まっ いいか♪

ぼくはそう！
まみちゃんの
お父さんっっ


少しだけ話すと
ほんとうの
お父さんなのっっ

「まみちゃんが
１７歳の時、死んだんだ。入院して
２ヶ月目の打ち上げ
花火の頃だよ」

打ち上げ花火で
薬莢の匂いがしたよ

焼きいもやさん
かも知れない

(・・?)

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１７歳の
まみちゃんは
２つ分け…
みつあみから

今は
頭てっぺんに
う○ちの形が
のっていた

趣味は
いろんな色を使って
レースのｼｭｼｭを
作っていた

今日はぼくの
好きだった鉛色
で作っている


でも…ぼくの
好きなとうもろこしのﾋﾟﾝが…

ﾆｱﾜﾅｲ…内緒だよ
ちょっとした
隠し武器だね


まみちゃん
髪の毛あれから
切ってないんだね

切れないんだね…

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常磐色のそらは
悲しい

なぜこんな
綺麗な色なのに

さびしい

ぼくの２つ目の
秘密は、常磐色が
苦手で

ふくろうを見たこと

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ぼくは知っているし
覚えている

あの
おわかれで
一番泣いたのは
まみちゃん


ぼくの兄貴
たーさんが

「良く泣いちゃったんだね。顔変わってるし目が腫れてるな
がんばれ まみちゃん」って言葉むなしく無視したまみちゃん

煙になって
洗渋柿色の
空をかけ足のぼくを
それまで
気絶していたのに

中庭の外に来て
けむりを睨んで
いたね


幼い頃
男の子と喧嘩
して帰って来た
みたいに…

あの時
最後迄泣いて
いたね

あの時
最後迄見送って
くれたね

まみちゃん…
帰りのタクシーで
大きな声で
「ラジオとめて」
って…

ラジオの陽気な
音楽と
鶴瓶さんも
びっくりでしょう

何より
タクシーの
運転手さんでしょ

可愛いそうに
肩がビクッと
なってよ

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まみちゃんが
ぼくうまれた
時すごく
すごく
嬉しかったんだよ



でも…
まみちゃん
辛かったよね


だから
ぼく18歳で寮のある
職場に行けっていったんだよ

怒ってない？
馬鹿って思ってる？

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ぼくね、守ること
できなかったね

ぼくね、女の子誕生して
嬉しかったんだ


だけど
大きくなると
良く殴られ
良くどなられ

まみちゃん
ストレスの
発散道具だったね


そう…漆黒の
虐待、
人格障がいの
世話の日々の
試練が
始まった

そう…
実母からの
容赦ない理不尽な
虐待


実妹からの
血が出るほどの
苦しみ人格障がい
の行動の世話


まみちゃん
まみちゃん

ぼくひとりじゃ
立てなかったよ

ありがとうね


その時夏の蝶々が
飛んでいた

藍色の雲が
いつの間にか
橋まで来ていた

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まみちゃん
まみちゃん


雨が降るね
まみちゃん

高熱でこの雨の中

ぼくおんぶして
病院連れて行った

先生に怒られたよ
「びしょ濡れじゃない！」ってね

ごめんね
早くお医者さんに
みて欲しくてね

だって
まみちゃん
我慢強いから
怒られるの怖いから
ぎりぎり迄
言わなかった
んでしょう

わかってたのに
ごめんね

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ぼくね
高麗納戸色と
常磐色の
そらが嫌い…って

書いたのは
山で迷子になったんだ

ﾃﾍﾍ…

ふくろうを見たのも
その時だよ

あとね…

真っ暗なのに
鮫小紋の柄の着物
きたお姉さんに
会ったんだ

真っ暗なのに
はっきり見えるんだ
恐くて声かけられ
なかったの

なんか闇に
連れていこうと
していた感じが
したからね…


まみちゃんには
内緒だよ

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>> 8

　☕☕休憩☕☕

心の奥底に
闇のあるさわきです
初めて書きます

あとは…

色のことは
昔自由研究で
調べたんです

思い出しながら
書いてます


これから、実妹の
精神科入院や

母の外ばき
甲の部分を切るなど
フラッシュバック
してしまう方

私もふくめ(笑)

