[クローバー]histoire[クローバー]🐤🐤

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2024/07/29 14:18(更新日時)

明け方の空。
真上に白い半月。


そんな景色を眺めながら今朝も走ってきた。


隣にはヤツ。
いつまで一緒に走れるかな…


日記も三冊目だよ。
さて、ゆっくりいきましょうか…



No.1674611 (スレ作成日時)

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No.51

今日は母宅。


仮住まいへの引っ越しも済んだ。荷物も片付いてすっかり落ち着いた様子。

少し心配だけど、元々の住まいから徒歩5分。
環境はそう変わらない。

妹と私と母と。
お膳を囲んで話すと、昔私達が家族だった事を思い出す。

貧乏でも母はいつも優しくて、父は居ない事が多かったけれど…私達兄弟と母が居るだけでポッと火が灯るような暖かさに包まれていた。

だからか…
七海はやっぱり母が笑うと嬉しい。


笑え
笑え

No.52

今朝は寒かった~

草には霜がおりて白く凍っていた。
耳と顔がイタい(笑)
そんな朝のジョギング。
朝寒くなってくると、さて、朝走るか夕方走るかと旦那と相談になる。

人が少なくて走りやすいのと、やはり朝は気持ちがいいと言う理由で朝になった。


お布団から出られなくて、目覚ましを止めてまた寝そうになる。
そんな時も2人だと、どちらかが起こす。

そうやって、2人だから続いている事なのかな~

一緒に走ってくれる人で良かった。


No.53

おはよー

仕事へ向かうバスの中。今日もいい天気だよ。

叔母宅は近々外壁や屋根の塗り替えをする。
一緒に考えてって、色見本を見せられた。


岡山土産のきびだんごの箱の包装紙が目について「この色良くない?」って、言ったらなるほどね~と言って屋根の色見本を箱の上にずらして置いた。

イメージ中らしい(笑)

そんな訳で今、土手沿いに並ぶ家々の色を見ているところ。

にしてもお日さまがあったかいなぁ…


行ってきます(*^▽^*)

No.54

こんばんは

水曜日は母のところ。
毎月一度の病院へ付き合った。
最近の母は血液も血圧も数値が良い。一安心だ。

病院の後はいつものようにお昼を食べて買い物をして母宅へ向かう。

途中まで行くと急に「あっ」と言った。
なに?と、私が聞くと
「明け方、夢を見たの」
どんな夢?


脳梗塞になって以降、母は夢を見ないと言う。覚えていないだけかも知れないけれど、とにかく母が「夢」を見たと言う時は、夢じゃなくて霊的な事がほとんどだ。


私は、また父さんが夢枕に立ったのかしら…と思った。


でも違った。

No.55

母が若い頃からのお友達の夢だった。

彼女の事は私も知っている。

細くて眼鏡をかけていて、優しい感じの人。
思い返してみたら昔、両親の住むアパートが火事になったとき母の代わりに電話をくれたのは彼女だった。

母が脳梗塞で倒れた時も駆けつけてくれた。


その彼女は、ご主人と離婚して長く一人で居たが7年前から鬱病で大学病院に通い始める。

間もなく、寝たきりになった。

どういういきさつか知らないが、彼女の面倒を見たのは別れたご主人だった。

No.56

その彼女が母の夢に出てきた。

病を患う前の元気な姿で。母が「もう病気は良くなったの?」と聞くと笑って返事をした。そして皮をむいたリンゴを持って来てくれた。


内容を聞いた私は鳥肌が立った。

父が亡くなる2週間前に妹の夢に出て「世話になったな」と言ったように、彼女も間もなく逝くのだろう。

母に別れを言いに来てくれたんだと思ったら、その気持ちが嬉しかった。

そして、ご主人に看病された日々の中、何を置いて何を持って逝ったんだろう…と思った。



たくさん
幸せを持って逝った…

勝手に私はそう思っている。


No.57

こんばんは

やっと年賀状が書き終わり…なのに年末の実感はいまだに無いんだな。


昨日、次女が鞄の中を整理していたら今のバイト先に入った時のプリントが出てきた。



「気をつけたい言葉づかい」に「流行語」と言う欄がある。

要するに、使っちゃあダメですよ~って言葉。


「超」「マジ」「バリ」

次女「バリって何だよ!バリって!」

半分怒り笑い(^w^)


七海はツボにはまり爆笑(笑)

No.58

今朝は1人で走った。


久しぶりの1人。
寒いけれど風が無くて助かった。

空が青くて日差しがあたたかくて…何より自分のペースで走れる。


たまには1人もいいもんだ。
ゆっくり木々を見ながら水鳥を見ながら空を見ながらゆっくり走る。


心地よい



「いい所に住んでいるな」って、生前父が言ったのを思い出した。


ホントだね
父さんの言うとおりだ。
…そう思った。

No.59

バタバタと年が明けた。
皆様、今年もよろしくお願いいたします(^^)


