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自分は47なのに、29の私に女として終わりと言う彼
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なぜ小学生はタバコを買えないのか不満がある子供

Dear my friend..

レス105 HIT数 3179 あ+ あ-

Mickey..( UEpT )
06/08/11 20:29(更新日時)

£プロローグ
私は信じて良いのだろうか
人を信じるのが怖い
目の前で笑っているあなたのその笑顔は本物?
友達・裏切り・一方的な攻撃
だから私は刃を向ける
裏切られる前に
ごめんね…

━━━━━━━━━━━
『失ったもの』の続きです。今回はいじめたくなくてもいじめてしまうという子が主人公です。前回レスして下さった皆さんはもちろん、初めての人も大歓迎です☆

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No.157581 06/07/21 18:11(スレ作成日時)

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No.105 06/08/11 20:29
ヒマ人3 

>> 104 主さんへ
参加させて頂いたヒマ人です。
私もイジメの体験者です。カナエちゃんがマリに突然、取られた態度は私がされた事です。マリの言動は、強い者や悪口を言う人に付く典型的なタイプをモデルにしました。
次回作も是非参加させて下さい。

No.104 06/08/11 17:44
Mickey.. ( UEpT )

皆さんレスありがとうございました。とても良い物語になりましたね。
「失ったモノ」のスレにも書きましたが、私は以前いじめにあっていました。
私は「面白そうだから」という理由でスレを立てた分けではありません。「いじめ」を考えて欲しかったからです。いじめる側の気持ち、いじめられる側の苦しさを知って欲しかったからです。
またテーマの同じスレを立てるつもりです。今回も忙しくレス出来ませんでしたが次回はレスします。また宜しくお願いします。

No.103 06/08/10 22:59
ヒマ人3 

>> 102 [忘れえぬアナタへ]
これから先、皆仕事や家庭に忙しくなってくると、揃って命日にお墓参りへ行くのは難しくなってくるだろう。私だって行けない時も来ると思う。だけど、私は絶対に忘れない。ナツコ ナオミ ユリコ シズカちゃん-そしてカナエちゃんの事を。私の大切な大切な友達。一生の宝物。

No.102 06/08/10 22:47
ヒマ人3 

>> 101 次は私だ
「苦しい思いをさせて御免なさい」
私にもカナエちゃんは微笑んでくれた。そしてお墓に置いたシズカちゃんの葉書を手にした後、確かにこう言ったんだ
『最高の友達に出会えて良かった』と。そうしてカナエちゃんは消えていった。 数週間が経つ頃に
シズカちゃんから連絡がきた。本来なら来る筈が無いカナエちゃんからの葉書が届いたと。
私達が見たカナエちゃんの姿。そしてシズカちゃんへの返事。信じられない光景の中で、私達は皆ようやく許し合える事が出来たのだ

No.101 06/08/10 22:30
ヒマ人3 

>> 100 「カナエ!」最初に声を上げたのはユリコだった。そしてこう続けた「私の‥最初の赤ちゃんを貴女に任せる。貴女なら大切にしてくれるから」この言葉はカナエちゃんを許す事が出来たからこそ言えたんだと私は思った。カナエちゃんは優しく微笑み頷いた。
続いてはナツコだ
「御免なさい!」深かぶかと頭を下げる。カナエちゃんは、暖かい光でナツコを包む。ナオミも「失って初めてカナエの優しさを知ったの。ごめんね」その言葉に
カナエちゃんは又微笑んだ

No.100 06/08/10 22:19
ヒマ人3 

>> 99 [大切な友達]
シズカちゃんからの葉書とお花を供える。お線香もあげて
それぞれ思い思いにカナエちゃんに心の中で、言葉をかける。そんな中ももちゃんが、笑い声をあげて指をさしていた。私達は ももちゃんの指先を見る。そこには、カナエちゃんがいた!私には霊感なんて全くない。幽霊なんて信じてない。だけどカナエちゃんはいた。ナツコやナオミ ユリコも釘付けになっている

No.99 06/08/10 22:14
ヒマ人3 

>> 98 [その後]
〇月×日
カナエちゃんの命日。あの日から私達は皆でお墓に参っている。去年までシズカちゃんも一緒だったが、今年はアメリカへ渡った為に来られない。しかし、この日に間に合う様に
私宛の住所でカナエちゃんに向けたメッセージを、絵葉書で送ってきた。私はそれを確かに受け取り 皆と一緒にお墓へと向かった。ユリコは、ももちゃんを連れて来ていた。

No.98 06/08/10 20:30
ヒマ人3 

>> 97 [現状]
あれから三年の時が流れた。ユリコは、『もも』ちゃんと言う名前の可愛い女の子を出産した。マナト君との仲も良好だ。ナツコは美大を卒業してデザイン系の会社で働いてる。元来気の強さが幸いしてか、どんな困難にも屈せず乗り越えている。ナオミは短大を卒業してから、就いた職場で今でも働いている。
私はバイトを辞めて、ある会社に勤めている。今度は何があっても逃げないで踏ん張っていた成果が現れてきたのか、周りとも打ち解けて
それなりに楽しく過ごしていた
そしてシズカちゃんは、あの時会った彼が海外赴任する事になり 可愛らしい式を挙げた後に渡米した

No.97 06/08/10 07:08
ヒマ人3 

>> 96 [真実]
許して欲しいと願っていた、私の潜在意識が見せた都合の良い夢だったのかも知れない。だけどカナエちゃんが言ってくれた言葉を信じる事にした。

No.96 06/08/10 06:38
主婦1 

『夢』
あのお墓参りの日、家に帰り着いた私はすぐにベッドに潜り込んだ。やがて深い眠りに落ち、夢を見ていた。
私は制服を着て、独りで教室の隅に居る。周りは真っ暗なのに、そこが教室だと分かったのは多分匂いがしたからだ。教室の独特の匂い―――ふと誰かが私の腕に触れた‥振り返るとあの頃のままのカナエちゃんが立っていた。長いウェーブのかかったフワフワの髪、細くて白い肌、無表情で私に手を差し出した。私は何も言わずカナエちゃんの手を取り二人は歩き出した。何処に行くのだろう?漠然と考えて居たがそのままカナエちゃんに従って歩いた。いつの間にか独りになっていた私はカナエちゃんを探して果てのない無の中を走り回った。何かにつまずき転んだ‥と同時にあの頃の記憶が次から次に頭の中を駆け巡った。私は苦痛に堪えられず、頭がおかしくなりそうで、たまらず叫んだ。
大きな力で引き寄せられ、目の前に光が射していた。「手紙読んだよ」声だけが聞こえたが確かにカナエちゃんの声だった。「カナエちゃん!ゴメンね!許して貰えないのは分かってるけど、私は生きててもいい?カナエちゃん!本当は大好きだったよ!」声にはならなかったが私は必死に伝えた。
周りの空気が暖かく穏やかになったのを感じた。「貴方は貴方の道を信じて生きて‥」カナエちゃんの優しい唇が微笑むのを感じた。

No.95 06/08/09 22:59
ヒマ人3 

>> 94 [祝福]
お墓に参ってから、私達のグループは何度か会っていた。私もバイトが決まったし、ナツコもそれなりに作品を仕上げられる様になり、ナオミは短大を卒業した後は職に就く。そんな中で、ユリコがマナト君と結婚した。 式にはグループと
シズカちゃんが呼ばれた。
幸せの鐘が鳴り響きフラワーシャワーに包まれてチャペルから二人が出てきた。私のバックの中にはカナエちゃんの写真が入っている。
(カナエちゃん、ユリコ綺麗でしょう?)私は心の中で訪ねた。空からは、溢れんばかりに柔らかい光が射しユリコや周りの人達に輝きを放った。

No.94 06/08/09 22:49
ヒマ人3 

>> 93 私の赤ちゃんが奪われた様に、私もカナエちゃんの命をカナエちゃんの両親から、奪った様なもの。私だけが一方的に恨み続けるのは勝手過ぎると思ったの」そういってお墓の前に立ち深くおじきをして手を合わせた。

No.93 06/08/09 22:35
ヒマ人3 

>> 92 「ユリコ!」
私達は嬉しさと驚きの気持ちが入り交じった。
「待ち合わせに間に合わなくて御免ね」
「いいの。気にしないで。ギリギリまで迷ったんでしょう?」と私。その言葉に頷いた。「私を突き落としたのはシズカちゃん。カナエちゃんは直接 手を下してないけど計画に参加してた訳だから、二人共許せなかった。ずっとね。でもね

