幸せな人生

私は一人っ子で、両親からおじいちゃん､おばあちゃん、と家族に大事に育てて貰いました。

小さい頃何も考えず、ただ毎日が楽しく、幸せでした。

小学生に上がると同時に同居していた父方の祖父母の家を出て家族三人だけで暮らす様になりました。
…小学生になったころからか､私は胸騒ぎや不安と言うものを敏感に感じるようになって…親と少しの時間離れただけで何か悪い事が起こるんじゃないかと、不安になっては泣きわめいて親を困らせていました…。

低学年の頃は勉強も楽しく友達もいて順調だったのに、小学三年生の頃から、なぜか学校を休みがちになり(理由が不思議と覚えてなく…たぶん勉強についていけないのもあったかもですが)６年生は友達付き合いが上手くいかず不登校になってしまいました…。

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私はその頃から自分が大嫌いになり…学校も大嫌いになりました…
もちろん勉強は遅れ…
家にいても教科書だけでは解らず、余計に学校へ行きたくなくなってしまい…
大好きな親を苦しめてしまいました…。


最初は仮病を使って学校を休んでましたが、親も怪しみ始めて…ある日意を決して親に、

｢学校へ行きたくない…。｣

と伝えました…

きっと両親には…今の私には理解出来ないほどの衝撃を、悲しみを与えてしまったでしょう…

当時は親の気持など解らず自分の気持を優先して
悩ませてしまいました…悲しませ…
どうしたら…と

親には怒られ、叩かれて､､泣いて学校へ行ってくれと頼まれました…。

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学校へ行かなくなっても両親はとても私を愛してくれました。
悲しみ、怒ったりはしても…私に優しくしてくれました…。

たまに小学校に行って､また休んでを､繰り返しながら卒業しました。中学生になり最初の一年間は仲の良い友達と同じクラスになり、順調に通えていました、
勉強は全然ダメだったけれど…。
きっと両親も安心したことでしょう…
でも…
中学2年生に上がったとたん…
クラスの男子が怖くなり…また私は学校を休むようになってしまいました…
きっと勉強できず成績が悪かったのもあると思いますが､他人からの自分を見る目が気になり、怖くなり…自分がどう思われているのか…気になり、いつも悪い方へ考えていました…。

そして…

いつからか…小学生の頃からなのか記憶が曖昧ですが…
自分で自分を傷付けるようになりました…

最初は尖ったもので手の甲を傷付ける程度だったのがだんだんエスカレートしていき…
尖った物で手首を傷付ける→瘡蓋をはがし傷を深くする→血を流れさせてそれを見ていると安心してました…

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｢リスカ｣という言葉を聞くようになったのはだいぶ後で、
従姉がその言葉を使っていたので意味を聞き、初めて分かりました。

中学2年生の頃が、
たぶん私の今ままでの人生の中で一番辛く悲しい時期でした…

毎夜、次の日が来るのを怖がり､泣いて…､
自分なんか生まれて来なければよかったのに……と毎日のように心の中で嘆いていました…

なぜか…両親にはそんな事、言えませんでしたが…

…きっと更に…
傷付けるから…

私は両親が大好きです。心から愛しています…。
なのに…傷付けてばかりで…
自分の気持を優先してしまい…
そんな自分が嫌になってまた自分を傷付ける…

両親が大好きなのに…
幸せでいて欲しいのに…傷付けたくない､悲しませたくないのに…

こんなに恵まれているのに…なんでこんなにも不安なんだろうと…死にたくなるのかと…

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私は…頭が悪いと言うか…
小学生の解る問題も、たぶん解らないかもしれない、
かけ算や割り算も…
算数は大の苦手だった。

性格は内気で、自分に自信がなく…とっても面倒くさがりで、家の手伝いすらしなかった…
怠け者だからいつも母親に怒られてた。
…心の底ではいつも不安があったけど…
それでも両親が笑いかけてくれたから、
私も笑っていられた、

夜寝る時、意外は…


小さい頃は違った、
活発で、誰とでもすぐ仲良くなれた…
小学生の低学年までは…
いつからか他人の目が気になり…クラスの子に自分がどう思われているか気にするようになった。

私は気をつけてないとすぐに調子に乗ってしまい…自分をさらけ出してしまう…今でも。

他人に嫌われるんじゃないかと、怖くて両親意外には仮面をかぶっていた。
愛想良くし他人に好かれたいと…。

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毎朝起きて、
自分から学校へ電話した…
｢今日もお休みさせてください。｣と…
それが普通になって来てしまい…
最初は凄く凄く嫌だった学校への電話もいつしか当たり前の行為になっていた…。
両親もだんだんそんな生活に慣れてきてしまったのか…何も言わない日がふえていった。
最初の頃は先生やクラスの子達が家まで来てくれたけど…それでも私は行けなかった…。

ある日の夜､クラスの女子から電話があり
｢学校へおいでよ｣と心配の電話と
〇〇君←クラスの男子が
私→｢〇〇は別にいなくてもいい｣
って言ってたょと教えてくれた…、
別に仲の良かった男子でも､好きな男子でも無かったが､聞いた瞬間の気持は(哀しい)だった…

クラスメイトにそんな事言われたのが哀しいのか ､友達だと思ってた女子からそんな事聞かされたのが哀しいのかどっちかわからなかったけど…
哀しくて堪らなくなった…
自業自得なのに…