今年はね
最近ずっと霊感特化君にお願いしてきたお札を頼まなかったんだ。

なぜか…うーん。
霊感特化君の寺名が難しい読み方の字にに変わったんだ。
何だか、違うモノに変わってしまったようで違和感がある。

ただ、そんな理由なんだけれどね。


以前のように普通にお寺さんに厄除けに行く事にしたよ。

我が家の次女が今年厄年でね。お経も聞きたいし一緒に行こうって事になった。

10人位のお坊様がぐるりと護摩焚きの火を囲んで座る。
それだけの人数が集まるとお経も音楽だと思える。しかもなかなかいい。

No.60

おはよー

今日は仕事始めの人も多いかな。
七海はまだお休み中。仕事が入ったら明日にでも行くけどね。


ある人から聞かれた
「七海さんは誰ですか」をずっと考えていた。


実際には知らない彼女にただエールを贈りたくて…十二分に頑張っている彼女の心が幸せで満ちるように。

自然とそんなふうに思う時、「そうだね…私はあなたの何だったんだろうか」と、知る事の出来る筈もない前世に想いを巡らせる。


けれど
当然何もわからない。
けれど
また想いを巡らせる。


きっと、どこかで繋がっていたんだろうね。

No.61

こんばんは

今日は次女と厄除けに。
混雑していて本堂には入れず、通路の隅っこに腕を組んで二人で立ったままお経を聞いた。


この子が無事に今年を過ごせるように。
そうお願いした。


何だか不思議だけれど、この子とお経を聞きに来れた事が凄く嬉しくて満たされた気持ちになった。


大切な人の為に何かをするって幸せだ。

自分の為だけに生きる時期と人の為に生きる時期。

人生にも
ちゃんと四季があるみたいだ…


No.62

おはよー

昨日は旦那の実家で新年の集まり。

旦那も義姉さんも、ずいぶん前から義母に言っていた「掃除しなさい」って。

しかし
綺麗になってる筈もなく…まあ、そりゃあ予測できたんだけど😔


よっしゃ
まずは掃除からだ。


お昼には義姉家族が来る。七海と旦那は10時に義母宅に行って作業開始だ。

No.63

出がけに義姉さんからメールあり「さっき、ばあちゃんに電話したら掃除していて注射やご飯どころではないって、機嫌悪いみたいです。よろしく~」


あらら
ばあちゃん、逆ギレ(笑)

義母宅に入ると、相変わらず汚い感じ。ばあちゃんは奥の和室掃除機中。
七海は上着を脱いでエプロンをかけた。
ばあちゃんの掃除機が和室からこちらの台所に来たところで声をかける。
七海「代わろうか、腰痛いでしょ」

婆「…腰痛い」と言って掃除機を七海に渡した。
すると、着いた時点で怒っていた旦那が「やる事ないよ、自分でやるのが当たり前なんだから!」と、怒鳴る。

七海は無言。
だって、何の為に早く来たんだか。急いでやらなきゃ時間がない。

No.64

受け取った掃除機を右手でかけながら左手で散乱するレジ袋をどかす。

だめだわ。
袋から片付けないと。一個づつ中身を見る。野菜やお菓子、ゴミ。
全部出して仕分け。
この袋臭いけどと思って覗いた中身は透明のビニールトレイ。捨てようと引っ張り出すと茶色い水が床にこぼれた。
臭いのはこれだ!野菜が腐った汁(ToT)

雑巾でそれを三回拭き掃除。

旦那「臭っ💢」
拭いてる私はもっと臭いんですけど😂

旦那は上着を着たまま45リットルのゴミ袋を持ち、テーブル脇のゴミの山と格闘中。

さて、次は小さいダイニングテーブルの上か。いっぱい物が置いてありテーブルクロスの柄も見えない。
輪ゴム、茶筒、ペットボトル、空き箱、何かの包装ビニール、鼻かんだちり紙、その他…ほぼゴミばかりを仕分けて捨てる。

すると、やっとテーブルクロスが見えてきたが、電気ポットの周辺のテーブルクロスが茶色い(ToT)
お茶をこぼして、ずっと放置するとこうなるらしい。

フキンで拭いても落ちないな。

No.65

新しい台所用スポンジを水で濡らして台所用洗剤をかけて、グシュグシュして水を切る。

そのスポンジの固い方で茶色い部分をこすり、左手に持った濡れ雑巾で拭いていく。

ビニールのテーブルクロスはこの辺が有りがたい。直ぐに綺麗になった。

ここまできて、やっと掃除機の続きとその後は床の雑巾がけが出来る☝

次は台所の流し台の上。鍋、鍋、フタ、灰皿、酢、醤油、味噌、とにかく物がいっぱいでステンレスの地が見えない。


ゴミは捨て、それぞれ仕分けて整理、収納。鍋は鍋の置き場所へ。
いつもの事ながらステンレスは一枚皮膜があるように汚れていて、干からびたコバエがゴマを撒いたように居る(ToT)

気にしたら負けだ!


