💖愛おしい

レス78 HIT数 5910 あ+ あ-


2009/11/26 23:07(曎新日時)

歳幎䞋の旊那。
子ども人。
幌皚園♀に歳♂。

旊那は䞭小䌁業に朝時半倜時近くたで働き、絊料はかなり安い。
今日はただ垰っおきおいない。
車もなく二間のアパヌト暮らし。

旊那は家事ではゎミ捚おずアむロン掛けだけやる。
子どもは旊那倧奜き。よく遊んでくれる。

私は子どもが生たれおから自分の服を買っおないヌず、気づいた。

子どもは愛おしい❀
でも子どもより旊那の方が愛おしい💖

No.1162802 (スレ䜜成日時)

新しいレスの受付は終了したした

投皿順
新着順
䞻のみ
付箋

No.1

知り合っお幎。
付き合っお幎。
結婚しお幎。


付き合う前、真面目なタむプの旊那は「地味で぀たらない人」だったなぁ。


もっず楜しい人、かっこいい人、刺激的な人、居たしね。


ただ旊那はすんごくキレむな目をしおいた✚

No.2

それで

No.3

過去、最䜎だった旊那の゚ピ゜ヌド。

旊那ず付き合い出したある日、人で買い物に行ったスヌパヌで、旊那は突然、぀ないでいた手を離し「ダバむ、ダバむ」ず身をかがめ、挙動䞍審な行動をずった。

「どうしたの」
私が聞くず、旊那は小声で
「元の圌女 母芪も䞀緒」
ず気たずそうに答えた。

「はぁ⁉」

私は䞀気に䞍機嫌。幻滅した瞬間だった。

旊那ず別れたばかりの圌女は、旊那ず同じ倧孊の子だった。
圌女から告られ付き合い、母芪からも可愛がられおいたそうな。


だからっお䜕じゃい⁉
お前は圌女ずちゃんず別れお、私ず付き合っおるんじゃないの❓

私は幻滅し぀぀も、怒りがフツフツず収たらず、スヌパヌを出た道で旊那に向かっお蚀い攟った

「アナタは私を恥おる‌」

No.4

歳も幎䞋でそれも孊生の旊那ず付き合い始めた圓初は、友達から
「犯眪でしょ」
ずよくからかれた。
それが私の心のどこかに、笑い話ではなく匕っかかっおいお
「恥おる‌」
っお蚀葉になっお出たんだろうけど 

やっぱり、頌りないし、ダメだこりゃ っお、別れよう、なんお考えも。


でも旊那は、私の蚀葉を真っ盎ぐ受け止め、真摯に考え反省しおいた。

旊那のモットヌ
「盞手の立堎になっお考える」

実践したのね

No.5

その埌しばらくしお、神様からの本詊隓みたいな、同じシチュ゚ヌションが到来した。

旊那の元圌ず母芪ず、バッタリず出くわした。

「あら○○くん、元気だった」
圌女の母芪が旊那に声を掛ける。

「はい。ご無沙汰しおいたす」

䜕ずも気たずい堎面のハズなのに、旊那の自然な受け答えで、みんなが埮笑んでその堎を埌にした。
堂々ずしすぎず、ぞ぀らう蚳でもなく、知り合いのお母さんぞの自然な返答。

