アスペルガの少年と汚い僕

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2010/09/21 20:53(更新日時)

僕は36歳です
すみません💦どこにスレたてたらいいのかわかりませんのでこちらに
日記ではないつもりですが話せば長いのですがありのままをレスします
ややこしくなりますから
実話のレスは番号をうっていきます
レスくれた人からへのお礼レスは(主)とうちますのでレスしてください

中傷,冷やかし,等は一切レスは返しません

では前半は退屈だと思いますがお付き合い下さい




No.1292898 (スレ作成日時)

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No.301

(主)
皆様いろいろとありがとうございます
そしてすみません珵

正直自分自身,私小説とか言えるほど文章や才文があるとはおこがましく思ってもいなかったのと,本音を言うなればここまで見て下さるかたがいて,まして励ましや応援のレスを貰えるなんて想像もしていませんでした

さらに言いますと逆に誤字や説明不足からの矛盾や自分自身が思う普通有り得ない数年の中での出来事…作り話と言われておかしくないと思っていたほどです

名無し151さんや流星さんのアドバイスであったように感想スレと言いましてもまだ終わりではないので感想に限らず雑談に踏まえた交流の場としてスレたてさせて貰います

僕が皆さんに言いたいことをスレたてておきながら受け手である皆さんの心境や厚意を考えていなかった僕の配慮のなさに原因がありますので珵
本当にすみません

僕にレスしてくださったかた
僕のこと考えてレスしてくださったかた
全てのかたにあらためて感謝いたします

【アスペルガの少年と汚い僕の交流スレ】
で立てます珵
こちらのスレもありますから個別の御礼は時間的に難しいかもしませんが何等かの形で必ず御礼いたします

No.302

(主)

皆様こんばんは珵
昼間申したように【アスペルガの少年と汚い僕の交流スレ】のスレをたたせてもらいました

皆様にはいろいろ気遣いさせてしまい申し訳ありませんでした珵

ではレスを続けます珵

No.303

>> 293 146番 そして数日後康太君が来ました 「!!!!」 康太君の顔は引っ掻き傷でそれも一本どころではありません 「どうしたの!!?」 … 147番

先に野口さんの自宅に電話しました

「今康太君来ています,実は今康太君怪我したので病院行こうと思っています,いいですか?」

「どこをですか?」

とりあえずこの場で自分自身で顔を掻きむしった話しだけしました

「私今からそちらに行きますから!」

「そしたら僕康太君連れて有澤総合病院行こうと思いますからそちらに直……」

僕の言葉をかぶせるかの如く

「いいです!!!親が連れて行く言ってんや!!!待っときいや!!!」

僕はびっくりしました

初めて野口さんの知らない一面を垣間見たような……

僕は浅はかにも今日はとりあえず野口さんを待つことにしました

No.304

>> 303 148番

電話を切り振り向くと取り乱すことなく康太君は椅子に座ってました

「痛むかい?」

「うん」

「なんでこんなことしたの?」

「先生が電話を持ったから」

「持った??あ…電話してほしくなかったのかな?」

「電話を持ったから…」

「どういう意味?」

「電話見たくない」

「変わっているね…どうして?」

「電話で叩かれるから」

「電話?」

「お母さんの携帯電話,お母さんいないときに触っただけで携帯で思いっきり叩かれて携帯が二つにわれた」

「いつの話し?」

「僕が五年生の時,電話は嫌い」

「あのさ誰かに電話したりはしないの」

「電話は嫌い!!!」

そして泣き出しました


(じゃあ前からくる悪戯電話は関係ないのか?)

No.305

>> 304 149番

やがて

「先生すみませぇ~ん」

「いえ…とりあえず傷口可能したら顔なんで…」

「はい!今から病院行きますから!」

「早くに来れたんですね」

「あっ…兄の車に乗せて貰って来ましたから」

「お兄さん今来られているんですか?」

「はい,さっ!康ちゃん行こうね」

早足で玄関まで出て外に出る時,野口さんは振り返り僕を見て
「さっきは電話で失礼な言い方してすみません,ところでこの人なんか言ってました?」

僕はなぜか

「いや…それと康太君は痛いよ痛いよの連続で話しどころではなかったです」

と嘘を言いました

その時康太君は僕の顔を見てました

そして野口さんはお兄さんの車に乗りました

ちらっとお兄さんを見ようと思いましたがよく見えませんでした

なんかわだかまりが残りました

どうしてかというと野口さんが来た時,息子の傷をどの程度か確認をしなかったからが一つ

そして康太君が何を話ししたか気になっていた野口さん……胸騒ぎというか僕の鼓動は高鳴りました

No.306

>> 305 150番

その後野口さんは連絡がなく通院予約日も現れませんでした
康太君もでした


あれからちゃんと病院に行ったのかな?


