシュティーが凄い人に見えた。サトシには得意な事など1つも無かったからである。趣味と言ったらゲームするぐらいで…それが趣味と言えるかはわからないが…。家族にはたまの休みぐらい外に出ろと言われていた。
自慢出来る事と言えば今まで大きな怪我とか病気をしていない事だけだ。これは親に感謝するべき事だな。サトシは家族の顔が浮かんで来た。皆は生きているのだろうか?どこにいるのだろうか?考えていると少し悲しくなった。
『サトシどうした?』シュティーはボンヤリしていたサトシに声をかけた。
『あっごめんごめん…』
『なんか考え事か?』
『ちょっとな…』それを見ていた栗野のがレンチを投げる。
『うわっ!おじちゃん何するんだよ!』
『うるさい!そんな辛気くさい顔しやがって!手伝うと言ったのじゃなかったか?』
『ごめん…』
『じゃそんな顔してないでレンチをくれ!』サトシは栗野が投げたレンチを手渡した。
『今度わかったみたいだな!ははははは』サトシは照れくさそうにしている。シュティーが肩を叩いて微笑んだ。2人はサトシが何を考えていたかわかっていたのであろう。
>> 29
宇宙空間にヤクトが浮かんでいた。
『そっちは終わったのか?』
『ちょっと待て後少しだ』
『何トロトロしてやがる!』
『うるせぇーな!今やっているんだ黙っていろ!』作業している2人が言い合いながら機関部の修理をしていた。
『あとここだけだ…よしこれでOKだ』その男はレバーを動かした。すると機関部が動き出した。
『やったー!』
『やったな』2人は抱き合って喜んでいた。
『艦長!修理が完了しました!』近くにあるスイッチを押して言った。すぐに返事があった。
《ご苦労であった。あとはゆっくりしてくれたまえ》艦長からであった。
『わかりました!ここ2日はほとんど寝てませんからね!寝かせてもらいますよ』2人はそう言うと扉の方に消えていった。
『艦長これでヤクトが動きますね!』副艦長が微笑みながら艦長に言った。
『ああそうだな!』そう艦長は言った。
『総員配置に着け!機関部の修理も終わった!只今よりヤクトを発進させる…』クルー達は自分配置に着き操作を始めた。
『エンジン始動!』そう言うとクルー達が目の前のパネルを打つ。
『ヤクト発進!!』ヤクトのメインエンジンから炎があがり動き出した。
>> 30
『艦長!先遣隊が行方不明になっているようです』
『どの辺りまで確認されている?』
『捜索隊の先ほどの連絡ではセビル星雲辺りで消息が途絶えたようで、近くの惑星で先遣隊らしき残骸が見つかっています』
『そうか…それで捜索隊は今どの辺りを探している?』
『近くに磁気嵐の発生で一時避難しています。先遣隊が消息を断ったのはその磁気嵐の性かと思われます』
『そうか分かった。捜索隊は一時帰還させろ』
『了解しました』さっそくクルーは捜索隊に連絡を取っていた。
『艦長!』
『先遣隊に御子息がおられたのでは…?』艦長は顔の前で腕組み鑑の外に見える星を見つめていた。するとレーダーに反応があった。
『捜索隊のエビル小隊のようです』レーダーを見てクルーが言った。すると通信が入る。
《こちらエビル小隊!着鑑許可願います》
やはり捜索隊であった。
『着鑑を許可する!ハッチを開けろ!』艦長がそう言うとヤクトの先端にある着鑑用のハッチが開いた。エビル小隊はそこに吸い込まれるように入って行った。カタパルトに乗った機体は下の格納庫の方へと降りて行く。戦闘機のような形をしている。エビル小隊は戦闘のグループなのだ。
>> 31
艦長は立ち上がり副艦長のネーブルに近寄り言った。
『ネーブル君!あとの事は頼んだ!私はしばらく寝かしてもらう!』
『わかりました艦長!あとは任せて下さい!』それを聞いて艦長は艦長室に向かった。しばらく歩き上へのエレベーター待っていた。