旊那の過去にはノヌタッチだったけど、圌女ずの別れも決しお䞀方的なものではなかったんだろうなぁず想像できた。

本詊隓はかなりの高埗点で通過した

No.6

旊那はずにかく䞭高幎にりケがいい❗

きみたろさんではなく、芋た目が「奜青幎」だから。

ただ代で性栌も玔粋なずころがいっぱいで、そんな䞭身も、私の芪に奜感を持たれた。


そんなんで、倧孊卒業するたで、りチで同居する事になった

No.7

旊那は倧孊卒業ず同時に県倖の䌁業に就職。

私は䞀緒に぀いお行った。
仕事を蟞め、芪元を離れなきゃいけない 
でも旊那ず䞀緒にいる事が自然で、迷いはなかった。

私ず旊那が家を出た埌、りチの母芪はしばらく泣いお暮らしたそうだ。
私がずいうより、旊那が居なくなった方が蟛かったらしい。

No.8

新しい地で人での生掻が始たった。

新婚のようなりキりキ感。
私は契玄瀟員の仕事を芋぀け、日䞭働きながら、奥さんのように家事をこなした。

楜しくお、あれやこれやず旊那の䞖話をしおいたら、い぀の間にか旊那は家事が出来ない男になっおしたった💧
唯䞀嫌いなアむロン掛けだけはやらなかったのが救い。

私は結婚や同棲する友人に必ず蚀っおいる

「最初が肝心」

最初に䜕でもやっおあげちゃうのはダメだよヌっおね

No.9

新生掻にも慣れおきた頃、旊那が暗い顔をするようになった。

旊那の倉化に盎ぐ気付いた私は、それが仕事の悩みだずも分かっおいた。

新しい職堎で旊那を指導する先茩がやたらずプレッシャヌを䞎えおくるらしい。話しを聞けば聞くほど、どこの職堎にでもいそうなくせ者なんだけど、玔で真面目な旊那には手に負えない怪物のような盞手だった。

毎日毎日、疲れきっお垰っおくるのに、倜は眠れないヌ
䜓にも異倉が出おきた頃、私は
「仕事を蟞めな」
ず明るく薊めた。
ただ若いんだし、いくらだっお仕事はあるっお

でも圓時は就職超氷河期❗旊那はせっかく就職できた䌚瀟を蟞めるこずにも恐怖を感じおいた。

No.10

朝、ぐったりしお起きおくる旊那。

仕事したい頑匵りたいず頭で思っおいおも䜓が拒吊しおいた。
そしお䌚瀟を䌑んだ。

私は病院ぞ行くようにすすめたヌ粟神科ぞ。
旊那は抵抗があったかもしれない。
でも珟状打砎したい気持ちもあっお、䞀人で病院ぞ向かった。

薬をもらっお垰っおきた旊那は䞀蚀

「軜いう぀だっお」

No.11

その埌、䌚瀟で䞊叞ず話しあったりしたが、旊那のう぀は改善されなかった。

結局、旊那は䌚瀟を蟞めた。

蟞めおから旊那がりチで過ごす日々。
䞍謹慎ながら、䞀緒に居れお嬉しかった💖
「蟛い経隓した時間ず同じ䜍かそれ以䞊、䌑たなきゃダメだよ」

「生掻が倧倉になったら、私がもう䞀個バむトでも芋぀けおくるしヌ䜕ずかなるもんだよ」

旊那が家に居る事が嬉しいばかりで、脳倩気に話しおいたが、本心でもあった。
旊那はりチで過ごすようになっおから、笑顔が戻っおきた。
そしお䞀週間た぀かたたないりチにハロヌワヌクぞ出かけおいた。

No.12

新卒採甚でも倧倉なのに、䞭途ずなるず曎に狭き門 
どころか正瀟員の職はなかった。

垰っおきお話しおくれた旊那に

「すぐに正瀟員じゃなくお、短期契玄でもバむトでも、やっおみたら色んな経隓出来るチャンスかも」
なんお答えた。

そうしたら、偶然にも時絊2000円ずいう砎栌なヶ月間、土日だけの詊隓監督の仕事が芋぀かった。
案の定、面接には倧勢やっおきたらしい。
旊那は事務系の資栌を沢山持っおいたからか、芋事に採甚ずなった。

No.13

土日働いお、平日は仕事探し。

旊那は毎日むキむキずしお、う぀の薬を飲たなくなっおいた。

ヶ月間、旊那はのびのびず次の仕事を探した。

そしお、自分の持぀「資栌芁」ずうたう、今も働く䞭小䌁業ぞず就職が決たった。

No.14

新しい職堎での人間関係はどうだろう❓

私はそれが心配だったけど、新たな同僚達は、旊那ず幎も近く、どうやら問題はなさそうだった。

仕事の内容は向䞊心の匷い旊那にずっお、やりがいのあるものだった。

けど、拘束時間の長いこずやボヌナスも出ないこずなど、条件的には決しお良いものではなかった。

でもたぁ、結婚前は私も働いおいたし、お金の心配より、䜓を壊さないだろうかずの心配が匷かった。
でもただ20代前半、粟神的に問題なければ䜓力は䞇党、毎日毎日サヌビス残業をこなしお垰っおきた。

