神様どうかあなたの御手で私の横っ面をはって下さい｡

>> 300 奈穂さん､いや「一見ｻﾝ」やっぱり面白い方ですね｡


御堂筋ﾊﾟﾚｰﾄﾞで「わっしょい」もいいですね｡


奈穂さんが､まだ大坂に居て下さったら､どれだけ楽しかっただろうと想像すると残念で又､寂しいです｡

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今日もｽｰﾊﾟｰから､へとへとになり戻った｡

「帰りが遅いから心配したよ｡」

娘が稽古部屋から､顔を覗かせ声を掛けてきた｡


「ただいま｡」


「今日は何があったの?」

「うん?牛の大群に追い掛けられた｡」


「それは､お疲れ様でした｡毎日毎日､何かに遭遇して大変だね｡確か昨日は､用水路から河童が出てきて引きずり込まれそうになったでしょ………｡」

「そろそろ明日当たりは､宇宙人が登場するね｡」

完全にﾈﾀを読まれている｡


明日は､宇宙人に浚われる予定だったのに…｡

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これまで綴った娘との遣り取りは､全て河内弁に変換すると自然体な会話になる｡

敢えて標準語で記すのは､河内弁が苦手なせいである｡


私は此処に未だ馴染めずにいる｡

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5年間履き古したｸﾛｯｸｽのｻﾝﾀﾞﾙの底が磨り減り､

雨の日によく滑るので､新しい物を買いに出掛けた｡


嬉しくて暫く玄関に座り､そのｸﾛｯｸｽのｻﾝﾀﾞﾙを履きずっと眺めていた｡


別にそれを履いて出掛ける予定も気力もないので､ただ玄関に座っていた｡


ふと､玄関網戸に目を遣ると埃まみれになっていた｡


もう4〜5年間は､掃除してないだろう｡


玄関網戸を分解し先ず､風呂場で洗った｡


そして､玄関網戸の周囲を雑巾で丁寧に拭いた｡


綺麗になった玄関網戸を先程と同じ体勢で､眺めていると､少し心が晴々した｡

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知人に誘われ住吉大社付近で､よく当たると言われる占い師に15年程前､鑑定して貰ったことがある｡


懐疑的に物事を捉える質で､こちらからは一切糸口になる発言は控えた｡


しかし､その老紳士はずばり言い当てた｡


感心していると私は､珍しい手相で占い師に適している｡
弟子入りをしないかと勧められたが､私は丁重に断った｡


なぜなら､縋ってこられる方々の人生を左右する助言は､私にとって荷が重すぎると考えたからだ｡

今から思うと素直に弟子入りしておけば良かった｡


人生の岐路で､誤った選択肢の行く末が､精神病だなんて思いも寄らなかった｡

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板東英二の口調で自分を叱ります｡


もぉう何で､咄嗟に君は､お世辞を言うのよ｡


どこから見ても褒める点なんて一つもないでしょう｡


君の無責任な発言で､拍車を掛ける事になったら､この団地内の問題で済まないんだよ｡


本当､一昔前のﾖｰﾛｯﾊﾟだったら､彼女は､間違いなく魔女狩りにあってるよ｡


※隣家の○○○さん推定年齢50歳｡


※服装が20歳前半である｡

※娘曰く､麒麟の田村に酷似｡

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>> 306 assさん

すっきりしないお天気が続いてますね

人生の岐路が、“心の病”
切ないです

でも、第2の岐路が有ります
お嬢さんの幸せ

その時にassさんの苦しみが軽減されるかと


ﾀｲﾑｽﾘｯﾌﾟして占い師のassさんに逢って見たいです


神秘的で豊かな感性が発揮されるかも知れませんね


いずれにせよ神様は私達に
未だ、終止符は早いと言われて要るのでしょう

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>> 307 奈穂さんお久し振りです｡


その後､診察へ行かれましたか?


娘の恩師が､こう言ったそうです｡「少し遠回りしても○○さんが､目指しているｺﾞｰﾙへ辿り着けばいい｡」


なので､この2年間をﾛｽだと捉えず､自身にとって貴重な体験として､取り入れたいと申しておりました｡


私に於て､これ以上苦い過去を増やさぬ様､今を大切に生きて行きます｡


弟子入りして占いを勉強していれば､少しは私の人生も変わっていたのでしょうか?