No.92 06/08/09 22:22
ヒマ人3 

>> 91 待ち合わせ場所に着くと、ナツコとナオミが来ていた。久しぶりに再会した友達に歓喜の声が上がった。待ち合わせ時間から10分が過ぎてもユリコは来ない。そもそも「行く」とは言ってなかった訳だし、私達はお墓へ向かった。
ー墓地ー
カナエちゃんのお墓に手を合わせる。お花と手紙を添えて。ナツコもナオミも それぞれに抱えてる想いをカナエちゃんに向けて心の中で話している。
その時、背後から足音が聞こえ振り向くと ユリコがいた

No.91 06/08/09 22:16
ヒマ人3 

>> 90 お墓に行く前に、ある場所で待ち合わせをしていた。
ナツコ ナオミ ユリコだ。私は、三人に連絡を取った。ナツコとナオミは驚愕した。数日後には、私と同じ気持ちに至った様だ。ユリコもカナエちゃんの死には驚いていたが、あの時に奪われた赤ちゃんの事は忘れられない!の一点張りだった

No.90 06/08/09 13:52
主婦1 

『Dear my friend』
私は部屋で手紙を書いた。カナエちゃんのお墓参りに行く前に、自分の過ちを冷静に見つめたかったし、カナエちゃんに対する懺悔と本音‥。読んではもらえない手紙を綴った。
いつのまにか朝が来ていた。私は一晩かけて手紙を書いていた。不思議と疲労感や眠気より、早くカナエちゃんのお墓に行きたかった。
まだ家族は寝ている。私は緊張からか落ち着かない、早朝にも関わらず家を出る事にした。自転車に乗り、カナエちゃんの家族に聞いたお墓のある場所に向かった。
カナエちゃん今逢いに行くよ‥。朝の冷たく張りつめた空気が私を清める様で、それがほんの少しだけ心強かった。

No.89 06/08/09 12:03
匿名7 

>> 88 「本当の気持ち」
私はやっと気が付いた。自分の短絡的な考えがいかにバカだったか。
私はカナエちゃんに理由も無く敵意を持ち、イジメを楽しんで優しくしてくれた人を苦しめたんだ。そして、人生を狂わされ、裏切られ、ユリコの子供を殺した罪悪感と、悲しい気持ちのままカナエちゃんは死んだんだ
と…
私は卒業してから、時々心が苦しくなる理由がやっと解った。やっと自分の素直な気持ちが解った

許しては貰えないだろう。でもカナエちゃんのお墓参りに行こう

No.88 06/08/09 11:41
主婦1 

『闇』
タカユキさんは沈黙を破る様に言った。「僕達も結婚するんだ。君達の間に何があったのかシズカから聞かされて知ってるけど、君にもシズカにも同じ様に生まれ変わるチャンスはあると思うよ。」
タカユキさんはシズカと並んで歩いて行った。独り残された私はその場から動けなかった。「カナエちゃんはもう居ない‥何処を探しても‥」「何処に行けば私の罪は消えるのか‥その罪さえ今は誰も責めてくれない‥」マリは暗く深い闇をさ迷いながら、ただフラフラと歩き出した。
目が覚めると自分の部屋に居て、シズカに再会した昨日はどうやって家に戻ったのか、記憶が無かった。夢の中で泣いていたのか、頬には涙が伝い目が覚めてからもボロボロ溢れでた‥
私は何をすればいいのだろうか。カナエちゃんは無念にも命を無くした‥マリは力が抜け、ただただ深い闇の中にいた。

No.87 06/08/08 22:41
ヒマ人3 

>> 86 [心の傷]
心に受けた傷は、時間が癒してくれる。だけど、完全に消える事はない。
私はあのグループの中で、唯一連絡を取ってるのはユリコだ。お互いナカナカ会う機会はないけど 月に一度~二度は電話で話している。後は たまにメール位。ユリコは今でも言っている『新しい赤ちゃんが出来ても、私は前の赤ちゃんの事を忘れない。アイツらにされた事も忘れられない』と。だから きっとシズカちゃんも、心底から私達を許してはないだろう。沈黙を破ってタカユキさんが 口を開いた

No.86 06/08/08 22:33
ヒマ人3 

>> 85 カナエちゃんと二人で楽しく過ごしていて、誰にも迷惑なんてかけてなかったでしょう?なのに、貴女達のグループは…。」これを聞いた時
過去の私ならば『あんただって万引きの時カナエちゃんを疑って離れたじゃない!』と言い返してただろう。だけど、そう仕向けたのは私達だ。もしあの時シズカちゃんがカナエちゃんに付いても、また別の作戦を仕掛けている筈だから結果は同じだ。ーーー私は何も言えなかった。

No.85 06/08/08 22:25
ヒマ人3 

>> 84 「マリちゃん達、カナエちゃんの所へ行った事覚えてる?
あの時カナエちゃんと半同棲の形で暮らしてた人ね、カナエちゃんが堀の外に出た時も受け止めてくれたのよ。周囲…特に男性側の身内からは猛反対されたけど、二人は押し切って結婚したの。その後にカナエちゃんは風邪をひいたんだけどナカナカ治らないし こじれてしまって
病院に行った頃には手遅れでね…」
私は、信じられなかったがシズカちゃんは人の不幸を作ってまで話す様な子じゃない。目まいがした…。シズカちゃんは「カナエちゃん言ってたよ『どうしてマリちゃんは急に冷たくなったのかな』って。私も未だにわからない

No.84 06/08/08 21:39
ヒマ人3 

>> 83 [かなえちゃんの行方]
「亡くなったの」
私は、目の前が真っ暗になった気分に陥った。「嘘でしょう?」やっとの思いで、そう答えた。
「嘘だといいけど、本当なの…」シズカちゃんは涙目になっていた

No.83 06/08/08 15:48
主婦1 

『罪』
あれ程までにイジメをしていた私達は、何を求めていたのだろうか‥こんなにも人の人生を狂わせ自分達は過ぎた事だと振り返りもせず。先に進む事も出来ずにただもがいている‥許されるはずがない。私は全てを後悔していた。シズカちゃんの笑顔が胸に突き刺さり、まともに目も合わせられない。二人の高校を辞めてからの人生がどれ程のものだったか、その苦しみを思うと私は息苦しくなり、暗闇に引き込まれた様な錯覚に落ちた
「カナエちゃんは?今どうしてるの?」私はシズカちゃんに聞いた。一瞬シズカちゃんの表情が曇ったが、やがて静かに口を開いた‥

No.82 06/08/07 20:37
ヒマ人3 

>> 81 「高校の時に、ある人の子供を亡くしてしまったんだよ。その墓参り」
「それって…ユリコの?」私はタカユキさんではなくシズカちゃんに聞いた
シズカちゃんは、引っ越してからも毎日の様に、あの階段の下に花を供え 謝り続け天国に行ってる様に願ってるのだった。

No.81 06/08/07 20:30
ヒマ人3 

>> 80 「タカユキさん、私の高校の頃 同じクラスだった子よ」
『友達』とは言ってくれなかった。当然だが何となく寂しい気持ちにもなった。ータカユキさんーは シズカちゃんの彼氏だ。年上の落ち着いた人。シズカちゃんとお似合いだ。
「これからデート?」私は聞いた。
「…お墓参りなの」
シズカちゃんは俯き加減に言う。タカユキさんが言葉を引き継いだ

No.80 06/08/07 20:24
ヒマ人3 

>> 79 [変化]
「シズカちゃん!?」思わず声をかけた。シズカちゃんは、面影はあるものの とても綺麗になっていた。お化粧や整形の綺麗さでは無い。内面の美しさがそのまま出た様な輝きを放っていた。「マリちゃん。お久しぶりね」
透き通る幸せに満ちた声。その時、男性がシズカちゃんの元へ駆け寄る

No.79 06/08/07 04:26
主婦1 

『減退』
私達はそれぞれの時間に追われあの頃の事など忘れかけていた。私は職場の環境に馴染めず、長時間勤務や人間関係に疲れ辞めてしまった。あれから友達に会う事もだんだん少なくなっていた。プータローになった私は部屋に閉じこもり求人誌を眺める日々。昔は゛将来の夢゛なんて憧れた仕事があったのに‥私は自分で自分に腹が立った。「本当冴えないヤツ」心の中でつぶやいた。むしゃくしゃした気分を晴らそうと、近所の本屋まで行く事にした。 途中、足を引きずりながら歩く女性に出会った。彼女はゆっくりゆっくり進むのでマリはやがて彼女を追い抜いた。後ろを歩く女性を何気なく振り返ったマリは驚いた―――

