心の色

なんで、あんな事になっちゃったんだろう…。

彼の事が大好きなのに…。


もう付き合い始めて四年経つ私達。

最初の頃は盛り上がって、毎日長いメールのやり取り。

一年経ち、二年経つ頃、彼は仕事を変えた。
仕事は激務で、自然にメールは減った。

寂しい…。

でも、そんな気持ちを出さずに、慣れない仕事に頑張る彼を応援した。


「全然、メールくれないね」って言葉を心の中にしまったまま…。


そのうち、メールが来ない状況に慣れてしまった自分がいた。


今も、メールはほとんど来ない。

催促したらくれるけど…^^;


メールってそんなに重要なものじゃないのかな…？

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>> 1

メールの事はたいした事ではないかもしれない。

現に、私も慣らされたし…。寂しい、と言う感覚もなくなった。

私の方は、思い出したようにメールしたり、📱したりするが…週一は必ず逢うので、メールの返事はその時にしたり、とか言う事が多くて。

彼と私は、安定した関係で、ずっとこのまま続くと思っていた…。


つい、この間までは…。

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>> 2

職場で、結構仲が良く、会ったらバカ話や寒いギャグを飛ばしたりする、20代後半の男性社員がいた。

職場の裏ですれ違って、会って話す程度で、特別な感情はお互いに何も持ってなかった。

私にとっては、年の離れた弟か、甥っ子みたいな感覚で。
人なつっこい所は、ペットの犬みたいな…
顔はいかついけど、態度や行動を見てて
「カワイイよね」って、同僚のパートのおばちゃん達とたまに話したりしていた。


ただ…私はその頃、ちょっと職場の人間関係で精神的に病み気味で。
その彼…Nくんと職場で会って、挨拶したり、バカ話する事でかなり心が軽くなったのは確かだった。

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もちろん、週に一度は彼の所に行って、愚痴を聞いてもらったり、電話で話を聞いてもらったりして、彼に助けられ、支えられていた。

同じ職場の約二人にイジメじみた嫌がらせを受け、他にも、男性社員からしつこく飲みに誘われたり、他の人にはアドレスや自分のプロフィールまで書いた紙を渡され「メールして」って言われたり…。


仕事に行くのが憂うつに感じ始めていた。


その時、私の直属の上司であるAさんが話を聞いてくれて、理解してくれて、辞める事はしなかった。

私の働いている職場は百貨店系の店で、いろんな部門があり、いろんなテナントが入っている。


働いている人数が多ければ多いほど、それだけ変わっている人もいる。

嫌がらせしてる中心人物は…明らかに変わっていて、それに関わって辞めて行った人もいる。

年なんだから早く辞めればいいのに…。

今は、人が変わったように優しい。

でも、私は嫌がらせされた事を、ずっと忘れてない…。

人間なんてそんな簡単に変わるもんじゃない…。

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昨日～今日にかけて又、メールのやりとりをしていた。
…Nくんの方と。