今となっては､後の祭りですがね…｡

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台所でぼぉっとしていると､娘がお茶を飲みに来た｡


「濃い緑茶は､やっぱり美味しい｡」


「……………｡」

「ところでｴﾘｻﾞﾍﾞｽは何を飲んでいるの?」


「観ての通り醤油です｡」


「いいかい､ｴﾘｻﾞﾍﾞｽ醤油は､調味料であって飲み物じゃないんだよ｡」


なぜか小声で力説された｡


「………うん｡」

「あぁぁ本当この五右衛門は美味しい｡」


「………それ伊右衛門ですよ｡」

「……………｡」

弁解をせず､お茶を飲み終えると無言で稽古部屋へ戻って行った｡

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服を着替えていると後方から視線を感じた｡


「何?ﾋﾞﾖﾝｾと間違えたか?」


振り返り様､娘にそう尋ねた｡


「裸の大将かと思った｡」


「おおおむすびはいらないけど､お前に拳を喰らわせたいんだな｡」

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昨日､ｽﾍﾟｲﾝ東部ﾊﾞﾚﾝｼｱ近郊のﾌﾞﾆｮｰﾙで､毎年恒例のﾄﾏﾄ祭り｢ﾄﾏﾃｨｰﾅ｣が開催されたとﾆｭｰｽで知った｡


平和だな｡日本でもﾄﾏﾄ祭りならず西瓜祭りでもすればいいのに｡


熟れたﾄﾏﾄを投げ付けても笑って済まされるけど､西瓜は間違いなく大乱闘に陥る｡


私は､どさくさ紛れに西瓜を持てるだけ拾い集めて家で食べるだろうな｡


貧民にとって､西瓜は高嶺の花だから…｡

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地上ﾃﾞｼﾞﾀﾙﾁｭｰﾅｰを取り付けてから､録画が出来なくなり不便だった｡


試行錯誤しながら配線を繋ぎ漸く録画が出来る様になった｡


機械に疎いが､今回は､我ながら天晴れじゃ｡

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特に欲しい物はないが､近所の100円均一ｼｮｯﾌﾟへ出掛けた｡


店内をぐるぐる見て回りふと､竹製のざるに目が止まった｡


何の造作もないざるを憑かれた様に店内用かごに一つ入れた｡


家に戻ると正気に戻ったかして､それを手に取り別段これといって用途が浮かばない｡


あの時､ざるを買っておいて良かったという日が訪れることを気長に待つことにしよう｡

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奈穂さん､ざる入りませんか?

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>> 314 こんにちは

assさん


欲をいいますと


受け止めるボールが欲しいですね(笑)

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>> 315 奈穂さんお久し振りです｡


最近､立ち寄って下さらないので､心配してました｡

ざる作戦成功!!!やっと奈穂さんが来て下さった｡

ﾎﾞｰﾙに沢山の五円ﾁｮｺと敬意を込めてﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄします｡

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>> 316 欲深い私は思わず『やった～』と小躍りしましたが


配送料の方が高くつく事に配慮して
お気持ちだけ頂いて措きますね


assさん


体調はいかがですか
季節の代わり目
ご自愛下さ

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>> 317 体調は相変わらずです｡


気力だけで毎日を過ごしています｡


窮すれば通ずといったところでしょうか…｡


追い詰められれば､追い詰められる程､
発病する前から俄然やる気がでるﾀｲﾌﾟだったので､何とか娘を守りながら暮らしております｡


奈穂さんの方こそ体調はいかがですか?


もっと愚痴とか弱音を吐いて下さい｡


幾らでも聞かせて頂きます｡


そうする事により奈穂さんへ貢献出来ればと考えます｡


行き掛かり上､他のｽﾚｯﾄﾞである方を激励していましたが､私では改善出来ない事を思い知らされました｡


当然ですよね｡そこに真意は備わっていないのですから､相手に伝わる訳ないです｡

そこの主さんを間接的に守りたかったのですが､今は静観することに徹します｡

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ｺｵﾛｷﾞなんて､跳躍力のあるｺﾞｷﾌﾞﾘと何等変わらないと思う｡