それだけが気掛かりではありましたが反面このまんま野口さんと関わることなければいいなと思ったのは確かでした

一週間がたち…
二週間がたち……
二ヶ月がたとうとしてました……

もうほとんど野口さんは過去に通院していた人の一人…と心境の変化がかわりつつ

No.307

>> 306 151番

野口さんを見かけなくなり二ヶ月は経ちますのでその間の出来事,当時の心境を題をつけて三つほど少しお話し致します

No.308

>> 307 152番
【トラウマ】
僕は今もそうなのですが…仕事上どうしても僕がテナント代や住まいの家賃を振込み入金を毎月しなくてはいけません

毎月月末になると融通になるのです
理由はATMの機械の音を聞きつつカードが出るまで機械の前で立っているのが辛いのです

もう絶対に有り得ないですが一度郵便局のATMで通帳記入しに行き逮捕されて以来,あの異様な空気が今にも襲ってきそうな……

そして雪です
僕は雪が苦手です
長野県から岐阜,富山,石川にいたころ冬を越す時,車中生活していたのでとてつもない寒さに見舞われました
あれは【寒い】というより【冷たい】という表現がピッタリでした焏
僕の当時乗っていたポンコツ車の暖房は雪国に勝てませんでした焏

No.309

>> 308 153番
【仕事】
僕はおかげさまでガレージより職場を移し仕事は充実していました

充実と言っても通院される人が多かったわけではありません
いや…むしろ少ないと思いますが僕一人なので治療以外にやることはたくさんありました

一番力をいれたのは床掃除でした

かなり磨き他の人に「変わってますね」と言われた程でした

チラシ配りなどの宣伝より床磨きでした

そしてひたすら復習兼ねての勉強しました

僕はどこにも協会に加入していません
一度入りかけたのですが止めました
フランチャイズ要素がありフランチャイズは良いのですが,ある整骨の学校に生徒を紹介したら一人に月八万円収入になるという胡散臭いものがあり,事実治療よりも生徒探しに一生懸命になっていた先生もいました

僕はたまたま本屋で1200円で購入した月刊ナーシングにいろんな場所での講習案内がありたくさん講習を受けました
講習料金は無料から三千円の範囲で焄

No.310

>> 309 154番
でも中には他の地方もありましたが夜行バスの往復七千円くらいの距離は行きました
土曜の夕方まで仕事してその夜に夜行バス
翌日の日曜日朝に東京に着き講習を受け夜に東京から夜行バスで翌日月曜日早朝に着いて仕事に直行したりしてました
夜行バスは僕もその時初めて知りましたが安いです!瀨(ちなみに夜行バスの乗客の大半がディズニーランド……)
これから仕事を良い方向にするか悪い方向に行くかは自分次第…誰にも頼れないという気持ちがありました

でもこんな小さいとこでも必要としてくれる人が一人でもいて嘘でも「先生どこにももう行かないで下さいね」と言ってくれた時,お金にケチらず欲しいもの我慢してまで勉強した費用に使った清々しさが込み上げてくる思いでした

No.311

>> 310 155番
【???】

ある日仕事していたら僕の携帯にアパートの大家さんから電話がかかってました

折り返し電話しました
あれ…家賃払い忘れかな!!!!と思いました

「あっ!草賀さんは今彼女います??」

「えっ!!?い…いませんけど…」

「よかった~実は紹介したい人がいるの!歳は25歳!」

「ちょ…ちょっと……僕は35ですよ!25じゃないですよ!!」

「大家してるから歳はわかってますよ~相手の人も知ってますよ」

ということで半ば強引に彼女とJR京都駅前の伊勢丹あたりのレストランで食事をすることになりました

そして…

No.312

>> 311 156番

結果はダメになりました
大家さんには
「私からバツイチのことは言ってあるから」
と言われていたのですがこういうのは自分の口から言うべきだ,それに僕は30歳半ばだけど彼女はまだ若いし家族のこともちゃんと話ししておかないと僕と関わっている時の若い彼女の時間を無駄にさせてしまうかも知れないと思ったから…
「あの…こういうのは最初に自分から言うべきなんで…自分…一度結婚しています,子供はいませんでした…親父は死んでます,あと仕事は院長と肩書はあっても肩書だけで……」云々と言ってしまいました

