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白銀翼の彼方

No.358 08/01/14 18:40
アルミ‡ ( ♂ yXSV )
あ+あ-

≫357

その頃、昇達は北の国を目指していた。

『猿、この星黄泉は俺でも扱えるだろうか?』

『若様なら大丈夫です』

猿飛がそう言うのを聞いて、昇は少しホッとした。

『それはわからないぞ』

それを聞いていた茶々丸が言った。

『何故だ?』

『草薙の剣は神の剣。誰でも扱える訳ではない。八雲様でさえ、その力に翻弄されたのだ。昇、お主も同じ道を辿るかもしれん…今は大人しい星黄泉もいつその牙を剥くかわからない。そうならない為にも、気を自分の物にしないとな』

茶々丸の言うことは正しいのかもしれかった。昇は星黄泉を見ながら溜め息をついた。

『案ずることはありません。若様はちゃんとした継承者。だからこそ、その手に握られておられるのです。茶々丸殿の言うように、気を高める事が最優先かもしれません』

『わかった。2人共ありがとう。なんか勇気が出て来たよ』

『ほう、お主が珍しいのぉ…』

昇は懐からまた何かを取り出すと茶々丸の目の前にチラつかせ投げた。

『ふん!』

茶々丸は犬の習性か追いかけ行った。

『若様……』

『あははは……』

昇と猿飛は見合って笑った。茶々丸は投げた何かをくわえ帰って来た。

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