例の独居老人が､玄関扉の前に
大きな鉢植えを置き

その土の部分に便所ｺｵﾛｷﾞを無数に放し飼いをしている為､

通路のあちらこちらで､ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ跳ね回っている｡

何ともｸﾞﾛﾃｽｸな光景だ｡


後で､殺虫剤を使い､家の玄関周囲に噴霧し結界を張っておこう｡


そうしなければ､玄関網戸の隙間から玄関に侵入し､そこから娘の部屋まで入って来る｡


娘が恐怖に慄き「うわぁぁぁ!」と叫び声を上げる前に､これから任務を遂行しなければならない｡

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>> 319 assさん


こんにちは


過ごし易くなりましたね
御代わりないですか

季節の代わり目は何かと気持がざわめきます

過去を振り返っては、悔と自責の念で
息苦しく成ります


誰かを恨めたら楽かも知れませんが






お嬢さんの受験迄後少し
是非とも夢を叶えて頂きたく
応援致しております

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>> 320 現況を全て他者に転嫁出来る方なら､恐らく精神を患うことは､なかったでしょう｡

著書のﾀｲﾄﾙを忘れましたが､多くの苦悩を抱える人間は､人間として当たり前の感性を備え持つ証しであると記されていました｡


利他主義で成り立つ社会なら､心を痛めることは､なかったでしょう｡


生きることは､辛いです｡


色即是空を口語訳をされた科学者柳澤桂子さんが､仰るに私という個別の者は存在しない｡

なぜなら､私達人間も分子に過ぎないからである｡

私がいると思うのは､人間の幻覚ではないかと提起為さっています｡


一文を紹介致します｡


「そのとき､私はあまりに理不尽で容赦のない運命の前に立ちすくみ


家族にも語る術のない惨めな思いで､


死と向かい合っていたのだろうか………｡


私という命が宇宙の塵に還る｡


生じたということもなく､なくなるということもない｡


既に般若心経の「空」に浸りきっていた私の心は､全く恐怖におののくことはなかった｡


-生きて死ぬ智慧より-

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>> 321 assさん

お返事有り難うございます


今年の初めに高野山の総本山に参拝に行きました

般若心経はオツムが弱いので読解できずです

檀家のおじゅさん（お坊さんの事）な不躾ながら

『どうしたら幸福ななれますか』と尋ねたところ


『欲を捨てる事です』と返答なさいました

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>> 322 正にそれこそが色即是空ですね｡

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>> 323 assさん


いつかお互い孫なんか抱いて

笑い合える日がきたらいいですね

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>> 324 奈穂さんに､幸せを実感出来る日が訪れることをと私は願います｡

人生にもﾊﾞｲｵﾘｽﾞﾑがあり幸か不幸かと問われれば､結局､皆ﾌﾟﾗﾏｲ0ではないでしょうか?


天使の様に汚れのない赤子に癒やされることで､

奈穂さんの心に平穏が訪れるといいですね｡

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訂正

訪れることをと

訪れることを


最近､誤字脱字を後で気付き､読み辛いﾚｽになり申し訳ないです｡

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台風が去ったと同時に肌寒い秋の気候になった｡

人為的に天災を起こすことが出来ると､どなたかのﾌﾞﾛｸﾞに記されていたが､

もし､そうであれば一体何を意図しているのだろう?


社会の底辺に属する平民の私には､関係ないか…｡


それより､食べるﾗｰ油の蓋が､あれこれ知恵を絞り道具を用いたが､一向に開かない｡


こちらの方が､私にとって切実な問題である｡

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>> 327 assさん
こんばんは

ラー油の蓋は開き


秋も深まって来ましたね
穏やかに過ごされてますか



彼岸花咲くこの頃


私は心が重く苦しいです

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>> 328 奈穂さんの苦悩を全て取り除いて差し上げることは､非力な私では出来ません｡


