出会い系での彼との今後

その後は？

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休職して一週間
最初はのんびり、今は仕事の事を忘れ
崩した体調をしっかり立て直そう。
少し時間が掛かっても、生活の不安はあるけれど
それも体あってのものだから。
今は休む時。
そう言い聞かせていた。

しかし、一週間経っても度々予期せずくる腹部の痛み
鈍痛はまだなんとかガマンできるが、刺す様な痛みが走る時。その痛みでどうにかなってしまいそうになる。
重い病気ではないし、ストレス性のものなので仕事からのストレスからは解放されてるのに
ちっとも良くならない。
鎮痛剤も無いよりマシだけど、本当に効いてくれてるのかと疑ってしまう
結局再度病院へ行き鎮痛剤を増やして貰った

仕事からのストレスが、今度はこの痛みに対してのストレスとなっていった

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本当の話ですか？

作り話？

• << 5 本当の話なので病名などは伏せていきます

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おかしいなと思い
自分の病気の事を調べた
死ぬ様な事はないが、1度なったら完治はなかなか難しい
とあった。

医師からその様な話は聞いていなかったので兎に角驚いた
ストレスを減らし、ゆっくり休んで薬をちゃんと飲めばいずれ完治するものだとおもっていた。一過性のものだとおもっていた。

この痛みが和らいでも一時的に良くなっても
また今みたいな痛みが来るかもしれない事
持病として受け入れなければいけない事

さらに私の気分は沈んでいった

本当に大した病気ではないのですが
この時の私は、不調と痛みへの恐怖でとても落ち込みました。

病んでいる内蔵の本を買った
読書は痛みや痛みを堪えている時にパワーを使ってしまっているのかで、身体全体の倦怠感、脱力感もありなかなか集中できないが
物語ではないので少しずつ読んで行こうと決めた

一週間くらいで読み終えて、その部位に良いとされるものをなるべく食べ物でもとっていく事にした。

本を読む前と比べなんとなく気持ちも落ち着いた。できる事から試してみよう。
少し前向きにもなった

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>> 3 本当の話ですか？ 作り話？ 本当の話なので病名などは伏せていきます

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療養休暇に入る前、
職場の人や周りに少し旅行へ行ったり好きな事したらいいよ
と言われたが、実際この状況下で痛みを怖がりながらなど
近場で一泊でも旅行へ行く気など起きなかった

引き篭もりの様な生活で、なんとなく昼夜のリズムバランスも崩した

暇で内にずっといるとロクな事を考えない
前向きに食事改善をし始めたが、その他は何ら変わりなく

短時間友達と会ったりできるようになったが、それがいいリフレッシュにもなったのだけれど

短時間でも誰かと会える事が、そう頻繁に出来る訳もなく、私は寂しさと人恋しさを募らせるようになった。
特に寝付きが悪い夜はそんな孤独感が強く感じられた

私はそんなある夜、出会い系サイトに登録をした。

よく言う軽い気持ち…ではなく、孤独感に引きずられながら、どちらかといえば重々しい気分だったと思う。

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登録したはいいけど
プロフィールやなんやらがやたら多くて面倒だった
自分の事だけでなくどんな人を求めているか
結構細かく欄がある