彼女は笑顔で
「知っていますよ」
と言ってくれたのですが断られました

大家さんから
「何も自分からあらためて言わなくても」

と言われましたが…
僕はこれでよかったと思ってます

No.313

>> 312 157番

話しを戻します

野口さんが通院しなくなり二ヶ月と数日(その間は悪戯電話なし)が経過した頃の出来事でした。

一人の施術が終わり次の予約していた人が待っていました
待合の部屋に野口さんが座っていたんです

野口さんが予約していたもう一人の人に気にかける様子もなく顔を下に向けたまま治療室に入ろうとしました

「ちょ…ちょっと待って下さい!!」

予約していた人が
「私家近いですから日にち改めましょうか?」

と言ってくれましたが僕は野口さんに
「今日は予約だけにしてください」
と言いました

野口さんは
「後で電話します」

と言いこの日は帰って貰いました

No.314

>> 313 158番

その数時間して野口さんから電話があり予約をしました

そして予約した日に野口さんは来ました

「この前はわざわざ来てくれたのに申し訳ありません」

「いえ,私のほうこそ」

と言い腰痛とのことで治療を施したあと

「あれから康太君病院行きました?」

「あ…あ~~~はい」

「康太君様子どうですか」

「あ~あの子この前,仮面ライダーのイラストを書いてどこかに応募してそれが兄に知れて頭叩かれてたわ」

僕はこの日ちょっと踏み込んだことを聞きました

No.315

>> 314 159番

「あの…康太君最初ここへ来た頃触診しようとしたら条件反射に頭を守るように手で頭を覆いました」

そして重ねて言いました

「普段日常的に康太君叩かれてませんか?」

意外な言葉が帰ってきました

「そんなんしょっちゅう叩かれてますよ。だから兄が機嫌悪いとあの人2階に上がって下に降りてこないんです」

「野口さんはお兄さんに何も言わないのですか?」

「兄が言うには【あの子は広汎性人格障害だから口で言ってもわからないから体で覚えささなしゃあない】って言うからそうなんかな~って…」

僕は広汎性人格障害と言う言葉を初めて知りました

「お兄さんはその関係の仕事されているんですか?」

「いいや~普通の会社員ですよ」

「あの…素人の判断は危険ですよ」

「どういうことです?」

「康太君はまだこれから社会勉強していく歳でないですか,素人の判断が子供の将来の発展を遮ってしまうかも知れないってことです」

No.316

>> 315 160番

「どうしたらいいんでしょう」

「僕にもわかりませんが学校不登校ならまずなぜ学校行きたくないのか改めて膝突き合わせて聞いてみては?親しかできないことですよ」

「ほんま親やめたいわ」

(本当に放棄するかも知れない)
僕は思いました

「先生,またあの子連れてきていいですか?」

「ダメですよ,僕はそれが仕事ではないので,すみませんが…」

それで今日は帰ってもらいましたがその夜…

久しぶりに無言電話がきました

そして翌日一つの動きがありました

No.317

>> 316 161番

翌日昼から夕方にかけて確か七回くらい電話がありました

僅か三秒くらい…
子供の声で
【兄ちゃん来て】
だけ言ってキレるのです

昨日の今日だから僕は康太君だと思いました

でも日常茶飯事に康太君は叩かれていると言っていたのでこちらから無言電話をしてみました

「はい…」

名前は名乗らないのですがおばあちゃんの声でした

……………不思議だ……

仕事を終え私服に着替えカルテに野口さんの住所が書いているので住所を頼りに野口さんの家に行ってみることにしました

No.318

>> 317 162番
家行っもインターン鳴らしてお邪魔するつもりはありません
ただ家の場所だけでもと思いました

そして家がわかりました
かなりの豪邸でしたが
「あれ……」

そしてもう一度あるものをよく見ました

「あれれれ……………?????」


僕はちょっと離れた場所にあるクリーニング屋さんに行きました
そして尋ねました
「あそこの角左曲がったところに住んでいる家に野口さんと言う人住んでます?」

「いますよ,綺麗な奥さんでしょ?子供さんがいる」

アレアレ!!!??

