占いのカラクリ

占い好きな人は占ってもらった事が当たると、「先生、当たりました！先生に言われた通りです！」と言って来るらしく、そんな事が繰り返されて行くうちにそれが占い師に取っての自信となり過信となり、（自分は視えているんだ、自分には能力があるんだ）と錯覚するらしいです。それが【天狗】に繋がって行くようで、そうなるとズバッと言うようになるそうです（予測から断言に変わる）。

「○○かも知れません」だと逃げ道があるのである意味誰でも言える事ですが、「○○になる！」と断言すると逃げ道が無くなる為、こうなるとメディアに取り上げられ、テレビに出て稼げるようになるらしいです。
ですがズバッと言うのが売りで引っ張りだこになっているので1年、2年と月日が経つと「当たってないじゃないか、外れてるぞ！」となって干される。だから占い師のブームたいうのはだいたい2年くらいで終わり消えて行くみたいです。

出ては消え出ては消え…っていうのは、結局は断言してしまうからだそうで、もともと人の未来がどうなるかなんて誰にも分かるはずがないし、本人の生き方次第なのだから、そこへ「あなたはこうなる！」と断言すれば、そりゃ必ず「嘘じゃないか！」となる日が来るのは当然の事ですね。
要するに占い師もそれは覚悟の上でメディアに出てるんでしょう。ブームに乗ってる間に稼げるだけ稼げ！って事なんだろうと思います。

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占いにハマる人って宗教信者的にハマるらしいですが、「何で占い好きの人ってそんなに占いを信じるんですか？」という質問に対して、自分でも薄々分かっているらしく、「本音では能動的に生きている人に対して劣等感があり、占いがその人のアイデンティティになっているんです。だから『何で占いなんか信じるの？』と言ったらキレられますよ。そういう人たちに取って占いは必要で、占いを信じる事で頑張れたりするんです」とのこと。

その占い師は10年以上占いをやっている人らしいんですが、何千人と占って行くうちに、傾向として「自力ではなく他力で成功を得ようとする人が多い」と言っていました。
確かに(そりゃそうだろうな)と納得しますよね。
だって、簡単に言ってしまえば「テストがあるんですが私は何点取れますか？100点を取りたいんですが…占って下さい！」と言っているようなもんですもんね。結局は「テスト勉強を頑張れば100点取れるんじゃないですか？怠れば100点は取れないでしょ。勉強するかしないかはあなた次第だから」という事だから、占い信者に他力本願が多いってのは納得です。

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ある占い師が水晶で占っている最中、客から「バイト先の先輩に告白しようと思ってるんですけど」と言われて、（知らないよ、告白したかったらしなよ、そんなもん自分で決める事しんっ)とイラッとして、あまりにもどうでもいい自分で決めるべき事までいちいち「どうでしょうか？どう思いますか？」と聞いてくるので、「あなたね、そんな事は自分で決める事でしょ！」となって、結局は自分次第なんだって事を客を通して占い師自身が気が付いたそうなのです。それで金を取るのは何か気が引けるようになって自ら占い師を辞めてしまったらしいです(笑)

それにしてもこういった客の様子を見ていると、占いに頼る人って話を聞いてもらいたかったり、「大丈夫ですよ、こうした方がいいですよ」って優しく言ってもらいたい人達なんだなって感じもしますよね。その為に占い師に金を払っているというか…

なんかこういう人って簡単に他人の言う事に左右されて、フラフラ〜っと変な方向に行ってしまいそうな感じがしますよね。危険だなと思います。

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そもそも真面目な出会い？が欲しくてマッチングアプリに登録する男なんて少ないと思いますけど。

女性はおそらく永久就職として恋人契約→結婚という流れを求めているのだと思いますが、結婚は男に取ってリスクでしかなく、幸せなものでも夢でもないので、結婚相手を見つける為にマッチングアプリに登録するなんて基本的にないですけどね。

まぁ、結婚はしたいがモテなくてどうにもならなくて何とかして相手が欲しい…という真面目な年増男性も中にはいるでしょうが、多分、そういう男性は蹴るんですよね、女性は。男性以上に女性は容姿（顔）を重視しますから。

というかそもそもですよ？結婚相手という大事なパートナーをマッチングアプリみたいな簡単・無料・手頃な場で探そうとするほうもどうかと思いますがね。

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