No.15

その頃の私は ず蚀えば、20代埌半になり、子どもが欲しいなぁず挠然に思う様になっおいた。

旊那は仕事に打ち蟌み、家の䞭で䌚うのは朝ず晩。䌚話するのはごはんを食べおいる時だけ。
䌑みも合わず、すれ違う事が倚くなった。

ずにかく無性に寂しさを感じおいた。

そういう時に限っお、呚囲に男たちが珟れるんだ

No.16

職堎の友達に圌氏が出来お、玹介したいず、䞀緒に倕食をするこずに。
二人はずっおもお䌌合いで、隣り合っお座りながら、垞にどこかが觊れ合っおいた。

あ、幞せな時だなぁ、っお二人を芋ながら私たで幞せな気分でニコニコしおいた。

「マむコちゃん、若く芋えるよね」
友達の圌氏に蚀われた。

「幎䞋圌氏の若さを吞い取っおるの😊」
っお答えるのが垞だった。

「ああ、マむコちゃんに圌氏居なかったら䌚わせたい奎いるのにな。俺にずっお倧事な奎でさ、幞せになっお欲しい奎なんだよね。
䜕よりかっこいいんだ」

「ぞぇ 」

同性からここたで奜かれる男っおどんなだろう

No.17

あなた玠晎らしい❀
私も同じ気持ちです

No.18

>> 17 レスどもデス💝

私はちっずも玠晎らしくないんですよヌ💊
ここら蟺から、自己䞭始たりたす🙇💊

結果、旊那の良さが身に染みお分かる蚳ですが 

良かったら、今埌もお付き合い䞋さい😊

No.19

私の珟状をよく知っおいた友達が
「マむコ、最近圌氏ずうたくいっおないんだよね」
ず蚀った。

「うヌん 」
私が䜕お答えりゃいいかず考えあぐねおいるず、
友達の圌氏が
「ちょっず埅っお、電話しおみる」
ず携垯を出し発信した。

その䌚わせたい奎は、近くの店で飲んでいるずの事。

「マむコちゃん行っおみない」

友達の圌氏の蚀うたた、私たちはその店ぞず移動した。

No.20

䌚わせたい奎 レンは、男友達ず人で飲んでいた。

第䞀印象、ビゞュアル系歌手にいそうな、艶っぜい❓色っぜい❓ちょっず圱がある感じ 

レンず男友達の間に座らされた私。

人共、倧分お酒が入っおたみたいだった。

「ヘェ、マむコちゃんっお蚀うんだヌ」

レンの男友達は陜気に気さくに話しかけおきた。私も楜しく受け答えした。

レンは ず蚀うず、私に党く興味ナシで、酒を飲み、店の若いママず話しおいた。

No.21

私はカクテルを飲みながらレンの男友達ず盛り䞊がっおいた。
孊生時代は男友達も倚くいた。
その頃を思い出すテンションを楜しんでいた。

どの䜍たったろう、心地良い雰囲気に満たされた頃、レンがトむレぞず垭を立った。
「ちょっず」
私の肩に手を眮き、ドアを出お行った。

私は女友達を芋た。けど、圌女は圌氏ずベッタリ二人の䞖界。レンの男友達は、カりンタヌ越しにママず話しおいた。

私は遅れお垭を立ち、ドアの倖ぞ出た。

No.22

ドアの倖、ビルの廊䞋の壁に、レンは寄りかかっおいた。

「どうしたぁ」

近寄った私の腕を匕っ匵り、レンは䜓を翻しお私を壁に抌し付け、キスをした。
お酒の匂いに包たれた激しいディヌプキス。

お酒のせいか、抵抗もせず、その䞊手なキスを受け入れおいた。

「お前男友達ずしゃべりすぎ」

唇を離したレンの顔は私の目の前にあった。

「だっお、しゃべらないんだもん」

「可愛いっお思ったよ、意識したの」

そう蚀っおたた唇を抌し圓おおきた。


私は䞊手なキスに匱い 参っおしたいそうだった。

No.23

店の䞭に私が先に戻るず、女友達が圌氏ず垰り支床をしおいた。

「垰る」
私が聞くず
「うん、マむコどうする」

その時レンがお店に戻っおきた。

「䞀緒に垰るよ」
私はそう答えおバックを手にした。

「俺たちも出るか」レンは男友達に蚀った。
「おう、そうするか。マむコちゃんラヌメン食べおこうよ」

レン達の〆はい぀もラヌメンの様だった。

みんなで店を出お、ラヌメンを食べお、レンず男友達が私のアパヌト近くたで送っおくれた。
その間、近いうちに私が女の子を連れお、人で飲もうず玄束した。

レンずのキスは人だけの秘密のたた
酔いが芚めたら、忘れおるかもしれない

No.24

アパヌトの郚屋は電気が぀いおいた。

䞭に入るず、居間に旊那は居なかった。
寝宀を芗くず、寝息をたおお寝おいた。

化粧を萜ずし、郚屋着に着替えた私は、居間の電気を消しおそのたた居間に暪になった。

気持ちが興奮しおいた。
その高ぶった気持ちは、冷めた䜍平穏な旊那ずは亀わる事が出来ないものだった。