しかし､痛みを分かち合うことは可能だと考えます｡


そして､私と娘は奈穂さんを敬愛しています｡



例の蓋についてですが､苺ｼﾞｬﾑ､海苔の佃煮､蜂蜜等､これまであらゆるｽﾑｰｽﾞに開かない蓋に挑んで来ましたが､

初めての強豪に当たり､現在も苦戦を強いられています｡


この調子だと私の理性が働かなくなるのも時間の問題です｡

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昨日､見知らぬ老婆が薩摩芋を買って下さいと尋ねて来た｡


それは､無造作にｽｰﾊﾟｰの袋に入っており新鮮ではなかった｡


雑多な芋が袋の3分の1程の量で､1000円ですと言い放った｡


遣り手ばばぁに皮肉るつもりで､
「そんなに沢山食べれないので､結構です｡」と断った｡


「絶対これっぽっちの量位､食べられますよ｡」と､食い下がる｡


これっぽっちの量?明らか未必の故意だ｡


「せめて調理してあったら買わせて頂いたのに残念です｡」と返答した｡


すると､透かさず遣り手ばばぁは､

「分かりました｡芋餅を作って持って来ます｡」


「では､改めてお越し下さいね｡」と何事もなかった様に扉を締めようとした｡

すると､その手を遮られた｡


そして､遣り手ばばぁは､有ろう事かこう言い放った｡


「芋餅を作る材料費として1000円頂きます｡」


「……………｡」

根負けした私は､では､お願いしますと1000円を手渡した｡


部屋で､一部始終遣り取りを聞いていた娘に､新手のｲﾓｲﾓ詐欺だなと示唆された｡

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>> 330 assさん

こんにちは

「ｨﾓｲﾓ詐欺」ですか(笑)

assさんの蓋の開かない鑑賞用の
「観るラー油」と物々交換なさったら、よろしかったのでは

何時にもまして冴えている娘さんに
癒されて頂きました


有り難うございます

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>> 331 つい情に絆され､遣り手ばばぁに大切な1000円を奪取されました｡

ｲﾓｲﾓ詐欺に遭いその上､食べれないﾗｰ油を購入し踏んだり蹴ったりです｡


1週間後に芋餅を持って来ると､ばばぁは言ってたので､お礼に奈穂さんが命名して下さった

「観るﾗｰ油を」を差し上げることにします｡


お悩み掲示板に「Why?」のﾀｲﾄﾙで､上記の内容を相談するか検討中です｡

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娘が言うに私は､かなり早口だそうである｡


その為､口伝えで語彙を娘に教えると誤って覚える｡


買い物から戻り冷蔵庫へ品物を収めていると

娘が手伝いましょうかと声を掛けて来た｡


「ﾘﾚｰ形式で手渡すと円滑に作業が捗るでしょ｡」

「有り難う｡じゃあ手伝って貰うよ｡」


「はいっ､こんにゃく｡」


「はいっ､鶏肉｡」


「はいっ､豆｡」


確かに小気味よいﾃﾝﾎﾟで､円滑に作業が捗る｡


「はいっ､ﾖｰｸﾞﾙﾄ｡」


「はいっ､ﾒﾝｸｲ｡」


「うん､確かにそうかもしれないけど一旦､手を止めよう｡」


「……………｡」

この間､ｼﾞｬｶﾞｲﾓには､大まかに品種が2種類あると説明をした｡


「ゆっくり話すね｡これはﾒｰｸｲﾝです｡」


「はいっ､ﾒｰｸｲﾝ｡」


「全部取り出したよ｡」


「お疲れ様でした｡」


確かにﾒｰｸｲﾝを早口で言うとﾒﾝｸｲに聞こえる………｡

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assさん


娘さんとの微笑ましい光景が眼に浮かぶ様です


いわゆる「イケメン」ではなく
「メンクイ」なのですね


夏の残りの素麺の処理に追われる
私も


「メンクイ」かも知れません

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>> 334 相変わらず頓知が冴えていらっしゃる｡


ﾚｽを読み大笑いしました｡

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ｽｰﾊﾟｰに行く途中､運がよければ神様に会える｡


そこに物干し台を置けば､丁度いい位のｽﾍﾟｰｽを駐車場にしている御宅がある｡


車種は不明だが､排気量1300cc位の車を停めている｡


縦は､車幅とほぼ同様､横は駐車した時点で､後方5cm弱､前方1m弱､空く程度である｡


年の頃でいうと､55歳から60歳位の女性が､何度も切り返すことなく､狭いｽﾍﾟｰｽに一度の縦列駐車で入庫される｡


その光景を目にした私は､とても感動した｡


もし､ｼﾆｱ部門縦列駐車大会があれば間違いなく､神様と呼ばれるに相応しい数多くのﾄﾛﾌｨｰを手にしただろう｡


………多分｡

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松尾芭蕉は､俳諧師になる以前は､武士だったと知ってた?と娘が声を掛けて来た｡