最近は毎日のように、メールしている。

毎日のように、職場では顔も合わせて、会話もしているのに…。
なんで、会話がつきないんだろう。

今月は明後日、四人で飲む。もちろん、二人とも出席。

その二日後は
前から約束していた、二人での飲み会。

どんどん、彼に対する秘密が増えていく…。

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>> 5

先日、彼に逢った。

いつもは優しい彼だが…。

携帯ゲームを私の携帯でもやっていて、ちょっとした事を頼まれた。
携帯を渡され、頼まれた事をやるため、待受画面に戻した時…

彼「あ～やっぱりいいわ」
私「もう戻しちゃったよ」
彼「(チッ)」←舌打ちの音…。

…しばらく無言で携帯を手にして、何をしたか覚えていない。
ハッとして携帯を頼まれた画面に戻した…。

「さっき、舌打ちしたしょ❓」
「……」
「ちょっとイラッとした」
彼は、何も言わず、普通に笑ってごまかす感じで流した。

舌打ちって…。
舌打ちされる事なの❓
たかが、携帯ゲームごときで。

モヤモヤが止まらない。イヤな気分だ。

その後、どうにか普通に過ごしたはずだが、私は口数が少なかった…。

Nくんから来てたメール。
読んだけど、返事返してない。

今日、どうしても我慢できなくて、彼にメールした。ほとんど夜中だ。

別れる事になるかもしれない…。

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>> 6

思ったより早く、彼から✉の返事が来た。

私は、舌打ちの事だけじゃなく、ちょっと前から思っていた、不満に感じる事…まで、勢いに任せて書いてしまっていた。

お金が絡む問題だと、なかなか切り出し難いもの。

彼は、
一時的にでも金銭的に私に負担をかけた事は、全面的に謝っていた…。

…が、
舌打ちの事は、謝っていたが、
「舌打ちごときのこと」と書いてあったのには…正直ムッと来た…。

まぁ、私も「たかが携帯ゲームごとき」って書いて送ってるんで。

くだらない…。

二人ともいい大人なのに 何やってるんだろ…。

別れの言葉は書かれてなかった。

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>> 7

彼から✉の返事が来た日は、
前々から約束していた上司AさんとNくんのサプライズ誕生会を開催した。
女性は私ともう一人。四人での誕生会…と称した飲み会だった。

AさんとNくんは仲が良く、誕生月は同じだった。

突然に仕事が入ったり、決めては中止、延期…になり、
やっと開催できる時は、もう二人の誕生月は過ぎていた。

私とNくんは、二人で✉し、お互い遅れそうなので、一緒に遅れて行こう、と言う事になった…。

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>> 8

約10分遅れで、待ち合わせのコンビニに着く。
もちろん、遅れる事は、女性のＳさんにメールで連絡した。
ＮくんもＡさんにメールで「先に始めてて」って送ったらしい。
待ち合わせ場所に、ＡさんＳさんは、いなかった。
店の場所を知ってるのは、Ａさんと私だけ。
Ａさんは、Ｓさんを連れて先に行ったらしい。

それから、約5分遅れでＮくんがコンビニに着いた。
いつもと全く違う服装で来た私を見て、
「ずいぶん、気合入った格好して来たね」って言ってた。

遅れて店に入ると、四人掛けのソファ席に、二人は並んで座っていた。
私達二人に「隣に座りたいと思って（笑）」と席を勧めた。

私は、久々の飲み会、厳しい暑さと疲れが重なって、最後の方は具合悪くなってしまった。
何回も様子を見に来てくれたり、水を頼んでくれたり、
ほとんど付きっきりで、Ｎくんが側にいてくれた。

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>> 9

この日は、一次会で解散、と言う話になっていたので、ほぼ泥酔状態の私をタクシーに乗せて、三人も解散した。

私以外の三人は、次の日お休みで、私も調子が良ければ、いつものパターンでカラオケ二次会に行こう!と思っていた。
…が、あの体調じゃ不可能で。
残念だったが、二日後にNくんと二人の飲み会で雪辱を晴らそう、と思っていた。

帰宅しても、具合悪くてなかなか寝つけない。…この地方じゃ珍しく、お盆すぎなのに、蒸し暑い。

ゴロゴロしてるうちに、Nくんからメールが来た。
私の体調への気遣いと、明後日は楽しもう、と言う内容だった。
目をショボつかせながら、メールを返信した。

次の日、ほぼ体調が回復した私。
朝、他の二人からもメールが来た。
前に上司だったAさんは、異動で今現在は同じ店舗にはいない。が、私とNくんの関係に疑惑をいだいていた。
Sさんは、女性だし、前日のくっついてる様子から私とNくんの関係に気づいている…と思うが、何も言わなかった。
Aさんの疑惑を流すようにかわした。
ちょっと、後ろめたい気持ちがした事は確かだ…。

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>> 10

その翌日。
Ｎくんと待ち合わせした、都会っぽい街へ向かう。
前々日より、オシャレして出かけた事は確かだ。

その街へ繰り出すのは、かなり久々だった。
Ｎくんは、毎月のように来ているはずだ。

店のチョイスは、Ｎくんに任せていた。
まぁ、私に最終確認のメールは、来ていたが…。
その街に詳しくない私は、全てＮくんに任せていた。

待ち合わせ時間より早く着いた私。
Ｎくんもすぐに来た。
私の格好を見て、
「今日も気合入ってるねー。可愛い」って言っていた。
歩いている最中…自然と手を繋いでいた。
残暑厳しい日で、二人とも手が熱い…。
なんか、照れるね、って笑いながら言っていた。

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>> 11

その日は、二人でＮくんが予約してくれた、カラオケ付きの個室の居酒屋に行った。
一昨日の事を思い出し、今回はお腹をある程度満たしながら、ゆっくり飲んでいた。
食べ飲み放題、一人何千円。
「〜〜放題」と言う言葉に弱い。
私は、元々、それ程お酒が強い方ではないが、
飲み会の雰囲気は好きで。


二人で何を話したか、あまり覚えていないが、
私は、ずっと笑顔で、声を出して笑っていた。

Ｎくんは、面白い人で人を笑わせるのが好きな人。
人前で声出してこんなに笑ったのなんて、いつ以来だろう？

終始、面白い話やバカ話で盛り上がっていた。

が、真面目な話もした。

Ｎくんは、私に彼がいる事を知っている…。
今まで、何度か二人で飲んでいるが、その話はほとんどしない。
私も進んで話さないし、Ｎくんも聞いて来ないし、
あえて、話題に出す必要もない、と思っていた。