私は倉化を求めおいた。

No.25

ざわめく心を、仕事に集䞭するこずで玛らしおいた時、携垯に䞀本の着信があった。

「涌くん」

お、久しぶりダ!涌くんは、モデルの友達、矎穂の圌氏。
涌くんずは矎穂を介しおの知り合いだったし、最近矎穂からも連絡がなかったから、涌くんの着信にはびっくりした。

その日仕事が終わっお、涌くんに電話しおみた。

No.26

「マむちゃん」

涌くんは矎穂が呌ぶ様に電話に出た。

「そうだよ。涌くん久しぶり電話ありがずね」

「うん 」
ハッキリず分かる暗いトヌン。

「どうしたぁ䜕かあったの」
私の問いに、涌くんはため息を぀いお答えた。

「実はさ 矎穂に振られたよ」

No.27

「えぇヌヌヌヌッ!!」

思わず倧声をあげおしたった。

私より歳䞋の矎穂は、そりゃ可愛いしモテる。でも高校の先茩でもある涌くんにずっず片思いしおいお、幎前にやっず涌くんに受け入れおもらえ、付き合いだした。

い぀も䞀緒で、い぀もラブラブな人は、結婚も考えおいた。

なのに、矎穂から振ったっお 信じられなかった。

「マむちゃん、知っおたんじゃない」

私は涌くんに芋えないのに銖をブルンブルンず暪にふった。
「初めお聞いたよ矎穂から最近連絡ないし 嘘でしょ」

No.28

「他に奜きな奎が出来たっおさ 䜕なんだよ、もう」

吐き捚おるような蚀葉は、党く力がなかった。
その埌も涌くんは電話口で倧きなため息ばかりを぀いおいた。

「私が出来る事ある矎穂に聞いおあげようか」

「無理だからいいよ ハァ」

涌くんは瀟亀的で楜しい人気者タむプ 
それが今は、その圱すらなかった。

No.29

電話口から聞こえおくる涌くんのため息に、私はただただ黙っお頷いおいた。

「あぁ、マむちゃんごめん、電話代かかるね 」
涌くんは蚀った。

「いいよ。気にしないよ」
私は答えた。
匱りきった涌くんが心配になったけど、私に出来るこずなんお話しを聞くこず以倖ない。

「うん、でも マむちゃんず話せお萜ち着いたよ 」

「そう」

「 じゃあ」

「うん」

電話は切れた。

矎穂が涌くんを振るなんお、信じらんない気持ちだけが残っお、しばらく呆然ずしおいた。

No.30

私も👶可愛い子䟛達に🏠お庭の広い家に🚗新車 

👶👶👶子䟛が増えお件目のお🏠家💕ブヌル付き‎

それなのに 

旊那の浮気発芚😚😚

それでも子䟛達ぱリヌトぞず成長し 


私達は別居生掻幎目➰離婚する䜓力も䜕も気持ちなくなり 


そんな時に芪が亡くなり💰遺産を受け取り別にこの先離婚しなくおもいいか

みたいな感じになりたした‎

どんなに幞せな生掻であろうずも 終わりは必ずやっお来る

しかし➰そう蚀う生掻が出来た時の事は決しお忘れないでいるものです

だから倫婊は決しお喧嘩しおはいけたせん➰子䟛の前ではお互いの悪口すら蚀っおはなりたせん

党おの結果は䜕十幎経った時にわかるものだから


今の💑幞せの瞬間を忘れないでいお䞋さい🎵

  • << 32 レスありがずうございたす💝 おっしゃる事、䜕ずなく分かりたす😊 今珟圚の生掻は、貧しいながらも倧切で愛おしい💝 この先、色んな事があっお 「あの頃が䞀番幞せだったなぁ」ず思い出すかもしれないずも感じたす。 ありふれた今、この時が貎重なんだず再確認したく、曞きはじめたした。 䜕だか結婚前の話しが長くなっおいたすが、チャチャッず曞いおいきたすね

No.31

携垯のアドレスを開いお、矎穂を遞んだ。

電話 うヌん、メヌルにするか 

私は矎穂にメヌルを打ち始めた、

「ご無沙汰ヌ、元気
最近バむト忙しいかなぁ
時間あったら飲みに行こうねヌ」

圓たり障りない文面にした。
矎穂のこずだから、返信では涌くんず別れた事ずその理由も曞いおくるだろう。
そうしたら、涌くんから聞いたっおちゃんず蚀っお 

で、どうする぀もり私

頌たれおもいないのにでしゃばる気がしお、送信ボタンを抌すのを躊躇した。

その時、メヌル着信があった。
開くず涌くんからだった

「さっきはごめん。それず、ありがずう。
これから、たたにメヌルしおいい

圌氏に悪かったらやめるけど」

No.32

>> 30 私も👶可愛い子䟛達に🏠お庭の広い家に🚗新車  👶👶👶子䟛が増えお件目のお🏠家💕ブヌル付き‎ それなのに  旊那の浮気発芚😚😚 
 レスありがずうございたす💝

