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No.290 06/12/20 00:01
匿名1
あ+あ-

≫289

凱は体から力が抜けるのが分かった。

魔法剣での地割も途中で止まり、戦車はわけもなく進んでくる。

「ガイ ガイ」

凱は自分が縛りの魔法にかかっているのが分からない。なにせとっさの事だった。頭がついていかない。やっと自分の置かれている状況をのみこんだ時には遅かった。

⑦「ぐはぁ」

戦車の進路上に立っていた凱は戦車に弾き飛ばされ、城壁に叩きつけられる。

ベネズエラ「じゃねぇ」

ベネズエラは余りの勢いで叩きつけられ城壁にめりこんでいる凱に杖を向ける。

ドカ~ン!!

容赦ない攻撃が凱を襲う。

凱は城壁にめりこんだまま動か無くなった。

アームの戦車は穴のバリケードを突破し中に入っていく。

他の戦車たちもアームに続くように次々に侵入していく。

⑦「…」

凱の口からは血が流れていて、鎧は原型はとどめているがボロボロだ。

「シンリョウチュウ ナイゾウヲソンショウ セイメイノキケン ガイ  」

⑦「がぁ…」

凱は血を吐く、どうやら痛みで気がついたようだ。

⑦「くっめまいがしやがる…がぁ」

「ガイ ウゴイタラ」

凱は城壁にめりこんだ体を動し、城壁から抜けだす。

⑦「がぁ…ハァハァ…くっ」

しかし、歩こうとしたが歩けない。その場に倒れこんでしまった。

「ガイ」

⑦「くそ…鼻をほじるちからもねぇ…」

「ガイ ハラエナイヨ ガイ」

⑦「!?」

倒れている凱は苦しそうに身をひねり、仰向けになる。

巨体のミスターが凱を見下ろしているではないか。

凱は横に転がっている剣に手を伸ばそうとしたが既に手を動かす力もない。

⑦「な…なんだ…潰された仕返し…か…」

ミスター「そうだ…生命反応を探知したから来た。貴様はしぶといな。人間は戦車にはねられ、魔法攻撃を食らっては生きられないのに…貴様は生きている…死にかけだが」

⑦「けっ…ポンコツロボットが!殺るなら早く殺れ!がぁ…」

ミスター「理解に苦しむな…早く殺せ?理解出来ん…なぜ死にたがる…まぁ私には関係ないか…いいだろう!」

ミスターはその長い腕を上げる。

ミスター「何処をぐしゃっとやって欲しい?」

⑦「コイツ…ロボット…の癖…に根性…悪いぜ…誰か…みたい…にな」

「ガイ!」

ミスター「ふ、口だけは達者だな…頭にする…さらば…」

ミスターは拳をふりおろす。

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