• << 14 彼について、どちらから話を切り出したのか、覚えていないが、 どのくらいの頻度で会っているのか、 メールや電話等で、どのくらい連絡を取り合っているのか…。 彼とは、週に必ず一度、会っている。 付き合った当初は、週二度だったが、 今は、週一度で落ち着いている。 月に1-2回、日曜休みがある時は、その日も会っているので、月に4〜6回は会っている事になる。 メールや電話連絡は、これも付き合った当初は、毎日お互い長文メールをやり取りしていたが、今はほとんどメールしない。電話も週に1-2回すればいい方だ。 …と、言うような話は、した。 Nくんが、何を思って聞いたか、その時はよくわからなかったが、その時の私は、少しは気にかけてくれてるんだな、と少し嬉しく思った。

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>> 12 その日は、二人でＮくんが予約してくれた、カラオケ付きの個室の居酒屋に行った。 一昨日の事を思い出し、今回はお腹をある程度満たしなが…

彼について、どちらから話を切り出したのか、覚えていないが、
どのくらいの頻度で会っているのか、
メールや電話等で、どのくらい連絡を取り合っているのか…。

彼とは、週に必ず一度、会っている。
付き合った当初は、週二度だったが、
今は、週一度で落ち着いている。
月に1-2回、日曜休みがある時は、その日も会っているので、月に4〜6回は会っている事になる。
メールや電話連絡は、これも付き合った当初は、毎日お互い長文メールをやり取りしていたが、今はほとんどメールしない。電話も週に1-2回すればいい方だ。
…と、言うような話は、した。

Nくんが、何を思って聞いたか、その時はよくわからなかったが、その時の私は、少しは気にかけてくれてるんだな、と少し嬉しく思った。

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>> 14
カラオケ付き個室居酒屋では、歌ってなかったので、居酒屋を出た後、カラオケに行った。

いつも数人で飲みに行って、二次会カラオケでは四人で…
となるパターンが多かったが、今回は最初から二人。
二人飲みは、四回め。

一番最初の飲み会は、Nくんの体調が万全でなく、
カラオケでも本領発揮できず、不完全燃焼で終わっていた。…後から聞いた話だと、久しぶりの女の人と二人きりの飲み会で、変に緊張して、具合悪くなったそうだ。

二回めの飲み会からは、そんな事もなく…
思いがけない成り行きから思いがけない展開になり、
今に至る。

彼Nくんと私の年齢差、16歳。

親子と言ってもいい年齢差だ。

でも、Nくんも私も、今のような状況になるとは、全く思っていなかった。

つい、半年前までは…。

• << 17 Nくんと私は、今は同じ店舗にいる。 私の上司のAさんが、前の店舗でNくんと仲が良く、Nくんの人懐こい性格もあって、人見知り気味の私も普通に話せるようになった。 Nくんの異動。 Aさんの異動。 大人数の二回の送別会に参加して、私は一種の寂しさを味わっていた…。 Aさんとは、仕事上で携帯番号とアドレスはお互い知っているので、何回か連絡をとっていた。 その時の話の流れで、もう少し少人数で飲み会しよう、と言うような話をした。 二つの送別会の時は、二回とも総勢20人以上。 私もその意見には賛成だった。 その流れで、Nくんの携帯番号、アドレスを知った。 Nくんとは、たまにメールをするぐらいだった。 一昨年の11月に五人の飲み会を開催。 その後も、メンバーが変わったり、減ったり増えたりしたが、基本的に六〜八人で居酒屋、二次会カラオケは、Sさん、Aさん、Nくん、私の四人になるパターンがほとんどだった。 11月以降、毎月一回くらいのペースで四月までは、四人の休日、シフト状態を最優先で考慮して、飲み会を開催していた。

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>> 15 カラオケ付き個室居酒屋では、歌ってなかったので、居酒屋を出た後、カラオケに行った。 いつも数人で飲みに行って、二次会カラオケでは四… Nくんと私は、今は同じ店舗にいる。

私の上司のAさんが、前の店舗でNくんと仲が良く、Nくんの人懐こい性格もあって、人見知り気味の私も普通に話せるようになった。

Nくんの異動。
Aさんの異動。
大人数の二回の送別会に参加して、私は一種の寂しさを味わっていた…。

Aさんとは、仕事上で携帯番号とアドレスはお互い知っているので、何回か連絡をとっていた。

その時の話の流れで、もう少し少人数で飲み会しよう、と言うような話をした。
二つの送別会の時は、二回とも総勢20人以上。
私もその意見には賛成だった。
その流れで、Nくんの携帯番号、アドレスを知った。

Nくんとは、たまにメールをするぐらいだった。


一昨年の11月に五人の飲み会を開催。
その後も、メンバーが変わったり、減ったり増えたりしたが、基本的に六〜八人で居酒屋、二次会カラオケは、Sさん、Aさん、Nくん、私の四人になるパターンがほとんどだった。
11月以降、毎月一回くらいのペースで四月までは、四人の休日、シフト状態を最優先で考慮して、飲み会を開催していた。