『父上!』後ろから声がした。振り返るとそこにはエビル小隊のエビル隊長が立っていた。
『ここでは艦長と呼べ!』
『すみません艦長…』
『ご苦労だったな!』
『いえ…まだ先遣隊を見つけられていません…』エビルは歯を食いしばり悲しい目をした。
『お前達が悪い訳ではない…しかしシュティーは生きているのだろうか…?』
『必ず見つけてみせます。』
『ああ期待している…私は少し疲れた。少し眠るつもりだ。お前も今の内に休んでおけ!』
『わかりました』エビルは艦長に敬礼をした。艦長は振り返りエレベーターに乗り込み上へと上がっていった。エビルもそれを見送ると自分の部屋の方へ歩いていった。エビルの部屋は男にしては小綺麗にしていた。エビルは入ると窓辺に立った。外を見ながらエビルは思った。
《シュティーよ。お前は今どこに居るのだ…》1つの流れ星が流れた。
>> 32
『そのコードをこちらに通してくれ!』
『ここで良いの?』
『そうそこ!来た来た!よっしゃこれで良し』シュティーはサトシと一台の車を改造していた。それはグラビアの技術を取り入れた物だった。ジータの一部を地球の車に取り付けたのである。飛行は出来ないが浮く事は可能になったのだ。ジータ本体も間もなく修理が完了しそうであった。そこにCPが現れた。
《シュティー大体の修理は終わったのですが、あと1つだけ部品が足りません。しかし救難信号を出せるようになりましたので出しておきました。あとは救助隊が来るのを待つだけです》シュティーはそれを聞き頷いた。サトシが近づいて来た。するとシュティーが突然笑い出した。
『なんだよ?何笑っているんだ?』サトシは不思議に思った。シュティーは笑いながらサトシを指差した。
『か、鏡ぃーっ!』
そう言うとまた笑い出した。サトシは車のサイドミラー見た。
『なんだこりゃー!』そうサトシの顔にはヒゲが生えたように汚れていた。
『シュティーそんなに笑うな!』サトシは膨れっ面をして怒っていた。しかしサトシも急に笑い出した。シュティーを見て腹を抱えて笑っている。
>> 33
シュティーは慌ててサイドミラーで顔を見た。サトシと同じようにヒゲが出来ていた。2人はお互い見合って笑った。CPはそれ見てただ立っていた。その笑い声が聞こえたのか栗野がやって来た。2人の笑いの原因が分かったのか、近くにあったタオルを2人に投げた。
『それ持って顔洗って来い!』
『おじちゃんありがとう!』そう言うと2人仲良く洗面台に向かった。サトシが先に顔を洗いシュティーに聞いた。
『ところでシュティーお前は今からどうすんだ?』シュティーは顔を洗い終わるとタオルで拭きながら答えた。
『ジータ自体がまだ飛べないからな…一応救難信号は出しているからいずれ迎えが来るとは思っているけどな!』
『そっか…ならさ俺と一緒に来ないか?』
『…どこに行くつもりだ?』
『とりあえず隣街に行こうと思うのだけど…来るか?』サトシがそう言うとシュティーはしばらく考えて答えた。
『分かった!この惑星を見て回るのも良いな!ついて行くよ!』
『そっか!そうと決まったらあれを早く終わらそうぜ!』
『分かった!さぁ始めよう!』そう言うと2人は車の完成を目指した。そして時間が経ち車は完成した。
>> 34
その車は見ためは普通なのだが機能はとんでもない物であった。その機能は後々話す事にしよう。
『シュティーやったな!!試運転してみようぜ!』
『そうだな…ちょっと動かしてみようか!じゃあ乗って!』
『おぉ!!』サトシは運転席に乗り込もうとするとシュティーが助手席を指差した。サトシはガッカリしながら助手席に乗り込んだ。シュティーがスイッチを押すと車が浮かんだ。
『おぉ浮いた!すげぇーなこれ!』
『グラビアの技術が加わったからな!』シュティーは少し自慢げだった。そして車は動き出した。瓦礫の転がる街中を走っていた。いや飛んでいた。
