秘密。

レス5 HIT数 1780 あ+ あ-


2016/06/17 19:17(更新日時)

初心者なので、面白くないかもしれませんがアドバイスを頂けると幸いです!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ある日、主人公の菱方 美穂(ひしかた みほ)は一冊のノートを拾う。
パラパラと中を見ると、最後に書かれていた――。
『もしこのノートを見つけてくれたなら、僕と話してくれませんか?』

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No.2337931 (スレ作成日時)

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No.1

「あっ。」
部活帰り。途中の、人気のない道のど真ん中。
表紙が紫色のノートがあった。いや、正確には落ちていたというのだろうか。
どこを見ても名前はない。……中を見てみたいな。
そう思い、パラパラとページをめくる。が、何も書かれていなかった。真っ白で折れ目すらない。
というか、なぜ自分が今、中を見たいと思ったのか。美穂には解らなかった。
「…あっ。」
諦めて閉じようとしたとき、黒色の何かがチラッと視界に入った。もう一度、今度はしっかりとノートを見て、その黒色の何かを探した。
「あった。………はぁ?」
こんな漫画のようなことがあるのかと、自分を疑った。もしかして夢なんじゃないか、
それとも私の妄想か、それとも幻覚か。だって、普通ならありえない。うん。ありえない。
『もしこのノートを見つけてくれたなら、僕と話してくれませんか?』
と書かれている。そして、一番下には
『三坂の大木にこのノートを置いておいてください。
あぁ、まず質問です。あなたの名前。下だけでいいので教えていただけませんか?』
とまで、書かれていた。

No.2

気づくと美穂は、それを家に持って帰り、机の前に座っていた。ノートの一番最初のページを開いて。
「……何やってんだろ。」
ふと、我に返ると自分が今していることが、とても不思議に感じた。何故、こんな事をしているんだろうと。
「まぁでも、いっか。下の名前ぐらい。」
そう思って、まず名前を書こうとシャーペンを持った。美穂の大のお気に入りのシャーペン。
「………なんか書くか。」
最初にいきなり名前を書くのもどうかと思い、まず簡単に挨拶を書いた。
『初めまして。私はこのノートを拾ったものです。―――

No.3

起承転結

起!
もう、青春群像の輝きそうな気配が…

主さん、マイペースで加筆期待しています。

No.4

気づくと、外はもう既にオレンジから紫へと変化しつつあった。
「やばっ!」
美穂は急いでノートを手に持ち、階段を駆け下り、スニーカーに足を突っ込んだまま玄関を出た。
ノートを自転車のかごに置くと、ヘルメットをかぶり三坂まで急いだ。


「はぁっ、はぁっ、はぁっ――」
荒い息を落ち着かせる間も無い。もう外が暗く、急がないと怒られる。
自転車の鍵をかけず、ノートを手に取りヘルメットを乱暴にかごへ投げ入れた。
少し急な三坂の斜面を全力で駆け上がった。
坂を登り切ると、そこには公園と広場がある。そして、もう少し上に、大木がある。
ここの広場には、平日でも昼間なら人はいるが、大木のところまで行く人はそういない。
「あった。」
大木には丁度いい位の穴がポッカリと空いていた。本当に、誰かが空けたんじゃないかというぐらいの綺麗で、ちょうどいい大きさの。
「ここに……おけばいいのかな?」
その穴の中にノートを入れると、美穂は急いで家へ帰った。

No.5

「はぁっ、はぁっ――」
周りの家は当然、明かりがついている。
でも、私の家はついていない。まぁ、誰もいないしね。
自転車を止めて、ヘルメットをカゴに入れる。鍵を握って、家のドアを開ける。


「……ただいま。」
急に寂しくなった。誰もいない家で、どう返事を求めていたんだろうか…
美穂は、キッチンに行くとお茶をコップに注いだ。そして、それを勢いよく飲み干すと夕食の準備を始めた。


「頂きます。」
今日の夕飯は、ご飯とお味噌汁、野菜炒めと鮭の焼き魚。
一人で食べるご飯は……味がないように感じる。寂しくて、悲しい。なにせ美穂は、もうこんな生活を何年も続けているのだから。

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