クリーニング屋さんは【野口】さんで通じたのですがその家の表札は【目良】になっていたのです

(確か野口という名前は離婚して旧姓に戻したと言ったから野口さんのお母さんもお兄さんも野口のはず)

その疑問は意外と早く知ることになりました

  • << 320 163番 目良って……… 誰……… と思いその日は何もせず帰りました それから一週間後,野口さんが来る間ずっと目良さんの存在を自分なりに想定していました この時点で目良さんが誰なのかわからずひょっとして親戚と同居??くらいに考えていました

No.319

(主)
皆様今日もありがとうございます珵
こちらのスレの更新は明日またさせていただきます珵

No.320

>> 318 162番 家行っもインターン鳴らしてお邪魔するつもりはありません ただ家の場所だけでもと思いました そして家がわかりました かなりの豪邸で… 163番
目良って………
誰………

と思いその日は何もせず帰りました

それから一週間後,野口さんが来る間ずっと目良さんの存在を自分なりに想定していました

この時点で目良さんが誰なのかわからずひょっとして親戚と同居??くらいに考えていました

No.321

>> 320 164番

一週間して野口さんは来ました

「あの…今日息子診てくれませんか?」

「でも息子さんは来てるんですか?」

「今玄関前まで…」

僕は一週間前の電話が気になっていたので

「あ…でしたら…はい,いいですよ」

そして野口さんはいったん治療室を出て玄関まで行き康太君を連れて再度入ってきました

その時僕の目の前にいた康太君は以前の僕が数回会った康太君ではなくなっていたのです

No.322

>> 321 165番

「こんにちは,久しぶり」

返事はありません

「あの…お母さんは待合で待っていて下さい」

そして…

「久しぶりだね」

「フゥフゥ」

口からそう発しているのですが【お腹から出した声】みたいな言葉でした
返事はしません
下を向きつつ顔を左右に振るのです

No.323

>> 322 167番

「この前電話あった時びっくりしたんだけど」

その瞬目を細めた感じに思えました
そしてボソッと

「わかりません」

前までと別人のように思いました

「あれ?電話しなかった?勘違いかな??」とわざと惚けましたが…

「わか……フゥ……りません」
と小さい声で……

「あの…フゥ…今日はなんで僕は来たのですか…フゥ…」

No.324

>> 323 168番

僕はなんて答えたらいいのかわかりませんでした

「まあいいやん,久しぶりに顔見たかったしさ」

「フゥ…そ…れは…フゥ…嘘です」

(えっ!!!??なんだこの子は…)

そして僕は今までにない異様な空気に負けてしまい
「あのさお母さん心配してるし」
と言いました

それと同時に内心
(しまった!!余計な事を言ってしまった!!)

それからでした…

「フゥフゥ」
と言っていた言葉が
「ふぇ~~~~~~ふぇ~~~~~~」
と長くなりました

その時一瞬悪戯電話を思い出しました(116番より)

でも
(この子ではない!)
と言う核心がありました

康太君は基本は電話そのものを嫌って手にすることはおろか見ること事態嫌がっていたからでした

でも一週間前の
【兄ちゃん来て】
はこの子であの時何かがあったんだ

と思いました

そして更に会話が続きます

No.325

>> 324 169番

「康太君は何かしたいことある?」

「康太君は何かしたいことある,絵を書くこと」

「今も書いているの?」

「今も書いているの,今は書きません」

「絵は前から好きだったの?」

「絵は前から好きだったの,前は好きでした」

見てお分かりのように聞いたことをオウム返しのように言ってから答えるのです

ところが

「家は楽しい?」

「わかりません」

「そういえばオバアチャンもいるんだね」

「オバアチャン」

そして続けて

「おじちゃんが怖い」

「どうして?」

「わかりません」

「なんか怒られることよくするの?」

「わかりません」

「なんで怒るかわかりません」

「なんで叩くかわかりません」

「なんでご飯食べさせてくれないかわかりません」

「お母さんはなんで助けてくれないかわかりません」

「死ねと言われてどうやったら死ねるかわかりません」



そして……


「お母さんはおじちゃんとは一緒に【寝る】のになんで僕と寝てくれないのかわかりません」

No.326

>> 325 170番

僕は圧倒されてしまいました

そして康太君の手はバタバタし始め下向きながら今度は顔ではなく黒目だけが左右に振られてました

僕は正直な所,この時
(逃げたい)
と思いました

「今日は疲れたろ」
という言葉しか思いつきません

そしてお母さんに来てもらいました

今度は康太君が待合に移りました

「野口さんここは整骨なんです。ここで康太君の何を診たらいいんです?一度康太君連れて病院にまた行って下さい。この前康太君ここで顔掻きむしって野口さん迎えに来た時ちゃんとここから病院いかしてあげたのですか?」