No.78 06/08/05 19:07
ヒマ人3 

>> 77 [それぞれの罰]
*優しく接してくれてた友達を冷たく突き放した私は、職場で冷たい態度を取られたりする事もある。*気に入らない人は即自分の思い通りに追放したナツコは、美大で思う様にいかない自分の作品作りに四苦八苦している。
*イジメに便乗しては喜んでいたナオミも、レベルの高い短大へ進んだが出来た友達は皆、頭が良くて一緒にいれば楽しいけれど賢いので
自分の何気ない会話がバカにされないか不安になるそうだ。*腹黒だったユリコは オナカの赤ちゃんがダメになった。
私は ふと思った。それぞれ自分にとって苦痛になる事ーバチが当たってるのではないかと。

No.77 06/08/05 18:53
ヒマ人3 

>> 76 「私もさ 短大に進んで友達も出来たけど、色々あるよ~」とナオミ。対人面で少々お悩みの様子だ。「美大は?」私はナツコに訪ねた。「それがさ~楽しい事は楽しいけど、課題の提出期限ギリギリになったり時には思う様に描けなかったりするんだ。対人面は悪くないわ」ー『人』が気に入らなければ蹴落とせても、出された課題等で頑張っても気に入らない仕上がりになった所で、それを蹴落とす事は出来ない。気に入らないモノ=排除
世の中そう簡単にいかない事に直面している様だ。

No.76 06/08/05 18:43
ヒマ人3 

>> 75 「所でマリは仕事の方はどう?」ユリコの問いに私は答える
「慣れてきたけど、その分イヤな面も見えてきたよ。いい年こいて学生のイジメとほぼ変わらない様な事してくる奴もいるしね~。しょーもない事でギャンギャン言う人もいるし、でも何にも言わない大人しい人もいてるの。‥だけど職場の人は何故か信用出来なくて、どんなに仲良くしてても一線は引いてるよ」
「そっか‥。社会に出れば幼稚な事する人いてないと思ってたけど、そうでもないんだね」とナオミが言った。

No.75 06/08/05 14:22
匿名7 

「満足?」
「そうよ!私達より自分達が満足だったの間違いよね!!私の赤ちゃん殺せたんだから」
ユリコの言葉には、かなりの重みがあった。
カナエとシズカはユリコが妊娠してると知っていて、突き落としたんだし…
ユリコが流産した時、一体どんな気持ちだったんだろ…
「ユリコの言うとおり実際は、カナエもシズカもケガをさせる事で、願いがかなったのよ。満足してるのは自分らでしょ。人を戒めてるつもりかっつ~の~」
ナオミが笑いながら続いた。

No.74 06/08/05 12:36
ヒマ人3 

>> 73 [再会と正当化]
久々に会ったみんなと楽しく過ごした。やっぱり職場の人より学生の頃の友達は最高だ。そして、話はシズカちゃんの一言に遡った。『仕返しにも程があるのよ。満足も何も、手を出す方が良くないよ』誰ともなく そういう話になった。私達は自分達のしてきた事を棚に上げ、正当化したのだ。自己満足の為に。

No.73 06/08/05 12:28
ヒマ人3 

>> 72 [日常]
仕事も慣れ始め、今まで見えてなかった面も見えてきて少し対人面で嫌気がさしてきた。きっと辞めて違う所に行っても同じだろう‥そう思いながら過ごしていた、ある日ユリコを交えてみんなで会う事になった。

No.72 06/08/05 11:53
ヒマ人3 

>> 71 [言葉]
「願いが叶って満足でしょう」
私達を責める訳でもなく、嫌味でもなく淡々として言ったシズカちゃんの言葉。何倍もの重みに感じた

No.71 06/08/05 10:35
匿名7 

>> 70 「引っかかり」

沢山の人の中での社会。楽しく、それぞれ歩き始めたのに私は何だか気持ちが晴れないでいる。

カナエは刑務所へ。アレほど強がってたのに、任意同行から帰って来た日、自殺未遂をしたらしい。カナエの母は精神を病み、通院しているらしい。彼氏とは自然消滅したらしく、最近街でカナエの彼氏だった男が女と手を繋いで歩いて居るのを見た。

カナエの幸せは全て壊す事に成功した

シズカは他県へ引っ越した。だからその後はわからない。

引っ越し当日シズカは私たちの所へ来て、ある言葉を言っただから、私は何かが心につっかえている

No.70 06/08/05 08:06
ヒマ人3 

>> 69 [新しい環境]
職場には色んな人がいる。
カナエちゃんやシズカちゃんの様な大人しいタイプもいれば、何にでも口を挟んでくる人、偉そうな奴などなど‥。

No.69 06/08/05 07:52
ヒマ人3 

>> 68 [それぞれの道]
ユリコは、カウンセリングを受けながら立ち直り 少しバイトなどを始め段々と元気を取り戻してきた。彼‥マナト君はユリコから離れる事もなくユリコと結婚の約束もした。深い絆で結ばれた二人は ユリコが20歳になれば挙式する。
ナツコは美大へ行き ナオミは短大へ。私は、勉強が嫌いなので ある工場へ勤務する事になった

No.68 06/08/05 07:46
ヒマ人3 

>> 67 [退学]
その後、カナエちゃんとシズカちゃんは自主退学をした。
暫くは色々と噂が回ったが、次第に落ち着いた。またたく間に私達は三年に進級し、大学や短大など学校へ行く者 就職する者‥それぞれの道を歩み始めた。

No.67 06/08/05 02:27
匿名7 

>> 66 「逮捕」
カナエはついに逮捕されたのだ。階段からユリコを突き落とした時の目撃者もいたのが決め手となった。

学校の応接室。私達は3人、カナエとシズカの両親の前に座らされている。

きっと私達は責められる。でもあいつ等が悪いんだから、そんな筋合いナイ。

沈黙を破ったのは意外な言葉だった
「マリちゃん、うちの娘があなたにケガをさせて、本当にゴメンナサイ」
カナエの母親は涙ながらに謝罪してきたのだ

ナツコとナオミは明らかに心の中で笑っていた。私達が勝者なんだと

「あの子…本当にバカ!ユリコチャンの病院に行ってきました。赤ちゃんを…」
もぅ言葉になっていなかった

私は何故か泣きそうになった。

No.66 06/08/04 22:24
匿名7 

>> 65 「どん底へ」
その笑顔に私達は殴ってやりたい気持ちでいっぱいになった。

でもこっちも内心ほくそ笑んだ。だってカナエは1人で苦しむんじゃない2人なんだもん。どん底に付き落とす!!
「カナエ最近来ないから…気にしてて、ノート置いてくね」 私達はさっさとノートを置くと、次の作戦へ動いた。

この幸せを壊さない手はナイ。カナエの彼氏、家族みんなぶっ壊してやる。

私達はそのまま警察にカナエがユリコを付き落としたと伝え、更に証拠としてあのメールを見せた。私達はイジメをしてたけど、怪我はさせなかったし、殺そうとまでしなかった。だから事実上、私達は法には振れないのだ。

数日後カナエは任意の取り調べを受け何日も帰って来なかった。

その翌日、カナエとシズカの親が私達に急に会いに来た。

No.65 06/08/04 18:10
ヒマ人3 

>> 64 [発覚]
シズカちゃんの家に行くと誰もいなかった。
続いてカナエちゃん宅へ。シズカちゃんは家族と一軒の家で暮らしているが、カナエちゃんは地方から出てきて学校からの許可も貰い、マンションで一人暮らしをしている。家賃等は、親が出しているそうだ。インターホンを押すと中から男性が出てきた。一瞬間違えたのかと思ったが、そうではなかった。私達が知らなかっただけでカナエちゃんは年上の彼がいて半同棲をしていたのだ!ほくそ笑む様にして男の後ろから顔を出すカナエちゃん。幸せと勝ち誇った顔が入り交じった表情をしていた

No.64 06/08/03 23:22
匿名7 

「クラスぐるみ」
クラスの皆は、イジメをしていた私を今は英雄として受け入れ、学校内外どこでも手を貸してくれた。
カナエとシズカはクラスだけでなく、学校中から物を投げつけられ私物はなくなり、罵声を浴びせられ続け、一週間後には学校に来なくなった。

「あいつらどぉしてんのかな」

「ん~てかさ、マリのは傷害罪だし普通ユリコの事件て、赤ちゃんの殺人とユリコの殺人未遂だよね。」
ナツコが平然と言う。どぅなるんだろ。私はアイツらが憎くて溜まらない気持ちが、いつまでも心にあった。
私達は放課後シズカとカナエの家をのぞいて行く事にした