相手に求める条件
ここが特に、いわゆる普通のｓｎｓではなく出会い系なんだと実感させられた。

プロフィール作成途中で一旦休もうとマイページに戻る
大してまだ完成されていないのに
もうメールが来ている事に驚いた。

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恋愛相手じゃなく遊び友達を作れるサイトもありますよ

いきなり恋愛は難しいと思いますが

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>> 8 ありがとうございます

まだ登録したばかりですが、友達を作れるサイトもあるのですね。
知りませんでした。
サイトでいきなり恋愛は私も無理だと感じております

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わりきりできますか？

わりきり…割り切った大人の関係という事かな…

いきなりだし、気持ち悪いし、やっぱり出会い系なんて変な人しかいないだろな

返信せずマイページに戻る

プロフ作成途中のまま、つぶやきや日記を見た

つぶやきも日記も至って普通なものから
エロネタ満載ないかにもなものまで

驚いたのが、出会い系という
できればやっている事を誰にも知られたくない様な場において

顔を晒している人が意外といた事

それとも出会い系って私が思ってる以上に実はオープンでライトな感覚のものなのだろうか

違和感を持ちながら
つぶやきや日記を読んでいく

最初特に興味深かったのは、登録してる女性の事だった
どんな人がこんな所にいるのだろう
自分の事は棚にあげ
しかし、自分と同じ場所にいる、自分以外の女性たち
結構面白い、なるほどと感心させられるものもある
なぜこんなとこで、こんな素晴らしい事を書いているのか
そんな人もいるものなのか

中には出会い系であるにも関わらず出会わない系です
とプロフに書いている女性もいる

逆に自分の胸や足、下着姿を晒している女性もいる

色んな意味で驚きと衝撃をくらった

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メールは勝手にくるものだ

中には誠実なものもあった
とても丁寧にくださる方もいた
相変わらず失礼な人もいた
やりとりしてないのに直メやLINEをいきなり要求してくる人
紳士的なメールをくれた人のホームに行くと
友達登録している女性が殆ど身体を晒していたりするものだと
結局こんなもんだよな

来るメールどれひとつ返信できなかった
疑心暗鬼と自己防衛だろうか
知らない人とたわいない話からメールなんてなかなか出来る気がしない

それから掲示板なども見てみる事にした

要は、求める関係別カテゴリで条件の合う人を募集するといったものだった

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掲示板は普通の物とアダルトな募集大きく２つに分かれていて
そこから更に細かくカテゴライズされている
普通のものは
メル友、お食事、遊ぼう、恋人募集
まぁザックリ大まかにいうとそんな感じだった
アダルトな掲示板もまぁアダルト番そんな感じなのだけど
そこで割り切りという言葉に要は金銭が絡む事もあるのだと知った
ハッキリ書いてないけど数字や読み合わせみたいものを組み合わせるとなんとなく解読できる

ため息が出た
いや、やはりここはそういったところなのだ
逆に普通のSNSならこんなとこである必要がない。

まぁいいや
私は作成中のプロフに写真を付けた

顔のパーツの一部分だけ拡大したもの。
誰だと気付かれる訳もなく、容易にどんな顔かも想像出来るわけがないしろものだ

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それから私はつぶやき機能を使い始めた

限られた少ない文字で出会い系やそれをしている自分を含めた矛盾してるものや、サイトで私が勝手に見て感じたものたちを
地味に皮肉ったものを多少優しく多少面白く

実際読み手からはそうなっているかわからないけど、自分ではそんな最低限配慮したつもりでポツポツとつぶやき始めた

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女子的つぶやきではないし、素敵なつぶやきでもないのだが
いいねが思った以上に付いた。
女性から付いたのも嬉しかった。

ただのパーツ写真をプロフに貼ってからメールの数が増えた
つぶやきの感想をわざわざメールでくれる人もいた

出会い系サイト…なかなか面白みを感じてきた。

しかしメールは返せなかった
正直申し訳ない気持ちもあった。
ただのつぶやきへの感想なんかにはお礼言いたいくらいだったのだけれど
男性はポイントかかる。
返信してまたその返信があれば更にポイント掛かってしまう
どこかで出会い系サイトにいる男性に嫌悪感を抱いていても
そんな事承知で当たり前で日常茶飯事使っているのだろうけど
なんだかちょっと気が引けた。