「そんなん……先生行かせてませんよ~」

ヘラヘラ笑いながら言うのです

徐々に怒りが込み上げましたが堪えて

「この前は僕にちゃんと行ったと言ってましたよね?」

「そんなん本当のこと言ったら先生怒りますやん」

「怒りませんよ,ただ虐待行為で警察に通報するだけです」

病院行かせないのが虐待行為になるか法律的に僕は全く知りませんが怒りに任せ最もらしく言いました

「今本当の事を知った以上,今からでも通報することくらいはできますが」

No.327

>> 326 171番

本当いえばもうこの辺で割り切って関わりあわなければよかったのかも知れませんが次の一言が僕の理性を失わせました

「先生,あの子な仮に誰かにどつきまわされても(自分で転んだと言いや)と言えば本当にその通りに言う子やねんから警察が騒いでも本人の口から,虐待されました,と言わないと虐待にはならへんよ」

「で??そうやって虐待したんですか?」

「人聞き悪いこと言わんといて~こんなんやったらこんなところ来るんじゃなかったわ」

「電話機で耳殴ってますよね?頭を条件反射で自分の手で守るくらい頭叩いてますよね?」

「いやだから手を挙げたりするのは私じゃなく兄が息子心配してくれるからやん」


そして本当に余計な一言を言っしまい後悔することになるんです


「お兄さんですか?目良さんではないですね?

No.328

>> 327 172番

「先生,目良ってなんで?なんで知ってるんです?」

なんと言うか迷いました
康太君の電話聞いて…とは今の段階では康太君の立場を考え言えないと思いとっさに

「野口さんの近所のかたが通院していて,野口さんをここから出るとこ見かけたらしくて僕に聞いてもないのに話ししてくれたんです」

「へぇ~~誰ですか?」

「個人情報は教えられませんよ,で…目良さんと言う自称お兄さんが康太君に暴力を?」

「あ…兄ですよ,いろいろあって兄は昔養子にいったんです」

「そうなんですか,僕の身内に養子とかなかったからてっきり養子に行くのは長男でなく次男から下の人だと思ってました」

「とにかく兄ですから,兄が甥である息子の心配から説教の一貫として手をあげたんです!先生も親に殴られたことあるでしょ?」

「ありますよ,僕の親は最低な人でね,昔が今みたいに虐待に厳しかったら相手が親でも警察に駆け込もうかと思ったくらいでしたよ」

No.329

>> 328 173番

「まるで私達が警察に世話にならないといけないような言い方ですね」

「あくまで自分の過去の経験ですよ」

その時点では野口さんは喧嘩ごしで顔は赤くなりほっぺあたりが萎んでいるように見えました

「先生…身体の勉強ばかりしているから【民事不介入】って言葉しらないでしょ?」

「知ってますよ」

「ならいいんです,あまり詮索しないで下さいね」

僕は他にも聞きたいことがありましたがその時待合室から

「お母さん!お母さん!お母さん!」

康太君の叫び声がしたので野口さんと僕は待合室に飛び出しました
そしたら康太くんは待合室の椅子を倒してひっくり返り
「お母さん!!僕を待たせないでよ!」

と言ってました

待合室に次の治療待ってた人も見てました

そして康太君はお母さんを見ると落ち着き帰って行きました

No.330

>> 329 174番

野口さん親子が帰り次のかたに

「す昉すみません昉お騒がせしました昉」

「先生…あの子普通の子供と違いますね」

「そうなんですか?」

「あの子待合室での仕種を見るとひょっとしてですよ!ひょっとして…アスペルガーじゃないですか?」

「アスペルガ?映画でドッペンゲルガは聞いたことありますけどアスペルガってなんですか?」

「精神疾患と言えばわかります?」

精神疾患??