No.63 06/08/03 22:45
ヒマ人3 

>> 62 [大混乱]
私が三階の窓から落ちた時、ナオミが
「人殺し!」と大声で叫んでいたのだ。
先生が駆けつける。私達の思惑通り
カナエちゃんがナツコの携帯を盗み、取り返そうとした私にカナエちゃんが突き飛ばしたー誰の目からでも、そう見えたのだーナツコの携帯に残された あのメール。万が一の為に転送したメールが証拠となり二人は全員から「殺人犯」扱いされる様になった。そして足をケガした私は…

No.62 06/08/03 22:35
ヒマ人3 

>> 61 「それはナツコのでしょう!?返しなさいよ!」
カナエちゃんはナツコへ誤送信されたメールを勝手に削除しようとしてたのだ。大事な証拠を消されてたまるものか!
もみ合ってる内に窓際まできた。今だ!
私は、カナエちゃんに突き飛ばされた様に見せかけワザと窓の外へ落ちた。記憶が定かな内にナツコの携帯から私、ナオミ、ユリコへあのメールを転送した。
確認し終えるとホッとしたのと同時に足の激痛が襲い私は動けなかった

No.61 06/08/03 22:29
ヒマ人3 

>> 60 [飛び降り]
ナツコが返信しようとする手をナオミが止めた。今怒ってメールをしても、適当に言い訳してくるかも知れない。だから暫くは、このメールに関しては一切何も言わないで黙って二人の様子を見ようと。
ー月曜日ー
真っ青になったシズカちゃんがナツコの元に走ってきた。メールの件について話してきたが知らない顔をしている。カナエちゃんは、その隙にナツコの携帯を取り出すのを見て私は「何してるの!泥棒!」と大声をあげた。カナエちゃんは携帯を握り廊下へ飛び出した

No.60 06/08/03 22:21
ヒマ人3 

>> 59 [動かぬ証拠]
『やったね!作戦成功(^O^)/私達の姿を誰かが見てたらしいけど、アイツらじゃない事は確かみたいね。まぁとにかく写真撮られてる訳じゃないから、何聞かれても「知らない」「そこには行ってない」で通そうね!だけどカナエちゃんが、ユリコの背中を押して転がり落ちた時スカッとしたよね。私の敵を倒してくれて有り難う。今度はカナエちゃんの敵である マリを私が退治するよ。また一緒に作戦立てよう!』シズカちゃんがカナエちゃんと間違えてナツコに送信した様だ

No.59 06/08/03 22:13
ヒマ人3 

>> 58 [携帯]
ある休日、喫茶店で私達は色々と話し合っていた。その時ナツコの携帯が鳴った。メールの様だ。
段々ナツコの表情が強ばり、怒りとなっていった。
「これ見て!」ナツコが差し出した携帯を皆で囲む

No.58 06/08/03 01:51
匿名7 

>> 57 「真実と噂」

数日経っても放心しているユリコを私達は心配した。
そして疑問が生まれた「慎重に階段を降りるはずの妊婦が階段から落ちるだろうか??」

ナオミが言った
「絶対あいつらだよ。赤ちゃん殺して復讐!?あり得ないよ!」私はカナエがそんな子じゃないと期待したいが、真実は分からない。あれだけ苛めれば何をしてもおかしくないと思ってしまう

その上教室にはユリコが妊娠したという噂が広まっていた。流産したとは含まれていなかった。
シズカとカナエが広めたとしか思えないのだ。
「あいつらに同じ苦しみを味わってもらわないと気がすまない!!!!」

No.57 06/08/02 20:37
ヒマ人3 

>> 56 休学と言う形を取った。
ある日の事。
ユリコが歩道橋から落ちた。オナカを強く打ち、赤ちゃんはもちろん流れた。
ユリコも大ケガで入院した。ここで疑問がうまれた。
ユリコが落ちた時に シズカちゃんとカナエちゃんが、いたのだ。ユリコは色んな事が重なり意識がモウロウとしていた。だからハッキリした事は分からないが、もし ユリコが突き落とされたのだったら 私達はあの二人を永遠に憎しみ続けるだろう

No.56 06/08/02 20:28
ヒマ人3 

>> 55 [故意の事故?不意の事故?]
『…いい加減からかわれてる事に気付けば?ユリコが、そんな大事な事をアンタに話す訳ないじゃん。鈍感過ぎ!』そう返した。すぐに、ユリコを始め他のメンバーにも口裏を合わせてもらう様に電話で話した。皆もちろんOKしてくれた。ユリコの計らいで、学校にも周囲に触れられる事もなく上手く

No.55 06/08/02 16:18
自由人5 

>> 54 〔ミス〕
赤ちゃんができていたとメールが来て私は何て返せばいいのか悩んでいた。すると、携帯が鳴った。シズカちゃんだ。『ユリコちゃん子供できたんだね』メールにはそう書かれていた。どうやらユリコは気が動転していたらしく間違えてシズカちゃんにも送ったらしい。ユリコのメールには中絶の手術の日を決めてきたとか、学校にはバレないようにするなど書いてあったのに………

No.54 06/08/02 07:09
ヒマ人3 

>> 53 [結果]
検査薬で反応を見た。皆の間に緊張が走る。
『+』ハッキリと表示された。
迷ってたり悩んでる間は無かった。
ユリコは、その日の夜になってマナト君に電話を入れた。マナト君は逃げなかった。明日 マナト君は有給を取ってる、ユリコは学校を休み 二人で産婦人科へ行き しっかり調べてもらう事になったのだ。二人の両親には、それから報告すると。
ー翌日ー
二人は病院へ。
赤ちゃんは出来ていた。
私達はユリコからのメールを受け取った

No.53 06/08/02 06:58
ヒマ人3 

>> 52 [迷い]
「マナト君(今 付き合ってる彼氏)」
「…それで、もし出来てたらどうするの?」とナツコ。
「産みたいけど、無理だと思うの。私まだ16だしマナト君は18。マナト君は働いてるし法律上では結婚出来るけど
現実問題は、そんな簡単なもんじゃないし‥いくら放任主義の私の親でも許さないと思うから」
「でもマダそうと決まった訳じゃない。取り合えず検査してみようよ」ナオミの一言で私達は検査薬を買いに行った。もちろん、一旦私服に替えてからだ。

No.52 06/08/02 00:03
匿名7 

>> 51 「沈黙」

私達は全員ユリコが言ったことに固まった
もぅシズカの事なんて報告する余裕もなく、ようやく私は口を開いた
「だ…誰の子…??」

No.51 06/08/01 22:26
ヒマ人3 

>> 50 [衝撃]
シズカちゃんの言ってる事は言い訳にしか聞こえず、結局
また別の課題を特別に与えられた。
私達に、弱味に突け込まれたくないと思ってる気持ちが丸見えの強い姿勢を保ってるのがおかしかった。ユリコはナカナカ戻って来ず心配になって来た頃に帰ってきた。顔色が悪かった。ーその日の帰り道‥シズカちゃんの事を話そうとナオミが喋りかけた時に ユリコが言った
「…赤ちゃん出来たかも知れない」

No.50 06/08/01 22:18
ヒマ人3 

>> 49 [課題提出]
ユリコは証拠隠滅の為に、シズカちゃんの課題表とレポートを破って捨てたらしい。家の生ゴミと混ぜゴミ収集車が運んで行ったのもシッカリと見届けたそうだ。
課題は始業式が終わってスグに提出する。皆が出してる中シズカちゃんは、オドオドしていた。かなえちゃんが心配そうに見ている。この宿題を出したのは担任だ。名簿順に並べ…シズカちゃんの名前を呼んだ。と同時にユリコが「気分が悪いのでお手洗いに行きたいです」と言った。担任に承諾をもらい、急いでお手洗いへ。ユリコが、戻ってくる間 シズカちゃんは怒られていた。私達はその様子をユリコに伝える為シッカリ目にやきつけていた

No.49 06/08/01 21:12
匿名7 

「落胆」
翌日ユリコから電話があった
「あ、まりおはよ~」「おはよ。昨日シズカから電話来たでしょ」
「そぉなの~!マリのとこにもヤッパリしてきたんだねー。勿論私は知らないって言ったけど。マリもでしょ??」