おっしゃる事、䜕ずなく分かりたす😊

今珟圚の生掻は、貧しいながらも倧切で愛おしい💝
この先、色んな事があっお
「あの頃が䞀番幞せだったなぁ」ず思い出すかもしれないずも感じたす。

ありふれた今、この時が貎重なんだず再確認したく、曞きはじめたした。

䜕だか結婚前の話しが長くなっおいたすが、チャチャッず曞いおいきたすね

No.33

「メヌルならい぀でもどうぞ、埅っおるよ」

私は涌くんに返信し、矎穂ぞ送ろうずしおいたメヌルを砎棄した。

それから、涌くんから頻繁にメヌルが届く様になった。

たわいもない話題ばかり、でも劙に気があっお、お互い間をおかずに返信しおいた。

話題に矎穂の事は出なかった。

No.34

そんな時、レンから
「ちょっず䌚えない」
ず連絡がきた。

あの倜から週間䜍たっおいた。

レンは仕事垰りに私のアパヌト近くたでやっおきた。

「よう」

「久しぶり」
そう蚀っお近づいおいくず、レンは吞っおいたタバコを螏み消しおやっおきた

「芚えおる」
ちょっず皮肉亀じりの口調。

「芚えおるよ」
私は笑っお答えた。

「ふヌん、連絡こないし」
これたた皮肉亀じり。

あの晩、アドレスは亀換しおいた。

No.35

「そっちから来るず思っおたもん」

レンはたたタバコを出しお、吞いはじめた。
「俺さ、バツむチでさ」

「そうなんだ」

「ガキも䞀人居るの」

そのこずは既に友達の圌氏から聞いお知っおいた。でもレンが私に䌝えようずしおいる話しを聞くために䜕も蚀わなかった。

前の奥さんずの離婚は、レンの芪の介護が原因ずいう事。
子どもがいるから、頻繁に前の奥さんずも䌚っおいるずの事。

レンは私に䜕を求めたんだろう
いや、求めたんじゃなくお、俺はこんな男だけど、お前はどうするっお私に遞択しろず蚀いたかったのかもしれない。

No.36

レンは私より぀幎䞊だったけど、䞍噚甚なタむプに感じた。ちょっず私ず䌌おいる 。
私もよく、盞手に答えを委ねる事が倚かった。

自分が遞択しお本圓の気持ちを䌝えお傷぀くのが怖かった 

レンの話しを聞いおも、私は䜕も蚀えなかった。

「そういえば、飲みの玄束、今床の土曜にしない」
レンは自然ずその堎の空気をかえた。

No.37

「いいよ若くお可愛い子連れおくよ」

私は明るく答えた。レンものっおきお、人でたわいもない䌚話をしおその日は別れた。


そしお涌くんからの着信。

私の胞が躍った。
い぀の間にか涌くんのメヌルを楜しみにしおいる自分がいた。

No.38

土曜の倜。

私はたたたた幎䞋の友達、結を連れお行った。

旊那に぀いおきた新しい地で初めお出来た友達が結だった。
りチにもよく遊びに来お、旊那ずも顔なじみ。


結には旊那ずのすれ違いや、レンず酔っおキスしたこずも、涌くんず頻繁にメヌルしおいる事も話しおいた。

「マむちゃんには○○くん←旊那が䞀番䌌合っおるよ」
結は私の気持ちは尊重しおくれるけど、どんな時でも旊那を掚した。

No.39

レン達ずの飲み䌚の途䞭に、涌くんからメヌルが届いた。
私は垭をはずした。
涌くんに返信した時、レンがやっおきた。
「倧䞈倫か」
私が酔っお、䜓調を厩したず思ったみたいだ。
「うん 倧䞈倫」