「ふーん知らない｡」


「意外でしょ｡」

「501号室の○○さんの事をこれ迄､おじさんだと思ってたけど､昨日○○○さんに初めて聞いて､実はおばさんだと判明したよ｡」


「えぇぇーっ!」


「まさかの事実でしょ?」


「しかも前世は武士だって…｡」

「えぇぇーっ!」

「それは､嘘｡」


娘は､軽いｼｮｯｸ状態で部屋に戻って行った｡


501号室の○○さん｡全く謎の人物だ｡

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今日が約束の期日だった｡


例の遣り手ばばぁは､芋餅を持って来なかった｡


何処かで､偶然出会ったら､その日を遣り手ばばぁの命日にする｡

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玄関から「ごめんください｡」と聞き覚えのある声がした｡


扉越しに「どちら様ですか?」と応対すると


「芋餅を持って来ました｡」と返答があり､即座に扉を開けると､ばばぁは､徐にﾀｯﾊﾟｰを差し出した｡


遅かったですねと声を掛けると､薩摩芋が品切れ続出の為､遅れたと弁解した｡


そうでしたか｡有り難うございましたと礼を言うと､ばばぁは早々に帰って行った｡

ﾃｰﾌﾞﾙにﾀｯﾊﾟｰを置き蓋を開けると薩摩芋の匂いが僅かにした｡


そして､形状は粥の様にﾄﾞﾛﾄﾞﾛしていた｡


ｽﾌﾟｰﾝで掬いそれを含んだと同時に､薩摩芋ではなく､なぜか空缶の匂いで一杯になった｡


食べ物を残すことなど滅多にないが､

この得体の知れないﾄﾞﾛﾄﾞﾛとした無味な食品と思しい物体に
舌が拒絶反応を起こし
廃棄処分した｡


娘に一口残しておいたので､食べる様､勧めると口元にｽﾌﾟｰﾝを近付けた途端

「わぁっ!危険な臭いがする｡」と言い即座に流し台へｽﾌﾟｰﾝを置いた｡


「何これ?ｶﾋﾟﾊﾞﾗのｹﾞﾛ?」


「だったら納得出来たのにね｡」

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不器用な手付きで､蓮根を切っていると背後から娘が

「鏡よ鏡｡世界で一番包丁捌きに苦戦しているのは､何処のどいつだぁーい?」


「あたしだよ!」

不覚にも反射的に応じてしまった｡


「次､邪魔をしたらどうなるか分かってるな?」


そう脅すと､無言で妖怪は退散した｡

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ごうじょう [強情･剛情][名･形動]人のことばを聞き入れず,どこまでも自分の考えや行動を押し通そうとすること。


医師が､私という欠陥品の説明書にそう記した｡

その根拠が全く思い当たらない｡


娘に私は､強情かと尋ねると､直向きな気質は､度をを越えると他人からすれば､単なる強情に見てとれると言われた｡

そういう娘も私によく似た気質なので､「混ぜるな危険!」と説明書に書き加えておこう｡

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お悩み掲示板で娘と同年代の方々が､
「人生に疲れました｡」

「死にたい｡」等のｽﾚｯﾄﾞを見付けると､身につまされる｡


生きていて､好い事なんてない｡


そんなものは､突然､降って湧いてでるものじゃない｡


いかに困難な状況であっても､今日一日を生き抜くことの積み重ねが､人生であると私は考える｡


最低限の社会生活すら真面に送れないでいる私にも､果たさなければならない義務があるから､こうして生きている｡


苦しみは､相当意地悪だから逃げれば逃げる程､追い掛けて来るものだ｡


だから､私は逃げないでいる｡

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4〜5日前から､咀嚼する度に奥歯に激痛が走り､自己判断で抗生物質と消炎鎮痛剤を服用していた｡