雑巾で、とにかく拭く。しぶとい汚れはクレンザーとスポンジで。

磨けば光るのがステンレスの魅力。

No.66

そうやって、目の前の物をやっつけているうちに2時間経過。

あっという間だ。

七海はエプロンを脱いで上着を着た。
ばあちゃんの財布を持って、頼んだお刺身を取りに近所のスーパーへ。


ばあちゃんは、ほうれん草の胡麻あえを作り、義姉さんが来る途中でお惣菜を買ってくる。

さすがに手がまわらなかった冷蔵庫には何も入らないので、食べきって帰る事にした。

午後になると旦那のイトコ夫婦も来た。

ホントに内々だけの新年会だけど、無事に済んだ。我が家の次女と義姉さんの息子はこの春から社会人だから最後のお年玉。

義姉さんは台所で私に旦那様の愚痴を延々と話し、子どもの事や健康の話など尽きない話をしていった。



旦那はうんざりしていたけれど、掃除の達成感は凄くある(笑)

一年に一度くらいなら許容範囲かも、とか、ちょっぴり思った。


それに
日記に書いたらもっとスッキリだぁ~

No.67

明日は父の三回忌だ。

雨になるだろうか…
見事晴れにしてはくれないかな…

そんなふうに夕方から、ずっと天気の事ばかり気になる。


月日の経つのは早いね。父が逝ってからもう二年か…

少し前に妹と母と話をした。父が入院中の話。
もう、すっかり思い出になっていて私達はちゃんと受け止める事ができているんだと改めて感じたよ。

長女は只今インフルエンザ中。明日の法事には出られないのでお留守番だな。

No.68

今朝、出掛ける時は雨だった。

実家のお墓まで車で1時間走る。着いた時は霧雨だったがお坊さんがお経をあげる頃には雨はやんだ。

父さん、さすがだね。そう心の中で囁いた。

お墓の前でお経を聞く。つま先が冷えて感覚が無くなったけれど、無事に済んで良かった。


いつも
皆が参る時には雨は止む。心配する事は無かったんだ(笑)


帰りにうなぎ屋で会食。お料理は微妙だったけれど、なんとなく和やかな時間を過ごす。

叔母とその弟さんの話で私の祖父の事を聞いた。凧絵が得意な祖父は一度16畳の大きさの凧を作った。もちろん全て手作りで。

そして、家族みんなで外に出た。
家の裏側は広々とした田んぼがあり、冬は一面の雪野原になる。

そこに立っている木の幹に凧の縄をくくりつけて、皆で上げた。風に吹かれて高く上がった凧から風切り音がぐんぐと聞こえて、そりゃあ凄いもんだった。って、いい顔で叔母の弟が言った。


彼は、たった16才で両親に逝かれてしまったけれど、ちゃんと親との思い出はあるんだな。

私の大好きだった祖父は素敵なところのたくさんある人だったみたいだ。

No.69

こんばんは

今日から叔母宅の塗装工事が始まった。


ずいぶんと悩んだ壁の色。叔父の遺影の前に置いてあった封筒の色にした。

昨年、従姉妹が叔母に宛てて書いた手紙の封筒だ。

これ…良くない?って見つけたのは私。


薄くもなく、濃くもなく、丁度いい明るさの萌黄色だ。


出来上がりが楽しみ。

No.70

叔母は手紙を書く人だ。従姉妹も、我が家の次女も。

やっぱり手紙は特別だと言う。


七海は筆無精。
メールは打つが手紙は書かないかな…
自分の書いたものがずっと残ってしまう気恥ずかしさもある。


今日、その萌黄色の封筒を見ていて気づいた。

従姉妹の字と私の字はどことなく似ている。

顔も性格も違うのに、なんだか不思議な感じだ。

字を見ると書いた人の姿が浮かぶ。字はその人の姿そのものなんだよ。分かる?

