名無し島の戦い

レス29 HIT数 1241 あ+ あ-


2007/02/15 19:48(更新日時)

2xxx年ある無人島と10人の人が行方不明になった。その十人の人々はある能力を手に入れていた……。
元の世界に戻るにはある扉を見付けなければいけない。
こうして十人の冒険が始まる

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No.355194 (スレ作成日時)

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No.1

いつもの通り平和な地球……だが、事件は起こった。ある少年が母親に尋ねる。
「ねぇ、ママあれ何?」
母親が上を見上げた瞬間まぶしい光が世界を包んだ……
このあと物凄い冒険があったとは誰も予測していないだろう……

No.2

この男の名前はショーグ。
ショーグは配達の仕事をしている途中だったが謎の光に包まれたあと見たことのない砂浜に居た。
「………何処だ此処?……俺は配達の途中だったのに…」
ショーグは足の痛みにきずき足を押さえながら周りを見渡した。
「俺以外にも人が居る…」
そうショーグの他に男が五名、女が四人居た

No.3

ショーグの跡から皆なが起き始めた
真面目そうな人も居れば遊び人そうな人も居る。ショーグは見覚えのある顔を見るとそっと顔を反らした
「まさか、澪か?ま、まさか、こんな所に居るはずは……」
ショーグの思った通りその女性は澪と言う女性だった。
澪はショーグを見て声を掛けた
「ショーグ?」
ショーグは顔を反らしたまま答える
「なんだよ?俺達はもう他人だろ」
二人の会話の途中に一人の男性が割り込んだ
「ちょっと、いいかな?お二人さん」
ショーグは少しビクッとし返事をする
「な、なんだ」
男はショーグに言う
「早く逃げようぜ」
そこには大きな波が近ずいてきていた

No.4

十人は波から逃げるため森に向かって走っていた
「はあ…はあ、ったく、どうなってんだ?」ショーグ達は森を抜け波が来てるか振り向いた。だが、波は向かって来ていなかった
「波が来てない……意味が分からねえ」
ショーグは少しイライラしながら喋っていた。すると、さっきの男性が皆に言う
「なあ、皆とりあえず自己紹介しないか?」
この問掛けに一人の女性が賛成した
「いいわね、自己紹介が終わったらこの状況について話し合わない?」
この提案に皆うなずいた

No.5

「私の名前はフレンディー、よろしく」
「私はレンどうか宜しく」
「俺はバッカード」
「ぼ、僕はグラド」
「アタイはミスト早く元居たところに戻りたい」
「俺はレンジ仲良くしようぜ」
「ジェックスだ」
「俺様はハーワード全員俺の下僕になるか?……ハハッ冗談だよ」
「私は澪宜しく」
「俺はショーグ……これで全員の自己紹介が終わったな」
自己紹介が終り本題に入ろうとしたときだった。
「どうも、こんにちは、さっきはビックリさせてすみませんでした…くはは」
岩の上に黒いマントを着けた謎の男が立っていた

No.6

「なんだ?てめー」
ハーワードがつっかかる。その大きく小さい子なら泣くほどの声にビックリもせず自分の話を続けた
「さっきの波は私の能力で作ったものです。」
マントを着けた男は皆の顔を見渡し続けた
「ふふっ、まずは私の名前からですね。私はベルタ能力は水です。質問をとうぞ」

No.7

「……質問…」
ショーグは少し黙り込むと質問を並べ始めた
「全て答えて貰おうか、一つ此処は何処なのか?二つ何で俺達なのか?三つどうやったら元の世界に戻れるのか?四つ能力とは何の事なのか?……さあ、全て答えて貰おうか」
この沢山の質問にベルタは少し困り顔で答え始めた。

No.8

「先ずは一つ目の質問からですね。此処は地球にあった無人島です。我が主の能力であなた達十人とこの島がある異次元世界に移動しました。なぜ、貴方方なのかは……ふんっ、ランダムですかね」
この答えに対して皆が怒り始めた
「なんだとー、ランダムっふざけんなっ」
「アタイはこんな所に来たくは無かったんだよ」
突然大きな波が襲った