『そう言えば車の名前決めてないな!』
『そうだね!何か良いのあるかい?』サトシが考えている。
『サトシ号なんてどうだ?』
『………』
『ダメ?』
『何故自分の名前だけなんだ?』
『ただなんとなく…』
『………』シュティーは呆れて言葉も出ないでいる。
『それならホープってどうだろう?』
『ホープ?』
『こっちで希望って事だよ!明日に希望をって事だよ!今こんなだろう…だから明日には良い事あるのではってね!』シュティーはサトシの言葉に少し感動していた。
>> 35
サトシはこの地球を思いながら言ったのだろうが、シュティーにとっても新天地を目指し航行していたのだ。そのホープと言う言葉はシュティーには素晴らしく聞こえていた。
『なあサトシたまに良い事言うな…』
『たまにって…』
『良しホープにしよう!!』シュティーはサトシに納得したのだった。しばらく走ってから工場に着いた。するとCPが近づいてきた。
《シュティー部品を探しに行きたいのですが》
『そうか近くにあるなら探しに行くか?』
《この辺りは把握出来ています。私だけでも大丈夫です》シュティーはサトシを見た。
『大丈夫じゃないか!?バレなければ!』
『サトシがそう言うなら大丈夫だな!CP見つからないように行ってこい!』
《わかりました》そう言うとCPは街の方へ向かった。サトシ達はホープの前に立っていた。
『これはさ…他に機能あるのだろ?』
『まぁあるのはあるけどな…』
『…どうした?』サトシが不思議そうに聞く。
『このホープは自然の力を利用して動く!ただこれもコアになるリトリュウムが尽きたら動かなくなる…我々の技術では作れるのだがこの惑星では出来るかどうかなんだ…』シュティーはそう言うとホープの中を見た。
>> 36
シュティーはホープに何か言った。するとボンネットが自動的に開き中のエンジンルームが見えた。見た目は普通の車も何ら変わらない。真ん中のエンジンの辺りを触りだした。箱らしき物があり蓋を開けた。中にはリトリュウムが緑色に光を放っていた。それは自ら光を放っているようであった。
『うわーすげぇー!これがリトリュウムか!いつの間に付けたんだ?』
『まあ…これがなければ動かないしね!後は水があれば動く仕組みだ!』
『水でねぇー!凄いなこれは!』
『だがリトリュウムにも限界があるからな…新たに作らないといけない!』シュティーはジッとリトリュウムを見ていたがしばらくして蓋を閉めた。
『なぁ…それはどうやって作るんだ?』
『これか…いくつかの物質を組み合わせて作るのだけれど…この惑星にもあるかどうかなんだ…』するとサトシは思いついたように言った。
『シュティー!俺な…ホープも完成した事だし、明日ここを出ようと思うんだ!それで2人で探そうぜ!!』シュティーは驚きはしたが頷いた。
『なら決まりだ!じゃあ明日出発だー!!』そう言うと2人は肩を組み部屋へと歩いて行った。まるで昔からの親友のように。
>> 37
そして次の朝がやって来た。サトシは寝ぼけながらも顔を洗っていた。シュティーは朝からホープの点検をしていた。そこへCPがやって来た。出掛けたCPはいつの間にか帰って来ていたようだった。
《シュティー修理は完了しています。しかしリトリュウムの残量が少なくこの惑星を離れるまで出来そうにありません。やはりこの惑星で原料を見つけないと行けません》
『わかった…私も少ないのは理解していた。それで今から探しの旅に出ようと思う。とりあえずジータはここに置かして貰うよう頼んでおくよ』シュティーはそう言うと栗野が居る工場へ向かった。その後ろをCPが付いて行く。またその後ろをやっと目が覚めたサトシが走って追いかけた。工場では栗野が車の修理をしていた。