そう、叔母に聞かれて何となく分かった気がした。


No.71

何だか気持ちが沈む
そんな夜もある


浮いて沈んで
それを繰り返して生きていくのが普通なんだろう。


そうだね
小さい幸せを見つけましょう。


昨日は母と出かけて御守りを買った。
七海は少し前に自分の分は買っていたので、一番下の弟夫婦の分を買って送った。

なぜか法事の後から後厄になる末の弟が気にかかり、どうしても御守りを買って送りたかった。

急にそんな事をしたら迷惑じゃなかろうかと思ったけれどね…そしたらさっき弟からお礼の電話をもらった。

七海は長電話は苦手で、そうそうに切ったけれどありがとうの言葉は良いものだね。
少し照れくさいけど。

No.72

その電話の次の日、弟のお嫁さんからメールがあった。


いつも気にかけて頂きありがとうと、私の字は妹と似ていてやっぱり姉妹ですねって書いてあった。

そっか
私の字は妹と似ているんだ。それは気づかなかったな…


この前、従姉妹の字と似ていると思ったばかりだから私の日記を読んでいるのかと思ったりした。

まさかね(笑)

No.73

おはよう


今朝は晴天
東京でも冬の空は青いね…綺麗だ。


昨日は母の所。
途中で仏壇の花を買った。仏壇用の束に混ぜて桜の枝を三本。山形の桜らしいが早咲きだろうか、それともハウス栽培だろうか…

仏壇は濃いこげ茶色の木目調だ。伸び伸びとした桜の枝の薄桃色が映えて実に美しい。


「お父さんのところはもう春だ」と笑って母が言う。


本当に綺麗。この春は届いただろうか…
そう想って手を合わせた。

小さい幸せ


No.74

おはよー

今朝もいい天気
寒いけれど走るには気持ち良い。

公園の水鳥の数も増えた。赤ちゃん水鳥が一生懸命潜っては上がる。

濃い赤色の梅の花が一つ二つと咲き始める。

鼻がムズムズする。


ほら、春だなぁ(笑)
まだまだ寒いけれど春の匂いはしているね。


花粉症の薬は内科でもらってきたし…準備完了だ(笑)


No.75

こんばんは

先週は仕事が切れてずっとお休み。
叔母は元気でいるかしら…そう思ってメールを入れてみた。


ずいぶん経ってから長文メールが返ってきた(笑)それは話すように書かれていて日常の様子が目に浮かぶ。


壁と屋根の塗り替え工事はほぼ終わったがまだ色々とあるらしくて、新しい家みたいになるらしい。


とても元気そう。

でも、そんな時は本当に大丈夫かなって思ってしまう私。

今週は仕事が入らなくても顔を見にいこうかな。一人はやっぱり淋しいもんね…


No.76

最近ね
涙もろくなった自分に困惑する時があるんだ。


妹が来られなくて母と二人の時だったかな…


少し母を誉めてあげたくなってね…

ベランダの角ハンガーに綺麗に干してある洗濯物をみて言った。

「ちゃんと洗濯物干してあるね。

いつだかね、左手に何か持っていて母さんの真似をして片手だけで洗濯バサミに洗濯物をはさもうと思ってやってみたんだ。

でも、出来なかったよ(笑)

練習したとはいえ、母さんはちゃんと出来てるよね…

こうやって洗濯物を見て、ちゃんと干してあって偉いなぁ~って思うし、一人で暮らせてる事に私安心するんだよ。」


そう言いながら
目元がうるっとした。

いやだなあ
なんでこんな事でうるっとくるんだろ…


後で気づいた。
先にうるっときたのは母の目元だったんだ。



やだ
もらい泣きってやつか…(〃∇〃)


No.77

こんばんは

すごく久しぶりに日記に来た感じ。

主人の母が具合悪くなり救急車で運んだ。尿路からの細菌感染で腎盂腎炎。それと、便秘が酷くて吐いてしまう。そんな感じだったけれど、何とか回復して木曜日には退院になる。


高齢者は長く入院するとボケたり歩けなくなったりするので、血液検査の結果と食事が取れるようになった事でサッサと退院みたいだ。


義母はもう一人で暮らすのは無理だろうと旦那と義姉で話がまとまったみたいだよ。

私に義母の介護は無理だと自覚している。実の娘でも面倒を見きれない人だから、私には無理。

でも
罪悪感と言うか良心がとがめると言うか…複雑な気持ちになってしまう。

No.78

こんばんは

ここ1ヶ月、義母の施設探しに旦那と義姉さんと3人で歩いていた。


先週土曜日、ようやく見つけた。
それがね…なんと言うのか、とても素敵な場所だった。

詳細はまた後日。
今週は入所に向けての契約と準備。


嫌な人にも出会い、凄く善い人にも出会った。
そんなひと月だったかな~

それにしても困った時、人のあたたかさの有り難い事…

また、ゆっくり書きにくるね。オヤスミ



No.79

こんばんは


風はまだ冷たい。
けれど桜は満開だ。


朝の空の青に薄桃色の花びらの美しいこと…


なんていい気分なんだろう。桜が咲くまでの1ヶ月、大変だったけれど大納得の結果に心から感謝。

だれに?
多分、亡き旦那の父親に。


No.80

考えてみれば、旦那も限界にきていたのかも。


いや、来るべきして来たというか(笑)