確かに普通ではないと思うことはあったけど…

僕はその夜アスペルガってなんだろ??と考えてました
携帯から検索もしました
【余談ですが携帯インターネットでアスペルガ検索したらミクル掲示板も出てました】

一通り携帯通じて見て正直な感想は
(全くこれは僕の仕事や知識と掛け離れている,これからあの子と接するのは不可能だ)
と思いました

そして野口さんは今日あんなことあったから予約していないし虐待の話しも忘れよう,仕事に支障きたしたら…

とその夜は自分に言い聞かせました

No.331

>> 330 【皆様へ】
僕のレスで「それは違うよ」と思われるレスもあると思います

そのへんは当時のありのままの出来事なのでご了承願えたら幸いです

再々ですが表現には気をつけます珵

No.332

>> 331 175番

翌朝5時頃目が覚めました、2時間くらいしか寝てなかったと思います

起きてすぐ朝ご飯食べ職場に行き今度は布団で寝ながらではなくインターネットでアスペルガをもう一度見ました

(こんな見たところでどうしようもないのに…)
と思いつつ…

そして9時半…
どうしても気になりとりあえず虐待が気になり児童相談所の番号を調べ電話しました

No.333

>> 332 176番

「あの…虐待についてご相談したいことがあるのですが…」

僕は「知り合いの話しで」と冒頭につけてあったことを話ししました

素人無知の僕にとっては意外な返答がきました

No.334

>> 333 178番

「親権者の虐待被害などの通報は子供さんが17歳までは私達が受け付けますが警察ではないから、私達が動くことが難しいんです」

「え…じゃあ通報してから具体的に職員のかたにして頂けるのは何を…」

「そこの児童相談所によるので一概に言えませんがそのご家庭に電話して来て頂くことになりこちらで話しをします」

「どんな話しして貰えるのですか?」

「これも一概に言えませんが虐待の事実確認はします。で,子供さん自らの虐待の有無の確認と身体のあざとかの確認です」

「もし親が虐待を否定して子供も虐待を嘘ついて否定して暴力はアザが出ないような虐待…例えば骨折などギリギリの線での虐待の場合はどうなるんでしょう」

「はっきり言いまして難しいですね」

「警察ではまた違う対処をしてくれないのですか?」

「警察も我々児童相談所も基本は民事不介入なんです」

そんな………

でも現実そうだから児童虐待による死亡が後を絶たないんだ……

と思いました

No.335

>> 334 179番

児童相談所の電話が終わり仕事をして夜7時に仕事を終え真っ直ぐアパートに足が向かず枚方にある天の川沿いを歩いてました

かなり歩きました

天の川からそれ寝屋川に入るとこまでひたすら歩いてました
そしたら

「ん??そういえばこの辺にボーリング場やにこにこパチンコの看板を子供の頃父親にドライブ連れて貰った時よく見かけたな…どこだっけ」

と思いつつ結局は見当たりませんでしたが

(あの頃は楽しかったな…そういえばあの頃は今の康太君と同じくらいの歳だったかな??あの頃は親父に叩かれたことがあった……その時親父は「健司が可愛くなかったら父さんはこんなに怒らない,健司が可愛いから叱るんだ」って口癖みたいに言ってたな…あんな母親でも同じことを言ってたな……それにしても児童相談所が言った民事不介入ってやつは……)

と思うと同時に

173番よりの
「先生…身体の勉強ばかりしているから【民事不介入】って言葉しらないでしょ?」
と勝ち誇る言い方されたことに不愉快さが一気に混み上げてきました

No.336

>> 335 180番

でもどうしたらいい??

アパート帰ってから考えるか…いや…無理だ…

無理と言うのは恥ずかしながらワンルームアパートで僕は整理整頓が…いやそれ以前に家事が苦手でとても考える環境でないのでレストラン【ガスト】に入りました
そしてノートに記入しました
①まず本職の通院している人をこれ以上増やすのは止めよう…とりあえず今の通院している人に紹介は止めて貰う

これは時間的問題でした
康太君の件は(仕事の空いた時に)なんて曖昧な計画ではできないしかえって康太君を傷つけてしまう恐れがある

②アスペルガを含め【精神,神経,コミュニケーション学】を僕自身も勉強しつつ康太君と向きあう
そのために予約していない野口さんにどう言って来てもらうか
康太君には一度ちゃんと病院に

③野口さんが本心は康太君のことをどう思っているのか

④虐待の事実は

⑤虐待しているなら
1児童相談所
2警察

民事不介入

助言を求める

誰に??

鈴鹿署佐々木刑事

No.337

>> 336 181番

とりあえず先にしなくてはいけない環境設定の為に一日何人までの治療を決め通院しているかたに「しばらく研修がありますので最近は遅くまで治療ができないんです炅」と遠回しに説明をしました

それと同時にしばらくは通院してくれる人が増えることはないぶん,どこかで節約せねば…
と細かい計算し外出は止めたり電話も極力控えたり冷暖房含む光熱費など,セコいと言われても自分にできる方法で節約しました

ただ発達障害などの未知の分野なので勉強は今はやりのインターネットではなく講習を探し受講しつつテキストや資料,医学書など購入しました

改めて思いましたが教材は本当に高いんです
安いのもありますが2800円から4200円の物まで段階折って購入しましたが合算すると………炅
でもこれは自分投資だと思い込むようにしました