ユリコは意地悪い声だ
「うん。で、シズカどんな感じだった??」
聞くまでもナイけど「超~凹んでる感じだったよ!!」
予想通り。

そして私達は何事も無かった様に楽しい夏休みを終えた。

明日からは、またカナエとシズカを苛める楽しい毎日が始まる。
そして始業式。ついにユリコが奪った課題でシズカを奈落へ落やったんだ

No.48 06/07/30 21:38
ヒマ人3 

>> 47 [電話]
三日後 電話がなった。シズカちゃんが私に「この前一緒に課題をやった時に、私のレポートと課題のタイトルが書かれた用紙ーマリちゃんとこに紛れてない?」私は、わざと音を立て探すふりをした。「もしもし?私の所にはないよ」と白々しく答える。落胆した声で「そう…。どこ探しても無くて。手間かけさせてゴメン。ユリコちゃんにも聞いてみるよ」とシズカちゃん。
「あるといいね」
私はニヤリとしつつ心配そうな声で話した。「うん 有り難うね」そう言ってシズカちゃんは電話を切った。
ユリコにも もうすぐシズカちゃんから電話があるんだ。
ユリコはどう答えるのかな?わくわくしていた

No.47 06/07/30 07:34
ヒマ人3 

>> 46 「いつの間に!?」
驚きを隠せなかった私は思わず聞いた。ユリコは、皆の一瞬の隙を突いて盗んだ様だ。「でも それを盗んでどうするの?無くなった事に気付いたら また書き直せば終わりじゃない?」とナオミ。
ユリコは、また紙を取り出した
「先生が言ってたでしょう?人の課題を写す人がいる。だからクラス全員一人一人違う課題内容でレポートを作成してもらうって」
そうだった。レポートを書く際に もらった課題が書かれた用紙。確かに皆 出された題は違う。ユリコは、シズカちゃんのその用紙まで盗っていた。課題は一つじゃない。5つ位ややこしいものばかり。用紙も作成したものもない‥。シズカちゃんの様子が楽しみだ

No.46 06/07/30 07:25
ヒマ人3 

>> 45 [盗み]
私の気持ちを察したナツコ達は「マリ、カナエにも復讐するからね。あんたの怒りをこのまま うやむやにはさせないよ」と言ってくれた。
グループのメンバーは皆そろって不言実行型だから、お楽しみは後で‥そう思う事にした。
ユリコが突然、レポート用紙を取り出した。表面に[カワイ シズカ]と書かれてある。図書館で課題をしていた時、目を盗んでユリコがシズカちゃんの作成したものを盗ったのだ。隣にいた私も気付かなかった。おそらくあの二人も気付いてない筈だ

No.45 06/07/30 01:56
匿名7 

>> 44 「情報」
翌日いつものメンバーで遊ぶ事になっていた。そして図書館での出来事はナツコとナオミにも伝えられた。
私達の情報は早い。特にナツコはかなり腹を立てていた。
「シズカの奴!!裏切りやがって!!」
「あいつだって、うちらの仲間に入ってカナエを孤立させたんじゃん。都合良く寝返って一番汚いのはシズカだよ!!」
ユリコも凄い剣幕だ。
だけど今は夏休み。何をしてやろうか…まず私達はシズカにマトを絞った。
私はカナエを先にして欲しかったけど

No.44 06/07/29 22:02
ヒマ人3 

>> 43 [重い空気]
ユリコと私は、ほぼ同じ気持ちでいた。憎しみの相手はユリコの場合はシズカちゃんで、私はカナエちゃん。相手は違えど加害者にしてやろう!と言う思いは一緒だ。たまに合うユリコとのアイコンタクトで通じるものがあった。また、カナエちゃんとシズカちゃんも最初は焦っていたが時間が進むに連れ、憎む相手は違うけど何とかしてやりたい!そんな気持ちが芽生えてきてるのが肌で感じた。ユリコの向かいにはシズカちゃん。私の向かいはカナエちゃん。とてつもなく険悪な空気が漂ってる中、課題は終了した。腹黒ユリコはゾッとする様な優しい声で「あなた達といると
楽しい話しが沢山聞けるわ。これからも話してちょうだいね。裏話を」
皮肉を含ませながら言った。その声色は穏やかながらも、何処か怖い響きがあった。

No.43 06/07/29 01:12
匿名7 

「圧力」
ユリコは聞いていない振りをし、結局4人での課題が始まった。
カナエとシズカは平静を装っているが、互いに目配せをしたり落ち着かない様子が伝わる。
カナエがハッキリと私が嫌いと言ったのに私は、かなりイラ②していた。
何よ!!私だけが悪いの!!?あんたもイジメられないように、何とかしようとしたらイイじゃない!!
重い空気の中、シャープペンの音しかしない
私はこれから、とことんカナエを加害者にして悪者にしたてあげてやろうと思った。

No.42 06/07/28 23:14
ヒマ人3 

>> 41 「ユリコ!あいつ腹黒いよ。最初は全然、気付かなかったの。それ所かグループの中でマトモって思ってた位なの。でも旅行で三日一緒にいて 腹の黒い奴って知ったの。特に何かされた訳じゃないけど、でも根性の悪さは並大抵じゃないって肌で感じたの」
カナエちゃんが納得した様に頷く。この後はユリコと私を筆頭にナツコやナオミの悪口を言いまくっていた。
しばらくしてユリコが突然二人の前にでた。二人は驚いた。ユリコは、何食わぬ顔でニッコリ笑みを向けて「課題してるの?私も入れてくれる?…カナエもシズカも仲直りしたんだね」と とても優しく穏やかな口調だった。
………それが、とても怖かった………。まだ怒鳴られたりした方がマシな位だろう。
私の方を見てユリコが手招きした。

No.41 06/07/28 23:01
ヒマ人3 

>> 40 [思わぬ出来事]
楽しかった旅行も終えて、数日後 私は課題をする為にユリコと二人で、図書館へ本を借りに行った。そこにシズカちゃんとカナエちゃんがいた。何やら深刻そうに話している。ユリコと私はそっと近づき聞き耳をたてる。「…万引きの話しは出て来なかったけど細工したのは、ナツコかユリコじゃない?」とシズカちゃん「そうね!でも私あの中で一番大キライなのはマリちゃんよ。最低の女としか思えない」カナエちゃんの言葉。するとシズカちゃんが「そうよねぇ。仲良かった分の反動が大き過ぎるもんね」
「何であんな奴と仲良く出来てたのか自分が不思議。…シズカちゃんは誰がキライ?」

No.40 06/07/28 22:49
ヒマ人3 

>> 39 [夏休み]
結局これと言って何の進展もなく、夏休みに突入した。私達は三泊で海に旅行した。カナエちゃんは、万引きの件以来わたし達を全く信用しなかった。当然だけど。だから私が謝っても、絶対に心からは許してくれない事も感じていた。旅行にもモチロン参加しなかった。シズカちゃんは来た。この旅行でシズカちゃんは大人しいけれど、話すととても面白くて皮肉を交えた冗談も言ってきた。ナツコ達もシズカちゃんの意外な一面を見て驚いていたが、お気に召した様だった。初めはカナエちゃんを気にしていたが旅行が楽しくて忘れかけていた

No.39 06/07/28 20:54
主婦1 

『孤立』
カナエちゃんは完全に孤立した。シズカちゃんもショックを受けた様で、カナエちゃんとはギクシャクしていた。ナツコ達は満足していたが、私はモヤモヤした物が消えなかった‥。カナエちゃんがターゲットにされる前は仲良しだったし、カナエちゃんは優しい子だった。それに自傷の事も気になっていた。
ナツコ達は夏休みの予定を話ながらワイワイしていた。みんなで海に行こう。とか今年の花火大会は盛大だ。とか‥。私は話を半分も聞いていたかった。
もうすぐ夏休み。カナエちゃんは孤立したまま夏休みを迎えるのだろうか‥私は罪の意識に負けそうだった。

No.38 06/07/28 16:50
匿名7 

>> 37 「細工」
そこまで…私は怖くなった。
しかもナツコはしっかりカナエちゃんのバッグに品物を入れていた。
「念のため、防犯カメラには私がカナエが万引きするのを止めてるのに、カナエが万引きした風に写ってる様にしたから。私って女優でしょ」
ナツコは悪い事に関しては天才だ。
シズカも私達を完全に信頼していた為、カナエのバッグから品物が出て来た瞬間、愕然としカナエが本当に万引きしたと思っていた

No.37 06/07/27 08:56
主婦1 

『万引き』
ユリコには彼氏が居た。その彼氏の誕生日プレゼントを選ぶのに、付き合ってデパートに来ていた。勿論カナエとシズカも一緒だ。
プレゼントを買い、店を出ようとした時、店員に呼び止められた。「何か忘れてますよね?」店員はカナエの腕を掴んでいた。「えっ?何の事?」カナエはパニックになっていた。私達も信じられないと言う顔をした。「何かの間違いです!」シズカはカナエをかばったが、店員は事務所までカナエとシズカを連れて行った。
「まさか万引きするなんて‥」私は心の中でつぶやいた。
カナエ達の姿を見送りながら、ナツコが楽しそうに笑った。「私が店員に知らせたの。」「友達が万引きした。ってね」‥唖然とした。ナツコは嘘の情報を店員に知らせ、カナエを万引き犯に仕立て上げたのだ。