2月23日
変な咳と微熱が続いていたばあちゃんが嘔吐と下痢。
じゃあ、明日医者へ行くから朝準備しておいて。
旦那は義母にそう言って帰宅。

次の朝、旦那は車で義母を迎えに行くがすぐに怒って帰宅。自転車に乗り換えて会社へ行った。


吐き気がとれたから、病院には行かないとばあちゃんが言ったらしい。

それなら、自分が迎えに行く前に電話をいれるのが筋だ。っと、旦那はそこに腹を立てていた。


もうここ最近ずっと旦那はばあちゃんに怒っていて、文句も言いたくないと口もきかないでインスリンの目盛り確認。
そんな毎日だったらしい。

No.81

2月24日の朝、義姉さんから電話。


たまたま仕事が切れて私は自宅に居た。

「ばあちゃんが具合悪いみたいなんだ。悪いけど、様子を見に行ってくれるかな~で、救急車でもなんでも呼んで病院に連れて行ってくれる? 」

わかりました。
そう答えて、急いでばあちゃん宅へ。


「大丈夫?」
そう聞くと、ばあちゃんは自分の体調をペラペラ話した。

意外に元気そうだ。
じゃあ、今タクシー呼ぶから急いで病院行こう。

タクシーは5分で到着。受付時間ギリギリで病院に着いた。


薬を出されて帰宅。
それで様子をみる事になった。

No.82

その夜、旦那はいつものようにばあちゃん宅に寄ってから帰宅。


「姉からメールがあったよ。今日、ばあちゃん病院連れて行ったんだって?」


「うん、レントゲンやCT撮ったけど結局は整腸剤だけだされて帰されたよ。今、ばあちゃんの具合どうだった?」


「う~ん。弟が来たみたいで、茶色く色がつくほどしょっぱそうなうどんが作ってあったよ。
それを少しだけ食べたけど…あんまり具合はよくないみたいだね…」


「そっか…やっぱり、義姉さんが言うように救急車で運べば良かったかな~。歩けるし、元気そうだからタクシーにしたんだけど。」


「救急車?いやだよ。みっともない。」


「どーして?車で行ったらまた帰されるよ。本当に具合悪くなったらそんな事言ってられないでしょ?」


「とにかく、自分は嫌だから。呼ぶんだったら、お母さんが呼べば。」


まったく、この人は(-"-;)話にならん。
そう思って、この後、この件については話さなかった。


No.83

次の日は土曜日で旦那は仕事が休み。

朝と夕方の二回インスリンチェックに行く。


あんな醤油漬けみたいなうどん作って、ばあちゃんに「それ、しょっぱくないか?」って聞いたら「ちょっとしょっぱいかな」って言ってたよ。

って、仲が悪い弟の事は悪口だ。

気持ちがあって作っていったんだから、それはそれでいいと思うよ。弟なりに心配したんでしょう。

私は客観的にみてそう言った。

すると、ゆでうどんはまだあるからうどんのつゆ作ってよ。ばあちゃんちに持って行って、もっと美味しいうどん食べさせるから。


張り合ってどうするんだって思ったけど、親の為にうどんを煮るって言うんだからまあ良い事だね…そう思っておつゆとほうれん草の茹でたものを少し、タッパに入れて持たせた。


No.84

「少しだけど、食べたよ」機嫌よく旦那が言った。


そして夕方


私がお米をといでいると、ばあちゃん宅に行った旦那から電話だ。


「救急車呼ぶから、今すぐこっち来て」


お米を水からザルにあげてそのままばあちゃん宅へ。


ばあちゃんは布団の上に座っていた。


「大丈夫?」私が声をかけると、気持ち悪いしどうにもならないんだって訴えた。

救急車呼んだのって旦那に聞くと「まだ」って(-"-;)すぐに私が救急車を呼んだ。


電話で救急車の人に状態説明をしている間にばあちゃんはトイレへ行った。
「具合悪いのかって聞いても一言も喋らないし、もう俺にはどうしょうもないから救急車呼ぶ事にした。でも、お母さんにはペラペラ喋って💢優しくしてやればつけあがりやがって💢もう、ばあちゃんの面倒は嫌だ」