No.9

十人を大きな波が襲った。
「黙って人の話を聞け雑魚共」
しばらくの沈黙が皆を包んだ
「話を続けましょうか。次はどうやったら元の世界に戻れるのかでしたね。元の世界に戻る方法は此処からずっと北にある宮殿にある金色に光る扉を通れば戻れます……まあ、たどり着けたらの事ですけど……次は能力の話ですね。能力はあなた達全員に一つ身についています。練習すればコントロールできる様になるでしょう……こんなに喋ってしまって主に怒られますね」
ベルタはクルッと後ろを向くと歩き始めた
「何処へ行く?」
ハーワードが問掛けにも答えず手を上げ水の壁を作り姿を消した……

No.10

「色々教えてくれたが急に口調が変わったのは気になるな……」

ショーグが疑問に思った事を口に出しているとミストがイライラ顔で喋り出した

「ブツブツ言ってないで早く北に在るって言う宮殿を探すわよ」

そう言うと歩き始めたすると、弱々しい言葉が響いた

「で、できた、ボ、ボクの能力は炎だよ。やったーー」

声の主はグラドだった。
グラドは手から炎を出して喜んでいた。

「ほ~う、お前火を出せるのか……俺も練習するか」

ハーワードはそう言い手や足を色々と動かしたが何も起きない。
ハーワードの怒声が響く

「うおおーーー」

それと同時に快晴の空から雷が落ちた……

No.11

雷が落ちた所から煙りが上がっていた
するかミストは

「あんたは雷かいぶさいくなあんたにはぴったりな能力だねぇ」

この発言にハーワードは怒りミストに向けて雷を放った

「このアマァさっきから調子乗りやがって」

ミストは驚き体の前で手を構えた

「キャーーー」

雷がミストを直撃しそうになったとき雷が消滅した。

「な、なにどうなってやがる」

ハーワードが驚く、するとレンが囁いた

「彼女の能力はバリアだよ」

その言葉にショーグが反応した

「何で分かるんだ?」
「私の能力は人の能力を読む力があるみたい」

レンは少し顔を赤くして答える。
するとショーグ何かを閃いたようにレンにお願いをした

「此処にいる全員の能力が何なのか教えてくれないか」

レンは静かに喋り出した

No.12

レンはまずフレンディーに近ずいて行った

「貴方の能力は………指を針のように鋭くしたりとても柔らかく出来る能力ね」

フレンディーは不思議そうに指を上に向けた。するとフレンディーの指は針のように鋭くなり飛んでいた鳥に突き刺さった

「わ~お、本当みたいだね。あんたすごいじゃない」

フレンディーは感激して指を鋭くしたり柔らかくしたりして遊んでいた。
次にレンはバッカードに近ずいて行った

「次は俺の能力を読んでくれるのか?」

バッカードは期待して待っていた

「貴方は水ねさっきの黒マントの男にはかなわないけどきっとパワーアップ出来るわ」

レンはそう告げると足早にジャックスの所に来た。だがジャックスは

「俺の能力は触れたものを鉄にできる能力だろ、さっき小枝に触れたら鉄になりやがった」

レンはそうですかとばかりにレンジの所に向かっていった

「貴方は物を動かす力よ」

レンは澪とショーグに向かって叫んだ

「女の方は治療能力、ショーグ貴方は風を操る力よ。はいこれで皆それぞれの能力は分かったでしょ」

レンの説明が終わるとショーグはレンに握手しお礼を言った。
だがその時澪は嫉妬感を感じていた

No.13

遡ること3年前

澪とショーグは結婚を前提に交際していた。そして結婚前日澪は急に彼氏がいることをショーグに告白し結婚は白紙となりショーグと澪は分かれたのであった

No.14

皆の能力や名前が分かった所で宮殿を目指して歩くことになった。


皆が無言のまま歩いていると急にハーワードが切り出した

「おいショーグ、俺は東方向に行くぜ」

急のハーワードの進行方向の変更にショーグは驚いた

「えっ?あのベルタって言う奴が宮殿は北にあるって言ってたじゃないか……なのに、なぜ、急に東に行くなんて……」

ハーワードは真顔でこう答える

「お前、あんな奴の言う事なんか信じるのか?罠かもしれないんだぜ」

ショーグはそれも一理あると言う顔で答える

「それも有るかも知れないけど………行って見ないと分からないじゃないか」

その返答に答えもせずハーワードは東に向けて歩き出した

「付いて来たい奴は来てもいいぜ」

