つづき

夫：それでその男、何を言ってきたんだね？

妻：慰謝料を請求してきたわ、2000万。あなたの所にも行ったんでしょ？拒否したそうじゃない？だから私の所へ来たのよ。

夫：あいつの言ってることを信じたのか？あの男は嘘つきだぞ？金がほしいんだ。

妻：さあ？どうだか…あなたは一銭も払わないでしょうね、面子が大事でしょうから。

夫：誘われたのは俺の方だ。酔って俺の部屋へ間違えて入ってきたんだ。俺を旦那と間違えやがった。その気にさせたのは女なんだよ。

No.6 2015/05/09 10:47
匿名

>> 5 妻：亭主が言うには、妻が妊娠したというのよ。時期的にもあなたの子に間違いないと…
それでその責任をとってくれと言ってきたのよ。

夫：そんなことは絶対にいえない。俺の子だという証拠なんてないだろう。だから亭主に言ってやった。「それはあんたの子だ。おめでとう」とね。そしたら殴りかかってきた。

妻：もしあなたの子だったらどうするの？

夫：…もしそうだったら俺たちの子として引き取りたい。俺たちには子供がいない。20年もできないんだ、もう無理だろう。だから彼等と契約を交わしてもいいと考えている。

妻：それで2000万を要求してきたのね。

夫：ああ。女には仕事を辞めてもらう。無事に子を産んでほしいからな。もちろん当分の生活の保障はしてやるつもりだ。明日にでも彼等と話し合って契約を交わそう。

No.7 2015/05/09 22:06
匿名

>> 6 妻：あなたが一瞬の迷いでも浮気をした事実は消えませんからね。離婚はしないけどあなたの財産の半分はもらうつもりよ。

夫：事の成り行きは意外な展開になったが、俺たちが夫婦であることは変わらない、これからも同じだ。承諾しよう。子が産まれたらまずすぐに血液検査で判断できる。該当しない場合はＤＮＡ鑑定を依頼しよう。俺の子じゃなかったらそれはそれで向こうの夫婦の子で良しとなるだけだ。

妻：あなたは本当はどちらが良いと思ってるの？

夫：彼女の亭主が来たときは心外でたまらなかったが、今の気持ちは是非俺の子であってほしいと願っているよ。俺は子供が欲しかったんだ。君だってそうなんだろう。

妻：そうね。たぶん私にはもう産めないわ。あなたの子供なら自分の子として育てもいいわね。周りには私が産んだ子ということにして。

夫：そういうことだ。