ああキレてるな。


その後、ばあちゃんは救急車の人にも具合の悪さを喋り旦那はますます機嫌が悪くなった。

No.85

ばあちゃんはそのまま入院になった。


そこは大学病院の分院で最近新しく建て替えたらしい。びっくりするほど綺麗になった。病院の9階は見晴らしも良く4人部屋の病室はパーティションで仕切られていた。


入院して一週間後先生から病状説明があった。
入院時、腎臓の数値が悪くあと3日も遅かったら危ないところだったと言われた。

それと、高齢で長い入院は痴呆が出る危険がある。血液の数値が良くなれば来週にでも退院になると言われた。


病名は腎臓腎炎。
ずっと吐いたりして食べられない原因は便秘だった。
もう、ほとんど腸が動かなくなってしまうと水を飲んでも吐くようになるらしい。

下剤をかけて排便できたら少しづつ食べられるようになったみたいだ。

…便秘恐るべし…


なんにせよ、結局はギリギリのところで旦那は救急車を呼ぶ事を決めてばあちゃんを救ったわけだ(笑)


No.86

入院から9日目、先生から電話が入る。
血液に問題なし、食事もとれているので退院して欲しいとの事。


明日にでもと言われたけれど、義姉さんが来れる明後日にお願いしますと頼んだ。


この電話の主は元々の担当医ではない。キツい感じの女医さんで「ギリギリ明後日までですよ。」と念をおされた。



そして退院前日、病院から電話が入った。


今度は看護士さんからだった。

「義母さんですが、凄く足が弱っています。私達看護士としては、このまま一人暮らしの自宅には帰す訳にはいきません。本人は、次男さんが離婚して帰ってくるので次男さんと自宅で暮らすと希望しているようですが…」


この事については、義姉さんが弟本人に確認している。「俺はみれないよ」そうはっきり言ったらしいけれど…

弟はばあちゃんに気をもたせるような言い方をしたのかも知れない。


連絡役になっている私だけど、肝心な事柄の決定権は何一つ無い。


困った。

No.87

看護士さんは
「とにかく、一度先生とご家族様とケアマネージャーさんとで話し合って下さい。私達看護士からは先生には言えないので。」


この電話を受けて、話し合いがもたれた。


先生と義姉さんと旦那とケアマネージャー。
私は行かなくてすんだ。

旦那と義姉さんは女医さんからずいぶんキツく言われたようだ。

もう一人暮らしは無理なのに一人でおくのはあなた達に責任がある、とか…

今は、家を売ってでも施設に入るのが当たり前なんですよ。

とか、とにかく半分喧嘩腰で言われたらしい。
それでも、義姉さんが頼みこんで退院を土曜日までのばしてもらった。


言い方には問題はあるけれど、あながち間違った事を言っている訳では無いんだろうけど…

以前なら歩けるようになるまで置いてくれていたのに…こちらの事情など関係ないのだろう…


No.88

次の朝、旦那が言った。
「昨夜、なかなか眠れなくてさ…ばあちゃん、土曜日退院してくるだろう。
ケアマネが紹介してくれたショートステイに頼むにしても、来週からだから土日は自分がばあちゃんちに泊まらなきゃならないだろ。

どう考えても、自分にはそれは無理なんだ。

やっぱり今朝、K病院に頼みに行ってみるよ。」

このK病院は地元の病院で、ばあちゃんが昔から通っていて院長先生が主治医。

義父がボケてしまって、ばあちゃんが持て余した時も3カ月近く義父を入院させてくれた。

今回ばあちゃんがあの状態で出されると決まった時、私は直ぐにその院長先生の顔が浮かんだ。

「ダメもとで相談してみたら?」

そう言った私の言葉は無駄にはならなかった。
義姉さんは「そこに転院させると、せっかく大学病院の糖尿病内科に通っているのに、病院をかわらなきゃならない」って、反対した。

だから、旦那は義姉さんには言わないで院長先生に相談に行った。


No.89

予約診療の院長先生に予約無しで頼みに行った旦那は昼過ぎに一旦帰宅した。


「最初は、うちも他の病院と同じですよって言われたよ。今はどこも入院は難しいらしくて。でも週末に施設見学の予定がある事を言ったら…わかりました。それなら2週間の約束で入院させましょうって言ってくれたんだ。」


