もうこの思いは届かないよね？

レス1 HIT数 670 あ+ あ-

名無し
2019/01/01 10:48(更新日時)

第5章　さようなら
次の日
ガラツ
「ねえみんな－聞いてっ、明日花引っ越したんだって」
「え？」
「なんで」
「さあ」
「明日花は」
「え」
「明日花が引っ越したのはオレのせいなんだ」
「はあ！？」
「なんで」
「それは・・・」
「海君はね、明日花に告白されたの」
「ちょっ」
「海君はそれを断った。」
「そうなのぉ海！！」
「ああ」
「馬鹿あ」
「明日花がどんなこといって断ったの」
「それは・・・」
「海君は」
「おいっ」
「海君は、「ごめん無理、じゃっ」って言って去って行ったよそれで、もう友達辞めよって言ったんだよ。」
「なんでお前が知ってるんだよ」
「・・・明日花に聞いたから」
「だからっていうことないだろ」
「・・・だって海君が悪いんだもん。」
「はっ」　
「海君は明日花を傷つけた・・・、だからっ当たり前でしょう」
「・・・」
「海君・・・明日花に謝ってよ・・・謝ってよぉっ！！」
「・・・・・・」
「私どこにいるか知ってるからっ、案内するから謝ってきて」
「明日花があの時どんな気持ちであんたに告白したかっ」
「・・・・・・」
「ちゃんとわかってよ」
「じゃあ放課後玄関で待ってるから必ず来てね。来なかったらあんたが明日花の告白断ったこと全校生徒にバラスからねっ」
「ああ」
「じゃあ帰りね」
「ああ」
だっ
・・・なんでこんなことにっ
放課後
「大倉(さなみん)」
「海」
「行くよ」
「・・・ん・・・」
そして、電車に乗って1時間かけて行った。
・・・目的地に着いた。ここに明日花が・・・
「ほら」
ピンポ—ン
「・・・はぁい」
「え？」
「よぉ、ちょっと話があって来たんだ」
「なんで海がここを？」
「私が教えたの」
「さなみん」
「明日花なんで急に転校なんかしたの」
「海には・・・」
「あれ？海とさなみんってそんな仲良かったっけ」
「え」
「じゃあなんでさなみん海って呼び捨てしてんの？」
「それは・・・」
「オレはさなと友達だ」
「え・・・」
「そうなのさなみん」
「うん」
「でも、ただの友達だよ」
「ほんとうに？」
「え？」
「あ、うん」
「そうなんだ。でも私には２人は恋人にしか見えないなあ」
そう言うと２人の頬は赤くなった
「あ、ごめん明日花あの時はいいすぎた。」
「ううんそれはもういいの」
「用事はそれだけ？」
「うん」
「じゃあもういい？」
「ああ、いきなりごめんな」
「ううんじゃあね」
「じゃあ」
明日花がドアを閉めようとしたとき、ぼそっと・・・
「もう二度と来ないで」
と聞こえた。
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「はあ、なんで来たんだろお」
そう言いながらとぽとぽ歩いていた。すると
パ－ッパ－ッ
え？
後ろを振り向くと
キイイイイイイイ
きゃ・・・
「きゃああああああああああ」
次の日
オレはテレビを見る。するとー・・・
「〇〇市の内田明日花さん。トラックにはねられて病院に運ばれたが、意識不明の重体です。」
・・・え？・・・