No.36 06/07/26 22:49
匿名7 

>> 35 「休戦作戦」
私達はさすがにクラスの奴らがチクる気がしてきた為、クラスの奴にはイジメを辞めたと思わせて、裏でコソコソといじめをする事にした。「シズカちゃん、カナエちゃん。おはよー」
私達はじわじわと仲が良くなってる様にクラスの奴らに見せつけ始めた。
カナエちゃんもシズカちゃんも最初は不振な顔をして私達を受け入れなかったが、かなり時間をかけて私達は元通り仲良しになった。遊びに行ったりもした。
というか、上辺はそぅした。さぁ、新しいゲームスタート。

No.35 06/07/26 22:10
ヒマ人3 

>> 34 [強さ]
ユリコは、その人にとって何が一番ショックを与えるのか見極めるのが上手く、相手によって方法は違うがとにかくユリコのやり方に涙した子は数知れず‥だった。
しかし、カナエちゃんは泣かなかった。気丈だった。以前の様に一人でいる時にオドオドせず、毅然としていた。カナエちゃんは精神的に強くなったのだ。

No.34 06/07/26 22:04
ヒマ人3 

>> 33 [ユリコ]
シズカちゃんが体を壊し一週間休む事になった。一人になったカナエちゃんに、シズカちゃんの分と合わせて言葉のナイフで切り裂く様な事を言ったり、態度も横暴に攻撃した。
さて、私の友達ユリコは見た目とても優しそうな顔をしていて、また言葉も柔らかく落ち着いている。しかし中身はズル賢く腹が黒い。このユリコを信じて泣かされた子は沢山いる。ユリコは、カナエちゃんに歩み寄った。最初は警戒していたが段々それが解きほぐれ、油断し始めた時ーユリコは
地獄の底へ突き落とす様な事をした。
そして自分には罪が被らない様に見事な手腕でカナエちゃんに全てをなすりつけたのだ

No.33 06/07/26 14:56
恋する乙女33 

[作戦]
私たちは、どうやって考えた作戦を決行するかいろいろ考えた。ともかく、カナエちゃんたちを傷つける方法をひたすら…

No.32 06/07/26 00:09
匿名7 

>> 31 「思惑」

私達はカナエチャンがあの軽蔑した視線を向けれない程の恐怖と絶望を味合わせ様と考えていた。もちろん、シズカチャンも道連れ。
いくつか案が出た
①下着姿か裸の写真をとる
②体育館の内側から空かない部屋に閉じこめる。もちろん私達の仕業とバレず、きちんと事故に見せかけなければいけない
③ひたすら尾行し続ける。
他にも考えていた。一体どれを実行したら、あいつらが私達にはむかえなくナルか…
楽しくて仕方がない

No.31 06/07/24 22:42
ヒマ人3 

>> 30 [視線]
カナエちゃんは何も言わなかった。ただ軽蔑した眼差しで、私を見て席に戻った。シズカちゃんは、溜め息をつきながら席についた。私はカナエちゃんの、軽蔑した目が気に食わなかった。ナツコとナオミにユリコは私の味方になってくれた。翌日から、私達はカナエちゃんのする事なす事にケチをつける様になった。シズカちゃんが、勇気を振り絞りカナエちゃんを庇って、言い返してきた。私は気にならなかったけどナツコは腹が立った様でシズカちゃんにも魔の手が忍びよった。

No.30 06/07/24 21:30
主婦1 

『悪魔』
多分私は十分染まっている。どっぷり浸かって心の奥まで汚くて醜い最悪なヤツになってるだろう周りもそれを分かってる
「あんた達って、いつから仲良しになったの?寂しいなら、素直に言えばまた遊んであげるのにさ」私は戻って来たカナエちゃんに言った。しずかちゃんは不安そうにしている。「友達出来てよかったね!」今度はしずかちゃんに言った。しずかちゃんは足が悪く、いつもからかわれていたし、いつも独りで行動していた。私は嫌味たっぷりで薄汚い笑いを浮かべていた。
悪魔になった。私自身 もう戻れない‥自ら傷つける側に居場所を見つけていた。

No.29 06/07/23 23:23
ヒマ人3 

[責任転嫁]
それを見て知ったのは私だけだった。
そのグループの中の一人と目が合ったが『何を言っても無駄ね』と語っている様に見えた。私は(何なの!?カナエちゃんを苛めてるのは私だけじゃない。他の人もしてるのに!それを見てみぬふりしてるのも問題あるんじゃない?‥そもそもアンタ達には関係ない事でしょ!何でそんな目で私達が見られなきゃなんないのよ)と思った。【自分だけが悪いんじゃない】その気持ちしかなくて、直そうとはしなかった。陰でグチグチ言うなら、ハッキリ言えば良いのよ。それを美徳だと思う様になっていた。率直な言葉も時には人を傷つける。言葉の使い分けを知らない無知な奴と、思われてるなんて
予想もしてなかったんだ。優しいカナエちゃんとシズカちゃんは そんな風に見てるなんて思いもしてなかった。だから カナエちゃんとシズカちゃんが戻ってきた時に、あんな事が言えたんだ。
ハッキリと‥それは‥

No.28 06/07/23 22:58
ヒマ人3 

>> 27 [逃げる]
長く感じられた授業が、ようやく終わり休憩になった。机の中に教科書を終い込むな否や、急いでシズカちゃんの席に行き シズカちゃんと一緒に廊下へ出た二人。私達から慌てて逃げてく姿が滑稽に見えて、ナツコもナオミ ユリコそして私も笑った。その姿を、近くにいた又別のグループの子達が呆れた様に見ていた。

No.27 06/07/23 22:06
高校生2 

>> 26 「これからが楽しみね。」ナツコは嫌な笑みをしながらカナエちゃんは睨んだ。カナエちゃんは無視していたが、とても緊張した顔をしていた。

No.26 06/07/23 20:49
ヒマ人3 

>> 25 [席替え]
私が休んでる間に、仲良くなった子の様だ。カナエちゃんと同じで大人しめの子。名前の通りの女の子で「シズカ」ちゃん。カナエちゃんは、シズカちゃんと本当に仲が良かった。私達がシズカちゃんだけを仲間に入れ様としても来なかったし、カナエちゃんに
許してあげる と言ってもカナエちゃんも来なかった。
ー席替えー
なんと、カナエちゃんの両サイドにナツコとナオミ
カナエちゃんの後ろはユリコ。私はユリコの後ろの席で隣はシズカちゃんだった。仲良し同士 席が近くなった私達は喜んでいたが、カナエちゃんとシズカちゃんは不安そうだった。明らかに嫌そうにしていたカナエちゃんに、横からナツコが睨みつけ こう言った‥

No.25 06/07/23 20:39
ヒマ人3 

>> 24 [カナエちゃんの友達]
…カナエちゃんは
あの時、謝ってくれたけど傷が治ると共に『ごめんね』で済ませ様とする‥以前ナオミから貰ったメールを思い出していた。本当にそう思うのなら、ナツコ達の様にお見舞いに来てくれたりメールもある筈だ。私の心は、悪意に染まっていたのに その事にまで気が付きもしなかった。いや、認めたくなかったから人のせいにしてただけなのかも知れない。
「ねぇ!あれ見てよ」ナオミの視線の先を見るとカナエちゃんがクラスの子の一人と楽しく会話している

No.24 06/07/23 18:14
ヒマ人3 

>> 22 ユリコの証言は、皆を納得させ私は暫く学校を休んで良い事になった。ナツコやナオミ ユリコはよくお見舞いに来てくれたり、電話やメールもくれた。傷… 日毎に、私はカナエちゃんへ怒りを募らせていた。
『私は庇ってあげたのに!ナツコでさえ、謝ってくれたのに!何で一言もないの!?』と思っていた。
またグループの子達も、カナエちゃんを犯人に仕立てあげる事も出来たのに それをせずカナエちゃんに被害が被らない様、ユリコが上手く取りなしクラスの子にも上手くしていたのにカナエちゃんは 何にも言わない事に不満を募らされていた。
だからカナエちゃんへの苛めは又開始された。
言葉は暴力以上の衝撃を与える。私は、カナエちゃんの一挙一動に冷ややかな言葉を投げつけた。これは効いた様だ。
ーナツコ達の様にレベル低い人にはなりたくないーこう思っていたグループに入り立ての頃の私。いつの間にか、そのレベル低い部類に入ってるなんて全く気付いてなかった

