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小説・堕天使の剣

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お調子者
07/04/20 01:11(更新日時)

神の雷によって、地上へと追放された光の天使ルシファー。彼の体は72の欠片となり、強靭な生命力をもつ、それらの細胞は個別に進化を遂げ、あるものは寄生、または融合し72柱の魔神が誕生した。その魔神どもを狩るために天界から、一人の裁天使が舞い降りた。彼の名は、アズライル。堕天使の剣、ベリスの所有者にして、ディアボロス・ハンターである。

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No.442538 07/04/18 06:37(スレ作成日時)

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No.1 07/04/18 07:27
お調子者0 

深夜―ネオンの灯りは消え、人通りはとうに絶えた夜の街。そこには、ただ静寂のみがあった。
その街の一隅に、彼は存在していた。つい先刻までは何もなかった空間に、少年は突如として現れたのだった。「匂うな、悪魔の臭いがぷんぷんしやがる」 少年はグリーンの瞳で、ふいに後方を振り返った。 そこには一匹の黒犬が、ルビーのように爛々と光る眼を彼に注いでいた。 「見掛けぬ悪魔よ、この街に何の用だ?」 魔犬は闇色の髪の少年に問うた。 「ヤボ用さ。この近くの保健所に野犬退治を依頼されてね」 魔犬は片耳をピクリとさせた。
敵だ!本能が、そう告げている。
「やる気か、小僧?」
「俺はどっかの寿司チェーン店みたいな名前じゃねえぜ。俺の名はアズライル。貴様を狩りにきた、ケルベロス。まぁ、おとなしく捕まるなら、リードつけて俺のペットにしてやってもいいぜ」
軽口を叩く、アズライル。だが、彼の言動は相手を挑発させ、油断を招くために計算されたものだった。
「天界の犬め、食い殺してくれるわっ!」
魔獣ケルベロスは、謎の少年・アズライルへと襲いかかった!

No.2 07/04/19 06:03
お調子者0 

アズライルは魔犬に左腕を咬ませた。牙が食い込み、少年は少し顔を歪めた。
「攻撃がぬるいぜ、犬っころ!」
「ぬかせっ、何も反撃出来ぬではないか?」 「反撃はこれからさ」 アズライルがニヤリと笑う。
ガクっとケルベロスの体が傾いた。
「ち、力が抜けていく! 貴様、何をした!」よく見ると、咬まれた場所からは血すら出ていない。
「お前の体から魔力を吸いとった」

No.3 07/04/20 01:11
お調子者0 

「くっ、魔力吸収だと!貴様、何者だ? そのような高等魔術をどこで身につけた?」
「言ったろ、俺の名はアズライルだと。まぁ、お前ら下級魔族は知る由もないがな」
「俺の別の名は、告死天使―死を運ぶ使者だ!」

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