読むのをお控え
下さいm(__)m


間違いました
ﾁﾗ見してください

ﾄﾊﾞｼ見して下さい
m(__)m

ﾄﾊﾞｼ見…ちら見

何でもありです

さわきより❄

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まみちゃんは
年子の上で

下は難産で
へその緒が首に
巻き付いたり

母親は後産が悪く
一反のさらしを
入れたりして


自宅の
一歳半の
まみちゃんは

いつも歩行器の
中でﾐﾙｸとねいぐるみがあったね

ぼくね
かならず
おんぶ紐で散歩
したんだよ

楽しかったんだ
朝晩一回必ずね

おんぶのしてた時間は…
忘れちゃった


そこからなのかな
母親の女の
嫉妬って

なんとなく感じた
ぼくだった

まみちゃん
歩くのも早かったね
８ヶ月半で歩く
なんて…

なんとなく
早くおうちから
出ちゃうのかなって
さびしかった

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まみちゃん
覚えてる？

まみちゃんは
１人で寝るように
なってから

たくさんの
ぬいぐるみに
ハンカチかけて
布団がわりで

寝ていたね

１人で夏も冬も
敷掛けも布団一枚

あとは
バスタオルだったね

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その時位から
まみちゃん
おねしょが
止まらなくなってしまったね


いつも、母親を呼ぶけど知らんぷり

着替えてきなって
言っても

パンツの脇の所が
パツンと切られ

パジャマも
替えがなかったんだね


ぼく、一生懸命
一生懸命
小さなまみちゃん
暖めて寝たんだよ


冬のかいまきで
毛布で
ぼくのぬくもりで

まみちゃん
その頃から
まっ いいか♪

を覚えたのかな…

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まみちゃん
ぼくねあの人
怖かったんだ

デートの時
生成りのハンカチ
を車に忘れたんだ


ぼく固形洗剤で
洗ってほして
アイロンかけて
干して…


返した時
公園よってって
言うから
寄ったら…
…ハンカチ洗うんだ…

ぼくね
初めて泣いた

何ないてるの？

えっ？と思いながら
もう帰る
しか言えなかった

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あの人に
まみちゃんの
洋服と布団と下着
買ってあげて

と言ったんだ

そしたら買って来て
まみちゃん
喜んでたよね

良かった…

でもその後
後悔したよ

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まみちゃん


洋服Ｔシャツ２～３枚とホットパンツ

あとセーター
一枚と靴

下着３枚

あまりにも
少ない真冬の
洋服に
悲しくて


ぼくはじめて
女の子に
プレゼントしたんだ

スヌーピーの
マフラー\4500
カシミアで
フワフワで
よく似合っていたよ

隠して大事に
今もしまって
くれているんだね

ありがとう

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それから
お正月が
近いって


髪をあの人が
切ったんだ

バリカンで
スポーツがり…
にするって


髪毛がぬけて
いつも絨毯に
ついているから
っていつも怒鳴られ
叩かれあの人が
出した理由



後ろ真ん中から
バリカンいれた

走って逃げたよ

全速力で！

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まみちゃん
まみちゃんは

茄子紺色や青紫色が
好きだったんだよね
あの人に
おばぁさんくさい
似合わない

出かけるのが
恥ずかしい

一緒に歩くのが
恥ずかしい


あの人は
そういったけど

茄子紺色の一枚
しかないセーター
と、ホットパンツ

セーターのなかに
スヌーピーの
マフラーを
いれて、からし色の
帽子が
まみちゃんの洋服
だったね


それしか
なかったんだよね

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きょうだい
差別が
酷かったね

見せしめのように
ぶたれ
見せしめのように
罵倒 殴り

その時まみちゃんは
２つ目の
まっ いいか♪を
きっと覚えたね

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まみちゃんは
殴られるたび

胸ぐらを掴まれ
るたび

それから

何も言わず、泣かず
殺気にみちて…

ではなく
殺してみろっっ！

と言う目で
睨んでいた

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口の中が鉄の味

「さっご飯に
しましょう」
あの人が言う
……

二口血の口の中で
混ざったごはん
辛そうなまみちゃん
を見て

そっとぼくの
おちゃわんに
いれたんだ

まみちゃんは
ごちそうさまと言い
その場を離れた

後ろから

もういいの？と
聞こえた

ぼくは…
あの人こそもう
気がすんで
何気なくまみちゃん
の体心配してます
の声かけが
見え見えで
嫌だった

何も答えず
肩を震わせた
まみちゃんが
娘ながら
格好良かったんだ

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まみちゃん
ごめんね

まみちゃん
ごめんね

まみちゃん
洗濯や夕飯作りを
小学校一年生から
やらせて

カレーライスと
麻婆豆腐
が作ってくれて
ありがとう

おいしかった
本当においしかった

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※誤字脱字が
あります。読みずらくて申し訳ありません。↑はカレーライスや麻婆豆腐を
作ってくれて…
です

本当に
ごめんなさい
気をつけます

さわき❄

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まみちゃん
は【浜辺のうたが】
この世で大好きっっ！
なんだよね