今朝､耳から顎にかけて激しい痛みで脂汗が出てきた｡


これは､只事ではないと判断し急患で歯科へ行った｡


歯根膜炎と診断され､このまま放置していたら､抜歯は免れないところだったと医師から説明を受けた｡


治療期間は長期に亘るらしい｡


ただでさえ外出は億劫なのに､それを聞かされ憂鬱になった｡


私は､歯科が苦手だ｡治療中も全身に力が入り冷や汗をかいていた｡

治療を終え歯科の駐輪場で､暫く放心状態だった｡

家に戻り娘に恐怖の数十分間を語ると､
娘が4歳の頃から大切にしている熊のぬいぐるみを差し出し


次回からﾊﾅﾁｬﾝ(ぬいぐるみの名前)を連れて行くようにｱﾄﾞﾊﾞｲｽされたが､それは丁重に断った｡


娘が5歳の頃､小児歯科へ行く際､必ず持参していたﾊﾅﾁｬﾝ｡


43歳のｸｿﾊﾞﾊﾞｧがぬいぐるみを持参し診察台に横たわる姿を想像してごらんなさいよ｡


治療は歯だけじゃないと医師や歯科衛生士に危惧されるでしょ｡

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歯根膜炎の治療を開始して､今日で2日目の通院｡


ふと疑問が過った｡


以前､通院していた評判の良い歯科の待合室は患者で溢れていた｡

しかし､前回同様､待合室には､私一人きりだった｡


なぜ他の患者はいないのだろう?
午後6時なら､結構患者数が多い時間帯だと思うが…｡


家から自転車で通院出来る歯科をﾀｳﾝﾍﾟｰｼﾞで調べて来たが､どうやら見事藪医者を探し当て最早私は､俎板の鯉です｡

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顔中の骨が､あちこち痛くて苛々する｡


娘に「おい､のび太このｽﾘｯﾊﾟで､お前の頭を一発張らせろや!」


「ﾄﾞﾗえもーん｡」

と言い残し逃げ去った｡

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お前達に何の未練もない｡

大切なのは､俺の人生だと､いけしゃあしゃあと言い放った知人の亭主｡


20年間､連れ添いその間に出来た子供達二人は､発達障害である｡


離婚したい理由を尋ねると､他に好きな人が現れた｡


それを聞かされ呆然とした｡


これ迄も放逸な生活態度を繰り返し挙げ句､次は恋の逃避行宣言｡


その亭主は馬鹿だと気付いていたが､相当の馬鹿だと判明した｡


出会って二週間の女と妻子を天秤に掛け､その女の方に比重が傾いたらしい｡


無職で真性包茎野郎のどこに惚れたのか私には､理解不能だ｡


恋は盲目と言うが､さすがに臭いは分かるだろうねぇ彼女?


ｸｰﾘﾝｸﾞｵﾌが間に合う内に､返品しなさい｡

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ﾐﾙｸｼｰﾌｰﾄﾞﾇｰﾄﾞﾙが､特売だったので数個買った｡


食べる直前にｺﾁｭｼﾞｬﾝを中匙1杯程､加えて食べる｡


ﾐﾙｸｽｰﾌﾟにｺﾁｭｼﾞｬﾝを投入する事で得られる相乗作用はなんとも美味だ｡

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某情報番組にｺﾒﾝﾃｰﾀｰとして､西郷輝彦さんが出演されてた｡


「西郷…西郷…名前が思い出せない｡」とM氏が私に問い掛けてきた｡


即座に「隆盛」と返答した｡


「……………?」

「そう!隆盛｡」


知ぃらない｡私には関係ないからね｡


因みに上野にある銅像は､薩摩藩の指導者西郷輝彦と補足しておいた｡

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私が今､一番欲しい物……………｡

「ﾎｰｽ｡」内径21mm長さ15mの高圧ﾎｰｽが欲しい｡


ﾎｰｽが手に入れば私だけの狭い世界観が一変する｡

買い物へ行く道中､無造作にﾎｰｽが軒先に置いてあると矢鱈目に留まる｡


それだけ渇望している｡


そう言えば､ﾏｰﾌｨｰ岡田が言ってたな｡


「後は､勇気と行動と決断力｡」そうだ近々買いに行こう｡

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後数時間経てば､歯科に行かなければならない｡

4人歯科衛生士がいるが､全員が見事無愛想｡


毎回「もう少し口を開いてくれません?」って怯える私に指図する｡


一旦､口を閉じてから返事をすればいいのに毎回､口を開いたまま「はえ｡(はい)」と応じる｡


従順な雌豚は､決して女王様に逆らえないのだ｡

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