運命に抗う少女と運命に囚われた少年

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夜空（ uMtcob ）
2023/02/02 16:47(更新日時)

モブ「翔太！何度言えば分かるの！貴方は将来医者にならなきゃいけないのよ⁉︎」翔太「ごめんなさい…お母さん。次からはもっと頑張るね…」モブ「ふん！それが「当たり前」なのよ」(翔太の母親が出て行く)翔太「……何でこんなに勉強しなきゃいけないのかなぁ……？」ｶﾞﾗﾗｯ(窓を開ける)翔太「もういっそ……飛び降りちゃおうかな……」(翔太が窓から飛び降りる)モブ「キャー！」
翔太「……」翔太「あれ…ここは何処？」心電図の音がただピッ、ピッ、と鳴り響くだけだった。
雪「…あれ？君もしかして今日ここに来たの？よろしくね」翔太「えっと…貴方は？」雪「あぁ、自己紹介がまだだったね。私は雪。貴方は？」翔太「……翔太。よろしく」
(それからはあっという間に仲良くなった。そしていつしか親にも話せない秘密も話すようになった。けど…)
雪「そうなんだ！おもしろ…ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯ」翔太「…病気…大丈夫？治るの？」雪「……ううん。お医者さんから寿命はあと1ヶ月だろうって…」翔太「そっか……」雪「でも、運命から私は最後まで抗うつもりだよ。だってまだまだ行きたいところもあるんだもん！」雪はそう言って笑った。少し弱々しかった。その話をした次の日、僕は退院した。あれからもう10年経つけど、雪が生きてるかは分からない。もしかしたら死んでるかもしれない。…そう思ってた時だった。
雪「あの…翔太さん、ですか？」翔太「貴方は…？」雪「雪です。病室にいた」翔太「え！雪！病気治ったんだ！」雪「ふふん！争い続けた結果だよ！」翔太「(そういや僕も運命に囚われたままだったな。退院した後配信者になりたいって言って、今こうしてなってるだよなぁ)」雪「ねぇ！久しぶりに会ったんだしさ！あっちの喫茶店でそのあとの話聞かせてよ！」翔太「いいよw」
END
ども！お久しぶりです！夜空です！水没した世界、300の閲覧超えててびっくりしました！リメイク前では100閲覧超え！ありがとうございます！あとこれは個人的に上手くいったのですが、第一章から第三章までの物語が上手くまとめれたかな〜と思ってます！正直言って上手くまとめれるか不安だったのですが、まとめれたので是非見てください！では！