遠隔操作で丸裸‐温泉やトイレなど驚異の高画質で盗撮①

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ニュース速報
2017/01/21 23:24(更新日時)

他人のパソコンに“遠隔操作ウイルス”を感染させて、計4人のパソコンから「殺人予告」を書き込ませた『パソコン遠隔操作事件』。
「今回の事件でキーワードとなったのは“遠隔操作”。実はこの言葉、本来は盗撮カメラに使われるべきなんです」

こう語るのは、盗撮事情に詳しいライターだ。ご存知のとおり、盗撮カメラの進化も著しい。だが、世間ではカメラの“小型化”ばかり注目されているのも事実だ。
「どんなに小型化されようと、盗撮カメラの最大の弱点は一方向の映像しか撮れなかったこと。ところが、“遠隔操作”機能タイプは、離れた場所からレンズの角度を変えることや、ズーム映像にすることも可能。しかも、そんな“動くカメラ”も一昔前まで映像がブレることも多かったのですが、最近は1000p級のレンズを使用。これは車に搭載されるドライブレコーダー並みです。つまり、猛スピードで走る車も捉えられるほど超高画質な“動画”を記録できるのです」(前同)

実際、裏DVD業界に出回る盗撮映像の中にも、遠隔操作カメラを利用した映像が急増しているという。
「一番多いのは温泉盗撮。自然に囲まれた温泉はカメラを隠しやすい。岩風呂の近くにある草木の中や、仕切りの壁にカメラを埋め込み、遠隔操作しているのです」(裏DVDライター)

たとえば、ある裏映像を見れば、カメラは湯船の傍にある壁に仕込まれている。
2人の若い女性が入浴してくると、人間の目の動きのように右に左にチラ見するようにレンズが動く。
「遠隔操作カメラはラジコンのリモコンのように操作ができる。そのリモコンも携帯電話ほどのサイズで、液晶画面を見ながらボタン一つでレンズの向きも変えられますよ」(盗撮マニア)

かつては、ビデオカメラを手に野外の温泉を遠方からズーム機能で狙うことしかできなかった温泉盗撮。それが今では小型カメラで女風呂内部に侵入し、離れた場所から操作もできるのだ。それだけではない。
カメラは女性の乳首やアソコにズームイン。一瞬、接近するとき映像はボヤけるが、すぐさま鮮明な動画となり秘部までクッキリと捉えているのだ。

ただし、遠隔操作といっても犯人は近くいるという。
「遠隔操作カメラの場合、電波が届くのは15メートルほど。障害物が何もなくて、最大30メートルといったところです」(同)