No.23 06/07/23 18:01
匿名7 

>> 20 『傷』 カナエちゃんは必死に抵抗した。押さえ付ける私の腕は、カナエちゃんの力に負けそうだ。ふとカナエちゃんの制服の長袖に血の様な物がにじんで… 『痛み』
私はとっさに頬を押さえた
指の間から血が流れ落ちる
「マリ!!!」
「マリちゃん!!」
カナエちゃんがハンカチを出し、手の上から血を拭いてくれるが、ナツコはカミソリを持ったまま
「マリ…あ、あんた何してんのよ?」
私は痛さとナツコの酷さに言葉が出ない「マリちゃん…」
カナエちゃんは泣きはじめていた。
「あんたが出て来なきゃ…」
ナツコは混乱していた。本当はカナエちゃんをただ脅す為で、けがを負わす気なんて無かったんだ
「あんたが悪いのよ!!」
真っ青な顔をしてナツコは足早に逃げて行った
「マリちゃん、ごめん」
何で?何で謝るの??私はカナエちゃんにこんなに酷い事してきたのに

No.22 06/07/23 18:01
ヒマ人3 

>> 21 ユリコの証言は、皆を納得させ私は暫く学校を休んで良い事になった。ナツコやナオミ ユリコはよくお見舞いに来てくれたり、電話やメールもくれた。傷も出血の割には浅くて、私は数日後 登校した。ドアを開けるとクラスの子が心配の声をかけてくれた。ユリコ達が上手く言ってくれてた様だ。私はクラスの子にお礼を述べて、ナツコ達にも御礼を言った。変わらずいつもの様に接してくれるグループのメンバーに安心感を覚えた。
だけどカナエちゃんからは何の言葉もない。

  • << 24 日毎に、私はカナエちゃんへ怒りを募らせていた。 『私は庇ってあげたのに!ナツコでさえ、謝ってくれたのに!何で一言もないの!?』と思っていた。 またグループの子達も、カナエちゃんを犯人に仕立てあげる事も出来たのに それをせずカナエちゃんに被害が被らない様、ユリコが上手く取りなしクラスの子にも上手くしていたのにカナエちゃんは 何にも言わない事に不満を募らされていた。 だからカナエちゃんへの苛めは又開始された。 言葉は暴力以上の衝撃を与える。私は、カナエちゃんの一挙一動に冷ややかな言葉を投げつけた。これは効いた様だ。 ーナツコ達の様にレベル低い人にはなりたくないーこう思っていたグループに入り立ての頃の私。いつの間にか、そのレベル低い部類に入ってるなんて全く気付いてなかった

No.21 06/07/23 17:54
ヒマ人3 

>> 20 [更なる苛め]
私は、皆に連れられ保健室へ。そこから病院へ。もちろん母親も呼ばれ担任にも何度も理由を聞かれた。ナツコ、ナオミも私もどうにも答えられずにいた時に 腹黒ユリコが、筋が通って且つ誰にも疑いがかからない様な、それは見事な理由を伝えた。しかも嘘をついてる訳でもなく‥。敵に回すとナツコよりも怖い存在だと感じた。

No.20 06/07/23 17:28
主婦1 

『傷』
カナエちゃんは必死に抵抗した。押さえ付ける私の腕は、カナエちゃんの力に負けそうだ。ふとカナエちゃんの制服の長袖に血の様な物がにじんでるのを見つけた。私は思わず袖をめくった‥腕や手首に傷がついてる。明らかに自分でつけた傷だった。カナエちゃんは抵抗するのを止めしゃがみこんだ。傷ついた腕を隠す様に‥
ナツコはその傷を見て驚いた様だったが、すぐに意地悪な笑いを浮かべた。「どうせ傷がついてるんだから、ひとつくらい増えても変わらないわよね」ナツコは剃刀を振り上げた!私は、とっさにカナエちゃんの前に出た‥
騒然となった。ナツコの振り上げた剃刀は私の顔を切りつけた。血が辺りに飛び散った

  • << 23 『痛み』 私はとっさに頬を押さえた 指の間から血が流れ落ちる 「マリ!!!」 「マリちゃん!!」 カナエちゃんがハンカチを出し、手の上から血を拭いてくれるが、ナツコはカミソリを持ったまま 「マリ…あ、あんた何してんのよ?」 私は痛さとナツコの酷さに言葉が出ない「マリちゃん…」 カナエちゃんは泣きはじめていた。 「あんたが出て来なきゃ…」 ナツコは混乱していた。本当はカナエちゃんをただ脅す為で、けがを負わす気なんて無かったんだ 「あんたが悪いのよ!!」 真っ青な顔をしてナツコは足早に逃げて行った 「マリちゃん、ごめん」 何で?何で謝るの??私はカナエちゃんにこんなに酷い事してきたのに

No.19 06/07/23 14:50
匿名7 

>> 18 「暴力」
ナツコはついに次の行動にでた。放課後、私ももちろん呼び出された
「あいつ最近無視すればいいと思ってるよね。調子乗りすぎ!!だからさ…」
私は恐ろしい計画を聞かされた。
私達はナツコの命令で教室前で、カナエちゃんを待ち伏せしていた。怖かった。本当に実行するの??ナツコはマヂだ。
カナエちゃん来ないで!
私は心の中で祈っていた
でもカナエちゃんはすぐに来てしまった「ちょっとこっち来て」
私はカナエちゃんを引っ張った
「やめて」
冷たく手を払われて私は頭にきてしまい力ずくで、ナツコに言われた通り近くの女子トイレにカナエちゃんを引っ張り込んだ
ナツコが待ち受けていた
「カナエ。あんた気にくわないのよ!何つんと澄ましてるのよ!!」
私がカナエちゃんを押さえ付け、ナツコは手に持っていたカミソリでカナエちゃんの眉をそりはじめた
「やめてよ!!」
あんたが悪いのよ。私を拒絶したから

No.18 06/07/23 13:38
主婦1 

『絶望』
カナエちゃんは、友達への絶望感から悲しみや恐怖といった感情を消した。私達が罵倒しようが、嫌がらせをしようが、表情すら変えなかった。心を閉ざしてしまった‥
ナツコはつまらない様だった。カナエへのイジメはだんだん少なくなっていた。私は内心ホッとしていたが、ナツコはカナエの態度が気にいらない様で、イライラを募らせてるみたいだった。

No.17 06/07/23 09:16
ヒマ人3 

>> 16 カナエちゃんは拾ってくれた。私は「ありがとう」と素直に言った。カナエちゃんは「いいよ。気にしないで」にっこりして優しく答えてくれた。カナエちゃんは、何を言っても何をしても許してくれるんだ。今までの様に。そう思った。
カナエちゃんが心から私を閉め出してるなんて気付かずに。

No.16 06/07/23 09:05
ヒマ人3 

>> 15 [閉ざされた心]
カナエちゃんは、何を言ってもムダと感じとった様だ。無言で外に出ていった。「気に食わきゃ無視なんだ~」ナオミが
笑いながら言っていた。それから又数分が過ぎた頃、カナエちゃんは机を抱え階段を登り教室に戻ってきた。雑巾で机の上や中 脚を拭いた後に、それを捨てた。洗って干しても私達が又何かする…そう考えたのだろう。ゴミの中にある雑巾を拾ってまで、嫌がらせをする気はなかった。それよりカナエちゃんが涙も出さす、そういう行動に出た姿に驚いたのだ。ーー授業が始まりノートに書いてた時 私は消しゴムを落とした。カナエちゃんの足下に転がった。「ねぇ とってくれない?」私は指を指した

No.15 06/07/22 22:52
匿名7 

>> 14 [ゴミ]
ナツミとユリコは私が初めて自分からカナエちゃんに暴言を言った事に満足した様に笑っている
ユリコがいう
「自分で取ってきたら~??私はどこにあるか知らないけど~」
カナエちゃんは私からの言葉に目を見開いていたが、大声で叫んだ
「あんた達いい加減にしてよ!」
必死になられる程、私は楽しくなってしまう
「あんた達いい加減にしてよ!だって~ウケるんだけど~」
ナツコはマネをした
「お前の机なんか知らねえっつてんだろ~。どぅせゴミなんだからいいじゃん」
私は冷酷に言い放っ。
ナツコはカナエちゃんの耳元で囁いた
「ゴミなのは机だけじゃないよね」