抱えられるたた抱きしめられた。
その時ハッキリ涌くんに気持ちが傟いおいる自分に気が぀いた。

「ごめん、倧䞈倫だから」

握りしめた携垯が鳎った。
レンの元から離れお開くずやっぱり涌くんからだった

「圌氏」

「うん 」
それはレンずの距離を䜜る答えだった。

No.40

飲み䌚は楜しく過ぎた。又飲もうねず玄束しおその日は別れた。

その日の垰り、結が車でアパヌトたで送っおくれた。
郚屋の電気が぀いおいるのを芋お、結が
「○○くんただ起きおるのかな」
ず蚀った。

「ううん、私が遅い時はい぀も電気が぀いおるんだよね」

結は「凄いね」ず蚀った。
「やっぱりマむちゃんには○○くんしかいないわ」

凄い、っお電気が぀いおるだけよ
その時は結の蚀いたい事が分からなかった。
でも今はよく分かる。

明かりを぀けおおく、こんな小さな事でも、盞手を思わなければ出来ない事だから

No.41

涌くんに恋しおいる気持ちに気付いた私は動揺した。

心がざわめくず逃げたくお、倉化を求めおしたう。


ある日早く垰っおきた旊那ず、倕飯を䞀緒に食べた。

食べおいる時は聞きたい事は䜕も聞けなかった。

片付ける為に立った時に
「ねぇ 」
ず口に出した。

「うん」
旊那は新聞を芋おいた。

「子どもが欲しいなぁっお思っおさ」
正盎な気持ちだった。
旊那は私の顔を芋぀めたたた䜕も蚀わなかった。
「結婚っお考えおる」

「 」
元々、考えおから話すタむプの旊那がすぐに答える蚳もない。

「結婚 っお未来がなければ、同棲しおいる意味ないず思うの」
正論をぶ぀けた。

旊那ず䞀緒に居たくお、䞀緒に居るこずが自然だったから、同棲に至っただけなのに。

私は又、盞手に結果を委ねた。

No.42

翌朝、旊那は出勀の身支床をしお、埌は家を出るだけずいう時に話しかけおきた。
「昚日の話しだけど 」

「うん」

「マむコにはそばに居おほしい。
でも今すぐ結婚は考えられない」

No.43

旊那は歳。仕事に倢䞭で結婚なんお考えられないのも理解出来た。

でも私は少なからずショックを受けおいた。

旊那が出お行った埌、䜕ずも蚀えない脱力感ず寂しさに襲われたが、仕事ぞず向かった。

昌䌑み、涌くんからメヌルが届いた。
私は思わず電話を発信した。

「マむちゃん」

明るい涌くんの声。

「元気」
元気なく私は聞いた。
以前ず真逆だった。
「マむちゃん、䜕かあったでしょ」

涌くんは敏感に気づいた。
毎日あったこずをお互いにメヌルしあっおいたから、圓たり前かもしれない。

「ちょっず、ね」

涌くんに䌚いたかった。
涌くんはそんな私の気持ちも察しおか

「今日、仕事終わっおから䌚おうよ」
ず蚀った。

No.44

涌くんずは毎日メヌルしお、たたに電話で話しおいたけど、盎接䌚うのは数ヶ月ぶりで、人で䌚うのは初めおだった。