あの人に伝えると
なんかしんき臭い
暗いと感想をのべ

じゃ何の歌が好きなの？と言うと

教えな～い
の返事


って言うか
唱歌や子守り
知らないんだよね

一度も聞いたこと
がないなぁ…

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そんな時
小学校のお友達が
夏休み田舎に
一緒に行かない？
と誘ってくれた


しかし…
出発前夜…

はじまった。
荷物チェック…

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もしご感想など
ございましたら
１レスですが

お待ちして
おります☕

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なにこれ旅行に
持っていくの？
から始まり


まみちゃんが
たたんで
しまった
衣類などの
バックを
ひっくり返し

１つ１つ確かめ
嫌みから恫喝に
始まった


まっ いいか♪
の変わりに涙が出た
まっ いいか♪
と思って
「行かない」と
言ったら勇気を出したら

「今さら行かない
なんて相手に、
失礼でしょう！」

と蹴飛ばされた


わんわん泣いた
まみちゃんを見て

ぼくはまみちゃんに
ジュース買って
来てというのが

精一杯
だったんだ

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あっ！パジャマ引き裂いたっっ！

そう一枚しかない
パジャマ…

まみちゃんの
顔がまるで
夜叉のように

まるで壊れる
ように変わった

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まみちゃん
まみちゃん


ぼくね
最後にまみちゃんに
ぼくのしていた
ネックレス

その前に
ばぁさんから
もらった
ネックレス
あげたんだよ


ぼくら、
気づいたんだよ

だから
ってまみちゃんに
何もできなかった
けれど…

２つのネックレスは
強力だった

それ以来あの人の
無視は
してても
異常にあばれなく
なった

異常な行動も
少しになった

• 共感0

しかし…
無視は酷かった

おはよう
…

行ってきます
…


学校の書類は
空き箱にいれる

そして
あの日の朝が来た

行ってきます
……

外ばきの甲がない
どうしよ…

まっ いいか♪

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まみちゃん
妹の髪を結わく
みかん色の
ゴムをくくり

なんとか、
履けたね

まみちゃん
まみちゃん

泣かずに良く
靴履いて行ったね

授業の体育で
ドッチボールでは

靴が脱げたね


ただいま

…

少し口が笑った

あの人が
初めて気持ち
悪かった

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夏場でも
ホットパンツは
履ける

だけど毎日じゃ
匂う

パンツも
おねしょしたら
替えがない

学校終わって
毎日のお風呂掃除

の時に
ホットパンツと
パンツを洗った
まみちゃん

ボロのバスタオルで
オフショルのワンピスカートを作ってた
あの人が渡した
ぬってゴム入れた
だけしかない材料で…

ぼくは素直に
可愛いと思った


はだしのゲン
ガラスのうさぎ
を真剣に読んでた頃
のまみちゃん


並み縫いは
本当にどんどん
上手くなって

ぼくは
ソーイングセット
と
鏡と猪の毛のブラシ
をお誕生日に
プレゼント
したんだ

可愛女の子なんだよ
まみちゃんは
って伝わったかな


しかしあの人嫉妬が…

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小学校３年生位から
まみちゃんは
お風呂掃除、
玄関はき

夕食作り
犬の散歩

洗濯の取り込み
たたみタンスに
しまい

と何故まみちゃん
だけと思ったよ

まみちゃんは
いつの間にか
笑わなくなった

まみちゃんは
いつの間にか
話さず、食べなく
なった

ただ水イボの
医者に連れて
行くのに
必ず薄笑いの
あの人だった

水イボをピンセット
でつかみ潰すのは
激痛だった

１日おき…


ぎゃぁ～っと
悲鳴をあげるたび

ぎゃぁ～ぎゃぁ～
うるさい
と言われ帰宅

包帯まで巻かれ
浸出液迄
出ているのに

家の事するのは
まみちゃん

好かれたかった
嫌われてると
わかってたんだよね

あっ！小紫式部
が色づいている
いや…
お花かな…


あの人は
あっそ…の一言

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そんな時
あの人の父

まみちゃんから
したら祖父が

祖父宅に
まみちゃんが泊まり
に行った夜中に

体を撫で回し…
胸を掴み…

陰部を…

怖くって声が
出なくなった



それでも
家に帰って
あの人に
祖父の異常行動を…
まみちゃんは言った

返事は

あっそ……


しばらく
まみちゃんは
声を失い
表情を失った

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あしたぁ～
はまべを
さまよえば…

むかしのことと
しのばるる

と心で歌い

顔は笑顔でいた

笑顔には
「今にみてろ！」

を秘めて…

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