プロフにメールの返信してません

と付け加えた

何のためにここへきたのだろうか

いよいよ自分でもわからなくなる。

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ただ時々つぶやく

いいねに満足する

いいねに意味なくてみんなにしてる人もいるのかもしれないけど

本当ただの自己満足の世界だ

プロフにメール返信してませんと付け加えてから
メールは一気に減った

やはり何かしら出会いに繋がるのではと期待してメールをくれてたのだ
当たり前だよね
出会い系サイトだもの


そんなある日
1人の男性からメールがあった
内容はその人が最近あった、ほんの些細なちょっといい事が書いてあった

前日ちょっと自虐ネタ内容なつぶやきを自分的に面白く書いていた

多分それ見て、なんとなく日常には些細な幸運がたまにはあるものだよ
そんな事書いてなかったけど
それがそんな風に読み取れたのだ
私の勝手な解釈なのだけど…

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プロフを見た
人の事言えないが、写真をなぜこれにしたとツッコミたくなるものだった
全身写真、顔は殆どよくわからないが笑顔であるだろう雰囲気
ちょっと不思議なポーズ
ウケ狙いにしても中途半端過ぎて
思わずクスりと笑ってしまう

年齢5個上

バツイチか…
私と一緒だ

お子さんと別居…
元奥様が引き取ったのか

趣味は全然合わなかった

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マイページに戻ってつぶやく

他の人のつぶやきをなんとなく読む

その日も結局いつも通り

翌日、ログインして昨日のメールをまた読んだ

再びほっこりする気持ち

私は初めて返信をした
きっと昨日から気になっていたのだ

返信慣れしていないと実感する
質問もないのにどう返信したらいいかよくわからない

簡単なお礼と、メールの内容に少し癒されましたと短文であっさり
まぁ、要はつまらない返信文にしかならなかった

つぶやきでは割と好き勝手書いて自分の自己満的持ち味を出しても
当たり前だけど対相手が特定されてるものだと全然気持ちが違う

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3時間後くらいに返信があった

簡素だが丁寧な返事だった
まさか返事が来るなんて思わなかったと驚いている様子とそのお礼

疑問系、質問系がないのが相変わらず返信文を作るのに困った
もしや、私に対してそんなにメールを求めてないのかな

色々考えたが結局私は返信した

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こういった所に出会いはありますか？
普通の女性とは会えるのですか？

私は質問をした

自分も登録しておきながら今思えば
出会い系初心者の男性の様なマヌケな質問だった

しばらくして彼からサイトメールが返ってきた

おそらく一握りではないでしょうか…
正直私も出会った事がないので、すみません。
わかりません、
すぐ会おう、アドレスを教えてなどは何か裏がありそうで怖いのです。

私とは逆に女性みたいな回答に思わず笑ってしまった

それから文末に
じゃあなぜここにいるのか…自分でもわかりません

男性でも自分みたいな人間がいる事にとても驚いた

沢山の人間が登録してるのだから色んな人がいて当たり前なのだけれど

私は彼に親近感を持った

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5個上だけど言葉遣いが敬語だったので敬語でなくていいと言ったが

メールだとどうしても敬語になってしいますがなるべくラフな感じで話す様に心掛けます

と回答がきた
真面目だな…私はまたくすりと笑った
この人和むな…

作り物か本物かわからなくても心身ともに疲れていた私が今癒されているのは間違いなかった

無理にラフにしなくても、あなたが楽な感じが敬語でしたらそのままで大丈夫だよと伝えた

それからサイトのはなしから他愛ない話を少しずつ重ねていった。
すっかり彼とのサイトメールが楽しくなっていた。

しかしあらためてやりとりを読み直してみると自分が割と一方的に話したり質問していて

私は楽しくてもはたしてこの人は本当に楽しいのだろうかと疑問に思った。

私はそのままその気持ちを聞いてみた。
もしかして、私がメールを返してしまうからあちらもなんとなく返さなければと義務の様な感じになってしまっているのかもしれない。

暇つぶし程度だったとしても男性はポイント、つまりメールを返す度にお金が掛かっているのだし
だとしたら申し訳ないなと思った。

返信は私とのメールはとても楽しいという内容のものだった。

つぶやきもそうだったけど、話の内容の
着眼点や広げ方が面白くて気に入っています。

私はとても安堵した。
お世辞かもしれないけど、嫌でないなら良かった兎に角良かった

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