No.14 06/07/22 21:49
ヒマ人3 

>> 13 [八つ当たり]
翌日 私は生理になり苛立っていた。
学校へ行くと、ナツコとナオミそしてユリコの笑い声が勘に障ったが調子を合わせて笑った。ーそこへカナエちゃんがやって来た。椅子しかない状況でスグに私達の仕業と気付き、日頃は黙って耐えてるカナエちゃんも流石に我慢の限界に達した様だ。それでも怒りを押さえこんだ声で「机返してくれる?」と言ってきた。私に、冷ややかな…非難の目を向けつつ。私は苛立ちが膨れあがった(何よ!恩着せがましい)という気持ちになった。
ナツコやナオミよりも腹黒いユリコが口を出す前に「あぁ!?
何でもかんでも私達のせいにすんな!」とトゲトゲしい口調で突き放した。私は、これが八つ当たりとは思ってなかった。カナエちゃんが悪い。だから言ってやったんだ。

No.13 06/07/22 21:26
ヒマ人3 

>> 12 その思考を遮る様に携帯が鳴った。メールだ。ナオミからだった。『本当ーにカナエってムカつく!
何か言いたい事あれば言えばいいのに、黙ってばっか。何でもすぐ謝れば済むと思ってるのか知らないけど二言目には[私なんか気に障る事したかな?][ごめんね]だもん。』言われてみれば、そうだ。今までは気にならなかったけど改めて指摘されて、何となくナツコやナオミが苛立つ気持ちも分かる気がしてきた。

No.12 06/07/22 21:17
ヒマ人3 

>> 11 [思い出と悪口]
その日、私は過去の事を思い出していた。クラス替えで仲良かった子みんなと離れてしまい、新しいクラスで戸惑っていた。そんな時声を掛けてくれたのがカナエちゃんだった。カナエちゃんはグループに誘ってくれた。ナツコやナオミの冷ややかな目を毎日見ていて、いたたまれなくなった時も慰めてくれたのはカナエちゃん。困った時に手を差し伸べてくれた時も、私がどんなに酷い失敗をした時も責めないでいてくれたのもカナエちゃん。…なのに私は…

No.11 06/07/22 18:54
自由人5 

〔仕打ち〕
昼休みにナツコとナオミが私を呼びにきた。ナツコが『カナエちゃんの机だいぶ汚れてるから捨てちゃおうよ!!』ナオミも『いいねいいね~』と乗っていた。私は少し怖かったがナツコ達とうまくやらなければと思い、うんうんと言いながら笑っていた。ナツコ達とカナエちゃんの机を捨てに行き、カナエちゃんの席には椅子だけが残っていた。ナツコとナオミは『あいつ明日来るかな~?見たら泣くかもね♪楽しみ~!!』と笑っていた。私は明日カナエちゃんが見たら泣くかなと思ったけど、これでいいんだと自分に言い聞かせていた。

No.10 06/07/22 07:47
主婦1 

『朝』
朝は苦手だ。マリはまだベッドの中だ。ママが起こす声が何度か聞こえた。頭までスッポリ布団の中に潜り込んでみる‥受け入れたくないけど、やっぱり朝だ。マリは未練を断ち切る様に勢い良く飛び起きた。学校に行く前に気合いを入れなきゃ。みんなの中に溶け込み隙を見せない様に‥ウマクヤルンダ。マリは自分に言い聞かせた。無理をしているのは自分でも知っていた。
教室に入るとみんな登校していた。「おはよう!」笑顔で輪の中に入っていった。
カナエは1限目が始まっても姿を表さなかった。・・・「休みか‥」マリは心の中でつぶやいた。

No.9 06/07/22 07:00
ヒマ人3 

>> 8 [思い]
カナエちゃんが帰り際、私に向けた非難と信じられないという視線が離れられなかった。「次はマリちゃんの番だよ~♪」
グループの一人であるナオミが言った。私は歌いながら、思った。
(カナエちゃんも、私みたいに上手く立ち回れば良いのよ。不満がましい目なんかしなくても!そうよ。私は私のやり方で接してるだけよ)そう思い込んでいた。カナエちゃんから以前、優しく親切にしてもらった恩を仇で返してるなんて
これっぽっちも気付かずに。

No.8 06/07/22 02:30
主婦1 

『ゲーム』
カナエちゃんは脅えていた。何をされるのか分からない恐怖‥友達からイジメられてる悲しい現実。
カラオケの個室。部屋に入るなり、ナツコが口を開いた。「カナエちゃん、私今日お財布持ってないの。悪いけど貸してくれない?」カナエちゃんは嫌な顔を見せた。「嫌なの?」強い口調でナツコは言った。カナエちゃんは大袈裟に首を振り慌てて財布を出した。ナツコがそれを取り上げ中身を取ると、空の財布をカナエちゃんに投げつけた。「あんたもう帰っていいよ!邪魔だし」ナツコは意地悪くわらった。カナエちゃんは唇を噛み締め、涙を堪えて部屋から走り去った。「今日は私のオゴリよ!」ナツコはカナエちゃんから取り上げたお金をヒラヒラさせて言った。

No.7 06/07/22 00:51
匿名7 

『GAME』

ついに放課後になってしまった。私は一体何が起こるのか怖かった。
私達はカナエちゃん意外ナツコの周りに集まっていた
「みんな行こ!」
ナツコの声で私もカバンを持つ。
「今日行くカラオケ屋安いんだよ~」
「そうなの?!」
ナツコはカナエちゃんに声をかけない。カナエちゃんは、ずっと席に座ったまま下を向いていたが、出ていく私達の一番後ろに付いてきた。 学校の門を出た瞬間ナツコが振り向いた
「は!?なんであんたいんの」
カナエちゃんは立ち尽くしてしまった。なのに私は追い打ちをかける
「呼んでないんだけど~。誰が来ていいなんて言った~??」
ゴメン…
更にナツコが続ける「まさか誘ったの本気だと思った訳??まぁいいけど~」
唇を噛みしめ今にも泣きそうだ。
「…私帰る」
「帰っていいと思ってんの?」
ナツコがカナエちゃんの頭をこずいた。
ついにゲームが始まってしまった。

No.6 06/07/21 23:03
主婦1 

『放課後』
授業が終わり、私達はグループでカラオケに行く事になっていた。「カナエちゃん、勿論参加出来るよね?」ナツコが言った。カナエちゃんは一瞬ためらったが、すぐに笑顔で答えた「うん!勿論行くよ」‥私は心に不安をおぼえた‥。さっきまで無視していたカナエちゃんを誘うなんて。ナツコはカナエちゃんに気付かれない様に、みんなの前で意地悪な笑顔を見せた。「やっぱり‥」私は悟った。カナエちゃんを誘ったのもゲームなんだ‥

No.5 06/07/21 22:46
自由人5 

〔間違ってない〕
『もうウザイからあっち行ってよ!!』私はカナエちゃんに言った。『……ごめん』カナエちゃんは悲しそうに言った。目には涙をたくさん溜めて…。これでいいんだ。私は間違ってない。と自分に言い聞かせていた。

No.4 06/07/21 22:41
ヒマ人3 

>> 3 [悲しい目]
冷たく言った私に、カナエちゃんは涙目で じっと立ちすくんでいた。
「そこどいてくれる?向こうに行きたいの」とトゲある口調で私は発した。
無言で横にどけたカナエちゃんを尻目に 私はナツコちゃんの所へいった。皆が満足気な顔で私を招き入れた
やっぱりこの方法で良かったんだ!そう思った。カナエちゃんは、私に本当に親切にしてくれていた。でも、もうそんな事関係ない。だって 私はナツコ達の中に入ってれば、安心だから。
「マリちゃん…」
またカナエちゃんが私を呼んだ。

No.3 06/07/21 21:59
ヒマ人3 

>> 2 [心境]
私は別にカナエちゃんが嫌いでは無かった。でも周りがカナエちゃんを苛めるから…。カナエちゃんより他の人達に付いてた方が得策だ。
世渡り上手になる為にはこうするしかない。私は皆に従う事にした。
「マリちゃん!私なにか気に障る様な事したかな?」
突然 避け始めたカナエちゃんに少し胸が痛みながらも こう言った
「別にっ!」

No.2 06/07/21 20:55
高校生2 

>> 1 〔カナエ〕まず最初に狙われたのは、ナツコのグループの中でも1番おとなしい『カナエ』だった。

No.1 06/07/21 20:33
主婦1 

『ナツコ』
「‥イジメやる人達ってさ~つるんでる仲間同士の中でも順番でイジメやってるよね。」
クラスの女の子達がヒソヒソ話していた。クラスの中には目立つグループがあり、その子達は、イジメが大好きだった。リーダー格はナツコ。彼女が気にくわなければ同じ仲間内でもターゲットにされた。

  • << 2 〔カナエ〕まず最初に狙われたのは、ナツコのグループの中でも1番おとなしい『カナエ』だった。
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