電話が終わって涙を拭いてると
､両親が｢映画見に行くょ⭐｣と声を掛けてくれ、私は少し気持ちが和らいだ…。

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私は両親がもし先に死んだら絶対生きて行けないとずっと思っていました…
その時は自殺しよう。
と…たぶん高校に上がっても考えていたと思う…
完全に両親に依存していた…。


ある日、私が大事なテストの日も学校を休みたいと言ったので…ついに母がキレた…
私に｢学校へ行かないのなら自殺してやる｣と…泣きながら殴り始めた…
私は怖かったけど、
そこまで言われても学校へは行けなかった…
自分が情けなく
両親に申し訳なく
その夜も泣いた。

…毎日ごめんなさいと言った…心から。

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私は中学３年生なった。
２年生のクラスから解放され…
怖かった男子生徒も３年になったら別のクラスになり、ほっとした。


私は中学生になって初めて人間とは怖いものなんだと知った。

別に嫌がらせやイジメを受けてたわけじゃないけど…
一人、男子生徒の私を見る目が怖かった…

嫌悪感

ただそれしか感じ無かった…

最初は違った、２年生になって初めの頃は普通に話せてたし(たぶん)

いつからか…
怖いと感じるようになった。
人間はあんな目で人間を見れるんだと初めて知り…。
もう二度とあんな思いはしたくなかった、

３年生になったら少しずつ学校へ行けるようになってきたけど、
それでもよく休む方だった。
クラスに好きな男の子もできて楽しかったけど…行きたくない日はどうしても行けなかった…。

好きな男の子はこんな私でも受け入れてくれて、 両思いになれた…とても幸せな気分で…心がフワフワしてた。

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私は高校生になった…

両思いだった彼とは高校が違い、
あまり会うことも無くなっていった…
私の気持は離れてしまって…
私は彼と会って、自分の気持ちを言うのではなく…
携帯電話のメールで一方的に切った…。

私はきっと彼を傷付けただろう…、
その事は今でも申し訳なく思ってる
､もっと他に上手に傷付けずに離れていればと…。

高校に入って、すべてが新鮮だった、電車通学、新しく覚える教科、先生。

入って何ヵ月かはホントに楽しかった、新しく仲の良い友達も出来て、

…でも…

何故だろ
…また友達と上手く行かなくなり私は嫌われた…､
また…

前の生活にもどる…
高校でさえも…
両親が大変な思いして行かせてくれた高校を、

私はあっけなく辞めた…。

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高校を辞めたわたしは、バイトに明け暮れた。
高校に入ってすぐから始めたコンビニのバイトはホントに楽しかった。

何故か学校と言うものはすぐに休んだりしてたのに…
バイトは決して休むことは無かった。

楽しかったし充実してたけど…
何故か学校を辞めても不安は付きまとい…、
今まであった学校に対する不安じゃなく…
また誰かに嫌われるのが凄く怖かった…

私はバイトに慣れてきてもバイト仲間には素の自分を見せれなかった…

つねに仮面をかぶって、一線を引いて接した…。

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私の消えない不安から…自傷行為はエスカレートした…
今までは尖った物で傷付ける程度が、
カミソリで傷付けるようになった…。

手首でなく…肩から二の腕にカミソリを当てた…だんだん自分で痛くないやり方を覚えてきて…
キズは多きくなりどんどん増えていった…

そして…

親にキズを見られた…、
どうしたのかと聞かれたけど、私は無理にだけどはぐらかし、親はそれ以上は聞いて来なかった…

哀しませた…
きっと…

そう思ったが止められなかった…

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私がコンビニのバイトをし出して1年くらいたった頃、
一緒に入ってた主婦の人に飲食店のバイトもやってみないかと、紹介された。

その人はコンビニと飲食店との掛け持ちをしていたらしく、
私に声を掛けてくれた。
私は悩んだけど、
飲食店も楽しそうだと思い紹介してもらった。

…もしこの時断っていたら、きっと…今の幸せは無かったかもしれない。

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飲食店で働き始めても私はそこでも、
みんなと深く関わらず一線引いて接した。
仕事は楽しく毎日充実してた、
コンビニのバイトは２年くらいで辞めて飲食店のみでバイトした、
飲食店はあっという間に半年以上たち､
私は親にあるお願いをした…
｢一人暮らしをしたい｣と
反対されると思ってたけどあっけなく了承してもらえた。

バイト先の近くにアパートを借りて住み始めた。
最初は寂しく不安だったけど直ぐになれてきた。


バイト先の先輩たちとちょっとずつ仲良くなり、私の家で飲み会とかするようになった。

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私の家で飲み会をした時にバイトの男性と仲良くなり、ちょっとずつ話すようになっていった。

私はなぜか…昔からしている自傷行為の事をその人に話してしまった…。
きっとこの人なら大丈夫だと思って…
その人は私に、もしまた自分を傷つけたくなったら電話しておいでよ、と言ってくれた…

そのバイトの男性は私より８歳年上で社員希望の人だった。
今から私の上に立つ存在になるというのに何故かその人は私に対して､ため口で話していいよと言った…、

私はなぜか嬉しくて、いつもならバイトの女の子に｢ため口でいいよ～｣とか､言われても､簡単にため口で話せなかったのに…
その人にはすぐにため口で話せるようになった。
私は全然その人に恋愛感情などなかったのに…
たった２回目の飲み会の日、私達は付き合った。

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>> 14 辛い道を抜け出したあなたに聞きたいです あなたは自分の子供を作りますか?

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辛い経験をしても、必ず幸せな時が来るんですね😄 私も小学生の頃からずっと毎日が辛くて、大変でした😅

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