無二の親友死する

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お調子者さん（ 40代 ♂ ）
2021/11/18 07:44(更新日時)

学生時代情緒不安定だった私は友達らしい者はいませんでした……

学生時代は良い想い出ないです。
今思えば…当然です。
客観的に学生時代の自分を見ても人に好かれる人間ではなかったと思います。
　
そんな自分が社会人になってから出会った友人が波瀾万丈の人生を送っていたお陰で、情緒不安定な私を受けとめてくれました。
産まれて初めて自分が承認されたことで目の前の人生に光が指しました。

今までの荒れた性格がみるみる改善しました。
その後も、自分の人生波瀾万丈です。

ただ、親友も波瀾万丈…
無二の親友を紹介してくれた友人と、二人の無二の親友。
　
私を丸ごと受けとめてくれた親友は死にました。
波瀾万丈…
仕方ないです。
その後、もう一人の親友も後を追うように10年後病死。

二人の無二の親友と過ごした日々は掛け替えのないことでした。

私のために存在してくれたような二人でした。
私は二人の友人の死後、苛まれる人生の中、重なる試練で重度のうつ病になり自死を決意…
しかし恐くて実行できなかった…

親友の命日、親友に俺を連れて行ってくれ頼むから連れて行ってくれ…
苦しくて叫びましたが連れて行ってくれませんでした。

鬱を乗り越えた現在、私は彼らの意思を継いで生きてます。
彼らの分は生きれないけど
彼らの生き様を同化させ生きます。

簡単に自死できないことを知った今はそれしかない。

彼らの不器用で正直な生き方。

腐った世の中多々ありますが、掛け替えのない二人の無二の親友。

なぜよりによって若くして二人そろっても私の前から消えてしまったのか……

とにかく私は、彼らの思いと共に生きるのみです。
頑張ります。

安らかに。
守護神頼みます。