そして三週間は仕事終えたら真っ直ぐ家に帰り勉強を一日6,7時間しました
三週間以降は体調具合の関係で【咳】が出だしたので生活を見直しペースを下げたのですが飲み物は眠気覚ましにコーヒー一色でした

No.338

>> 337 182番

スレ,レスを見てられるかたの中で知識持っておられるかたは
違うよ
と思うことが多々あるかとは思いますことを承知の上で……


最初勉強仕出した頃はさっぱり理解出来ていませんでした

ただ僕は野口さんと最初知り合った当初,野口さん通じ康太君の話し聞いた時は
(なんてわがままな子供に育てたんだ)
と思いましたが広汎性発達障害は育てかたが原因ではないということ
でした

そういえば広汎性発達障害は野口さんから言わすとお兄さん(目良さん)が言っいた…

アスペルガは康太君を待合室で見た患者さんが言っていた…

この二人に話しを聞かなくては…

No.339

>> 338 183番

まず康太君をアスペルガと言った通院してくれている人に聞きました

「あの…この前ここで見た男の子アスペルガではないかとおっしゃってましたけどどうして?」

「私去年まで看護士していたんです。その時は和泉市で住んでいて近畿大学付属病院のメンタルヘルス科にいたのであの子のようなお子さんいらしたんで」

「あ…そうなんですか」

「ちなみにアスペルガとはどんな病気なんですか」

「すみませんあんまり上手く説明できないんですが自閉症みたいな」

「すみません,ありがとうございます」

「先生」

「はい」

「あんまり関わらないほうがいいですよ」

「は,はい」

「私聞いた話しですが人格障害持ったお子さんの家族が鬱になったくらいだし」

「はぁ…あの…人格障害と発達障害は同じなんですか?」

「よくわからないのですが先生の為に一応念のために」

「気遣ってもらってすみません」

No.340

>> 339 184番

さぁ次は野口さん…どうやって連絡を……

いろいろ方法を考えましたが結局野口さんの携帯に電話するという単純な方法しか思いつきませんでした

「野口さんでしょうか?星田整骨院です」

「あら先生!ご無沙汰です」

今避けられたくはなかったので虐待の話しを忘れたかの感じで

「この前はいろいろと失礼しました~」

野口さんは意外と普通でした

「い~え~こちらこそ」

「康太君は元気にしています?」

「最近あの子に会ってないんです」

「えっ!?どういう意味ですか?」

「私今,東大阪に住んでいるんですよ」

「東大阪???じゃあ康太君は?」

「私が前までいた枚方の家におばあちゃんと暮らしてますよ」

「一度お話ししたいんですけど」

「あの子のことでしょ?」

「はい,無理ですか?」

「先生私,もう忘れたいねん」

「……なら今一つだけ…お兄さんが広汎性発達障害と言ったのはなんの根拠で?」

「先生には言わなかったんだけど一度だけ名前忘れましたが森ノ宮にある病院で言われたんです」

「一度だけって通院させず病院診察が一度だけなんですか?」

  • << 349 185番 「そうですよ」 「野口さん僕に心療内科で境界性人格障害と言われたって言いませんでした?」 「あっ,それ忘れてました」 「……野口さん……忘れていたこと,隠していることなんでもいいですからまだ僕に話ししていないこと全て話ししてくれませんか?」 「えっ!!今!?」 「今でなくてもいいのですけど明日かあさってに」 とりあえず野口さんの希望で翌日夜に東大阪市の荒本という場所のレストランで会うことになりました

No.341

>> 340 (主)
皆様ありがとうございます珵

そろそろ寝させて頂きます珵

今週末まで忙しいのでそれまでレスは少ないかもしれませんがご理解頂けましたら幸いです
少しずつではありますがなるべく毎日更新いたします珵
ではおやすみなさいませ溿

No.342

>> 341 無理せず、ご自分の楽なペースで更新してくださいね(^^)

