弱い人間

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匿名さん
2022/11/07 11:52(更新日時)

虐めに遭った時、母に助けを求めると、何故か母は激怒した。

我が子を虐める者に怒りを向けるのではなく、私に腹を立てるのである。

なぜ怒るのか？
当時の私は分からなかった。

ずっと後になってその謎は解けた。

母は私から「虐められている、助けて　」と言われると困るから怒ったのである。
なぜ困るのか？と言うと子供を助ける事が出来ないからだ。

自分の子供を虐める相手に「うちの子に何て事をするんだ！」と怒れない。
だから私が虐めに遭うと腹を立てるのだ。

『あたしは助ける事が出来ないのよ！アンタを虐める相手を怒る事が出来ないの！だから虐められないようにして頂戴！自分で解決して頂戴！あたしを困らせないで！』という事だ。

だから私は一人で耐えた。
私が孤児だったなら仕方がないが、そうではない。
一人で耐え忍んだこの時の辛さ、苦しみは母親への憎しみ、恨みとなった。

そして今、年老いた母からのお願いやヘルプ要請に対して素直に応じてあげる事が出来ない、拒絶してしまう自分がいる。おそらく子供の頃に助けてもらえなかった恨みがそうさせているのだろうと思う。

とても辛いのは、母がそれを理解していない事である。なぜ私が母のお願いや助け要請に応じないのか…

意地悪でそうしているのではない。
どうしても「私が虐められていた時、助けてくれなかったよね？直接助けるのが難しくても、せめて味方をしてくれても良かったのでは？それどころかアンタは私を怒った。虐められて辛い思いをしている私を…！」という思い、恨みが邪魔をするのだ。

凄く苦しい。
母のお願いを「自分で出来るだろ」「今忙しい」と断った後の罪悪感…

我が子が虐められているのに助ける事が出来なかった母。
人間は弱い生き物だ。

私も弱い人間。
母の事を責める資格は無い。

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消えない傷

No.3664668　2022/11/03 22:06(スレ作成日時)

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No.1 2022/11/04 14:39
匿名さん0

【他人命の母①】

母は異常なくらい他人に気を使い、他人を大事にする人だった。そして他人の前で自分の家族を侮辱するのが好きな女だった。子供の事を「お前は馬鹿だ、アホだ、本当にどうしようもない」などと非難し、さらには他人にも「あなたからも行ってやってくれる？この馬鹿（娘・息子）に」と頼むのである。他人に自分の夫や子供を非難してくれ、ダメ出ししてくれと頼む馬鹿がどこにいるのだろうか？こういう理解出来ない事をする母親だった。

後になって、これも他人を持ち上げ、喜ばせる事の一環と思ってやっていた事なのではないか？という事に気付いた。日本には謙譲文化というのがある。外の人間に対して身内を低く言う事が礼儀であり、相手を立てるという考え方だ。母はこの考えが普通の人よりも異常に強いが為に、他人の前で自分の家族を侮辱して見せるという異常行動に出ていたのではないかと。

人前で侮辱される父や私に取ってはたまらない屈辱であり、耐え難い苦痛だった。しかし母は父や私の怒りが理解出来ない。他人様をおだて、持ち上げる事しか頭に無いのである。

No.2 2022/11/04 14:41
匿名さん0

【他人命の母②】

母の『何より他人様が一番』という精神はしつこい勧誘・セールスにも適応された。こういう人達にも丁重に親切に対応するのである。だから必要の無いものを買わされるし、変な宗教人にも踏み込まれる。

まだ個人情報保護法が制定されていなかった時代、職場や自宅に勧誘の電話がかかってくる事が日常茶飯事だった時代、そんな電話さえも母は丁寧に対応し、私宛にかかってきた変な勧誘電話も相手に気を遣うかのように私に取り繋ぎ、ちゃんと対応しろと強要してきた。

本当に異常なまでに他人を大切にする女だった。当然、父との中は悪化し、両親は私が子供の頃に離婚をした。なぜ母は家族を犠牲にしてまで他人を大事にするのか？、私は未だに理解出来ない。