『栗野さん!おはようございます』シュティーが声をかけると栗野は振り返り挨拶を返して来た。
『おはよう!今日はこんな早くからどうした?サトシも起きているのか!』栗野のは笑顔でそう言った。
『実は頼みたい事があるのですが…』
『藪から棒になんだ?』
『しばらくの間ジータをここに置かせて欲しいのですが?』シュティーは深刻そうに言った。
>> 38
『なんだそんな事か…今までも置いていたんだ、気にしなくていいぞ!いつまでも置いておいて構わんぞ!』
栗野のそう言うと煙草を取り出し吸い出した。そこにサトシが来て言った。
『おじちゃん!前にも言ったけど…俺達今から旅に出ようと思う!』
『そうか…旅にでるか…気を付けるのだぞ!あっそうだ…ちょっと待ってろ…』
そう言うと家の方へ行きしばらくして何かを持って帰って来た。それをサトシに手渡した。
『それは護身用だ…いざという時に使うのだぞ!』
栗野のがサトシに渡した物は古い拳銃だった。
『おじちゃんこんな物どうして…』
『それは俺の爺さんの形見じゃ!』
『そんな物貰って良いのか?』
『俺は1人だからお前が貰ってくれたらそれでよい…』
『それなら貰っておくよ!』
貰った拳銃は古ぼけているがしっかり手入れされていた。こんな時代だからこんな物も持っていた方が良いのかもしれない。サトシ達は荷物をホープに詰め込んでいた。そして準備が出来サトシ達はホープへと乗り込んだ。
『おじちゃんそれじゃ行ってくるよ!元気でな!』
『お前達も気を付けてな!』
『それじゃ!』
サトシ達は旅立った。
>> 39
あの地震以来、街は瓦礫の山で生き残った人々は絶望の中生きていた。破壊の連鎖は続き津波や火山の噴火そして温暖化。海面は上昇しあったはずの陸地は消えていった。
日本も陸地の40%は沈んでしまった。首都であった東京は90%は海の底に沈んだ。見えているのは高層ビルだけであった。生き残った人々は船を使いビルからビルに渡り昔は山だった海岸に住まいを作っている。
沈んだ大地は海を紅く染め、かつて青かった地球は紅い惑星になっていた。それは死んでいった人々の血のようでもあった。
旅立ったサトシ達は隣街の近くまで来ていた。辺りには食料を求め歩いている人々やどこかで仕入れた物売る商人、そして復興をもてめて建物を再建している人々がいた。
その横を無邪気に走り回る子供達…荒れた大地を耕して畑を作っている者もいた。サトシ達は行く宛も無くそれらを見ながら通り過ぎた。しばらく行くと病院らしき建物があった。
そこには怪我や病気の人々が列をなしていた。その近くの建物の陰にホープを止めた。シュティーはジータの時と同じように何かを触るとホープは姿を消した。シュティーは俺の知らぬ間にここまでの事をしていたようだ。
>> 40
探しているのはユリであった。多分この辺りの病院に居るはずであった。
『思ったよりもこっちの街は酷いもんだな…』
『そうですね…前の街より酷いようですね』
まともに建っている建物は1つも無かった。ただ人々の活気はこちらの方があるように思えた。
『まずはこの病院からだな!』
サトシはそう言うと入り口に向かった。そこには何十人もの人々が列を作っていた。中に入ろうとすると列の中の1人の男が言った。
『おい兄ちゃん!ちゃんと列に並べや!』
見た目は40代の男で腕には怪我をした子供が抱かれていた。
『いや…俺達は人を探しに来ただけで…』
サトシそう言いかけると遮るようにまたその男は言った。
『そんな事知らないねぇーよ!皆、何時間もこうして待っているのだからな…さっさと後ろに並びな!』
『………』
言い返す言葉もなくサトシ達はとりあえず後ろの方を確認する為に歩きだした。どの人を見ても怪我をして苦しんでいた。列の最後まで行くがユリは見当たらなかった。この病院では無かったのだろうか?病院から出てくる者も見ていたがそこにも確認できなかった。諦めて違う所の病院を捜す事にした。