良かったね~

私達は切羽詰まった気持ちから少しだけ解放された。


そこから施設探しが始まる。

No.90

ばあちゃんが転院の日の朝、私は義姉さんと2人でばあちゃんの荷物をまとめ会計を済ませてタクシーで転院先の病院へ。
無事に転院。

その間に、旦那は一件の施設見学に行っていた。

昼過ぎに旦那も病院に来て、今度は3人でもう一件の施設見学。


病院から車で30分、そこは新しくできた駅に近い。外見は普通のマンションみたいだ。


玄関を入ると施設の人が待っていて、先に来ていた紹介所の女性とともに見学した。

部屋はみな個室。
ワンルームにトイレ。トイレは仕切りがなくて天井から吊るしたカーテンでぐるっと囲んで目隠しするようだ。

食堂は広く、長い白い天板のテーブルが並べてある。どちらかと言うと社員食堂みたいだなって思った。

施設のヘルパーさん達も明るく挨拶してくれて、感じはいい。


No.91

そこは悪くはない。
ただ、月々の利用料金が高い。

毎月、17万。介護保険の自己負担を入れると20万ちかい。


旦那→「だったら、午前中見てきた所がいいよ。ケアマネさんの紹介なら特別枠でって、ずいぶん安くなるみたいで、次に姉も一緒に連れてくるからって言ってきたから」

ショートステイの面接で行ったはずの施設は、ショートステイではなくて体験入所と入所の説明だったらしい。

それにしても
特別枠って何だろ。
入所金の210万が50万に、月々の15万が7万になるって?


そんなおいしい話はって思っちゃうよね~

さっそく、パソコンで口コミさがす私。


なるほど…
嫌な口コミ発見。数年前に都から業務改善命令でてるし。


その事を、チラッと旦那に言ってみた。
どーせ、ケチつけるって言われるかな~元来調べるって事しない奴だからなぁーって思ったけどね。

今回は、珍しく携帯で口コミ調べた。まさに私が見た情報に行き着いたらしく、電話で義姉さんと長々話していた。


No.92

週末しか義姉さんが動けない為、次の土日も施設見学の予定を何件か入れた。


「ねえ、施設見学、私行かなくてもいいんじゃないの?」思わず言ってしまった。

私には、何の決定権も無い訳だし私の父親の転院先探しなどは一度叔母に付き添ってもらったけれど、その先はずっと1人で走り回っていた事を思いだしたら、何だか手伝う気持ちが失せた。


その事も旦那はいちいち義姉さんに相談した。
すると義姉さんから電話があって「1人でも多くの目で見て質問した方がいいから、悪いけど一緒に来て🙏」

そう頼まれた。
義姉さんには恩がある。頼まれたら嫌とは言えないなぁー


旦那→「2週間の週末しか無いでしょ。病院にばあちゃんの洗濯物やりに行くなら地域医療連携室に行って、施設とかの情報もってないか聞いてきてよ。」


はいはい。
何故か旦那に言われるとムカッとくる(笑)


No.93

平日の午後、私は医療連携室の室長に会った。


とても感じのいい女性で、2つの施設を紹介してくれた。

1つは、介護付き有料老人ホーム。我が家からも近い…自転車で5~6分かな…いつも走る公園の反対側位置する施設。

「3月にオープンしたばかりで、オープン前の説明会に行ってきましたが、感じが良かったですよ。お食事も試食しましたが美味しかったですし。この病院と提携を組んでいて、緊急時にはここに搬送されます」。

そう聞いて、それは安心だな…って内心思った。

もう1つは
やはり3月からオープンした介護老人保険施設。
「ここは、長くても一年しか居られないと思います。ただ、国の援助で料金は高く無いですね。ここの相談員さんとは知り合いで、良い方ですよ。」

ここは、入所一時金も無いようだ。


旦那に話すと、保険施設の方を見に行こうと言われ、土曜日に見学の予約を入れた。


No.94

土曜日。
午前中は嫌な口コミをみつけてしまった施設見学。

旦那は断ろうと義姉さんと電話で話していたのに、なんで見学行くんだろ?

時間が無いのに無駄な事をするな~って思う私の考え方とは違って、ダメな事を確認に行くらしい(笑)
値段的には魅力的だからかな…


車で40分。
施設とは別に相談所の建物があり、そこの2階に相談室が3つ。個室になっていて、真ん中の部屋で待った。


若い営業の男性が後から入ってきて、施設や料金の説明をした。

一通り話が終わりかけると義姉さんがネットで見た業務改善命令についてたずねた。

(そ、それを直接聞くんだ)💦私は本当に微妙な気持ちになった。
聞いても本当の事は言わないだろうし、それをあえて聞いてしまう義姉さんの気持ちがよく分からない…。

No.95

男性は「もちろん改善されています。だから今現在こうして施設があるわけです。」と、うまくかわした。


間もなく
「見学の準備ができましたので。」と、案内係の女性が来た。


義姉さんが「この目の前の古い方の施設を見学できませんか?両方見てみたいんですけど。」

すると女性は
「あちらは今、入所の方がいてバタバタしておりますので。」と言った。

人には良心がある。
その表情から嘘だと言う事が私にも分かった。


そして新しい建物へ案内された。
玄関を入るとすぐ目の前が食堂で奥の壁にはテレビが掛けてある。

そのすぐ近くの四角いテーブルに白髪の小さい老人が4人座っていた。
話している様子もなく、ただ座っていた。

左手にある受付前を通って、すぐ近くの部屋に案内された。
4人部屋で、カーテンで仕切られている。

少し広い病室という感じで、小さなロッカーとポータブルトイレがそれぞれのベッドの近くに置いてある。


私達はお風呂も見たいと言ったが使用中だからと断られて、他に見る所も無いのでそうそうに立ち去った。

帰りの車の中で旦那が「この前、俺が1人で見学した時も今日と全く同じに奥に4人の年寄りが座ってたよ。部屋もあの部屋しか見せないし。準備って、そうそう事なんだろうな~」