その言葉に澪とレンジ、フレンディーが反応し付いて行ったのであった……


こうしてショーグ組、ハーワード組の旅が始まった……


第一章~旅の始まり~終り

感想もどんどん書いて下さいね

No.15

始まったトキからずっと見てました‼
これからがすごく楽しみです✨
設定とか何だか細かいところもこだわっていて素晴らしいです‼

No.16

感想有難うございます。これからも頑張って行きますので応援お願いします🙇

No.17

>> 16 今後も楽しみにしていますね‼
頑張って下さぃ☺

No.18

第二章~仲間との戦い~


もう日が暮れようしている時一人のお腹がなった。その音の主はミストだった。
だが、ショーグは気にもしないで歩いている。すると
「ショーグっ」

ショーグは驚いて振り返る。すると、ミストが怒った顔でショーグの方を見ていた。

「あんた、さっきから読んでるのに聞いてないの?」

ショーグは驚いた顔でミストの顔を見ながら喋る

「す、すまない、少し考え事をしていて、で、何だ?」

ミストは大きく溜め息をついて言った

「あんた、あの澪って言う子の事考えてたんでしょう」

ミストがそう言うと横からジャックスが割り込んだ

「俺が思うに昔あの子と付き合っていたな?」

ミストはショーグの顔をじっと見て
「図星みたいね。ふふっ」
と、少しからかうように言った。するとショーグは話を反らすように喋り出した

「あんた達には関係の無いことだ…で、ミスト何の用で呼んだんだ?」

この返答にミストは諦めたのかさっき言おうとしたことを話始めた

「私お腹空いたわ、朝から何にも食べてないの」

ショーグは少し考えこう提案した

「じゃあ、三人は野宿するところを探して、残りの三人は食べ物を探しに行くか」

この提案で一回目の戦いが始まるのであった………

No.19

ショーグ組はメンバー決めが始まっていた。ミストが慎重にショーグが持っている小枝を一つ取った。
ミストの取った小枝には赤い布が巻かれていた。

「ふーっ私は食べ物探しみたいね」

ミストに続き残りの四人も小枝を引いた。
赤い布を引いた人はミスト、グラド、ジャックスだった。
残りの三人の小枝には何にも巻かれてわいなかった。
すると、ショーグが
「野宿する場所を探すのは俺とレン、バッカードに決まりだな」

と、ミストに囁いた。
ミストはグラドとジャックスに喋り出した。

「あんた達アタイの足手まといになるんじゃないよ」

ジャックスはハッと笑い地面から数本小枝を取りポケットにしまうと歩き出しミストとグラドに言い放った

「さあ、行くぞ俺の足手まといになるなよ」

その言葉にミストはむすっとしたままジャックスのあとに付いて行った……


ミスト達が見えなくなったあとショーグは二人に話し掛けた

「野宿するところを探そうか」

そう言い三人も歩き出した

No.20

ミスト達が森を歩いていると人の足音が聴こえてきた
するとジャックスは

「おい、静かにしろ……人の足音だ…」

人と思っていたジャックス達の目の前に現れたのは剣を持った獣人だった

「お、おいおい、戦う気満々じゃねえか………ったく、この島にはこんな、怪物もいるのか」

ジャックスはポケットにしまってあった小枝を取り剣に変えた

「おい、ミストお前は食べ物を探してこい腹が減って死にそうだ。グラドお前は俺の援護だからな」

援護と聞いたグラドは

「えっ、援護…そ……そんな、ぼ……僕…戦ったことなんてないのに……」

「うるせー、俺だって戦ったことなんてないさ、だけどやるんだ……来るぞ」

獣人はジャックスとグラドに向かって走ってきた……

ミストは隙を見て森の奥へと走って行った……………しかし、そこにも獣人が居たのだ

「グラドっ、来てちょうだい、此処にも怪物がいるわ」

声が届きグラドはミストの元へ走って行った

「怖いけどやるしかないみたいだね」

No.21

獣人vsジャックス


獣人が剣を横におもいっきり振ろうとしたときそれを読んでいたジャックスは下にしゃがみこみ獣人のお腹を切り裂いた

「どうだ?化け物これでも訓練したことあんだぜ」

ジャックスは少し調子にのって喋っていたが獣人に攻撃が効いていないことにきずいた。
獣人はジャックスをおもいっきり蹴り飛ばした。
ジャックスは五メートル程吹っ飛び木にぶつかった