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>> 17

五月の飲み会日程がなかなか決まらない。
いい日にちがあっても、一人だけ次の日が早朝出勤に変更になったり、とか、次の日予定が入っていたり、とか。

一番、ベストだと思った日も、一人がダメで。
今月は行かなくてもいいかな？と思ってもいた。

ある日、
Nくんに、飲み会日程の日はまだヒマか、聞いてみた。
ヒマ、と言う返事。
「二人で飲みに行かない？」と言う私に彼も快くOKの返事。
みんなで飲みに行く時は、比較的、店舗に近めの居酒屋で飲んでいたが、Nくんは店舗から家がかなり遠くて、いつも帰りは、友達に迎えに来てもらっていた。
タクシーで帰ったら、いくらかかるか、わかんない、と言っていた。

だから、Nくんの家と私の家とのほぼ中間…と言うか、Nくん家の方が、確実に近い場所での飲み会を提案。

結果、Nくんの体調不良と緊張で、楽しかったが、ちょっと盛り上がりにかけた飲み会になってしまった。

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>> 18
その後、職場で会った時か、メールした時か、憶えていないが、来月にでも又行こう、と言う話になった。
5月の飲み会は、お互い次の日が午後からの出勤日だった。
「でも…Nくん、テンション低かったしょ」
「大丈夫。実はこの前、ちょっと具合悪くて…」

飲み会日程は、Nくんが休み、私が午後から出勤、の前日にしよう、と言う事になった。

場所も店も、○駅でも○○駅周辺でもいいから…
と言っていたが、どっちの駅も、私の家からはさほど遠くなく、深夜のタクシー料金も予測できる。
でも、Nくんの家からは遠い。
Nくんは、途中まで歩いて帰って、途中からタクシーでもいいし、△△タクシー(友達の車)もあるし、と言っていた。
△△くんは、Nくんの年下の友達で、元同じ職場にいたから、私も顔見知りではある。
四月の飲み会は、Nくんの進めで、遠慮するAさんと私も送ってもらった事がある。

とりあえず、
じゃ、○○駅にしよう、と言う話になった。

飲み会当日は、
待ち合わせの駅で、Nくんを見た時から、
今日は体調も悪くなさそうだし、大丈夫だろう、と安心した。
会った時もテンション高いし、行きたい店に二人で探して行った。
飲み放題で、二人で飲んで食べて、話して、笑って、あっと言う間に時間は過ぎていく。

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>> 19
※訂正と付加

No.19の「四月の飲み会」は、間違いで、
「三月の飲み会」でした。

付け加えることが、一つ。

四月の飲み会の時、最初は六人だった。
二次会カラオケでは、いつもの四人。
Nくんは、人数が多ければ、酔いやすい。
一次会の居酒屋では、ペースよく、飲んでいて、出来上がっている状態だった。
二次会でも、ガンガン飲み、Sさんに
「ちょっと大丈夫？ 飲み過ぎだよ。」と注意されていたほど。
四月の飲み会は、私が風邪気味。
カラオケでは、声が出なく…。
泣く泣く、聞き役に回った。

一時間半くらい経った頃、
Aさんが次の日、仕事入ったから、帰ります…と席を立つ。
引き止める事もできず、みんなで帰ろう、と思ったが、
Sさんが
「二人(私とNくん)は、まだ時間あるから、時間までいたら？」(時間予定は、三時間)と言って…
結果、私達二人で残ることになった。
二人をエレベーターが閉まるまで見送り、
私達は部屋に戻った。
ちなみに、ほぼ泥酔状態のNくんは、この辺のいきさつはほとんど覚えていないらしい。

後一時間半。
飲み放題三時間コースなので、
私もかなり飲んでいた。
Nくんのステージが続く。
たまに、休んで話したり…
何を話したか、全く覚えていない。

ただ、頭撫でたり、膝枕した事は覚えてる。
二人とも、かなり飲んでいて、
キッカケは覚えていないが、
気づいた時は、キスしていた。
かなり酔っていて、その後も二〜三回していた。
三時間の予約も、延長して、
帰る頃には四時くらい…。
その時も、三月も△△タクシーで家まで送ってもらった。

その次の日、
泥酔状態だったNくんは、その出来事を憶えていないかも、と思ったが…
やっぱり覚えていた(^^;;
と言うより、アレで一気に酔いが吹っ飛んだらしい。
照れもあり、あの時は酔っていて、一時の間違い、と二人で思う事にした。
ただ、頭撫でたり、膝枕のことは、Aさん、Sさんに言えても、そこまでしか言えない。二人の秘密となった。

その後、
二人で仕事帰り、ご飯食べに行ったりしていたが、
元の二人に戻っていた。

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