>> 41
『どうもここには居ないみたいだな…』
『そうですね!余所を探しますか?』
『そうだな!その前に他の場所を聞かないとな!』
サトシは辺りを見渡しながら人の良さそうな人を見つけた。年齢は20代半ばだろうか?眼鏡掛け背中には大きな登山用のバックを背負っていた。サトシは近づくとその人に聞いた。
『あの…すみません。ここの病院の他に病院はありませんか?』
サトシが聞くと少し下がった眼鏡を上げると言った。
『病院ですか?それなら病院ではないけど特設のテントならあるよ!』
特設のテントとは非常事態に国とかが臨時で作った病院である。廃墟となっている今となっては当たり前になっている。
『それはどこにあるんだい?』
『それならあの山の方に向かって1㎞行った学校にあるよ…』
その山はこの辺りでは有名なデートスポットだった。山の頂上にある展望台は、夜景が綺麗でいつ行ってもカップル達がいちゃついていた。しかしサトシは男の友達と暇つぶしに来た事があっただけで、女性とは縁遠かった。少し寂しい青春を送っている。その山に行く途中に確か小学校があった。サトシ達はその男に礼を言うとさっそく学校へ向かった。
>> 42
建物の陰に隠したホープに乗り込み学校へ走らせた。
『この辺りは夜になると綺麗だったよ…まるで宝石箱をひっくり返したよう感じで…今はこの有様だ!』
『そんなに綺麗だったのか…』
『ああ…』
サトシ達はそんな話をしていると道の脇に湯気のような物があがる小屋が見えた。表の看板にはラーメン屋と書いてあった。こんな破壊された中で店をやっている人がいるようだ。
『なぁお腹空かないか?』
サトシがシュティーに聞くとお腹を押さえ頷いた。
『ならあの小屋の前で止めてくれ!』
『わかった!』
シュティーは湯気のあがる小屋の横にホープを停めた。その小屋はコンテナを改造した建物だった。そのおかげであの大地震を無事でいれたのかもしれない。サトシは中に入るとカウンターの奥に1人客が座っていた。そしてカウンターの中には職人と言わんばかりのオヤジが座っていた。サトシ達に気づくと立ち上がった。
『いらっしゃい!何にしましょう?』
そのオヤジはサトシ達の前に水の入ったコップをだした。サトシはお品書きを見るがそれしか書いてない。聞く必要があるのか疑問に思った。
『じゃあラーメンを2つ!』
それを聞くとオヤジは作りだした。
>> 43
『おじさん、この物資が少ない中ラーメン屋やるの大変じゃないの?』
サトシはそう尋ねるとおじさんはニッコリ笑いながら言った。
『まあ大変は大変だね!だがね、たまたま地下の倉庫があってなそこに置いていたから麺に関しては大丈夫さ!それに日本人はラーメンが大好きだからね!この一杯で生きる希望を持ってもらえれば良いと思っているよ!はい、お待ちどうさま!』
おじさんはカウンターにラーメンを置いた。汁はサッパリとしていた。多分鶏ガラで作っているのだろう。店の後ろに鶏がいたのが見えていたからだ。シュティーは初めて見るのかしばらく見渡してから麺をすすった。
『美味い!』
そう言うとスゴい勢いで食べ出した。
『お客さんにそう言って頂けるとやってきた甲斐があるってもんだよ!』
おじさんは嬉しそうにサトシ達を眺めていた。
『サトシこれはなんと言う食べ物なんだ?本当に美味いよ!』
『これはラーメンって言うのだよ!前はどこにでもあったけどな…それにいろんな味でな!』
『いろんな味…?全部食べてみたいなぁー!』
『それはちょっと無理かもしれないな!ここのようにやっている所はないだろうからね!』
サトシは麺をすすった。
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