その晩以降、涌くんは、仕事が終わるず車で分以䞊かけお毎日のように䌚いにきおくれた。

お互いに気持ちがあるのを感じおいたけど、圌氏ず同棲䞭の私ず、涌くんや私にずっおの矎穂の存圚が、人の間をプラトニックなものにしおいた。

毎日、たるで高校生に戻ったみたいにトキメいおいた。
歳目前だったっおいうのに 

No.45

涌くんずのヶ月はたさに恋をしおいた日々だった。
そのヶ月を曞き始めたら、矎穂も絡んできたりで、ドラマ本できるので、今回は止めおおく。


でも冷静に振り返っおみるず、私も涌くんも、お互いに寂しさを埋め合わせおいたのかず思う。
そしお涌くんず最埌の䞀線を越えなかったのは、本圓に良かった。

じゃなきゃ、きっず今も、旊那に察しお眪悪感を抱いおしたうから。

No.46

街はクリスマス䞀色、ちょうど歳になった幎末。

涌くんは『圌氏の居る』私に苊しんでいた。
私も、涌くんずの倢の様な日々から、珟実に目を向けた。

結婚前の恋愛は自由だず思っおきた。
責任はないず 

だけど、他に奜きな人が出来たから別れる。では、あたりにも理䞍尜だ。
傷぀いた涌くんを芋おいお、私は矎穂の様には出来ない。

私は䞀぀の結論を出した。

実家に垰る

旊那ずも涌くんずも関係を枅算しお。

䞀人になる

No.47

぀か💧劎働基準法違反しおる法埋を無芖しおる䌚瀟ですよね

No.48

>> 47 ありがずうございたす💝

その通りですよね。
芏定の就業時間はありたすが、芏定通りに垰っおきた事はありたせん💊

䞭小の珟堎は厳しいです。

No.49

勀務先には契玄曎新の蟞退を䌝えた。

実家に垰った埌は、以前勀めおいた䌚瀟に、正瀟員ではなく掟遣ずしお、幎明けから雇っおもらえる事が決たった。

だから、どんな未緎があっおも垰らなきゃいけない。


旊那ず涌くんずレンに話した。

No.50

旊那にはレンや涌くんずの出䌚いも話したけど、冷静に受け止めおいた。

涌くんは
「俺のせいだ」
ず蚀っお泣いおいた。
でも、残っお欲しいずは蚀わなかった。

「絶察に又䌚えるよな」

涌くんの蚀葉に、私は匷く頷いお、そしお別れた。

レンは冗談を蚀うように
「俺がもし、残っおほしいっお蚀ったらどうする」
ず聞いおきた。

「無理だなぁ、幎明けから向こうで仕事だし」

私も圓たり障りのない答え。

投皿順
新着順
䞻のみ
付箋

新しいレスの受付は終了したした

日蚘掲瀺板のスレ䞀芧

携垯日蚘を曞いおみんなに公開しよう📓 ブログよりも簡単に今すぐ匿名の日蚘がかけたす。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを䜜成する

サブ掲瀺板

泚目の話題

カテゎリ䞀芧