あれこれと話しながら次の保険施設へと向かった。


No.96

道が混んだのと分かりづらい場所にあったのとで、約束の時間ギリギリで保険施設に到着した。


駐車場も広く、建物も部屋ももちろん綺麗で新しい。


相談員の女性は若く少し体格がいいが背筋がとおった感じだ。

話していくうちに分かったが入所に当たって問題があった。
今、ばあちゃんは要支援2だが要介護1以上でないと入所できない。

義姉さんが何度か役所に電話したが、同じ所に2週間以上居ないと介護度変更の調査はできないと言われたらしい。


相談員さん→「調査に来てもらって、一週間後くらいにはだいたいの介護度が分かるはずですから、それで介護度が上がれば入所できますよ。電話で問い合わせてみて下さい。

あと、役所に行って取ってきてもらいたい物があります。」


義姉さんは介護度変更のためにもう一度役所に掛け合う事に。

私は役所に取りに行く物の名前をメモした。
その2つの物はどちらも減額認定証だった。

ばあちゃんは、1人暮らしの年金暮らし。つまり、非課税世帯だ。

だからこそ受けられる減額認定証があるらしい。

No.97

1つは、保険施設を利用する為に必要な減額認定証。

もう1つは、病院に入院した際に使える減額認定証。


それぞれ窓口も違って、介護保険課と国保年金課、両方の窓口をまわった。
その時、写真付の身分証を求められた。この時ほど免許証があって良かったと思った事は無い。


No.98

ただいま

ちょっとティータイム☕

私の日記を読んで心配したり励ましたりしてくださった方々にお礼を言いたくて。

ありがとー♪

七海は立ち直りが早いので心配ご無用ですよ~😃


どこまで話したっけ(笑)
そうそう…
区役所へは暇で家に居た次女と一緒に行った。

しばらく行ってなかったから、道覚えてるかな~
そう言いながら駅を出た。


…大丈夫。覚えてる。

歩きながら頭に浮かんだのはずいぶん昔、義母と2人でこの道を歩いた景色。

区役所に来て帰りにあのお寿司屋さんでランチをご馳走になったっけ。

考えたら、区役所までの道を教えてくれたのは義母だったなぁ…

次女が生まれた時はじいちゃんと交代で長女を保育園へ迎えに行って預かってくれたんだ。


思い出しちゃった。


ちゃんと果たさなきゃならない義理があるな~って、改めて思った。

No.99

数日後、この「思い出しちゃった」話を叔母に言った。


叔母も似たような想いをした事があるんだろう。「わかるな~そう、思い出しちゃうんだよね。…そこが七海ちゃんの優しいところだよね。」


う~ん。
そうなのか?
これって普通の事で、自分を特別優しいと思った事は一度も無いけどな~

ただね…
厄介だけど恩や義理を見つけると返さなきゃならんと思ってしまう。

私のやれる事をちゃんとやらなきゃって、思ったのは確かだ。



さて、前後するけど日曜日私は我が家の外壁塗装工事の契約の為に施設見学には参加しなかった。
旦那と義姉さんとで2件の施設見学に行ったらしい。
旦那はヘトヘトで帰宅。

No.100

施設見学の後、紹介センターに寄って話をしてきたらしく、群馬県にある施設のパンフレットも取り寄せてもらう事にしたらしい。


「群馬県?
待ってよ。そんな何時間かかるか分からない所ダメだよ。
何かあったって、行くの大変でしょう?」


旦那→「だって、月々かかるお金は安い方がいいに決まってるし、そうそう行く事も無いだろう。」

「行かないで済まないでしょ。とにかく私は反対だから。」
何故か腹の底から怒りがこみ上げた。

私は数年前に義母と2人で公証役場に遺言書作成に行っている。
だから、ばあちゃんの貯金はだいたい把握していた。


昔、景気が良かった頃夫婦2人で頑張って働いて貯めたお金だろう。


それをばあちゃん本人の為に使っちゃあダメなの?


お金の事は本当は口出ししたくなかったけれど、言わずにはいられなかった。


その言葉を私が言った後、少しだけど旦那の意識が変わったのかも知れない。


「少しくらい高くても入所金を出すのも仕方ないよ。」と、電話で義姉さんに言っていた。


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