「っ痛……こりゃ、生きていたことが奇跡だぜ」

ジャックスはゆっくり起き上がりポケットの小枝を三本取り出した。すると、小枝は剣に変わった。それをジャックスは獣人に投げた。
三本の剣の一本は見事に心臓に刺さった。それを見たジャックスは誇らしげに獣人にこう言い放った

「この、化け物相手が悪かったな」

獣人はうごーと雄叫びをあげ倒れていった

No.22

獣人vsミスト&グラド

ミストはグラドが来るまで獣人の攻撃をかわし首に蹴りを入れていた

「どうだい怪物!……グラド早くするんだよ」

ミストは少し心配そうに呟いた。
すると獣人が剣を振りかざしているのに気付いたミストは自分の周りにバリアを張った。ガキン!と音を立てバリアが破れた。
だが、獣人はまた剣を振りかざしていた

「!?や、やばいねこれ……」

ミストは斬られることを覚悟して目を瞑った……………しかし、ミストは斬られていない事に気付くとゆっくり目を開けた。
なんと、そこには日に包まれた獣人が暴れまわっている姿が見えた

「遅くなってすみません」

横にはグラドが立っていた。
ミストは安心して立ち上がりグラドに言う

「来るのが遅いんだよ死ぬかと思ったじゃないか………でも、有難う。さあ、ジャックスと合流して食べ物探してショーグの所に戻るよ」

「ハイッ」

ミストとグラドはショーグと合流して食べ物を人数分集め森を出るとショーグが待っていることに気付いた。
四人は野宿をする場所に移動し戦いの事を説明し眠りについた……こうして長い一日が終わったのであった

No.23

ショーグは一人早起きをしてミスト達が戦ったと言う獣人の事を考えていた。

「この島には一体何者が居るんだ?きっと敵も出てくるんだろうな……」

「また考え事?今度はあの子のことを考えている訳では無いみたいね」

ショーグは驚き振り向いた

「何だ起きていたのか。なぁミスト昨日戦った敵の特徴なんかあるか?」

ショーグの質問にミストは3つほど答えを並べた

「獣見たいな怪物って事でしょ……それから攻撃があまり効いて無いみたいだし……あと、沢山いるってことぐらいかな。少なくてごめんね」

ショーグは特徴を聞くとお礼を言い自分なりの答えを述べ始めた

「多分、敵は獣人だなぁ。あと敵はそこら中に居るだろう。油断は出来んな」

ショーグは暫く考え込んだ

「よしっ、これからはチームワークを重視にして行動する事にする」

ミストとショーグが話しているとレンの叫び声が聞こえた

「キャーーーたすけてーー」

「この声はレンか行くぞミスト」

No.24

レンは右腕の傷を抑えながら獣人から逃げていた。ショーグとミストが来たのに気付くと助けを求めた

「ショーグ、ミスト!助けてっ、お願い」

ショーグは手を獣人に向けてハッと叫んだすると獣人に向かって疾風が当たったすると獣人の腕が斬り落ちた

「ぐうっっぎざまら」

!?ショーグとミストは獣人が喋ったことに驚いた

「喋れたのねこの化け物」

獣人は右腕を振り上げるとショーグに向けて斧を投げた。だが、ショーグは風を操り斧を獣人に飛んでいくように仕向けた。

「これで終りだ」

斧は獣人の首を跳ねて地面に落ちたその次に獣人の首から下が地面に倒れた

「有難うショーグ死ぬかと思った」

ショーグは辺りを見渡しレンに話し掛けた

「グラドとジャックスは何処行った?」

レンは少し顔を反らし答えた

「私達何かの物音で目が覚めたのそしたら人が一人歩いていたの。その人が何者なのか調べるためにジャックスとグラドは森の中に走って行ったは」

ジャックは心の中でチームワークを大切に行動すると言ったことを思いだしレンとミストに言った

「ジャックとグラドの後を追う二人ともはぐれ無いで着いて来てくれ。あとレン傷を布で縛っておくんだ」

三人はジャックスとグラドの後を追い掛けて森の中へ入っていった

No.25

森に入って何時間が経っただろうか?ジャックスとグラドも見付からずお腹も空いていた。それに我慢が出来ずミストが怒声を発する

「何処行ったんだいあの馬鹿二人は?あーーお腹空いたー」

すると、ショーグはミストの口を押さえそっと囁く

「見ろ二人共グラドとジャックスだ………んっバッカードも居るぞ!!」

そこには倒れたジャックスとバッカードに話掛けているグラドがいた。
話が終わったのかグラドは二人を置いて森の奥へと消えていった。
ショーグは走っていきジャックスとバッカードの隣へ来た

