専属神ハク篇 第二話「とある世界王の助言」

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2025/02/21 19:54(更新日時)

ー【ハク視点 2月3日 虚園】ー
ティノール「本当だよ、だから落ち込んでないで早く現実世界で修行でもしてきなよ、ここにいても意味なんてない、だって文字通り、ここは『何もやることがない世界』なのだからさ。」
ハク「じゃあ・・・ティノール、貴女は私の世界王なんでしょ?なら、せめて戦闘の仕方の助言とかくれると嬉しいんだけど・・・」
ティノール「本当は私からは何も言えない、戦闘なんて殆どしないから、そんな私の助言でも、貴女はいいの?私はどうでもいい、正直言って、ハク様やパト様達のことなんて知ったこっちゃないからね、【万園】に貢献することやパト様やハク様に貢献するということも興味ないし、したくない、私は【万園】の世界王に【虚園】の世界王を任された、ただそれだけの個体だから。いくら主人といっても、他人には変わりないんだよ、それを踏まえて言っているんなら私は止めないけど、どうする?聞く?そんな信用性もない子の助言を?」
ハク「勿論聞くよ、それが私にとって間違いの選択であっても・・・正直言って、私はパト君や雪花様に『何の成果も得られずに帰ってきました』なんていうことを言いたくないんだよ、せめて何かしらの変化がなきゃ、私は今度こそ皆に見捨てられてしまう・・・私はそれが怖いの。」ティノール「そう、なら言うね、まず私から言えることは『勝つことに集中するな、戦いは時には遊び心で変われることもある』だね、まず私が言いたいことは、わかる?」
ハク「いわゆる私達の所で言うソフィアちゃんみたいな思考を持てっていうことだよね、わかるよ、私達の所にだって、そういう思考をもつ、私より何十倍もの経験と知識を持ち合わせている最強の帝王神候補がいるからね、ソフィアちゃんには到底勝てないよ、私が【専属神序列1位】のメリアちゃんに手も足も出ないのと同じで、それこそ【専属神序列2位】のソフィアちゃんと本気でやりあっても、正直ソフィアちゃんに【神格開放】をされたらたまったもんじゃない、それくらい貴女もわかるでしょ?」
ティノール「わからないね、確かに私は立場的にも格上と戦う時の方が多い、なぜなら私は貴女達の専属神序列と同じように、世界王の序列だってある、因みに私は【序列9位】」
ハク(嘘でしょ?ティノールですら脅威に感じていた私がバカみたいだ、きっと【序列10位】ですら、メリアちゃんと同等クラスなのかもしれない、それこそ序列トップの1位や2位、3位も、全盛期のメリアちゃんですら歯が立たないレベル・・・世界王というものは恐ろしい)
ハク「ね、ティノール、他に世界王っているんだよね?例えば月花ちゃんの【帝園】とか、できればそれぞれの専属神の名前と世界王の名前も行って貰いたいんだけど・・・」
ティノール「随分と要望を出すね、まぁいいけど、そんなに他の世界のことについて知りたいの?」
ハク「うん、知りたいの、強くはなれなくても、知識はまだまだ身につけようがあるからさ、少しでも知りたいんだ。」
ティノール「ふうん、不思議な子だね、私なんて興味すら湧かないのに。」
ハク「それを言うならティノールもでしょ?」
ティノール「そうかな、私は不思議じゃないと思うんだけど・・・どこが不思議なんだろう?」
ハク(いや、無自覚なんだね)
ティノール「じゃあ、世界のことについて話すよ、一応身構えて。」









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