No.343

発達障害は身近な話題なので、ずっと読ませてもらってます🎆がんばってください🎆

No.345

こんばんは。昨夜の更新を読み、主さんは基本的に勉強熱心な方だと思いました。康太くんに対して思いがけずに突き動かされた主さんのお気持ちは…正にめくり合いだったのでしょうね😢
あの…アスペルガの言葉は知ってはいましたが…そしてネットで調べてもみたのですが…主さんに、またアスペルガのご家族がいる方達が『それは違うよ、またアスペルガとは違う』と気分を害されたら申し訳ありません🙇
以前に読んだ本ですが、ドナ ウィリアムス著『自閉症だった私へ』これは自閉症の女性が自身が幼児期(赤ちゃん?)の最初の記憶から母親と兄に辛い接し方をされ育ち、周囲の期待と自身の希望や好みや葛藤、友達との付き合い、入学後の苦労、成人してからの変化と生活等を本人が綴っています。自閉症児の家族や医療関係者の目線と立場から書かれた本ではなく、自閉症の人がその内面と思考を綴ったことでは他にはないと紹介されています。もちろん症状等は個人差があると思いますが、多少ですが私でも、自閉症の方への知識?を得た本です。宜しかったら、読んでみてください。既にご存知でしたら悪しからず🙇
無理せずゆっくり更新してくださいね。

No.346

⬆差し出がましいレスで申し訳ありませんが 折角 感想スレを立てて下さっているのですから ご意見 感想は そちらにしてはいかがでしょうか❓

駄レス 失礼致しました🙇

No.347

>> 346 http://mikle.jp/thread/1313587/

主さん失礼します。🙇

http://mikle.jp/thread/1313587/

感想は感想欄で❗

No.348

>> 186 97番(前のは96番です) 僕は翌週に田中の実家に行きました 田中の両親に会いました そして 長男次男は会社を退職し退職金を末っ子は結… はじめまして。まだ188までしか読んでません。今日スレを見つけて 一気に読みました。

40代後半の女性です。生意気ですが 意見を言わせて下さいね。 主さん 田中さんの罪は 田中の罪だと思うのです。あの時 充電しないで 寝てしまった事は 生理現象で 主さんの罪ではないと思います。

主さん あなたは優しいです。だからあの時 電話に出れなかったの事を悔やむのは 解りますが、出れなかったのは偶然。あなたが 悩む事ではないのと思うのです…。 引っ掛かる気持ちは良くわかりますが 主さんが思う気持ちは、田中さんの親であれば解りますが 主さんは友人だから 被害者の方への罪をあなたが背負う必要はありませんよ…
ご冥福を祈る事で良いのではないでしょうか?

田中さんが 考え償っていく事だから 主さんは友人でいるだけで 十分だと思います。生意気言ってごめんなさいね😞


主さんの人柄がでている 良いスレですね😄
応援しています😄


絶対に幸せになれますよ😄🍀

続きは明日読ませていただきます😄

お邪魔しましたm(_ _)m

No.349

>> 340 184番 さぁ次は野口さん…どうやって連絡を…… いろいろ方法を考えましたが結局野口さんの携帯に電話するという単純な方法しか思いつきませ… 185番

「そうですよ」

「野口さん僕に心療内科で境界性人格障害と言われたって言いませんでした?」

「あっ,それ忘れてました」

「……野口さん……忘れていたこと,隠していることなんでもいいですからまだ僕に話ししていないこと全て話ししてくれませんか?」

「えっ!!今!?」

「今でなくてもいいのですけど明日かあさってに」

とりあえず野口さんの希望で翌日夜に東大阪市の荒本という場所のレストランで会うことになりました

No.350

>> 349 186番

翌日は日曜日でした

僕は昼間,鈴鹿署の佐々木刑事に電話してみました
不在でした

僕は昼から夕方くらいまで発達障害について詳細に記されている本を読んでいました

本当に始めはイマイチ把握できないというか例えば広汎性発達障害とアスペルガの意味や定義が記載された本を一冊目を読んだ時理解できても二冊目読めば一冊目と弱冠違うように書かれていたりでややこしいと思うのが感想でした

  • << 351 187番 例えば 広汎性発達障害とは 【自閉症,非定型自閉症,レット症侯群,知的障害,アスペルガ等の各一部要素が合わさっている】 と書いていたと思えば違う本には 【それらに分類されないもの】 と書いていたり… さらに 広汎性発達障害には知的障害がない高機能広汎性発達障害というものがありそれがアスペルガと記載されていたり… 頭の中で分類整理するには容易なことではありませんでした 読んでいて聞いたことがない言葉… (カナー症侯群……なんだそれは…) コミュニケーション学では (非言語によるコミュニケーション障害の非言語って??) これらは最初何がなんだかわけがわからなかったほんの一部でした ん~~~~~~と考え夕方すぎに野口さんに会いに東大阪市へ電車で向かいレストランに入りました
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