「おいっ二人共どうしたんだ?それにグラドは?」

ジャックスは弱々しい声で答えた

「グラドのやろぉかなり強いぞ俺達二人がかりでも勝てなかった……」

ショーグは何の事か分からずジャックスに聞き直した

「えっ……どういうことだ」

ジャックスは苦笑いして答える

「グラドの奴独立して行動する気だ…次に会ったら殺す気で戦ってこいだと」

ショーグは余りの衝撃に声を失う、だが、すかさずジャックスが言う

「グラドのやろぉ殺られる前に殺っちまおうぜ」

だが、ショーグは冷静を保ち案を出した

「今日は皆の体を休め明日グラドを探す。見付けても殺さずに仲間に戻すんだ」

この案にジャックスは納得がいかないようだがここは賛成した
ショーグは一人で食べ物を探すと言い森の奥へ入っていった

No.26

ショーグは一人食べ物探しながら呟いた

「これからどうなるんだ?まさか死なないよな?……いやここで死んだら元も子も無い……生きて元の世界に戻るんだ!」

ショーグは自分に大丈夫だと言い聞かし食べ物を探し歩いた。
するととてもいい香りがショーグを誘った

「何だ?この匂いとっても良い匂いだ」

ショーグは香りのする方へ歩き出した


ショーグは森を出たのに気付いた

「んっ?森を出たのか」

ショーグは目の前が透き通った湖とさっきの匂いのする実のなった木があるのに気付いた

「わー、すげー!皆を呼んで今日は此処で野宿することにしよう」

ショーグは来た道を走って行った


―――その頃―――

ミストはレンの傷を手当てしていた

「けっこう傷が深いね……………よし、これで大丈夫だろう」

「ありがとう」

「良いよこれぐらい」

二人が話をしているとショーグが走って来た

「お~い、皆着いて来てくれ」

「何か見付けたのかい?」

ミストが問掛ける

「ああ、何を見付けたかは着いてからの楽しみだ」

五人は森に入りショーグが見付けた湖ヘと向かう


暫く歩くと湖に着いた

「よしっ、皆見てくれ」

ショーグの合図で四人が湖を見た。すると感激したミストが

「わぁー何だいこの綺麗な湖は、ショーグっ勿論今日は此処で野宿だね」

「ああっそうさ」

こうして五人は良い香りのする実を食べおしゃべりをしたりし眠りについた

No.27

五人は鳥の鳴き声で起こされた。すると寝起きのショーグが言う

「ふぁー昨日は久し振りに面白かったぜ」

「そうね私も同感だわ」

レンはそう言うと立ち上がり湖で手を洗った。すると右腕の傷がきれいさっぱり無くなったのであった。それを見たショーグはミストがこの島に来た時偶然持っていた水筒を借り湖の水を水筒いっぱいにすくった

「この水には治療効果があるようだな。念のために持っていこう」

それを聞いたミストは一メートルは有ろうかと言う大きな葉っぱに良い香りのする実を沢山置いて葉っぱで包んだ

「ショーグこれも持っていきましょう」

それに賛成のバッカードがショーグに言う

「おおっその実も持っていくのか?賛成~」

ショーグは笑顔で答える

「そうだな一応その実も持っていこう」

出発の準備が整ったあと良い香りの実で朝食を済ませた。

「今日の目的はグラドを仲間に戻すことだ。分かったか皆?」

いきなりジャックスが反抗した

「なぁショーググラドなんか放っといて例の宮殿を探そうぜ」

この言葉にショーグはこう答える

「いいや、グラドは戦力にもなるから仲間に引き戻す………しかしどうしてもグラドが俺達を殺そうとした時はそれなりの抵抗をしていい」

ジャックスはそれに満足したのか静かに頷いた。
こうして三日目の旅が始まった

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